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TOP >> ;Archive: 24. 7月 2017

『継続するコツ 共有と見える化』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1337

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■━━━━━━[vol.1337] 2017/07/24■

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01本日のコラム -

継続するコツ 共有と見える化
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大竹 啓裕 (アットオフィス社長)
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大竹です
お仕事中お邪魔します。

「早く言ってよ~ん」といえばもうご存知ですね。

だれもが知るSansan名刺管理をするCMですが、
最近そういえば以前ほどはCMを見なくなった
ような気がしますね。

名刺管理というのは古い発想のビジネスですが
実際には継続して成長を続けた会社はなかった
ところに、sansanが初めて成功したといえます。

このビジネスモデルのなかには実は沢山の
ヒントが隠れています。

なぜいままで誰も成功しなかったのに彼らは成功
できたのか?

人による手入力を成功要因という方がいますが、
それならばAIが発達したらその優位性は弱くなる
可能性がありますが、それは違います。

成功要因は本質的な価値を追求して、本質的な
価値を継続的に提供するビジネスモデルだからです。

ポイントをまとめると

1 名刺がもつ「本質的価値」を押さえながら、
  困りごとを解決しているビジネスモデル

2 名刺を渡す人、受け取る人、企業という3者
  にそれぞれ継続的な価値を提供している

3 共有すると価値と継続率が上がる法則を使う
 

この内容は、
事例解読レポートvol.3「アナログな名刺をITで徹底活用させるストック事例」
の中で詳細にレポートしています。

今日はその中で
「共有すると価値と継続率が上がる法則を使う」

という原理についてお伝えします。

このメルマガも今日で1337号も続いていますが
驚異的に継続しているこれも同じ原理です。

「継続は力なり」というとおり継続する仕組みというのは
それだけでも価値があり、気づけばそれは大きな財産
です。

良質のストックビジネスは、「(基準の)収益×増加数
×継続率」が高いのですが、個人の手間を省くことから
始まり、社内で名刺情報を共有すると会社の共有財産となります。

そしてそれを続けること、つまり個人が新規名刺情報
を更新し続けることは会社の共有財産価値を上げるこ
とに貢献しているので連帯責任のように継続率が上がり
ます。

営業マンにとっては個人の手間軽減は大きな動機です
がそこは無料版Eightが解決し、有料版Sansanの費用
は会社が支払うわけですから、会社の財産を守り活かす
という立ち位置は理にかなっています。

なぜEightとSansanという二本立てにしているかが
これでわかりますね。

先日のことですが、この仕組みを事業に応用できな
いだろうかと協議していると、参加者から成功事例が
出てきました。

チェックが完璧な上司が居ると決めたことが
徹底されますが、上司がチェックしなくなると
とたんに崩れ始め、「なんだ出さなくてもいいんだ」
という気持ちが一気に広がるそうです。

これは確かにそうかもしれないですね。
人間の本質は「易きに流れる」ですからこれを罪とは
言えないでしょう。

ITシステムの会社社長が言っていました。

集団がチェックする仕組みが一番効果を発揮
するそうです。

ええ。。
集団でチェックってやりますか??

そうなんです
この社長がいう集団チェックはチェックという
厳しいものではなくて「見える化」だそうです。

つまり

「継続することは価値が上がる」ということをチームが理解する

「毎日更新や定期提出することを複数で分担」負担を軽くする

こういう下地を作ったうえで

「チーム全員が作業進捗を簡単に見る仕組みを作る」

これだけです。
鬼のような上司がここにはいません。

実はこのメルマガもこの仕組みになっていたこと
に今更ながら気づきました。

この知識、仕事につかえそうです。

今回紹介した、
事例解読レポートvol.3
「アナログな名刺をITで徹底活用させるストック事例」

sansanの成功要因が解読されています!!

実はsansanは世界を見据えていまだ利益を先送りしています。
その戦略は・・・

これは
ストックビジネスアカデミー会員限定コンテンツです

http://otaketakahiro.com/academy

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▼プロフィール:
インスクエア メルマガ編集長
・氏名:大竹 啓裕
・出身:福島県
役職:株式会社アットオフィス 社長 
会社ブログ:http://ao-ceo.jugem.jp
㈱ストック総研 会長

http://otaketakahiro.com/ 

大竹アンドパートナーズ税理士事務所
シニアコンサルタント
インスクエアサポーター(ビジネスモデル担当)
非営利一般社団法人ハラル・ジャパン協会副理事長
不動産活用ネットワーク 代表

著書:ストックビジネスの教科書(ポプラ社)
著書公式HP:http://otaketakahiro.com/book 
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