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『残念なお知らせ』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1504

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01 ┃本日のコラム『 残念なお知らせ 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
起業の検討中の方、関心がある方、

あるいは日常生活はどう変化するのか。
こういった課題の関心がある方に、私の
プロジェクトの状況をお伝えしています。

今日は、残念なお知らせです。
うまくいくこともありますが、そうでない
こともあります。
今日は悪いお知らせです

2017年5月から首都圏の事業を整理して、
京都へ移りました。
大学における起業促進を、私の今後20年の
課題として、準備を進めようとしています。
現役学生とのより円滑なコミュニケーション
をとるために、学士入学制度を使って、
66歳の学生としての入学を目論みました。

願書提出時に、研究計画書、卒論に代わる
業績も提出しました。
1月11日、筆記試験(1時間英語)、口頭試問
を受けて2月16日が結果発表でした。
中からの活動が、外からより関係者にとって
安心感が高いことを考慮しての選択でした。

研究計画も万全を期して、大学での指導経験が
ある友人の指導を受けて5回書き直し、
英語の試験対策は通常の大学入試の過去問を
購入して12年分解いてみました。
可能な準備は行いました。

結果は残念ながら、不合格でした。
3名の受験生の内、私だけが不合格です。

通常の入学試験は競争試験ですから、
点数がついて合格と不合格の差が明らかに
なりますが、学士入学はそうした基準も
開示されてないので、わかりません。
不合格という事実だけです。

学生の起業促進によりサンマイクロ、
Google、yahooのようなインパクトが
ある活動を創出していくという今後20年の
課題は変わりません。
学生にはなれなかった事実から次の行動を
創っていくことになります。

本メルマガの読者の方からも、支援と
励ましをいただいてきていました。
残念ですが、不合格のお知らせです。
順次、次の計画はお知らせしていきます。

気分転換も兼ねて、昨日2月22日は
関西で初めて展示会に行きました。
東京では晴海、幕張、ビックサイトなど
ですが、関西ではインテックス大阪に
なるようです。
2018JapanITWeek関西としてリード
エクゼクジビションジャパンの主催です。
東京と同じ大手に、関西の企業も
混じっています。

大阪駅からシャトルバスで30分、
私の自宅からは2時間ですがAIの動向、
RPA=Robotic Process Automation
ロボットによる業務自動化について
現実的に実現できることを確認するために
展示会は最適と考えました。

特にRPAは新しいキーワードですが、
知的労働の代替と単純反復作業の
置き換えが混同されている印象の確認です。

今から順次変化していくのでしょうが、
RPAは現時点ではプログラミングを超える
ものではない。ExcelVBAで業務処理を
行う代替的な機能は有するが、知的業務の
代替は出来ない。

判断ができるということに意味は、配送に
あたって相対的に安い方式を選択すると
いったレベル。
残念ですが、どう進化発展していくものなのか
その過程が示されていません。

APIへの連携機能も未整備で、楽天からの
受注を取り込んで、定型様式に編集、
複数の事業者へ配送指示を出し、
配送結果を楽天に登録して、発注者に
配送結果連絡を行い。楽天側の受注
ステータスを処理済にして、
請求処理を行う。

といった定型業務の実現は簡単
ではないようです。
業務処理フローを整理して、RPA
ベンダーに依頼することになるそうです。
自分でやれないと改革できない??

数年ぶりになりますが、テレビCM
放映中がウリのSanSanのデモを見ました。
名刺から、どう発展しているのか関心が
あったのですが、まったく変わっていない。
出資を受けた、日経との連携で人事、
ニュースの掲載があるかと想定したの
ですが、日経からの情報は人事のみ、
ニュースは外部ソースだそうです。

改めてSanSanは開発会社ではなくて、
マーケティングと販売会社でした。
名刺管理シェアトップ80%近いという
ことですが、デジタル化は進み始めると
止まりません。名刺管理の次を求める
ニーズへの対応はむつかしそうです。

トップを維持するのは持続的な革新が
必須でしょう。

関西の企業も頑張っています。
初めての関西展示会でした。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『サービスの検査』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1499

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01 ┃本日のコラム『 サービスの検査 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
起業の検討中の方、関心がある方、

あるいは日常生活はどう変化するのか。
こういった課題の関心がある方に、私の
プロジェクトの状況をお伝えしています。

今日は、先週の継続でappleの音声認識
機能を使ったサービスの検査工程です。

検査は、メーカが製品出荷を行うに際して
その機能、耐久性、誤操作によって起きる
影響などを事前に確認検証する工程です。
多くは、独立した組織になっていて、この
部門承認がないとどんな斬新な商品も出荷
に至りません。
品質の守護神であり、壁です。

些細な(と思われる)ことを指摘したり、
起きそうもない事態への対策が要求されます。
激しく開発側とやり取りがあります。
おそらく、今もこの関係は変わっていない
でしょう。

