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『南アフリカに来ています!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1122

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01本日のコラム -

南アフリカに来ています!

…………………………………………………
坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディ
ングジャパン 代表取締役)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆様こんにちは!
インスクエア アフリカビジネスサポーターの坂口です。

先週から南アフリカに来ております!
南アの10月は春にあたり、現在の日本より少し
暖く過ごしやすい気候です。

今回も、アフリカ進出をご検討されている
日本企業様をお連れしています。

やはり初めて南アを訪れると、こんなに栄えて
いるのか!と「アフリカ」のイメージが覆され
るようです。

せっかくなので、本日は現地の様子をご紹介し
ていきたいと思います。

経済大国であり、アフリカ大陸へのゲートウェイ
と呼ばれている南アフリカ。

物価は日本と然程変わらない程度ですが、もち
ろん価格差を感じるモノもあり、ビジネスチャ
ンスを感じます。

最近、日本を訪れる外国人観光客の方に、日本の
ガチャガチャが人気と話題ですが、ここ南アでは
チューインガムやスーパーボールのガチャガチャ
は2ランド程度(約15円)。
日本のようにバリエーションは多くありませんが、
それでも子供は喜びます。買物をしているお客さ
んも、働いている従業員の方も、若年層の割合が
多く活気に溢れているとつくづく感じるのです。

若年層向けビジネスは、大きな可能性を秘めて
いると確信しているマーケットの一つです。

続いて、ショッピングモールやスーパーの駐車場
について。

東京に比べれば格段に安いモノの、駐車料金がか
かるショッピングモールも結構あります。
私が以前に暮らしていたフロリダでは、駐車場代
がかかるという概念がほとんど無かったため、初
めて南アを訪れたときは印象的でした。

また、出庫する際に、誘導をしてくれるスタッフ
が必ずといって良い程います。

初めて南アを訪れた時は、車に乗り込むや否や、
数名のスタッフが駆け寄ってくるので、何事かと
思いました。(汗)

これは、少しでも多くチップを稼ぐべく、出庫し
そうな車を見つけては、我先にと全速力で走って
いたのです。(笑)

スタッフには10ランド(約70円)程度あげればOKです。

また、他アフリカ諸国と比較して、インフラ環境
も抜群に良い南アですが、スマートフォンのデー
タ通信量には物足りなさを感じています。日本で
もデータ通信無制限というのはまだまだ限られて
いますが、それでも月々5Gや7Gまでは定額で使え
ます。

それに対して、南アは200MBまでが定額で、その後
従量制になることが多いのです。

動画等のデータ量が大きいファイルは、出先で送
らず家やオフィスのWiFi環境から送ると言われる
ことも多々あります

基本的にYouTubeは家で楽しむモノのようです。

そんなこんなで、定期的に現地調査も行っており
ます。

競合調査やサンプル収集から、パートナー候補や
販売チャネルの選定等のビジネスマッチングも行
っております。

現地をご覧になりたい方も、ぜひ一緒に行き
ましょう!最適なプランをお作り致します。

ご興味がある方は下記メールアドレスからお気軽
にお問い合わせ下さい。

—————————————–

▼プロフィール:インスクエア アフリカビジネスサポーター

・氏名:坂口 真梨奈(さかぐち まりな)
・出身:神奈川県横浜市
・役職:㈱スパークトレーディングジャパン代表取締役
・職種:海外ビジネスコンサルティング、貿易
【会社HP】http://sparktrading.co.jp/
【メール】marina.sakaguchi@sparktrading.co.jp
【ブログ】

http://profile.ameba.jp/sparktradingjapan/?frm_id=v.mypage-profile–myname

【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UC1aI6lcs8RAt-1smqRXPgmQ

中小企業としていち早く南アフリカ、レソトに拠点を設立。
人口拡大、経済成長が著しいアフリカ大陸への日本企業進出をバックアップ。
初めての就職で米国へ渡り、以降「外から見た日本」の姿を分析。
海外ビジネスにおいてマーケティングとローカライズを重要視している。

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『アフリカ人から見た、初めての日本』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1113

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■━━━━━━[vol.1113] 2016/09/29━■

