【金融機関の選び方 ~金融機関の活用の仕方】
平成26年1月21日(水)19時~21時
担当:運営事務局 齋藤、野田
場所:インスクエア池袋 ビジネスラウンジ
インスクエア池袋ビジネスラウンジにて、
現役の金融マンをお招きし勉強会を開催しました。
銀行法、信用金庫法でそもそもくくられていることから始まって
都市銀行と信金の違いが聞けました。
信金だから相談しやすいなどというのは、はっきり言ってないようです。
銀行というより担当者が重要と感じたのは、
今回の講師を務めていただいた信用金庫のご担当の方からも再認識しました。
個人的には確信を得た感じです。それゆえ頻繁に転勤のない信金で
良い担当を見つけるという価値は大きいと思います。
融資の審査についてもかなり突っ込んだ質問もありいいことが聞けました。
決算書内に役員貸付がある、代表に貸付がある場合は資産として見ない
減価償却不足は複数の期で○○(書けません)をみて判断する。
そうすると減価償却のごまかしはほとんど見破れる。
(銀行側ではそうしているんですね。)
新規の場合は信用調査 個人調査 個人の借り入れなどを調べるのに
1ヶ月かかる。
(いざという時に新規は時間がかかるという問題ありますね)
そうすると、
あえて借入をしても、借入と現金が同じ事実上無借金がBESTとなります。
いざという時には、この状態だとレスポンス良く、素早く融資の対応が可能です。
よく債務超過だからダメと思いがちですが
債務超過がぜんぶダメではないが、連続赤字は厳しい。
実態を重視するそうです。
「返済財源」という考え方も聞けました。
代表者の給与に対しての考え方なのですが、えええ・・そんな見方するの。。
と驚きでした。
代表者は自分の給与の設定も、この視点は持っておく必要ありますね。
(これも滅多に聞けない。)
さらに給与だけではなく生活費から計算して適正解をもとめていました。
決算書のどこを見ているかもわかりました。
借入れてちょっと利益が出たからといってすぐに返しがちですが、これもNG
です。計画通りというのが理想で、そういうのは計画性を疑われます。
カードローン、法律的なトラブル?など見ています。
どこで見ているか??・・・(これはさすがに書けません)
コンサルで行政書士さんなんかが同席はプラスかマイナスか?
NGでした。
とくにコンサルには悪評コンサルもいて要注意だそうです。
定期預金があると金利が安くなる?・・NOです
銀行の担当は新人ベテランどっちがいい?・・・新人です。
が、理由はさすがにここでは書けません。
他にも
■美容室などの日銭商売は貸しやすいか??
■政治家の口利きはどうか??
■大口取引先の紹介は??
■債務超過が2年だと???
■延滞条件変更はどう評価されるのか??
■社会保険滞納の企業は???
■一般社団法人は? NPO法人は? 融資できるか??
■経営者保証を無くしていく話が出ているが状況は???
このように沢山の質問がありここでは回答を書ききれませんが
質問にその場で明確に答えてもらえたことはかなりインパクトがあったようで
次回もぜひ参加したいという方が多数いました。
インスクエアにとってもこういう銀行マンとの出会いは貴重ですので、なにか
要望があればいつでも紹介させていただくつもりです。
知らない銀行に飛び込むよりよっぽど、話はスムーズに行きますね。
また、なんでも質問ありのこのセミナーをまた行いますので
興味のある方は、イベントをチェックしてみてください。
是非ご参加ください。乞うご期待!