日本で、システム(ソフトウェア)について
検査工程が導入されたのは、50年ほど前です。
それまでは、開発担当が設計要件をテスト
して、結果を判断し、完成と判断すると、
出荷でした。
ソフトの重要性が、それほど高くなかった
ことを示しているともいえます。

最初に組織的な検査工程が導入されたのは、
国鉄(現JR)の座席予約システムだと
自称発案者から聞いています。
IBMとのし烈な競合を日立が制した、最初の
大規模オンライン座席予約システムです。
確かに、ダブルブッキングがあると大変です。

今回対象とする、音声認識サービスは
小さな仕組みですが、利用者に提供にあたり、
いくつかのチェックポイントがあます。
これは開発者以外が計画、実施します。
ユーザは常に、想定外の動きを選択します。

開発環境の外で利用するときの、要件確認
も必要です。
今回の場合は、個別の機器、ソフトウェアを
MDMといわれる仕組みで集中管理します。
その相性検証も必要です。
オープン技術には相性があります。
機器選択の変更が必要なケースもあります。

当初想定した、アンドロイド端末である、
AmazonFire7がMDM非対応で変更を
余儀なくされました。

実稼働環境を想定しての検査です。
90分講義が4コマあるケースを想定します。
バッテリ消耗度、通信量、については
定量的なデータを取得し、継続した
運用安定性を検証します。

結果として、iPodの充電容量に
問題がありました。
iPoneに比べて小型薄型になって
いますので、充電池容量が6割しかない。

音楽を聴く場合は問題ないが、
音声認識を通信も介して処理すると、
消耗が早い。
フル充電から4時間利用が限界です。
モバイル充電器を標準構成に追加です。

通信量は40MB程度と実測できたので、
現状5GBの契約で対応できます。
といった感じで、運用時に発生する
ケース想定と対応策を固めていきます。

そのあとは認識品質についての整理です。
口述を自動認識してテキスト変換ですから、
現在の技術で、完璧はあり得ません。
しかし、あるレベルは達成しているので、
実務に適用して改善効果を期待できる。
この判断基準を提供します。

公開の講義記録を朗読することで、
適用例を作りました。
アマゾンで講義録を検索しましたが、
適当なものがなく、以前私が読んで
印象深かった「梅原猛の授業仏教」
を選択しました。

中学生向けということですから、
50分の授業ですが、2時限で100分授業
とみなします。

4時限まで朗読、入力ができました。
親鸞や釈迦は正しく認識しますが、
釈迦涅槃図(しゃかねはんず)は無理です。
用語集などの補助教材が有効です。
こうした対応策を作ることで、運用に耐える
サービスを創出していきます。

今より少しいい状態を作ること、改善を
サービスの目標と位置付けます。
期待感が加熱気味のAIも同じです。
今できることの積み重ねが、大きな変化を
生み出します。

今週末は、辞書登録による認識改善を
検証します。
釈迦涅槃図が認識されるか?

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『汎用品の相性』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1495

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01 ┃本日のコラム『 汎用品の相性 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
起業の検討中の方、関心がある方、

あるいは日常生活はどう変化するのか。
こういった課題の関心がある方に、私の
現在進行中の状況をお伝えしています。

今日は、先週の継続でappleの音声認識機能を
使ったサービスの検証です。
開発者が自ら講義に利用する。
デモなどで説明する。といった場合は、
操作が多少複雑だったり機能に制約が
あっても、その限界点を理解しています
からその範囲で使います。
操作性などあまり気になりません。

しかし限定的な市場であっても、
第三者が利用する環境にサービスとして
提供するには、簡便な操作性、誤操作への
対応をあらかじめ想定する必要があります。

更にカスタマイズニーズへの対応方式に
ついても準備が必須です。

利用開始とともにニーズは変化しますから
固定は出来ないのですが、その時点での
最適を目指します。

今日テーマとした「汎用品」の利用は
操作性の向上に有効です。
iPhoneなど機器を手に持って、
音声認識開始ボタンをタップする
操作をbluetooth機器を接続すると、
手のひらで操作可能となります。
2000円程度の機器です。

車での、音楽再生機のオンオフ、
ボリューム、先送りコントロール
用に販売されています。

今回のアプリと連携すると、
プラス=音量増加ボタンで、
日本語認識開始、
マイナス=音量減少ボタンで英語
認識開始となることを確認できました。

早速、購入しテストに入りました。
一種の耐久テストですが、トラブル発生です。
特定アプリの、スイッチとしてだけ機能
して欲しいのですが、本来の
ボリュームコントロールがある
条件で起動します。
更に、アプリから抜けてホーム画面に
遷移します。

これはまずいのです。
今週この現象が発生し、バックグラウンド
アプリ、音楽アプリの削除など、
場当たり的ですが、対応策を試行して
みますが、解決しません。

Wifi,bluetoothなど、無線通信を中心と
して標準化された規格により、
様々な機能を持った、たくさんの機器が
提供されています。
これらを活用することは、早く、低価格に、
高付加価値のサービスを創出するには
不可欠です。

