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『スキル蓄積』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1429

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01 ┃本日のコラム『 スキルの蓄積 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
京都に移って6か月経過しました。
諸々今後の活動につき模索してきましたが、
当初の計画通り、大学編入を優先します。
今週願書を提出しました。
2019年1月選考試験を受けます。

願書と共に、研究計画書の提出が求められました。
社会人として何をやってきて、今から何を
研究したいかが問われました。
改めて44年間を振り返ります。

それぞれの局面では自分なりに努力をして
いるのですが、改めて振り返ると色々な印象
があります。
決して最適な選択の連続ではありません。

その時に、何が最良はわからないことが多い。
結果として誤った場合は、よくない結果が
返ってくることで判明します。

わからないことは考えても致し方ないので、
最良の選択はあきらめて、その選択、
経験によって、自分に何か蓄積されていくか
を基準として判断してきました。

唯一ではなく最も重要な基準としてです。
蓄積はなくとも、直ぐにお金になる。
というのも大切なことには変わり有りません。
これだけでは先がありません。

最初の仕事はシステムエンジニアでした。
今風にいうとブラックの典型です。
100時間残業は当たり前、200時間超で
残業代で車を買ったという話もありました。
技術的には様変わりですが、システムとして
考えていく習慣はこの仕事で身につきました。

従業員にとって、大手の会社の利点は
教育環境の充実です。
技術研修、マネジメント研修を受けて、
管理職の視点を持つと大手の制約が
気になります。転職を選びます。

中小企業にはわがままなオーナーがいます。
「オーナーに仕えるふりをして
コントロールする」そんなスキルを磨く
つもりがないと、起業しかありません。

企業オーナーは100%の自由、360度の方向
に対する選択権を手にしています。
お金の悩みが付きまといますが。
自分が蓄積すべきスキル、組織として蓄積
すべきこと、資金と相談しながら最適化を求めます。

現在の資本主義においては、資金問題解決
の王道はIPOです。
広く市場に自分のビジネスを訴えて、
資金を募る。13億円調達しました。

研究開発型の場合は、リスクは前提
として資本側も認識している。
失敗はやむを得ない。
開示情報などに虚偽がなければ、法的は
追及もありません。

しかし、思いが実現しなかった事実に
対しては当人は当然満足しない。
原因究明と再度の挑戦です。
日々の業務があると、あまりこうした
ことは考えないのですが、環境が変わると
雪辱への気持ちもよみがえってきます。

66歳ですが、おそらく活動可能時間は、
まだ20年はあります。
有り余る時間をどう使うか悩むか、
今から新たなスキル習得・蓄積に挑むか。
それぞれの個人の判断です。

全く異なったものとなっている大学の
講義を受講してスキル蓄積、過去の
失敗究明と新たなビジネスモデルの追究。
この課題が鮮明になりました。

これはあくまでも、こちらの勝手な
見解で、受け入れ側の都合もあります。
うまくマッチしないと楽しい結果に
ならないのですが、進んでみないと
明らかにならないこともたくさんあります。

今週の願書提出で、出発しました。
1月に選考試験、2月発表です。

———————————–
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『東京のあわただしさ』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1418

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01 ┃本日のコラム『 東京のあわただしさ 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
先週は、木曜から土曜まで東京でした。
環境が変わると、個別の行動も想定通りに
いかず、先週のメルマガは翌日送りとなりました。

今日は、離れて感じる東京のあわただしさ
から感じた、ビジネス環境の多様性追求でコメントします。

私は、22歳で就職、田園都市線沿線の
独身寮で東京の生活を始めて、44年
東京首都圏のビジネスサイクルの中で
過ごしてきました。

60歳を過ぎて少し意識的に変化を
つけようと、草加で3年、松戸で8か月
の準備期間を経て、現在京都です。

ビジネスの継続性、人的な交流は、
東京になりますから、ほぼ毎月東京へ
出かけることになります。
生活のリズムが地方になじんでくると、
当たり前だった、東京の流れに違和感を
感じてきます。5か月間の変化です。

京都では毎日1時間の移動時間を持つ
ようにしていますが、鴨川の河原を
片道30分の徒歩移動です。
東京では、かつてのパターンを踏襲して、
1日に6つの面談、打ち合わせです。
それぞれ駅まで徒歩、電車、目的地へ徒歩です。

あまり苦になることはなく、空いた時間を
埋めるべく予定を埋めていくことが普通でした。
今回初めての感覚ですが、これが苦痛でした。
生活環境ではなく、単なる体力の低下が
原因かもしれません。

エイジレスの起業、継続的なビジネス
を実践するためには、それぞれの環境
に合わせた仕事の仕方、ビジネスモデル
の構築が必要です。
環境の要素として年齢、体力、知力
その他機能低下も含まれます。
現実に目は見えにくくなり、
耳も聞こえにくくなります。

