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TOP >> ;Archive: 01. 6月 2017

『欧州はマジで「!!!!ノーコンビニエンス!!!!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1293

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■━━━━━━[vol.1293] 2017/05/31■

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01本日のコラム -

欧州はマジで「!!!!ノーコンビニエンス!!!!

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白濱 一久 (飲食店・食品商品開発プロデューサー)
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東京いや日本全国暑いですね!昨日は30℃。日本全国暑いですが、
まだまだ5月末、暑いのは良いですが、フードスペシャリストとし
ては作物や海産物への影響が最も心配です。

大好きな佐賀県呼子のイカも最近はほとんど水揚げされない。透明
なイカを簡単に口にする事が出来ないは悲しいです。ただでさえ、
温暖化で生態系に異常をもたらしているのに、、、、、

前号でお伝えした様に先週の日曜日までヨーロッパ研修出張でした
が、フランス、ボルドーではなんと日中36℃!

帰りのボルドーからパリまでの新幹線は「暑さの為、線路が歪み」
3時間の行程が約5時間かかりました。

夏に暑いのは気象条件だから許すけど、異常気象は勘弁頂きたい。
今年の夏も昨今流行りのゲリラ豪雨が来襲するのだろうか?

さて、前置きが長くなりましたが、先週に引き続き

蒸留和酒!欧州4ヶ国視察 歴史を変える「温故知新」の旅その2

をお伝えしたと思います。

先週は、日本の蒸留和酒の歴史を変える、、、というような、硬い
内容のコラムでしたが、今週は少しやわめに、、、

欧州はマジで「!!!!!!ノーコンビニエンス!!!!!」

日本そして、4年生活した香港、出張頻度が高いバンコク、台湾等
のアジア各国に慣れていた私は今回のヨーロッパ出張で最も感じた
のは

「コンビニがない!!!!」

フランスでも、スコットランドでも、ドイツでも、スイスでも、、

ヨーロッパ慣れした方々は「何をいまさら」でしょうが、根っから
のアジア商圏人の私にとっては、かなりの衝撃でした。

いや、衝撃というよりもほんとに「!!ノーコンビニエンス!!」

昼間にスーパーで購入しておかないと、夜中に飲む水がない。
自販機なんてもっと無い!

不便不便、困りました。12日後やっと慣れた頃に帰国でした。

「慣れって怖いですね」

しかし、逆にノーコンビニエンスな生活2日目にふと思いました。

福岡出身、今年49歳の私がコンビニを意識するようになったのは、
小学3年生ぐらいだったでしょうか?祖父母の家に里帰りしたドラ
イブの帰り、夜遅くコンビニで買い物するのが楽しみでした。

今思うと昼間スーパーに並んでいる商品と変わらないのですが、
夜遅くに買い物に近所のスーパー以外で買い物するのが楽しかった
記憶があります。

その頃から約40年、瓶や缶ジュースがペットボトルになりました。
ペットボトルの水を買う事も思えばここ30年くらいのものです。

当たり前ですが、24時間、生活に必要なものはコンビニに全部売
っています。

「いや、、、待てよ」

私たちが小さい頃、どこかドライブに行くときは、水筒に手作り
おにぎり、サンドイッチだったはずです。お菓子も前日の昼間スー
パーで買って準備していました。
その準備が楽しかった記憶が強い。

そう思い始めると、ヨーロッパの大自然を車で何時間も移動し、一
切コンビニがない、自販機がない。007の映画のような風景に慣れ
始めると、ふと色々な疑問が私の中に浮かび始めます。

「コンビニは準備をしない人間を作り出している?」

「コンビニエンス(便利)はほんとに必要なのか?」

「コンビニは極めて不自然じゃないのか?」

「コンビニはノーECOだよな?
 物流、使い捨て容器、夜間使用電気等」

あれ、ヨーロッパは信号もない、、、、

ヨーロッパの交差点は、ほぼ信号がないロータリー式。
最初は慣れないが、慣れると信号待ちが無いストレスフリー状態の
素晴らしさに気付き始める。

「日本全国の夜中誰も通らないような道の信号の使用電気量は?」

「信号はほんとに必要なのか?」

感化されているのでは無いし、エコ活動家でもないですし、電磁波
恐怖症でもありません。

ただ、、、、、

「コンビニもない、信号もない」生活が

とても自然で、優雅で、優しい生活基盤になっていて、
人間が「自然と生きている」感覚が呼び起された気がしました。

そして、インターネットも電化製品も最先端ですが、
「歴史と自然」を一番重要にしている欧州各国、、、、

今後の私の創作活動に多大なる影響を及ぼす事、間違い無いです。

「改めて、歴史と地理を学びたい」49歳間近の男のコラムでした。

そんな、こんなで、新商品開発の依頼、飲食店のプロデュースも
随時受け付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。

それでは、多謝・再見

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▼プロフィール:飲食店・食品プロデューサー
・氏名:白浜 一久(しらはま かずひさ)
・出身:福岡県
飲食プロデュース歴17年
国内8業態56店舗、海外4業態7店舗の実績
食品商品開発・地方ブランディング歴8年 
インスクエアサポーター(食品飲食ビジネス・海外進出担当)
連絡先:shirahama.imagine@gmail.com
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