ただし、専用部品、機器として設計
されたものでないので、「相性」と
言われる障害=リスクが存在します。

これは宿命として受け止め、丹念に解決策
を探し、見つからなければ、代替品に交換して
検証することを繰り返すこととなります。

汎用品の利用は、こうした機器から、
ソフトウェアにも拡大します。

大きな組織を持たなくても、自分のアイデア
と創造力で、新たなサービスを創ることが
可能です。

ただ現実にはいくつかの「相性」が実現の
課題として立ちはだかります。
個別に解決していきます。

30年ほど前には、あるCADパッケージに
電卓機能を付加するソフト開発見積を行った
ことがあります。
ユーザの利便性を高めるためということで、
機能競争ですが、各社それぞれが個別に
開発していました。

個別開発が、プログラマーの主たる仕事でした。
今、AI,Iotと領域が拡大し、プログラミング
の対象も膨大に広がっています。
個別開発ではとても対応できません。
機器だけでなくソフトウェアも汎用品に
移行します。

現実には、IBMを含めて大手は特定金融機関
などへの要員派遣に注力しています。
これは決算における、高収益の要因です。
株主に対する、高収益実現責任を果たすために、
大手の雇われ経営者は、今の収益を追求します。
間隙を突いた規模によらない市場開拓が可能です。

規模ではなく、使いこなし=障害への解決力が
ビジネスの付加価値を決定していきます。

メルマガ作成中にスイッチトラブルは回避策が
見つかりました。

画面タップの場合は、音声認識中継続的に
ボタンを押すのですが、スイッチでは
押し続けると、本来のボリュームボタン
としての機能が起動するようです。

一度タップして離すと、ボリューム
コントロールに移行しない。
ということが経験的に確認できました。
これをもって解決とします。

次は90分から120分、連続認識の
耐久テストです。
今週末から開始します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『ニッチマーケットへ』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1480

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01 ┃本日のコラム『 ニッチマーケットへ 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
今日はニッチマーケットへのアプローチ
実践経過です。
大きな需要を対象とする、マスマーケットに
対して、絞り込まれた限定的な領域を対象と
したビジネスを指します。

一般的に大企業はマスマーケットを対象にします。
中小零細ベンチャーは、ニット特化が有効と
されます。
対象市場が大きくなると、初期の開発費、
販促のための広告宣伝費が大きくなり、
資金調達力が結果を左右するためです。

絞り込みですから軸は多様にあります。
地域で、販売対象で、商品用途、機能で
絞るなど個別にいくらでも設定できます。

経験的に感じているのが、東京を離れる
ことの意味です。
ニッチを対象化するには、東京以外がいい。

東京には、すさまじいボリュームの
情報が集積しています。
テレビのキー局、様々な市場調査、
感度が高く、嗜好性が多様なたくさんの
消費者。

ニッチを指向しても、対象を拡大する
誘惑に満ちています。

京都に来て8か月、情報が圧倒的に
少ないのでじっくりニッチを対象化
できます。
意識すると周辺へ対象を分散しないで
進めることができます。

今準備しているサービスは、大学の
講義をリアルタイムに、音声から
テキストへ変換するサービスです。

音声からのテキスト変換技術の応用は、
原稿の口述作成、会議議事録作成、
など幅広く存在します。
大きな市場ではなく、このアプリ開発
のきっかけが、学習塾における講義
支援であったことにこだわり、
聴覚障害者向けの受講支援サービスと
して絞り込みます。

サービスの有効性、運用上の課題も
十分には検証されていないと
判断して、対象エリアも京都に絞ります。

告知効率を高める狙いからも、
ある懇談会参加大学から開始です。
対象となる大学は10、うち6大学
に関心を持っていただきました。

4月からの運用開始を目指して、
サービスの準備を開始しました。
ニッチとは言えというより、
ニッチであるだけに初期ユーザへの
フルコストチャージは出来ません。

従来は、大手ユーザ向けに個別開発。
この段階で開発コストを回収し、
さらにサービスを一般向けに展開
する方式もありましたが、
今は無理です。

最初に決めるのは最低運用ユーザ数。
サービス維持には、ユーザ数と
無関係に必要となる固定コストと、
ユーザ数に応じて発生する
変動コストがあります。

小さな市場へのアプローチですから
固定費の極小化が必須ですが、
ゼロにはなりません。
その固定費を回収できる最低ラインを
決めます。3大学と設定しました。
3つの大学の意向表明を確認して
からサービスを開始します。

次に、サービス内容の確定です。
現状は試作、デモ機ですから
サービスとして提供する内容を
機器構成を含めて決定します。
調達価格、利便性、安定的な運用の
ための要素を洗い出します。
この過程にもニッチゆえの
困難性があります。

標準市販品で構成することが
必須要件です。
台数がまとまると特注品とまで
いかなくても多少のカスタマイズが
あり得るのですが、
3台ではありえません。

マイクロフォンをどうする。
遠隔操作用スイッチは?
これはアマゾンでは検証でき
ません。
ヨドバシの店頭確認です。
実店舗の魅力です。

今日もヨドバシにいたのですが、
まだマイクロフォンが決定
できていません。
さすがにプラグの形状は統一
されているのですが、
信号の感知方式の違いらしく
安定的に音声を拾うマイクが
特定できていません。
もう少し確認、検証が必要です。