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01本日のコラム -

アフリカ人から見た、初めての日本

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坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディングジャパン 代表取締役)
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皆様こんにちは!
インスクエア アフリカビジネスサポーターの坂口です。

先日、JICA東京で開催されたアフリカイベントに参加
して参りました。

今回のイベントには、日本企業約40社、ABEイニシア
ティブ研修員約200名が参加し、様々な分野で情報交換
が行われました。

この日本企業40社は、弊社を除いて世界に名だたる
大企業ばかり。(笑)

しかし、弊社のブースが一番賑わっていたと自負しております。

今回冒頭でスピーチをさせて頂いたこともありますが、
何と言っても、弊社の得意とする中古車及び関連パーツ
の需要が大きいことが理由の一つであるようです。

国を代表して日本に来ている彼らですが、彼らが日本
に行くと知り、何より先に母国の人々から頼まれるこ
とがあります。

それは「日本から車を送って欲しい」ということ。

一昨年、昨年の前例からも、このような流れが彼ら
の中で出来ているように感じております。日本車の
ブランド力を改めて思い知らされますね。

さて、今回の第三グループである彼らは、まだ来日
して1ヶ月足らず。未だカルチャーショックの段階に
居る方も多いようです。普段日本で暮らしていると
当たり前になっていることも、彼らの視点から見た
日本の印象をいくつかご紹介します。

まずは、日本の治安について。来日前から日本は
治安が良いと聞いてはいたものの、子供だけで通
学路を歩いていたり、公園で遊んでいる光景を実際
に見ると驚かれるようです。
エジプトの知人はその光景を動画で撮り、母国の
友人にSNSでシェアしていました。思わずシェア
したくなる程の光景ということですね。ちなみに
エジプトでは、公共の公園であっても、安全な公園
を利用する際には入場料を払うというエリアもある
そうです。

続いて、日本にまだまだアフリカの情報が少ないと
改めて感じたエピソード。

来日してすぐに必用になる携帯電話。カメルーンの
知人が電気屋さんへ携帯電話を買いに行ったときの
ことです。
対応してくれたスタッフの方から、「こういうス
マートフォンはカメルーンでも売っているのです
か?」と聞かれ、ショックを受けたと話していま
した。「もちろん」と苦笑したそうです。

また日常生活においても、日本人は規則正しく暮ら
していると感じる場面の一つに、朝のゴミ出しの話
が出ました。

曜日ごとにゴミの分別が決まっていたり、ゴミを
出せる時間帯が決まっていることに最初は皆さん
戸惑うようです。

みんなきちんと曜日を覚えているのか?と聞かれ
ました。(笑)

さらには、ゴミ収集車が去った後、近所の方がほ
うきを持って自主的に掃除をしている光景を見て
、あれはボランティアでやっているの?と関心し
ている様子でした。

ここに挙げたのはほんの一例ですが、今度さらに
、実際に日本文化に触れていくことで彼らの中に
も大きな発見があることでしょう。お互いの環境
を分かっている方がビジネスもしやすくなるもの
です。

近日中に、ABEイニシアティブメンバーとのコラ
ボレート企画を計画しております。

ご興味のある方は、弊社HPをご覧になってみて下さい。

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▼プロフィール:インスクエア アフリカビジネスサポーター

・氏名:坂口 真梨奈(さかぐち まりな)
・出身:神奈川県横浜市
・役職:㈱スパークトレーディングジャパン代表取締役
・職種:海外ビジネスコンサルティング、貿易
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初めての就職で米国へ渡り、以降「外から見た日本」の姿を分析。
海外ビジネスにおいてマーケティングとローカライズを重要視している。

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『BOPビジネスの今』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1105

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01本日のコラム -

BOPビジネスの今

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坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディングジャパン 代表取締役)
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皆様こんにちは!
インスクエア アフリカビジネスサポーターの坂口です。

ここ数年、BOPビジネスというキーワードをよく耳に
するようになりました。

BOPビジネスにおいても、一大マーケットであるアフリカ。
本日は、このBOPビジネスにおける日本企業の可能性
について分析していきたいと思います。

まず、BOPとは、Base of the economic Pyramid(ピラミ
ッドの底辺)の略であり、その名の通り、ピラミッドの最
下層で暮らす人々の需要に応えるビジネスを指します。