いわゆる定年という制度があり、
60,65歳でご苦労様ということで、
職場から退場の根拠でもあります。
この枠に入らないのが、独裁的な
オーナー経営者、政治家、やめられない零細事業主。

みんな年金で、蕎麦打ちでもやりますか?
有り余る時間を使って旅行にでも行きますか?
悪くない選択ですが、違う生き方があります。
自分の現状を受け入れ、新しいビジネス環境を作る。

東京の人、あわただしさはすさまじい、
少し離れるととてもついていけない。
1日に6つのスケジュールは無理。
そう、無理しない。
自分なりの進め方に変えてしまう。
おそらく東京でも、多様な働き方があります。

人より少しでも早く情報を取得して、
行動する。最新の技術動向、情報を
常にウオッチング、関係者とコンタクト
する。
そのための人的ネットワークをいつの更新維持する。

これを実践するためには、毎日6つの
ミーティングが必須になります。

より広く、より新しい情報取得を放棄します。
対象領域を絞り、情報サイクルを延長します。
これにより、会うべき相手も絞られます。

草加、松戸と距離を置いてみたのも
ある意味その準備でした。
日経新聞も毎日読まない。
週に一度2時間程度で、先週の朝刊
だけ目を通す。
テレビは見ない。

インプットする情報は絞っていましたが、
東京のコンタクトは絞り込みが
できていませんでした。
疲労が変化を促しました。
東京のあわただしさは、活力の源泉
です。変化することはありません。
自分の関与の仕方を自分でコントロールします。

団塊世代を含め、元気な高齢者は
どんどん増加です。
旅行も、蕎麦打ちもいいのですが、
それぞれの身の丈に合った多様な
仕事環境を作りだすほうが、
もっと楽しいということを主張、
実践していきます。

みんな環境が違うので、群れる必要は
ありません。
自分の固有スタイルを追求します。
結果として自然な連携が生まれることを
期待します。

———————————–
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『教育の多様性』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1412

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01 ┃ 本日のコラム -『 教育の多様性 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
今日は、障害者特に聴覚障害者への
教育支援から多様性確保のテーマです。
京都に移って5か月、いくつかの
テーマが持ち込まれています。
その中で私が注力しているのが、
iPhone,iOSの音声からテキスト
表示システムのマーケティングです。

開発のきっかけが学習塾での、
聴覚障害者への対応だったので、
教育関係から着手です。

一般的には0.2パーセント程度の人が
何らかの理由で、音、音声が聞き取り
にくい、聞こえない状態です。
学習塾にもいます。
たまたまですが講師がiOSに詳しく
自分でソフトを作れることから、
アップルの音声認識を使って、
講義をテキスト化、生徒が保有する
iPhone,iPadに表示するシステムを
開発しました。

2年運用して一定の成果があるので、
より広く普及させる方策検討となりました。

市場を確定させるべく、大学における
聴覚障害者への教育支援について
現状をしらべましたヒアリングです。
少なくとも、私がいた半世紀前の大学
ではには支援策は全くありませんでした。
現在は専門の組織ができています。

社会的な背景として2016年6月
障害者差別解消法が施行され、公的な
機関には率先して社会的なバリアを
取り除くことが義務つけられています。

現在は、対象者からの申請を受けると、
すべての講義に個別に最適と考えら
れる、支援策を準備しています。

伝統的な手話は,専門的な講義には
不向きで、ノートテイカーといわれる
支援者が2人ついて、講師がしゃべる
内容をPCに入力する方式が中心です。
単なる言葉の入力ではなく、
な用語識別解釈が入るので、支援者
も同等の知識が必要です。

ボランティアではなく、有償
アルバイトです。
完全ではないが最適、最善を尽くす
という姿勢です。
この過程へIT技術の適用も試みも
幾つかの実践が開始されています。
今回対象とした、音声を自動的に
テキスト化して表示する仕組みも
一部適用しています。

現場の責任者のコメントとして、
音声からテキスト変換はすでに人的
な支援が入っている場面ではなく、
それが困難な状況、屋外の実習、
実験の場面へ絞り込んで、
必要な機能を充実させると使える。

屋外実習では、誤変換など意味が
うまく伝わらない場合は、対象者から
聞き直して会話によって内容を確認する。

技術を介在させた、新しいコミュニ
ケーション方式の確立。

ごく1部の聴覚障害者に対し、個別に
教育支援の体制を作ることに関しては、
費用を含めて障害も大きそうですが、
大きな意味があります。
法律による強制面もありますが、多様性の確保です。