3ユーザから10、そして100が
最大目標というところです。
市場拡張を焦らない、検証しながら
少しづつ先に進んでいきます。
こういった市場には大企業は参入しません。

アップルの音声認識、テキスト
変換技術がサービスの基本です。
この開発自身にはとても手が
出せないのですが、それを使った
ニッチな適用領域の開拓は、
創意工夫、日常的な活動の成果です。

ニッチマーケットは無数に
存在し、開拓を待っています。

話題を集めるAIをどんなニッチに
適用できるのかが、
2018年の課題となります。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
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『江戸時代に万里の長城へ行く?』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1475

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01 ┃本日のコラム『江戸時代に万里の長城へ行く?』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
私の2018年は昨日1月11日の入学試験から
開始でした。
47年ぶりの入学試験です。
通常の試験とは異なり、センター試験などがある
わけではありません。

結果は2月16日に出ます。

65歳を契機として、次の生き方を再構築する
ということについては、何度かこのメルマガ
でも説明してきました。
すぐには実現しないが、時間をかけても本当に
やりたいことを追求することを例えたのが、
今日のタイトルです。

「江戸時代に万里の長城に行く」
私の発想ではなく、SP経営を唱える
経営コンサルタントのイメージです。

ある目標を持った時、その目標がすでに実現
されている。実現方法、手順が分かっている
こともありますが、それが実現できること
なのか、さらにその目標の存在も怪しいと
いうケースもあります。

そんな夢を見てないで、目の前の課題を
解決することに集中する。
これは正論ですが、目の前の課題解決が
うまく累積できた時、自分のやりたかった
ことは実現できているのか?

必ずしもそうではなく、多くは途中である
課題解決ができないことも多数です。
その時あきらめる?

万里の長城は観光名所で、今ならツアーで
1日でいけます。
しかし、江戸時代だとすると?
そもそも存在が確認できない。
場所も漠然とだけ。
まず大陸に渡らないといけないことは確か。

九州からは船で渡れそうだ、九州まで行く
には関西から船で渡るのがよさそうだ。
途中で病気になるかも、追いはぎに合う
かもしれません。
リスクいっぱいです。
馬鹿なことを考えないでやめる?。

でもごく一部は、堺に行き九州へ行く船を
探し、先に当てがないまま
「何とかなる。しよう。」と進みます。
なんとかならないと途中で放棄するか、
目的の転換、最悪は野垂れ死にです。

これは、周辺にも影響を与えるので、
いつもやることは出来ません。
しかし、起業はリスクの大小に差は
ありますが、この要素があります。
私は似たようなことをやってきた自覚が
あり、結果として周辺には多々迷惑を
かけてきています。
でも治らない。

最後の万里の長城は、「大学の起業拠点化」です。

定型化された方式などはないので、
まず中に入らないと実情が分からない。
堺から九州へ行く船を探すような
段階として、入学試験です。

66歳の学生を受け入れてもらえるの?
不明です。
一般論ではなく、今の私が入る。
これは方法がありました。
受験資格はあるので、入学試験を受ける。

ここまでは私の意思でできること
ですが、合否判定は100%相手の意思です。
2月の通知を待ちます。
九州へ渡る船に、乗船できることを祈りつつ。

なぜ万里の長城を大学に設定したか?
AIは、過去から何度も大きな変革を
与える可能性があると、いわれてきましたが
その実現環境が整ってきています。
制約要因は人です。

人に替わる仕事をさせるために人が必要?
奇異な感がありそうですが、人が
「置き換えられる人」と置き換える
「仕組みを作る人」に分離されます。

メガバンク筆頭に今いる数万人の
「社員」は置き換えられる人で、
仕組みは作れません。

みずほ銀行は、IBMから多量の技術者を
調達し準備中と伝えられています。
ソフトウェアですから、数十億円の投資に
よって数万人で達成したことよりも、
数名で実現したことがある局面では
優れていることが多々あります。

ハードウェアは、最後は素材コストに
収れんするので、調達力が勝敗を
決めるのとは異なっています。

一方で、現実の大学と学生は知識として
AIにはもちろん関心を持つが、自分で
世界を開く、開けることの自覚がありません。
それも当然です。

必要だと感じたほうが、
努力してアプローチし、必要な材料を
提供し、成長を促います。

まずは、堺からの船が2月に出ることを
期待します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『1:10:100 の経済効果』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1470

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01本日のコラム - 

『1:10:100 の経済効果』

…………………………………………………
石井 亜由美 (いしい行政書士事務所 代表)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆様 あけましておめでとうございます!!!
インスクエアサポーターの石井です。

昨日から元気に仕事はじめています!

