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『京都の事業計画骨子』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1347

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■━━━━━━[vol.1347] 2017/08/04━━■

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01 ┃本日のコラム『京都の事業計画骨子』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
何回か連続して技術的なテーマを継続で
したが、京都で3か月経過。
活動計画=事業計画の骨子を作成しました。
今後計画の具体化、関係者との意見交換に
入ります。

今日はその検討過程と概要です。
検討過程は5月から京都に住み、基本毎日
大学へ出かける。
学生がいる空間である時間を共有する。
=5月1か月間実施

図書館入館証を取得し、大学とはかくある
べし的な関係書籍を読み、勝手な方向感を
形成する。
一部趣旨に賛同を得られた仲間との意見交換。
=6月。

活動計画を事業として実施を前提に作成する。
活動の告知を目的としたメディアの選定と
コンタクト。計画骨子作成。=7月。

7月は実態として、スクレイピングにかなり
時間を要しましたが、企画は並行して進め、
骨子として検討材料ができました。
そもそも類似事例も、遂行実績もないこと
ですから、計画といってもそのまま遂行
できることは期待していません。

事業である以上、実現可能性は別にして、
計画が存在していないことはあり得ない。
という原理を順守します。
ここから頻繁に、基本方針を含めて軌道修正の
連続です。

出発点のお手本はスタンフォード大学です。
シスコ、サンマイクロ、HP、ヤフー、
Google世界のITを変えた事業をいくつも
輩出しています。

日本からはソニーウォークマン以降
画期的な商品はありません。
ソニー含めて大企業としての安定志向に入り、
金融事業比率拡大です。

大学からの変革を指向して、参考としたのは
以下の書籍です。
65歳を過ぎての活動に、固有課題も含まれます。

1.梅原猛「授業仏教」朝日新聞2002年2月
2.森毅「ボクの京大物語」:福武書店1992年他
3.野口悠紀雄「日本経済企業からの革命」2002年7月
4.瀧本哲史「僕は君たちに武器を配りたい」講談社 2011年9月2日
5.松本紘=25代京大総長「京都から大学を変える」祥伝社2014年4月30

6.山本義隆「私の1960年代」金曜日2015年10月
7.ゆとり京大生の大学論ナカニシヤ出版2013年6月13日
番外、梅原猛が引用しているニーチェ「ツァラトウストラ」

活動計画骨子:
告知メディアは学生新聞をメインとする。
現時点では広告として活動を構成員に告知
する方式をとります。
いまどきですから、Webメディアなどいくつ
かありますが、メディアとして継続している
歴史を評価しました。創刊92年です。

暑い中、学生は図書館で勉強しています。
7月は試験期間ということでほぼ満席です。
各講座、12回の出席が必須でかつ試験成績
が評価されるということかと思います。
レポートだけで、単位取得できた時代とは
別世界です。この秩序は触りません。

いつでも過半数は、普通に過ごします。
スタンフォードも、大部分の学生はゼミと
授業の準備に追われます。
日本から留学生のレポートは、この大変さを
伝えます。

サンマイクロなど起業家は、授業に出ない。
当たり前、そんな時間がない。一部異端です。

狙いは、大多数ではない、一部1%と想定する
異端分子の発掘と起業です。
そのために、いくつかの準備と企てが必要です。
最初から異端、起業を指向しているわけでは
ありません。

当局が作った規定ルートへの疑問、違和感が
トリガーです。

「ジャングルで学生を迷わせない」
(前総長松本氏)狙いで、きめ細かな
カリキュラムが準備されています。
「教科書があるのは中学まで、以降は
解析概論を読むか存在と時間を読むかは
個人の自由」(森毅)全く逆です。

3%は、細かなガイドに違和感(のはず)。

既存秩序を否定することなく、そのまま
受け入れ、違う選択肢の提供を考えます。
アカデミズムや学問の自由という理念
ではなくビジネスです。

当局の、産官学連携は進んでいます。
正しくは、連携と称する建物と組織、
お金です。連携、育成実績はありません。

もっとも博士が多いといわれた、
中央研究所を縮小した日立は、複数の
大学と提携しています。京大にも日立
社員が7名常駐のようです。

産学連携の是非はあるが、これら事実の
進行も受入れ、学生がビジネスを起こし
てしまう。この選択肢を現実化します。

5年後の優良ベンチャー推薦コンテスト、
自主ゼミ形式による、公式講義外の
知的刺激や実践の場を提供します。

このゼミについては、数名の賛同者から
講師の申し出を受けています。
閉塞感を打破するのはやはり若者です。
1%の異端者を見つける活動です。

併せて、事業としての継続性を確保する
ために資金調達も計画します。
まだ未定ですが、ビットコイン=
仮想通貨による調達を対象化します。
べンチャーコンテスト、自主ゼミ。
暑い夏休みに具体化を進めます。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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