社会全体が一定の余裕を持たないと、
強者の論理で効率性が優先されます。
それは決して全体の、継続的な最適解
にならない。

日本はすでに高齢化社会に入り、
それは急速に拡大していきます。
今聴覚、視覚が充分であってもどんどん衰えます。

高齢者を含めて、聴覚障害者がそれぞれに、
自分の自由な意志で継続的に、学習、研究、
ビジネスの場で活動できる環境の創出です。

大学における試みは、世の中を変える
ことにつながります。
特に人の介在による支援からAI含む
ITの活用への転換は適用領域を大きく拡大します。

駅のホームの放送を、手元のスマホで
確認するというのもありそうです。
掲示までは時間差があり、
リアルタイムのテキスト化は有効です。

インバウンド対応もあります。
外国人を対象とした、デパートなどの
放送の翻訳もありそうです。

現在、リアルタイム性はほぼ確保
されていますが、誤変換による情報が誤報
として伝わるリスクがあります。
この解決策が運用ノウハウとなります。
完璧さを追求することと、現状の中で
使いこなす知恵、双方のバランスが普及の
カギとなります。

私的な経験と照らすと、かつてPDFからXML
変換市場創出はこのバランスの構築に失敗しています。

失敗を経験として、今の課題実現を実現します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『SUPER FRIDAY』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1406

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■━━━━━━[vol.1406] 2017/10/13━━■

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01本日のコラム - 

『 SUPER FRIDAY 』

…………………………………………………
藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
今日のタイトルは、初めて英文字です。
スーパフライデーでもいいのですが。
イベント実施者である、ソフトバンクが
英文字で配信しているので、そのままの
表記としました。

今日13日金曜はソフトバンクのスマホ
利用者は、サーティワンアイスクリームで
レギラーコーンのアイスクリームが1個無料です。

数か月前の同じ企画では、新宿歌舞伎町付近
の店舗では100メートル以上の行列ができて
いました。それを見て諦めました。

今回は、先ほど京都北大路店で、受け取る
ことができました。
高校と大学が終わる前を狙い、待つことも
ありませんでした。
アイスクリームを食べて、この無料サービス
モデルについて考えます。
私たちも応用することができるのかという観点です。

結論として無理です。
これは悔しいのですが、勝者のモデルです。
未来にわたって今の勝者がその位置を継続する
ということを意味しませんが、客観的に
現時点の勝者が使うモデルです。
中小、ベンチャー現在の勝者ではありません。

無料で300円程度の商品を提供します。
商品提供、店舗側も無料商品に附帯して購入
が期待できますから、ある程度の負担は
ありそうです。
一般論として、従来の顧客層と異なった
需要喚起にもつながります。

これを名もないベンチャーがやれるか?
広い意味では提携戦略です。
広告宣伝、告知活動として取り組めるか?
これも無理です。

ソフトバンクのスマホユーザという
確立した顧客基盤が、サーティーワンに
とって魅力です。SUPER FRIDAYの参加に
意味があります。
新興企業では、相手にとって連携の魅力が
ありません。

強者の戦略と、それに挑戦するチャレン
ジャーのゲリラ戦を識別が必要です。
大規模なフリー=無料配布モデルは強者の戦略です。
判断を誤ると破たんです。

インターネット関連ビジネスではたくさん
のフリーモデルが登場しています。
今も継続しています。

例えば、名刺入力無料サービス、無料の
クラウド会計、家計簿、会員獲得競争で
話題を呼んだニュースキュレーション。
新興のベンチャーですが、大きな資金が
必須です。未上場時点で数十億の資金を
調達します。

100万人の会員獲得には会員獲得コスト
を1000円/人として10億です。
創意工夫より資金調達力です。
いくつかの会社は新規上場、もしくは準備中です。

新しい事業の立ち上げには、いろいろな
方法があります。
強者の論理を模倣しないで、独自に
普及モデルを試行錯誤で構築します。
強者の弱点を突くことを
アイスクリームを食べながら考えます。

私が考える対象領域はAIです。
強者の論理で活動する勢力があります。
IBM Watsonとソフトバンクの連携。
技術をお金に換えるのが苦手なIBM、
権威を買い取って独占が得意なソフトバンク。

AIの利権とは一線を画して、市場創出
を追求します。
100兆円の資金ですべて根こそぎ、独占
しようという相手です。
特化ニッチの領域を絞り込んで対応です。

10月11日は大阪でIBM・ソフトバンク
共催でWatson講演会でした。
関西では珍しいので、参加しました。
展示など対応はソフトバンク社員です。
ほとんどは東京から出張です。

その事業モデルは?