いつもの伊勢山様にお参りし、
感謝の気持ちを伝えてきました。

ここ数年は・・
「売り上げ上がりますように!」とか、
「金運上がりますように!」といったお願いはしなくなりました。

娘のために合格祈願だけはしたいところですが・・(笑)

年末年始返上で、あれだけ頑張っている長女が、
いつもどおり力を発揮できるよう・・
見守って頂きたいと思っています。

さて・・

昨日は、HACCPの復習(年始からのご相談に向けて)に
ほとんど時間を費やしました。

いつもの業務の化粧品や医療機器の手順書の考え方と
共通点が多々あり・・・

私としてはとても面白く、あっという間の時間。

色々生かせそうです。

さて・・

この表題の、

1:10:100

って何のことだと思います?

これ・・・費用対効果のことだそうなんです。

例えばHACCPの構築にかける費用が「 1 」

とすると、

プロセスのムダがなくなり、
効率的に作業が進められることによる
経済的効果が 

「 10 」!!

品質不良・安全管理を怠ったこと等による
回収のリスクを減らしたことによる経済的効果が・・

 「 100 」

になる!!

と言われているそうなんです。

基礎的なことを見直し、
「緊急ではないが重要なことに取り組む」ことにより、

効率化、今後おこりうるリスクを低減することにつながるのですね。

当たり前のことを当たり前にできるか・・

意外と難しいですが、しっかりと私も意識して伝えていきたいと思います。

今年も一年よろしくお願いいたします。

*************************************************

▼プロフィール:インスクエア サポーター
・氏名:石井 亜由美(いしい あゆみ)
・いしい行政書士事務所 行政書士 
GMPコンサルタント
ターンアラウンドマネジャー 事業承継士
(事務所HP)http://ayumiis.com/

機能性表示食品検定協会㈱ 理事長
www.kinoken.org

大阪府立大学工学部化学工学科卒
株式会社東芝 入社
出産退職後、都内特許事務所にて明細書、意見書の作成に従事した
ときには、論理的な文章の組み立て、
特許特有の文章作成を学びました。
薬事業務が大好きです。一番ワクワクします!

最近は、食品、医療機器、のご相談を受けることが多くなってきました。

平成16年 行政書士事務所を開業
平成27年 ターンアラウンドマネジャー資格取得(企業再生実務)
      事業承継士取得
平成28年 事業承継マネジャー取得
平成29年 ㈱JMDE(医療機器コンサルティング会社)取締役
      機能性表示食品検定協会㈱ 理事長
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『ビジネス立地』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1464

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01 ┃本日のコラム『 ビジネス立地 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
以前から何度かコメントしてきていますが、
コンサルタントの知人が大阪で実践経営の
体系化を進めています。
SP経営=シンプルアンドプロフィッタブル
単純化することで利益を生みます。
毎月例会には休まず参加しています。

自分が経験した事を美化したり、個人の
思い出として残すのではなく、
うまくいかなかったことを誰かのせいに
して悔やむのではなく、何がうまくいって、
何がまずかったのか、自分の努力、
力によることと、世の中のもっと
大きな流れによって決まることを分離し、
今から何をすべきか考えます。

毎月6時間ほど継続しています。
移動時間には、ウオークマンに録音された
講義を聞きながら、考えます。

いま私が考えるのは、今日のタイトル
としたビジネス立地です。
石油の鉱脈がないところをいくら
掘っても石油は出ません。
魚がいない海に網を張っても魚は捕れない。
ニーズがない商品をいくら工夫しても
売れない。

不成功の要因の列挙は簡単で、
納得できます。
問題はではどこを掘ればいいのか、
何を売ればいいのかです。
こういった課題は一般論は意味がない。
私の場合は継続する課題があります。
PDF2XMLです。

この不成功要因が一定説明できると
そこから生まれる今後の方針についても
一定の自信が待てます。
この探求過程は外部に伝えることは
ないのですが、様々な思想、理論、
方法論の評価としてシュミレーション
はいつも継続しています。

PDFはご存知の通り、電子文書の標準
として今も優位を持っています。
私の想定が違ったのは電子文書は紙の
延長のPDFから速やかにデータベース
=当時のXMLへ移行する。(はず)
この市場を狙って、つまりビジネス立地
をここに設定したわけです。

結果としては、その変化は起こることが
なくPDFは紙の文書の電子化として
そのまま市場を拡大し、XMLは話題に
なることもほとんどありません。

10年が経過し、XMLはJSONという形
で継承され、人とシステムの
コミュニケーションで利用が拡大しています。
AIによる判別結果などもJSONで
返送されています。

更に今注目されているのはIoTです。
様々な機器がネットワークに接続されて、
測定器として情報を収集、送信する。
あまりにも膨大な情報となるので、
人が直接判断することは出来ずAIに
よって自動的な処理が必須となる、
交換されるデータ様式はJSONでしょう。

一度文書として編集された情報のデータ
ベース化ではなくて、発生、収集された
準リアルタイムの情報の蓄積加工が先行する。
このためには、無線通信の圧倒的な
低価格化、大容量化という前提が不可欠でした。