一見、一人当たりの消費額が少ないため、大きな期待は
持てないように思えます。しかし、海外では既に、世界
に名だたる大企業もBOP市場に参入しているのです。

一方、日本国内企業の約7割は、「BOP市場への参入は
考えていない」と回答しているデータが出ているのが
現状です。

一般的に海外では高付加価値の製品として認知されてい
る日本製品のブランド。
商品を低所得者向けに変えることでブランド力の低下を
恐れていることも、理由の一つかもしれません。

BOPビジネスがグローバルスタンダードとなりつつある
背景には、主に二つの理由があります。

まず、年間所得3,000ドル以下であるBOP層が世界に推定
約40億人存在すること。さらに、2050年までに全世界人
口の85%を、途上国が占める見通しであること。よって、
一回の消費額が少なくとも、消費者の数と使用頻度で収
益率をカバーする仕組みを確立するべく、世界中の企業
が思考を凝らしているのです。

もう一つの大きな理由は、経済発展が進んでいくことで、
現在の貧困層が中間所得者層となり、近い将来大きな
消費を担う層となることが期待されていること。潜在
中間所得者層に向けて、今のうちにブランドや商品を
認知してもらうことが大きなアドバンテージにつなが
ると考えられています。

しかし、日本企業が足踏みしている理由は、ブランド
力の低下を恐れる以外にも理由があるはずです。
価格設定を安くすることで収益が見込めない、潜在顧
客の開拓が困難、長期的な見通しが立てられる大企業
向けのビジネスだと諦めていませんか?

それもそのはず、BOPビジネスは、収益の確立と同時に
「トリプルA」をクリアする必要があるのです。

1.Affordability (購入可能な価格設定)
2.Access (需要者の生活圏内での提供)
3.Availability (常時提供)

BOPビジネスの本質として、低所得者であるがゆえに
直面しているデメリットを軽減し、彼らが少しでも豊か
な生活を送るための手助けとなる事業である必要があ
るのです。CSR活動に似ていますね。

しかし、BOPビジネスには面白さがあります。
それは、「必ずしも企業が直接、低所得者層に商品を
販売するとは限らない」という点です。
低所得者層にとって有益な製品であると認められれば
、国際機関を通じて利益をあげられるほか、NGO団体
などが協力して共同販売するなどの道も開けてくる
可能性が十分にあります。ここでは、日本のブランド
力が武器になるのです。

先月開催されていたアフリカ開発会議で決定された
ナイロビ宣言に基づき、アフリカ各国の課題及び優
先順位が明確になりつつある今がチャンスです。

アフリカ進出、販路拡大等のご相談を随時受け付けて
おります。
ご興味のある方は、下記メールアドレスまでお気軽
にお連絡下さい。

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▼プロフィール:インスクエア アフリカビジネスサポーター

・氏名:坂口 真梨奈(さかぐち まりな)
・出身:神奈川県横浜市
・役職:㈱スパークトレーディングジャパン代表取締役
・職種:海外ビジネスコンサルティング、貿易
【会社HP】http://sparktrading.co.jp/
【メール】marina.sakaguchi@sparktrading.co.jp
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『アフリカへ3兆円規模の投資が決定!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1096

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■━━━━━━[vol.1096] 2016/09/01━■

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アフリカへ3兆円規模の投資が決定!

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坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディングジャパン 代表取締役)

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皆様こんにちは!
インスクエア アフリカビジネスサポーターの坂口です。

まずは、8月28日に閉幕したアフリカ開発会議(TICAD 6)
の内容について少しお話をさせて下さい。今回は、アフ
リカに目を向けている日本企業にとって非常にインパク
トのある内容であったと思います。

何と言っても、安倍首相が2018年までに、アフリカに
対し官民総額300億ドル(約3兆円)規模の投資を行う意向
を表明したこと。うち、インフラ整備のために約100億
ドル(約1兆円)、その他のところでは、日本とアフリカ
が互いに伸びていくための「人材育成」について強調
されていました。これから民間企業が本格的に加わっ
ていくことで、日本のアフリカ進出が加速していきそ
うですね。

今回の会議でもキーワードとなった「人材育成」です
が、前回のアフリカ開発会議(TICAD 5)で決定された
「ABEイニシアティブプログラム」という支援策をご
存知でしょうか?