パートナー登録することで、会員限定
のツールが利用できる。
決して安くない会費徴収モデルです。
日本語化を共同で実施したこと、
コールセンターにWatsonを導入した
対価のようです。

投下資金はベンダーから会費として
回収するモデルです。

IBMは日本語での対応が極めて限定的です。
その隙間を埋めていることは確かですが、
AIの市場創出にプラスになると思えない。

IBMの硬直化した対応に、英語で我慢し
ながら付き合うことのほうを選択します。

———————————–
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『75歳からの数学論文』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1399

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01 ┃本日のコラム『 75歳からの数学論文 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
先週はお休みでした。
今日のテーマは75歳からの論文です。
このメルマガは私の活動を、お伝えして
きていますが、非常に強いインパクトを
受けた話があったので、ご紹介します。

75歳から新しい数学論文を書いたというのは、
広中平祐氏です。
10年かけてもう少しで完成すると、
昨年2016年85歳の時、講演会で言っています。

私は75歳まで10年ありますから勇気付けられ、
感動しました。
昨日のメルマガでは石井さんが40歳以上の
起業支援助成金の紹介をしていましたが、
75歳から新しいことを始めることができる
時代です。

まあ、普通の人の話ではないといえば
その通りですが、数学の論文はかけないが、
自分がやってきたことを継続、発展させる
のは不可能ではない。という事例です。

広中氏は数学のノーベル賞といわれる
フィールズ賞を日本で2人目に1970年に
受賞。当時ハーバード大学の教授でした。
次の受賞は1990年森重文氏です。

どんなに優秀でも年齢を重ねると衰えます。
記憶力、瞬発力、持久力みんな低下します。
一方で、広中氏の場合変わらないのは
「感が鈍くて鈍くさい」ところだそうです。

75歳の時あるきっかけで、「いままで自分が
発表したどの論文より凄い論文を書いて、、」
と宣言し、言った以上はやらなければと
いうことで、研究を開始したそうです。

対象は抽象代数の特異点に関するテーマです。
「代数ってのは何やっているか、自分でも
分からないことが勝手に出来て、何かの
間違いでよい結果が出ることが有るんです。」
と言っています。

瞬発力、視力は低下しているので、数字の
6と8はよく間違える。
持久力もなくなり5時間やると休憩。
こんな感じで10年継続のようです。
あと1年といってから7年、あと1週間と
いってから数か月が経過しているようです。

講演の最後に、抽象的学問としての数学に
関して以下のコメントがありました。
抽象学問は、役に立たないという人がいるが、
役に立つとは何か?
いま役に立たなくても、100年後に役に
立つかもしれない。

数学は楽しい。何才になってもできる。
ただし、やり方、態度を変えないといけない。
最先端は若い人に、80才になっても
論文を書き続けるのは最先端、すぐに役に
立つととか言ってあせって苦労するより
別の道もあると考えれば良い。

以下は、私のコメントです。
今週からノーベル賞の発表も始まっています。
最先端で世界と競うもよし、年相応と
いうことで、過去の自分のやってきたこと
を確認しながら、今できることを85歳
まで継続してやっていく。

自分の生き方を、自分で決めることを
楽しみにします。

最後に、講演記録の出典です。
きわめてローカルな書籍です。
京都大学理学研究科。理学部数学教室
同窓会誌創刊号
京大数学同窓会 2017年8月25日

私自身は数学でないこともあり、同窓会の
存在も知らなかったのですが、知人から
紹介貸与されました。

2016年同窓会の講演として、創刊号に
掲載されていました。
今回紹介したのは、論文作成中のテーマ
ですが、講演では育英会の奨学金、
フルブライト留学ぎりぎりで通過の話、
アメリカ、パリの生活が紹介されています。
世界の数学者の交流と共に、小澤征爾氏
とのかかわりもあります。

それぞれにふさわしい、今の生き方があります。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『画像分類AI構築』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1387

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01 ┃本日のコラム『 画像分類AI構築 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
今日のテーマは画像を分類するAIエンジン
の構築記録です。
1月からIBMが提供するAI=Watsonの
学習を開始し、4月から分類エンジンの
開発と、スマホからの利用アプリ開発を
行ってきました。

今週AIエンジンが稼働しました。
実践経緯のお知らせです。
簡単というのは事実と異なりますが、
得られる機能と投下した時間、コスト対比
では、晴らしいと感動です。
再認識です。クラウド環境はビジネスの
ありかたを変えます。

今回の対象は、料理のレシピです。
スマホで料理を撮影して送信すると
栄養素、カロリーなどを撮影者に返信します。

以下のステップで構成されます。
1.教師データの母集団となる素ータ収集:
2.対象とする項目データ抽出、編集
3.各分類に合致するデータの検索
4.合致データの画像編集
5.AIエンジンに教師データとして画像投入
6.独自分類器として機械学習

今日は、1から3までの紹介です。
素データは、膨大なデータが投稿されている、
インターネットからの収集です。
この工程は、スクレイピング、クローリング
と一般的にいわれます。