これはある意味では結果論のよう
ですが、10年前も想定できない
ことではなかった。
少なくともビジネス立地としての
選択を冷静に行えば、いきなり
PDFのデータベース化ではなく
中間的なPDFの加工サービス領域
の追求もあり得ました。

といった過去の反省を踏まえて、
今、ビジネス立地をどこに求めるか?
やはりAIです。
技術的なキーワードが出ると、
その開発を想定して自分の専門では
ないと回避することが多いのですが、
AIの活用は自分の日常的な活動に
おける意思決定をどんな過程で行って
いるか、正確に記述することです。

誰でも自分の独自の思考過程と
ノウハウがあります。
もちろんその優劣が競争優位と
なるのですが、最初に構築する
ことでビジネス立地優位に立てます。

資金、人員規模は無関係で発案者の
創意工夫がすべてです。

この対極に、資金力が優劣を決する
通信インフラ、デバイス開発事業が
あります。

楽天が第4の通信事業者として
エントリーしました。
ECモールとして成功し、アマゾンとの
競合の中、通信事業です。

新規参入で価格が下がる。という
論調が主流ですが、大きな資金が
必要な事業は完全な競争がありません。

ソフトバンクが価格破壊者として
参入したのち、3者で利益を
分かち合う仕組みで利益を享受しています。
楽天もそこに位置を占めるのが狙い
です。
資金を有する者の強みであり弱みです。

小さな創意が生む市場の積み重ねでは、
規模が大きな組織を変革できません。
どうしても大きな市場、確立した市場を
狙うことになります。
そこには新しい世界はないのですが。

中小零細は違います。
どんな小さな市場でも自分で
チャレンジできます。
うまくいかないときはすぐ撤退です。
次の、新しいビジネス立地を探します。

ビジネスの世代のサイクルはどんどん
短くなります。
アマゾン、楽天もAIによって現在の
位置を失うかもしれません。

正しくは、小さな企画によってガリバー
のビジネス立地を侵食することが可能
ということです。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『バッタ屋から量販店、そして。。』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1458

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01 ┃本日のコラム『バッタ屋から量販店、そして。。』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
首都圏を離れて半年になります。
30分移動すると秋葉原、新宿、池袋と
各種店舗散策ができる環境から、ネット
通販中心に切り替わっています。

今日は、ここで感じた変化することの
むつかしさへのコメントです。

京都では、アマゾン、楽天、ヤフオク、
ビック、ヨドバシ、価格コム。
実店舗間移動が30分に対して、
ネットだと瞬時です。

それぞれがメーカではなく流通ですから、
基本同じ商品です。
税込み価格、送料別などいくつかの
比較基準の理解、サイトの品位への必要も
必要です。

先日は、ソニーの接続ケーブルをアマゾン
1120円に対して、ヤフオクで580円、
最安値で購入したつもりが配送手数料850円
ということで、1430円。
まあこんなこともあるかと、支払うと
1週間後にアマゾンから配達がありました。
何事も経験。

本題です。
実店舗散策の経験で、店舗特性につい
て私は仮説をもっていました。
ソフト流通会社の時代、販売店、量販店
への卸価格などの交渉経過を実地で知る
経験もありました。
大手特にヨドバシの力は絶対です。

モバイルルータとタブレットセット販売、
プリンターなど店舗散策は仮説検証で、
購入はヨドバシでした。
10パーセントポイントを加味すると最安。
その裏付けは仕入れ率が最低、在庫管理、
配送間接費が極限まで圧縮され、
最安値で利益が出せる。
量販で利益は拡大できる。

今回それが崩れました。
小さな調理家電品を購入しようと比較です。
ヨドバシ25,330円、価格コム21,455円
=10%ポイント反映後で1,342円差です。
同じ価格で、複数業者があるので、
大阪の業者を選択して発注、翌日届きました。

仮説の崩壊です。かなりショックです。

20年ほど前、ヨドバシのシステム試作を
担当し、社長から沿革、思想をお聞きしました。
新宿淀橋でバッタ屋といわれた安売り店。
当時高級なカメラを格安で販売することで、
評判を呼び家電品へ対象を拡張。

当時は、家電メーカが値崩れを防ぐために、
目玉商品を客に扮して買い、欠品にして
いったということです。
これは、メーカ側の会社から聞きました。

類似のバッタ屋はいくつもありましたが、
ヨドバシは個品管理のためのバーコードを
全商品に付加し、システム化を徹底。
販売管理費を固定化し規模拡大による利益を
享受、ポイントシステムを考案し顧客に還元、
顧客の固定化。
深夜時間帯のテレビCM。

バッタ屋から量販店へ転換です。
システム化は継続的に革新し、ERP=総合
経営管理システムも世界標準SAPを導入
しています。
新宿淀橋から全国に店舗を持つ
最大手量販店です。

アマゾンの当日配達にも、国内唯一
ともいえる対抗サービスを打ち出しています。

最大手量販店からどこへ行くか?
バッタ屋からの転換は大成功。アマゾンは
いわば、外敵の侵入です。
ここまで培ってきた配送管理ノウハウで、
対抗、競争に勝つ?
同じ領域で戦うと、負けます。アマゾンの
世界はボリュームが最後の決定要素です。