日本政府は、2014年から5年間に渡り、アフリカ諸国
の産業開発を担う優秀な若手人材を約1,000人受け入
れています。民間、政府、教育の3つのカテゴリーに
分かれており、22歳から39歳の優秀な方々が日本で
修士課程教育や日本企業へのインターンシップを実
施しているのです。

これまでに、既に約500名の研修員の方々が来日して
おり、間もなく第3グループの約350名が到着します
。第3グループの来日直後に行われるイベントには
、私も参加してきます。

また、今年の3月にJICA主催の元に開催された「アフ
リカビジネスネットワーキングフェア2016(大田区
産業プラザPiO)」に出展をした時のことです。

本プログラム研修員の方々、及び各国大使館の方々
が大勢訪ねて来て下さり、話していて感じたことが
あります。それは、彼らにとっても、日本企業と
直接話す機会が想像以上に少ないということです。

交流を深める中で、有望な人材の発掘や、国内資料
では調べきれない現地の情報交換はもちろんのこと
、彼らとしても日本企業とどう関わるべきか、商習
慣や文化など気になることも多いようです。

それと同時に、「プログラム中に、必ず日本でビジ
ネスチャンスを見つけるぞ!」といったやる気が一
人一人からひしひしと伝わってきます。

第1グループのメンバーであり、今年7月にプログラ
ムを終え、帰国されたケニアの友人がいます。

なんと彼は、先日、ケニアからレソトにある弊社
中古車販売店まで、車で片道約4,500km、約5日間か
けてお店に遊びに来てくれたのです。彼自身、政府
人材としてプログラムに参加しており、中古車と然
程関係は無かったのですが、興味のある知人を連れ
て来てくれたのです。感動したと同時に非常に驚き
ました。海外滞在中に出会った人物というのは、と
ても印象に残るということですね。

たとえ、その研修員の方が自社のビジネスとマッチ
しなくとも、彼らは国を代表し、いくつものインタ
ビューやテストを突破して来日している人材です。
母国では、彼らを頼りに日本のことを知ろうとして
いる人々が大勢いるということに改めて気が付きました。

「アフリカビジネスネットワーキングフェア2016」
の様子は、弊社YouTube(Spark Channel)でもご覧頂
ますので、ご興味のある方は覗いてみて下さい。

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▼プロフィール:インスクエア アフリカビジネスサポーター

・氏名:坂口 真梨奈(さかぐち まりな)
・出身:神奈川県横浜市
・役職:㈱スパークトレーディングジャパン代表取締役
・職種:海外ビジネスコンサルティング、貿易
【会社HP】http://sparktrading.co.jp/
【メール】marina.sakaguchi@sparktrading.co.jp
【ブログ】

http://profile.ameba.jp/sparktradingjapan/?frm_id=v.mypage-profile–myname

【YouTube】

https://www.youtube.com/channel/UC1aI6lcs8RAt-1smqRXPgmQ

中小企業としていち早く南アフリカ、レソトに拠点を設立。
人口拡大、経済成長が著しいアフリカ大陸への日本企業進出をバックアップ。
初めての就職で米国へ渡り、以降「外から見た日本」の姿を分析。
海外ビジネスにおいてマーケティングとローカライズを重要視している。
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『ケニア + 2』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1085

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■━━━━━━[vol.1085] 2016/08/17━■

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01本日のコラム -

ケニア + 2

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坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディングジャパン 代表取締役)
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皆様こんちにちは!
インスクエア アフリカビジネスサポーターの坂口です。

いよいよ、第6回アフリカ開発会議(TICAD Ⅵ)が来週末に迫りました!
本会議(通称TICAD)は、アフリカ開発をテーマとした日本政府主導の首脳級会合です。
今年で6回目となる本会議ですが、これまでは日本で開催されていたのに対し、今年は初めてアフリカ側での開催が決定し、開催地にはケニアが選ばれました。

公式イベントとしてジャパンフェア(展示会)が開催されるため、参加企業の方々は、そろそろ出発する頃ですね。
展示会の対象来場者は、日本及びアフリカ各国首脳、閣僚、財界人、プレス関係者等ということで、アフリカビジネスにおいてキーワードとなりつつある 「B to G」(Business to Government)をターゲットとした展示会になる模様です。

