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TOP >> ;Archive: 16. 6月 2017

『大学のありかた』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1307

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■━━━━━━[vol.1307] 2017/06/16━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 大学のありかた 』
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  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
5月1日に京都へ移転して1か月半経過です。
京都での生活経験から、いま大学で何をするか、何ができるか
色々な方と意見交換することで、より課題が鮮明になります。

基本が「赤子」=相手を受け入れる。
こちらの主張を押し付けるのでなく、相手のことを理解する。
対立点の鮮明化をことさら急がない。
従来の市場開拓と異なった思考方式です。
5月はひたすら環境になじむ目的で、会話を回避してきました。
6月は、コミュニケーションを少しづつ開始しています。

先週は、本メルマガ編集長大竹さんとの会話を、ご紹介しました。
今週は、高校の同窓の仲間とも会話もありました。
いわゆる、第二の人生どう過ごすかがテーマです。

私の提案に、何名かは積極的に賛同がありました。
当然、完全一致はないので、合意、賛同できる範囲での
協力関係構築です。
まだ何かやりたい、やれると思っている同世代の層は一定います。
順次、仲間を募りながら企画を具体化していきます。
自主ゼミという形式での、学生とのコミュニケーションの想定です。

一部、学生とのコンタクトも開始しました。
あるきっかけで知り合った、中国からの留学生修士1回生です。
関西では、学部含めて1年生といわないで、1回生の呼称が普通です。
留年が普通にあるころは、5回生3学年といった表現もありました。

慣れてきたので、学内メディアの連携も検討課題です。
こちらも、方向が見えてきました。
まだ相手との接点は出来ていません。

産官学連携、起業促進は今どき大学として、公式の講義でも
設けられ、人気もあるようです。
著名コンサル会社出身者が、客員准教授ということで着任しています。
「僕は君たちに武器を配りたい」(講談社2011年)という著作も
出版されています。
これは、私の活動を促すきっかけになった書籍の1つです。

准教授という名称も慣れないのですが、従来の助教授。
助手は今、助教というそうです。
違和感なくなじむことも大切です。
公式講座とも、可能な限り連携を追求していきます。

今の課題は、大学という環境で学生に何を提供べきなのか、
主張の整理です。
自己の主張が明確になると、相手の異論、反対も素直に受け入れ
ることができます。共通点を探れます。

図書館の利用は有効で、書籍参照が容易です。
まずは、今の秩序=15回出席必須などを作った、前の総長の
著作からその改革趣旨、方法、ビジョンを理解します。
「グローバルリーダの輩出を目指す」とあります。

半数の講義は英語で、学生の履修選択不安を解消するために
的確な学習ガイダンスを徹底する。

従来の秩序の中の、生活者コメントも参照します。
代表は、数学者森毅氏です。1992年定年退職まで34年の記録。
教育と研究のバランス。60年から70年代の動き。
著名な名物数学者でした。

結局、評価基準は楽しいかどうか、わくわく感があることが
たくさんの学生が参加して、いろいろ活動したことの源泉。
と言います。
80年代は自分の年代も上がり、学生との関係も楽しさがなくなった。

過去に戻ることはあり得ないが、何が活力を生むか。
どう準備するかが課題です。いやいやでは成果は出ない。
グローバルリーダのわくわく感は、どこから生まれるかの検討も
有効かもしれない。

公式カリキュラムの変遷も、いろいろあります。
整理していくのですが、50%から80%の学生が対象です。
そこからはみ出す、1%を対象とした自主ゼミを追求します。

森氏の言うわくわく感を過ごした後、50%以上は卒業して
普通の会社員としての生活に入っています。
方向問わず、1%は違った道を選択もしくは強制されています。
その存在感が大切です。

今も大きな構成は変わりません。
起業を目指す1%の活性化は、全体へインパクトを与えます。
この輩出を促すのが私の課題です。
併せてビジネスですから収益モデルの確立も必須です。

焦らず、少しづつ行動計画を具体化します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾

・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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