むしろ、足元ヨドバシより安く販売
できる流通が存在している事実に
注目すべきです。
これは、ヨドバシの課題ではなくて
今から事業を創出する私たちが考える
べきことです。

量販店より安く販売することで、継続的
収益が確保できるか検証できていませんが、
現在の流通を考えると確かに工夫の
余地があります。

発注が履いた時点で、メーカ(問屋発注)、
配送業者の直接デリバリ。
店舗、倉庫を持っていないことが強み
になります。

バッタ屋から最大手量販店まで40年、
EC通販価格でアマゾン、量販大手に対応する
販売業者の登場です。
ただ価格競争モデルですから、あるすみわけ
の中で一定の領域を創れるかもしれませんが、
大手量販にとって代わることは不可能です。

ここは、小さな工夫ではなく、大きな発想の
転換が規模とは無関係に求められます。
バッタ屋が腕時計全品にバーコードを
付けて管理すると言い、実践した
オーナーもいたわけです。

それぞれの得意な領域があるのですが、
今のキーワードはやはりAIです。
別に機械学習、ディープラーニングの
アルゴリズムとかソフトを作るのではなく、
どこに適用するか、適用のために自分が
固有に持ってるノウハウの洗い出し、
蓄積、ブラッシュアップです。

世の中の情報に惑わされない。
ペッパーが何かを変革することはない。
中途半端な製品に不満を持った開発者が、
ソフトバンクを退職。
次の事業を開始するようです。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『リース契約の罠』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1452

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01 ┃本日のコラム『 リース契約の罠 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
金曜のテーマとして学術的な話題が継続して
きましたが、今日はぐっと現実的なテーマです。

日本で起業が一般的でないことには理由が
あります。
きれいごとが語られますが、合法的に
隠された罠もあります。
感覚的に感じている人は回避します。

今日は7年経過して表面化した、リスクです。
知っていれば回避も可能です。

起業後すぐ外部との契約が発生するのが、
事務機器、什器等のリース契約です。
5年契約とか7年契約で、コピー機など
ビジネスの必需品を利用します。この
リース契約の「合法的な」罠についてです。

1月ほど前、リース会社からの「請求書」
が個人の旧住所から転送の形で届きました。
11月8日までに30万円を支払えとあります。
リース会社の名前と回収事務代行会社の
名前があります。利用者となる会社名も
ありません。

新種の請求詐欺かなとも思いながら、
連絡してみると契約者番号を読めと言われます。
確かに記述があります。
7年前に知人からの要請で、事業再建を
進めた和菓子の販売会社です。

7年前ちょうど時期的には今頃ですが、
仕入れ先との関係が悪化し、身動きが取れなく
なったということで相談でした。

当時、基本となる和菓子販売は順調で、
特に年末年始はピーク売り上げが予想され、
合格祈願初詣を見込んだ商品販売は、
特定神社で1日売上が100万円を超える実績が
あるということでした。
この商機を内部トラブルで逃したくない。

販売場所がポイントで、大手交通会社との
継続的な契約があり、これも新規締結は実質的
に無理という状態でした。
実業に必要な社員全員、契約、債権債務を
新会社に移管し、問題となった取引先との
契約は旧会社に残す、新設分割方式で、
対処しました。

この方式の場合、旧代表は旧会社に残るので、
新設会社には新しい代表が必要です。
緊急避難ですから私が就任しました。
このときに、新設会社でリース契約を
締結しました。
確かに個人が保証人となっています。
リスクも自覚しています。

その年の年末年始商戦は、急遽切替えた
仕入先の商品も品質が良く、ほぼ想定通り
に推移し、無事別途新設した会社に事業を
移管しました。

リース対象のコピー機を含み、全ての資産
を移管し、事務所の賃貸契約など契約も
変更しました。

ここに罠がありました。
リース契約は、新会社とリース会社間で
移管契約を締結し、私が確認する機会が
ありませんでした。

先日判明したのは、新会社が結んだのは
「重畳的債務保証契約」つまり、原契約を
破棄したり、切り替えたわけでなく
そのまま生かして、さらに債務保証者を
追加するという契約でした。

追加の債務者=実事業者が支払えなく
なったので、7年前の契約保証人に支払え
と請求が来たわけです。
法律上相手=リース会社に正当性が
認められる可能性が高いそうです。

この事実関係を把握できるまでに
3週間かかりました。
いきなり請求書を送り付けてきましたが、
その根拠を求めてもすぐに対応がない。

終了案件のはずでしたが、いきなり
アクティブ案件です。
ただ実業はすでに実態がなく、当時の
約束履行は不可能です。
7年間連絡もなかったことなどの状況説明で、
減額和解を試みましたが、
それもリース会社に拒否されました。