アフリカに注目する日本企業が増えている中、中でも関心の高い国の一つがケニアではないでしょうか。
その理由は大きく分けて4つあると考えています。

①アフリカ54カ国の中で、日本で馴染みのある(聞いたことのある)国であること

②ケニア政府が2008年に「ビジョン2030」を発表し、2030年までに平均経済成長率10%以上という目標を掲げていること(ちなみに、現時点の成長率は約5%と道半ばです。)

③サブ・サハラアフリカにおいて日本のODA最大供与国であること
(よって、ODAに関わる日本企業が複数出ています。)

④アフリカ大陸東海岸に位置するため、日本にとって地理的な優位性を持つこと(日本から南アフリカとケニアへの飛行時間を比較してみると、南アフリカ約25時間、ケニア約15時間と、心理的障壁も低くなると思われます。)

ケニアは、人口約5,000万人、国土面積は日本の約1.5倍であり、11の国立公園を有する自然豊かな国です。
コーヒー、茶、園芸作物などの農業で主力ですが、小売業・運輸・金融などの国内向けサービス産業も経済を支えています。

M-PESAというモバイルマネーを耳にしたことのある方も多いかと思いますが、モバイルマネーサービスやICTが急速に普及しており、ケニアのIT産業は花盛りです。

また、ケニアにおいて注目すべきは富裕層の数です。
一人当たりのGDPは、2015年時点で約1,500米ドルとまだまだ低いものの、アフリカ富裕者数ランキングでは、南アフリカ・エジプト・ナイジェリアに次ぐアフリカ第4位。

特徴としては、東アフリカにおいて同じくイギリス領であった、タンザニア・ウガンダとの結びつきが今でも強く、通関等手続きの統一化や鉄道建設、※共通観光ビザの導入などを積極的に推進していることが挙げられます。
ケニアの主な輸出相手国も、上位はやはりタンザニア・ウガンダです。
(※共通観光ビザは、現時点でケニア・ウガンダ・ルワンダの3ヶ国)
この3ヶ国間での人・モノの動きが活発であることは抑えておくべきポイントですね。

大部分が内陸国であるアフリカ諸国。
島国である日本と比較すると、「長距離」の感覚に差があることがあります。

ケニアの国際的な港であるモンバサから、首都のナイロビまで約500km。
港から隣国へ商品を持って行くために、道無き道を片道1,500km走ることすらあるのです。

輸送ルートにおいては、距離や所要時間よりも、
「国境をいくつ越える必要があるのか?(=途中でビザや検査が必要な国があるかもしれないので)」を優先して考えるビジネスマンも存在します。

今後も、物流のキーとなる経済共同体の動きに注目です。

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▼プロフィール:インスクエア アフリカビジネスサポーター

・氏名:坂口 真梨奈(さかぐち まりな)
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『アフリカでおししい水道水が飲める国』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1072

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アフリカでおししい水道水が飲める国
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坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディングジャパン 代表取締役)
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皆様こんちにちは!
インスクエア アフリカビジネスサポーターの坂口です。

毎日暑い日が続いており、各地で夏のイベントが行われていますね。

日本とは対照的に、南半球にある南アフリカの7月は冬にあたります。
標高1,500mにある隣国レソトは、そろそろ雪が降り出す頃です。

アフリカを聞くと、砂漠やサバンナのイメージと共に
アフリカ = 暑そうというイメージがある方も多いのではないでしょうか。

このように世界では「気候が逆であることを活かしたビジネス」
が存在するようです。
中でも南アは、「北半球をターゲットとした観光業」が非常に盛んです。

「寒い冬に、暖かいリゾート地でゆっくり過ごしたい」
このような想いを持つ方々が世界中に存在します。私もその一人です。

今南アフリカでは、
「寒い冬に、暖かいリゾート地でゆっくり過ごしたい方向け」の不動産が
飛ぶように売れています。
元々あった山々をどんどん切り崩し、ビーチエリアには高級住宅街が
拡大し続けているのです。