URLを自動的に遷移して、各サイトから
指定した条件に合致する情報を収集します。
量的に多くなければ、Googleで個別に
検索結果をコピペでいいのですが、
10万件といったボリュームでは不可能です。
自動化が必須です。

オープンソース等ツールが公開されて
いますが、サイト運用側からはスパム的な
警戒をされる可能性があります。
最悪のケースはアクセスを遮断されます。

このリスク回避目的で有料サービスを
利用しました。
80legs:数万台のPCで分散して収集する
サービスです。
1回の設定で、100万カ所のURLから
データを取得します。

さすがに10時間ほどかかります。
膨大なテキストデータを取得しますから、
ここから2.対象データの抽出です。
おそらく最適ではないと思いつつ、自分が
扱える技術的な制約からVBAで文字列操作
選択スクリプトを書きました。

見慣れたExcelシートにレシピデータを
取得します。

いくつかの条件設定を行い、10回ほどの
スクレイピングを行い、取得した素データ
から各xcelシート1万件、合計10万件の
データ抽出です。

これをファイルメーカで統合する。
ここでデータの重複問題の発生です。
20%と想定でしたが、40%ほどあり、
追加取得を余儀なくされました。

実データを扱う時、予想外の事はよく
発生します。
3.設定した分類に該当するレシピの
検索抽出です。
ここではレシピ名による検索の想定です
が、結果は不調。

事後的に専門家コメントで判明するのですが、
レシピは名称基準がありません。
作成者がユニークさを競う世界のようです。

名称検索をあきらめて、別にキーワード抽出です。
収集データには多少冗長ですが、コメント文、
材料も取得したので、この単語の組み合わせに
よる検索で補完します。

この結果何とか教師データが整い、独自分類
エンジンが稼働しました。

ここからは、いくつかの評価を実施し、教師画像の
更新などにより分類のチューニングを行います。

並行してスマホアプリの開発が進行中で、
iPhone/Android両方からの利用が可能な
アプリを9月末に提供予定です。

こちらはクラウドで提供される開発環境を
利用し、短期間でiPhone/Android
ハイブリッドアプリの開発が可能となりました。

技術的に高くはない、少しの抵抗を超えると
広い世界があります。
スクレイピングから機械学習、利用環境として
スマホのカメラや音声認識機能の活用。
世界中の技術者が性能向上に注力しています。
これをすぐに自分で活用できます。

ビジネスモデルが大きく変わる前提が
どんどん拡大です。
自分で変化させるか、誰かに変えられて
しまうまで待つか。自由な選択です。

まあ、早すぎるいうこともあります。
選択肢は色々です。
個人の性格によるのかな。

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    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『映画インベスター』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1370

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01 ┃本日のコラム『 映画インベスター 』
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  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
今日は、先日のメルマガで大竹編集長から紹介があった
マクドナルド創業を描いた、映画「インベスター」
鑑賞記です。

数十年ぶりの、自分でチケット購入する映画鑑賞です。
京都の映画館を探す過程を含めて新鮮でした。

私が知ってるのは40年前の映画館ですから
当然変わっています。
新京極MOVIXという複合館がありました。
2棟で、上映スペースが11あります。
この中の一つで、上映していました。
ただし、9:50から11:45の一回上映です。

たくさんの観客動員が期待できるわけではありません。
自動化が進んで、こうした運営が定着したのでしょう。
チケットは、ネット購入も可能で全席指定です。

自動販売機で購入し同時に座席指定を行います。
シルバーと言う事で、1800円が1100円になります。
9:30ではまだ会場に入れず、9:40入場です。

平日の午前ですから、観客は12名でした。
ゆったりとした映画館です。

以下は、描かれたビジネスに対する個人的な感想です。
資本主義、金儲けへの情熱を全編に感じます。
というより圧倒されます。
アメリカンドリームを支えている、際限なき欲望です。

貧しさから抜けるために、金を稼ぐという領域を超えて、
そこそこ安定する現状では飽き足らず、リスクを
とって、今の保有資産すべてをを投入して、
より大きな金と権力を追求する。

モラル、品位、友情よりも結果がすべて、裏切り、だまし、
何でもあり。
懸命にやることは成功を保証しない。
いつの時代も、いずこも金融はいいどりで助けない。
運が悪いと、犯罪として堀のなか。