リース契約とはそういう契約だ。
契約に従って支払え。という主張です。

契約切替に際して、債務保証が継続して
いる事実の通知、連絡義務が法律で
規定されていない=合法的という主張です。
そして合法である以上、正しい。
明らかにおかしいのですが、この場合
法律は敵の味方です。

もぅ少し経過を調べると、違った事実が
出てきました。
このリース契約は代表が私を含めて
3名交代しています。
私から継承した代表は、次の継承に
あたって、リース会社と交渉機会があり、
債務から外れていることが判明です。

リース契約はすべてが保証継続では
ないわけです。
強く要求された場合は、解除するが基本は
知らさないでそのまま継続させる。

こうした問題の解決は選択肢が限られます。
1.黙って相手が強制執行するまで何もしない。
2.長期の分割支払いに合意する。=債務を認める
3.減額交渉し、一時払いで解決
4.債務不存在を主張して提訴する。
5.その他

減額交渉が拒否されたので、さらに
選択肢は少ない。
面倒なのですがやはり提訴で決着を
つけないと致し方ないか。
と考えています。

教訓:立派なビルに入ってる金融には注意。
合法的な罠が張り巡らされているかもしれない。

本件の進捗は別途本メルマガにてお知らせします。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
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・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『AI研究現場』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1446

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01 ┃本日のコラム『 AI研究現場 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
今日は、先週最後に予定とした、講演会の
受講結果がテーマです。
タイトルは「AIとともに君たちはどう生き
たいか」
現代の魔法使い・落合陽一と考える
21世紀の大学の役割。

やたら長く、上から目線で、講演の告知は
以前から知っていたのですが、無視していました。

落合陽一氏の研究内容を見るとかなり斬新で、
急遽11月祭イベント参加することにしました。
すぐに参加登録を試みましたが、すでに終了。
希望者は当日サテライト会場へとあります。

株主総会など、1つの会場に入きれない場合、
映像で別の会場から参加させる方式です。

サテライト会場の定員250名とあります。
メイン会場とレイアウトで見る限りほぼ
同じ大きさです。
合計500名程度の収容となります。
「おとなしく参加」ですから30分前に列に
並びます。
ほぼ8割が学生でサテライト側も満席です。

講師落合氏はメディアアーティストとあります。
1987年生まれ。
内容は期待以上に、新鮮で刺激的な内容でした。
産業界が言うAIとは違った観点で今の世界を
創ろうとしています。
優秀な研究者は継続的に出てきています。
いくつかその視点を紹介します。

まず大学の研究と産業界の役割分担について、
個人として明確な知見があります。
研究開発は、問題がわからないことを(も)
対象として追求する。
企業は定義された問題の解決方法を、
コスト、量産の要素を含めて解決を図る。

アートの原点をラスコーの壁画に求め、
CGを実写の代替ではなく、現実とCGの
領域が不可分となる、判別不能な世界を追求する。

スマホによる小さな画面上での知覚拡大は、
近い将来グラスコンピュータで視野が
飛躍的に拡大する。

天性のコミュニケーション能力は、イルカ
が特に優れており、波の機能を使って
入力機と出力機が一体化されている。
人は目で見たものを目で伝えることは出来ない。

AI,ロボットと人の共存。高齢者人口の
増加によって、人が人を支えることは
現実的でなくなっている。
人間に限定しないでAI,ロボット、
人の組み合わせで支える時代が来る。

アマゾンのリピート発注ボタン:人の判断
を起点として、発注工程のみを短縮を
図るもの。
倉庫、モノの存在、管理に限定される
アマゾンノウハウの実態が表現されている。
自動判断の追求はアマゾンの検討対象外。

3Dスキャナ、位置測定器をつけて人間の
動きをCGで表現してきたが、CGで製作
した画像を実体として製作できる時代。
3Dプリンタの高精度化が実現。
デザイナーのデザイン画をデータベース化
してパターンマッチングにより個人の
作風を反映することも可能。

大学(日本の)に対するコメント。
キャリアパスがない。学長レースが唯一か?
研究者はノーベル賞か?あまりにも少ない。
もっと多様なキャリアパスを。
自由な研究テーマのラボ、研究者の流動性の確保。

リサーチマネー(研究費)の流動化。
年度にとらわれないで、資金運用によって
資金を増やす。有望な研究者の確保は、
欠員補充ではなくて青田買いで
どんどん開拓する。

答えがあるものだけを追求しないで、
(今は)答えがないことの追求の意味を
理解、孤立化させない仕組みが重要。
手法=テクノロジーは常に変化する、
手法の追求は一時的なものであり、
ほんとうに重要なのは、何に価値が
あるかを考える力。アート領域ともいえる。

非常にいい講演でした。
最初の違和感の理由も判明しました。

タイトルは後援者ではなく、主催団体の
設定ですね。(推定です)
「関西学生フォーラム」とあります。
紹介文を見る範囲では、脱ゆとり教育の
文部省の支援グループの様子です。
教育の管理側のみがこうした講演会を
企画、運営するのが現実という理解
が必要なようです。

文部省とすれば、上から目線の表現は理解できます。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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