「これぞ豪邸」といった映画に出てくるような建物も
数多く目にすることができ、思わず写真を撮りたくなります。

冬の間にせっせと建設や修繕が進み、ハイシーズンである
10月~年末年始にかけて世界中から観光客がどっと押し寄せます。

この時期は思うように飛行機のチケットが取れないこともあり、
ドバイからの飛行機は超満員です。

アフリカ大陸最南端に位置し、大西洋とインド洋を結ぶ
要衝にある南アフリカ。

開放的でゆったりとした時間の流れるビーチリゾートから、
ヨーロッパの街並を思わせる市街、自然豊かな広大な景色が
楽しめる大草原など、様々な表情を持っています。

大きな都市は3つ。
人口の多さでは、ケープタウン、ダーバン、ヨハネスブルグの順と
なっており、首都のプレトリアより、この三都市の方が人口が多いのです。

これらの大都市には、ホテルやレストラン、大型ショッピングモール、
カジノなどのサービスも非常に充実しており、
これらも毎年観光客を引きつけている魅力と言えます。

生活環境は欧米諸国と比較しても遜色ないと言われており、
おいしい水道水も飲める程です。

南アへの日本人観光客数は、未だ年間4,000人程度。

しかし今年に関しては、6月の時点で昨年の4,000人を突破したそうです。
為替の影響や南アフリカについてもメディアでも取り上げられる
機会が増えたことが要因でしょうか。

日系駐在員の方においては、
「南アフリカに転勤と告げられた時は不安でいっぱいであったが、
今は帰国するのが寂しい」と言われる方も多いようです。

南アは、黒人の方の割合が約8割と言われていますが、
主要都市に居ると、ヨーロッパ系の観光客の方で賑わっていること、
また外資系企業が多いこともあって、
体感としてはこの数字に少し違和感を覚えます。

これらの主要都市では、高速道路や地下鉄などをはじめとした
めまぐるしいインフラ開発が行われており、
現地を訪れる度に力強い勢いを感じます。

日本では、「アフリカにセカンドハウスがある」ということを
ステータスとして捉えられることはまだ少し先かもしれませんが(汗)
実際にそれらの光景を目にすれば、イメージが変わるかもしれませんね。

これから南アフリカでビジネス展開をお考えの方は、
ターゲット層の一部に「北半球 観光客」も視野に入れてみては
いかがでしょうか。

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『アフリカは本当にブルーオーシャン?』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1054

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アフリカは本当にブルーオーシャン?

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坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディングジャパン 代表取締役)
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皆様こんちにちは!

インスクエア アフリカビジネスサポーター
の坂口です。

先日は、「アフリカ進出セミナー」で講師
を務めさせて頂きました。

アフリカは、
「最後のフロンティア」と呼ばれることも
ありますが、
本当にそうでしょうか?