窮地を脱するのは、広い知識の応用と機転、
サポートする仲間の存在。
でも苦境を乗り切ると、過去の支援者は不要。
利益は独り占めが当然。

オリジナルの、調理システムを確立したマクドナルド
兄弟を金で排斥して、「インベスター」=創業者を確立。

インベスターとして、固有に作り出す利益を
共有しようと投資家が群がってくる。
私的経験とも重なります。どこにもあることで、この
群がりが資本主義の本質。

道徳、宗教で飾らずに人間の根源的な権力欲を
ストレートに称賛。
アメリカンドリーム万歳。

仕組みの斬新さ、商品の新しさでは、不十分で、
悪意を含むまでの貪欲さ、利益分配にたくさんの
人が群がるわかりやすさが必要なのでしょう。

高貴、清貧、献身的といった道徳的な評価基準の
束縛を脱して、おおらかに公共ではなく自己の欲望
追求が競争を介して、世の中を最適化する?
成功のためには裏切り、だまし何でもあり。
目的のためには必要。

様々な価値観が交錯しています。
大多数の日本人にとって理解困難なイスラムと
キリスト教の確執、客観的には勝敗がついた資本主義と
社会主義、それでも北朝鮮はミサイルでアメリカに挑む。
処理サイクル確立を断念した、原子力発電の継続か中止か?

今自分が正しいと思う事、大切なことを信じてひたすら
実践する。
やはり、裏切りとだましは受け入れられませんね。
つい映画の場面でも、発案実践者マクドナルド兄弟に
シンパシーを感じます。

映画見ながら、いろいろな自分の過去を含めて考える
時間を過ごしました。
普段と違う時間として、この2時間は有効だと思います
おすすめです。

今日は打ち合わせで、伊東市でした。
先週に続いて外出でした。配信が遅れたことお詫びします。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『AI 実践』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1364

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01 ┃ 本日のコラム -『 AI 実践 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
今日は東京からです。
メルマガを書こうとしてトラブル発生です。
外出時に持ち歩くタブレットPCのキーボードから
Aとqのキーからの入力ができません。

再起動などやってみるのですが変化なし。
たまたま秋葉原でしたので、すぐUSB接続の
キーボード購入しましたが、時間が過ぎ、
やむを得ず昨日金曜の配信を断念し、
本日土曜配信となりました。
お詫びします。

今日のテーマはAIの実践課程についてです。
2017年1月から「初めてのWatson」を
教本として、クラウド環境でAIに利用に
ついてまず学習を進めてきました。

約3か月で教本過程をトレースし、紹介された
機能について、自分の環境でも稼働させる
ことができました。学習完了。

その後、このメルマガっでも何度かお伝えした
スクレイピング=データの収集方式の確立でした。
大量コンテンツをインターネットから
収集して、AIで分析する道具=技術要素が
整いました。

いよいよ具体的な課題への適用です。
今回の適用は、食事内容からカロリー、
栄養素を判定して、栄養指導に反映させる
テーマです。2年間の研究テーマですが、
初年度としてプロトタイプ開発です。

レシピ判定のの材料として、NHKきょう
の料理などいくるつかのサイトからレシピ
情報をスクレイピングで大量に取得しました。
5万台のアクセスコンピュータを使うという、
80legsのサービスを利用しました。

研究の中心となる、栄養学の専門家、
栄養士が選定した100種類の代表的な
レシピの栄養素、カロリーと画像データを
突き合わせて教師データとして、
編集します。

これが、今回の研究のポイントです。
幾つかの試行錯誤が想定されます。
IBMが提供するクラウド環境で、機械学習
を行い判定過程の確認を行いました。

ユーザインタフェースは、スマホです。
スマホの標準機能となるカメラで、撮影
する食事の画像から、レシピを判定、栄養素、
カロリーを表示します。

現状、類似サービスは栄養士が送られた
画像から、目視で判定する方式で
提供されています。
当然ですが、目視なので、件数が増えると
判定する栄養士が比例して必要となります。

今回の研究は、判定工程をAIによって
代替するものです。
このユーザ側アプリケーションは、
iPhone,アンドロイドを対象とします。
開発環境としてmonacaというサービスを
利用します。
Watson教本で経験領域です。

実践になると幾つかの問題が発生します。
まずは、取得データの偏りです。
スクレイピング過程は目標件数として
10万件とし機械的な収集で達成しましたが、
100種類のレシピと対応付けると、
ばらつきが大きいことが判明しました。

特定のレシピは、類似データがたくさん
収集できているが、教師データの目標とする
件数に届かないレシピも存在します。

追加収集中です。

WatsonAPIを使った画像認識、分類機作成です。
こちらは教本から3回目になると、慣れてきます。
認識精度向上のために、似た画像を同じ分類として
設定することで、学習効果向上を狙います。

デープラーニング=機械学習の特徴は、識別の
基準=ルールを外生的に定義しないことです。
どんな画像はオムレツで、カレーではないと
いったルール、基準を入力しません。
与えられた50枚の画像から、Watsonが勝手に
判断します。

