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『蒸留和酒!欧州4ヶ国視察 歴史を変える「温故知新」の旅』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1287

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01本日のコラム -

蒸留和酒!欧州4ヶ国視察 歴史を変える「温故知新」の旅
…………………………………………………
白濱 一久 (飲食店・食品商品開発プロデューサー)
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一昨日はまたイギリスのコンサート会場でテロが起こりました。フ
ェイスブックで私の欧州出張をご存知の方の中には、安否を気遣う
メッセージを頂きました。私はその時間お隣のスコットランド、グ
ラスゴーで夕食後のミーティング中でした。

「皆様、拙者無事で御座います。」

12日間の長い視察出張、残り5日間、感度全開でしっかり学習した
いと思います。スコットランドでスコッチウイスキーを学び、フラ
ンスボルドーへ向かう飛行機の中で執筆中です。

さて、本題です。今回は

蒸留和酒!欧州4ヶ国視察 歴史を変える「温故知新」の旅

をお伝えしたと思います。

昨年より、鹿児島の焼酎蔵の戦略顧問を務めさせております。その
焼酎蔵とは私が日本酒と焼酎の輸出向けバイヤー時代からのお付き
合いで来年で10年のお付き合いとなります。一昨年末、とある件で
お電話してから、トントン拍子で顧問となり、今年からはその志に
突き動かされ、焼酎の新しい時代を一緒に創るべく行動を共にして
おります。

ここ数年、「日本酒ブーム」が起こり、2000年代の「焼酎ブーム」
は完全に消え去りました。

そんな中、こんな時代だからこそ「本質を見失わず」戦っている蔵
の少しでも力になりたいと考えています。

この蔵の代表者は20年間「焼酎」というカテゴリーを世界のBARの
メニューに載せたいと言い続けています。

皆様もご存知のように日本のBARにも焼酎がメニューの載っている
お店は少なく、まして世界では全く見当たりません。

しかし、私も「Shochu」を世界中のBARメニューに載せてみたいと
本気で考えています。

その思いの中で、歴史の変換となる焼酎を作るために

「温故知新」の言葉を胸に

ワインという醸造酒
ウイスキーという蒸留酒

双方の本場を訪問し、経営者技術者に学ぶ12日間の温故知新の旅
に出発しました。焼酎は「醸造」と「蒸留」双方を行います。
その為、双方から学ぶことが重要となります。

一般的には、日本酒「醸造」焼酎「蒸留」と思われていますが、
技術的に焼酎は両方の過程を経て商品となります。

それでは、日を追って、、、、、、

フランスでは、世界を代表するフルーツブランデーを製造する蒸
留所に伺い、製造方法をかなり詳しく学びました。

「こんなところまで勉強に来る日本人は初めてだ」と驚かれ、た
くさんの知識を教えて頂きました。

次に、ドイツに渡りこれまた世界を代表するハンドメイド蒸留器
メーカーに伺いメーカーサイドから見た「蒸留」を学びました。

そして、先程まで3日間はスコットランドを横断し、およそ10の
スコッチ蒸留所を回りました。

すべての訪問場所で、欧州の長い歴史に培われた蒸留方法とそれ
ぞれの蒸留所の風土、気候、経験、信念を惜しげもなく伝授して
頂きました。

私たちの熱意が伝わり、殆どの訪問場所で時間オーバーという、
熱い熱い訪問となっています。

毎晩、夕食後、頭も体も動かなくなる深夜まで、勉強会を行い、
技術と経験を深く学んでいます。

各地に向かう途中、その土地ならではの景色に触れるたび、明
治維新の頃、欧州各地を訪れ、鉄道、建築土木等、そして蒸留を
学んだ使節団の姿がシンクロして、本当に感慨深く、

「日本の焼酎そして蒸留和酒」

この未来の変換点になると強く心に誓い残りの旅を続けたいと思
います。

せっかくの長期出張なので、珍道中エピソードをこのコラムには
さみたいのですが、あまりに「志」に基づいた道中の為、なんの
トラブルもなくここまで来ています。

ただ、この6日間「和食」どころか、「米食」も口にしておらず、
改めて「パン」「ポテト」が主食であることに驚いています。

帰国したら、速攻で「寿司」を食べたいと思います(笑)

次回も、この続きを今回よりも柔らかく(笑)お話ししたいと思
います。

そんな、こんなで、新商品開発の依頼、飲食店のプロデュースも
随時受け付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。

それでは、多謝・再見

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▼プロフィール:飲食店・食品プロデューサー
・氏名:白浜 一久(しらはま かずひさ)
・出身:福岡県
飲食プロデュース歴17年
国内8業態56店舗、海外4業態7店舗の実績
食品商品開発・地方ブランディング歴8年
インスクエアサポーター(食品飲食ビジネス・海外進出担当)
連絡先:shirahama.imagine@gmail.com
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