という点について、今日はお話して参りたい
と思います。

「競合企業数」という面で言えば、
いたる
所に、既に外資系企業の強者はたくさん出
ています。しかも、何十年も前からです。

しかし「ブルーオーシャン」という概念に
は、

ただ単に「競合企業の数」ではなく、

「その製品・サービスと、同じポジショニ
ングのモノがあるかどうか」

「均衡するモ
ノがあるか」というのも含まれます。

これは言い換えれば、例え同じ製品であって
も、

ブランディングにより差別化を図ること
で、

「ターゲット層さえ均衡しなければ」
 

ブルーオーシャンと言えます。

それを作り出すのが

「マーケティング」であり
、「リサーチ」である

と私は考えています。

外資系企業は、「有益な情報」を得るために

沢山のお金や時間をつかうことを惜しみま
せん。

「情報」がいかに大事であるかを、

日本企業
に比べてよく知っている気がするのです。

日本は元々一つの民族から成り立っているの
で、

「文化の異なる民族に売るにはどうした
らいいのか?」

を、そこまで考える必要がな
かったからだと思います。

しかし、海外で日本製品を売る場合、
現地の
方からすると「生まれで初めて見るモノ」
かもしれません。

「知らないモノは欲しくならない」とよく
言われますよね。

皆様も自分自身に置き換
えて考えて頂くと、

「新製品」が欲しくな
る時というのは、
CMを見てその商品を知っ
たり、誰かから聞いたことによって欲しく
なるのが大半です。

しかし、非常に喜ばしいことに、
「日本の
ブランド力」はアフリカでも浸透しています。

これは、世界的に見ると「非常に大きなアド
バンテージ」であるはずです。

ただ、「日本
のモノは素晴らしい」と何となく知っていて
も、

「実際どんなモノがあるのか」

「他に比
べて何がいいのか」

までは、良く知られてい
ません。

自社製品の海外販路をお探しの際に、

いくら
素晴らしい資料を作って、メール等でやり取
りしてみても、
彼ら現地の方からすると、
「知らないモノは想像でしかない」訳です。

彼らも、遠く離れた日本に送金するのには不
安もあります。

「まずは、どんなモノか自分
の目で実際に見てみたい」

と「必ず」言われ
るのです。

「日本のモノ」自体に、非常に興味は持って
いるのですね。

私の経験上、一番いい方法は

「まず、そのモノを直接見せる」
もしくは
「実際に使ってもらう」ということです。

その際には、現地に足を運んで直接交渉する
ことも重要です。

また、交渉時には「現地のスタンダードに合
わせる」
ということも忘れてはいけません。

私自身、今まで多国籍な環境の中で仕事をし
てみて、
「日本の弱み」が見えました。

それは、よく言われる「自己アピールが下手」
だと言われる点です。

海外ではやはり「謙遜」
は通じませんし、
「誇張するくらいでちょう
どいい」
ということを身をもって感じたのです。

まずは、「土俵に立つためにアピール」しな
いといけません。

日本人は良くも悪くも「正
直すぎる」点があると思っています。

これは
どういうことかと言うと、

今目の前で、お客
様がA・B・Cという商品を眺めているとします。

これを日本人が売ると、
「Aは、どの面でも優
れていて一番オススメの商品です。」

「Bは、
Aに比べると、耐久性は落ちますが、問題なく
使える商品です。」

「Cは、一番お手頃な商品
です。

とりあえず使いたいといった方に向いていま
す。」

と、まずお客様に説明します。

よく言
えば、日本人はホスピタリティ精神に長けて
いるので、
お客様に全部見せて、「良い所」
「悪い所」を伝えた上で、「お客様」に選ん
でもらうんですね。

もしくは、「A」のクオリティに自信を持って
いるので、
「B」は少し劣ります、ということ
をを伝えたいのかもしれません。

一方、これ
が外国の商人だった場合、

・・・

そもそも
「B」を見せることなく、

「A」でクロージン
グをかけて来ます。

どういうことかというと

しばらく「A」について話して、場合によっ
て、
「お客さんが渋る」と「A」の値段交渉が
始まります。

一番優れた商品を、オススメして「あげてる
」というのが

彼らのロジックです。

それでも
ダメな時に、
ようやくここで「B」を見せて
きます。

日本では、お客「様」という位置づけが非常
に強いと感じています。

海外では、売り手と買い手が同等のこともあ
りますし、

お客様が売り手に「ありがとう」
と伝えるシーンが多い気がするのです。

この
ような環境の中で、日本と同じように交渉を
進めてくと

「日本企業が「C」でも使える」
と言っているなら

「「C」でいいよ」

と、「A」
「B」を売る機会を失いかねません。

時には、

「もっとストレートに伝えないと分かっても
らえないことがある」ということですね。

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▼プロフィール:インスクエア アフリカビジネスサポーター
・氏名:坂口 真梨奈(さかぐち まりな)27歳

・出身:神奈川県横浜市

・役職:(株)スパークトレーディングジャパン 代表取締役

・職種:海外ビジネスコンサルティング、貿易

【会社HP】http://sparktrading.co.jp/

【メール】marina.sakaguchi@sparktrading.co.jp

【ブログ】http://profile.ameba.jp/sparktradingjapan/?frm_id=v.mypage-profile–myname

中小企
業としていち早く南アフリカ、レソトに拠点を設立。

人口拡大、経済成長が著しいアフリカ大陸への日本
企業進出をバックアップ。
初めての就職で米国へ渡
り、以降「外から見た日本」の姿を分析。
海外ビジ
ネスにおいてマーケティングとローカライズを重要
視している。

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