逆に、画像から識別困難なことは識別不能です。
例えば、外見がほぼ同じ豆腐ハンバーグと、
牛肉ハンバーグは、現時点では識別不能です。
外見で優位な差がありません。

このあたりの特性理解が、機械学習の
実践に大きな影響があります。
できること、できないことの識別を、
利用者が行う。

次に日本語表記の問題です。
レシピ名称は当然日本語ですが、AIの
サービスは基本は英語、一部日本語対応が
実態です。レシピをコード化して、スマホ側
アプリで、表示する時点で、正しいレシピ名
表示とします。

2017年8月25日(金)現時点の
AI実践進捗過程でした。

継続して進捗を、お伝えします。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『京都の事業計画骨子』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1347

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01 ┃本日のコラム『京都の事業計画骨子』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
何回か連続して技術的なテーマを継続で
したが、京都で3か月経過。
活動計画=事業計画の骨子を作成しました。
今後計画の具体化、関係者との意見交換に
入ります。

今日はその検討過程と概要です。
検討過程は5月から京都に住み、基本毎日
大学へ出かける。
学生がいる空間である時間を共有する。
=5月1か月間実施

図書館入館証を取得し、大学とはかくある
べし的な関係書籍を読み、勝手な方向感を
形成する。
一部趣旨に賛同を得られた仲間との意見交換。
=6月。

活動計画を事業として実施を前提に作成する。
活動の告知を目的としたメディアの選定と
コンタクト。計画骨子作成。=7月。

7月は実態として、スクレイピングにかなり
時間を要しましたが、企画は並行して進め、
骨子として検討材料ができました。
そもそも類似事例も、遂行実績もないこと
ですから、計画といってもそのまま遂行
できることは期待していません。

事業である以上、実現可能性は別にして、
計画が存在していないことはあり得ない。
という原理を順守します。
ここから頻繁に、基本方針を含めて軌道修正の
連続です。

出発点のお手本はスタンフォード大学です。
シスコ、サンマイクロ、HP、ヤフー、
Google世界のITを変えた事業をいくつも
輩出しています。

日本からはソニーウォークマン以降
画期的な商品はありません。
ソニー含めて大企業としての安定志向に入り、
金融事業比率拡大です。

大学からの変革を指向して、参考としたのは
以下の書籍です。
65歳を過ぎての活動に、固有課題も含まれます。

1.梅原猛「授業仏教」朝日新聞2002年2月
2.森毅「ボクの京大物語」:福武書店1992年他
3.野口悠紀雄「日本経済企業からの革命」2002年7月
4.瀧本哲史「僕は君たちに武器を配りたい」講談社 2011年9月2日
5.松本紘=25代京大総長「京都から大学を変える」祥伝社2014年4月30

6.山本義隆「私の1960年代」金曜日2015年10月
7.ゆとり京大生の大学論ナカニシヤ出版2013年6月13日
番外、梅原猛が引用しているニーチェ「ツァラトウストラ」

活動計画骨子:
告知メディアは学生新聞をメインとする。
現時点では広告として活動を構成員に告知
する方式をとります。
いまどきですから、Webメディアなどいくつ
かありますが、メディアとして継続している
歴史を評価しました。創刊92年です。

暑い中、学生は図書館で勉強しています。
7月は試験期間ということでほぼ満席です。
各講座、12回の出席が必須でかつ試験成績
が評価されるということかと思います。
レポートだけで、単位取得できた時代とは
別世界です。この秩序は触りません。

いつでも過半数は、普通に過ごします。
スタンフォードも、大部分の学生はゼミと
授業の準備に追われます。
日本から留学生のレポートは、この大変さを
伝えます。

サンマイクロなど起業家は、授業に出ない。
当たり前、そんな時間がない。一部異端です。

狙いは、大多数ではない、一部1%と想定する
異端分子の発掘と起業です。
そのために、いくつかの準備と企てが必要です。
最初から異端、起業を指向しているわけでは
ありません。

当局が作った規定ルートへの疑問、違和感が
トリガーです。

「ジャングルで学生を迷わせない」
(前総長松本氏)狙いで、きめ細かな
カリキュラムが準備されています。
「教科書があるのは中学まで、以降は
解析概論を読むか存在と時間を読むかは
個人の自由」(森毅)全く逆です。

3%は、細かなガイドに違和感(のはず)。

既存秩序を否定することなく、そのまま
受け入れ、違う選択肢の提供を考えます。
アカデミズムや学問の自由という理念
ではなくビジネスです。

当局の、産官学連携は進んでいます。
正しくは、連携と称する建物と組織、
お金です。連携、育成実績はありません。

もっとも博士が多いといわれた、
中央研究所を縮小した日立は、複数の
大学と提携しています。京大にも日立
社員が7名常駐のようです。

産学連携の是非はあるが、これら事実の
進行も受入れ、学生がビジネスを起こし
てしまう。この選択肢を現実化します。

5年後の優良ベンチャー推薦コンテスト、
自主ゼミ形式による、公式講義外の
知的刺激や実践の場を提供します。

このゼミについては、数名の賛同者から
講師の申し出を受けています。
閉塞感を打破するのはやはり若者です。
1%の異端者を見つける活動です。

併せて、事業としての継続性を確保する
ために資金調達も計画します。
まだ未定ですが、ビットコイン=
仮想通貨による調達を対象化します。
べンチャーコンテスト、自主ゼミ。
暑い夏休みに具体化を進めます。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『新HP作成』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1347

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01 ┃本日のコラム『 新HP作成 』
━━┃…………………………………………
  ┃藤田幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
今日は8月18日、一昨日16日は大文字
送り火でした。
ほぼ半世紀ぶりの送り火を、鴨川の河原で
同世代の仲間5名で眺めました。

今日は、ビジネスに必須となったHP作成
がテーマです。
5月に京都移転、事業を転換しましたが、
次に告知することが明確でないので、PDB
マーケティングのHPは従来のままでした。

前回のメルマガでお知らせしたように、
活動骨子が固まってきたので、HPの更新
を行いました。その経過です。

主張をもち、世の中と関係を作る活動に
情報開示は必須で、HPは最適です。
半世紀前は壁新聞とビラでしたが、見たい
ときに見ることができません。
コストも紙、インク代、が発生。
コスト的にも優位です。

7年ぶりの全面更新となります。
技術的にも変化があります。
いくつかのテーマで述べてきているように、
技術は自分がある範囲で使いこなせると
非常に有効です。
技術習得=慣れという壁が存在しますが、
気持ちの持ち方です。

HPの作成は定番Wordpressです。
フリーソフトですが、環境を構築する
のは簡単ではありませんでした。
前回は、ITサポーター松澤氏に依頼
しました。
今回はクラウド化で「お名前.COM」の
レンタルサーバで、即時インストールです。
DNSの配置変更など、いくつかトラブルは
あります。

新規事業の活動はまだ十分でないので、
入れ物ができても、コンテンツが
ありません。
従来のコンテンツは、アーカイブとして
残します。
これも、リンクを設定するだけです。

ただ今回は、サーバそのものも移行する
ので、旧コンテンツをそのままコピーする
必要があります。
Wordpressの機能ではないのですが、
プラグインとして様々な移行ツールが
あります。
4種ほど実践して、最適らしき物を選択。

一括出力と入力は、同じツールを使用します。
レイアウトなどは、新規に更新したいので、
アーカイブは別のサブアドレスにWordpress
を別途インストールして移行しました。
一部、内部リンクがうまく変換できていない
のですが、コンテンツ参照は可能です。

新HPはWordpressのテーマ=レイアウト
を新規に変更し、トップページは
写真付きです。
せっかくですから、活動に関係した
イメージ画像を挿入です。

「XXX 画像」とか検索すると、山のような
画像コンテンツが現れます。
ここから選択すると楽なのですが。。。。。
著作権問題のリスクがあります。

フリー画像と記載されていても、
原著作者の承認可否は不明です。
市販されていた、フリー画像集から転載、
HPに利用していた会社に、いきなり
現著作者を名乗る代理人から、使用料請求
が来た例もあります。

最も確実な方法は、自分で撮影です。
iPhoneで撮影、4000X3000ですから
120万画素かと思ったら1200万画素です。
そのままアップしようとすると
サイズオーバーで小さく変換です。

前回メルマガで紹介した、活動骨子を
トップページに設定。
会社概要、沿革を更新して新HP完成。
インスクエアメルマガのコンテンツを
迅速に反映できるように、RSSの設定も
試行したのですが、
テーマ拡散になりそうで、中止。

個別に、メール投稿の仕組みを
設定しました。
カテゴリ設定、メニューの見やすさ
など順次整備していくこととして、
新HP作成、旧HPのアーカイブ化が
終了しました。

今回はDNSの変更を行う関係で一時的に、
HP参照ができなくなるので、8月11日
から13日の連休を移行期間としました。
このあたりの設定変更はITサポーター
松澤氏へ依頼でした。

世の中へ告知する場所=HPの環境が
整備できました。
次は、知らせる内容の問題です。
具体的な活動計画、実践段階です。

新HPはこちらです。URL変更はありません。

http://p-db-m.com/

AIによる栄養指導は、10万件の
レシピスクレイピング=情報収集が終わり、
画像認識の準備に入りました。
並行して、認識対象とする100種類の
レシピ選定を栄養士、研究者が
進めています。

べンチャーコンテスト、自主ゼミなど
学生向け企画も進行中です。
まだまだ暑い夏は続きます。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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