『PCの買い替え時期は?』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1202
■[ インスクエア ビジネスニュース ]━━■
エイジレスな起業支援
インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1202] 2017/02/07━━■
メルマガ無料購読申込はこちら
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01本日のコラム -
PCの買い替え時期は?
…………………………………………………
高野 信彦(Dr.Data データ復旧富山)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Dr.Data データ復旧富山の高野です。こんにちは。
当社ではデータ復旧事業として、壊れてしまったパソコン、外付ハードデ
ィスク、各種メモリーカードからのデータの復旧をやっております。
データ復旧関連の話題と、その他IT関連の情報提供させていただきます。
今回は「PCの買い替え時期は?」です。
PCの買い換えサイクルは5年程度と考えておられる方が主流でしたが、こ
こ数年伸びつつあるようです。
これには、従来のPCはやや性能的には足踏み状態となり、新製品が出て
も 買い換えたいと思わせる商品が少なくなってきたなど、様々な理由がある
でしょう。
ここで、昨今においてPCの買い換えサイクルについて考えてみましょう。
■古いPCはだめなのか?
それでは古いPCはだめなのか、というと、実はそうでもありません。
それには「OSの更新とSSDへの換装および動作メモリの追加」が適切に
行われるという条件が必要です。
5年程度経過したものでも十分に使えると思います。
OSの更新についての理由は、セキュリティ的な観点はもちろんのこと、
WEBにおけるサービスは最新のブラウザを使うことが前提となってきてい
る事実があります。
古いOSを使い続けると、セキュリティリスクは自己責任ですが、新しい
サービスが利用出来ない事もあり、PCとして性能が間に合ったとしても、
使えない、となってしまいます。
例えば最新のChromeブラウザの場合はWindows 7以降が必要になります。
ワード、エクセルが代名詞のOfficeに目を向けてみても、Office 365と
からはオンラインでデータを共有し、利用出来るようになっています。
これらを利用するにも、古いブラウザでは使うことができません。
■では、具体的な買い替えタイミングは?
一番重要視すべきは起動時間です。機種にもよりますが、Windows 10の
マシンで起動時間は遅くても30秒程度、早ければ10秒程度となっていま
す。
SSD搭載モデルだとかなり速い数字となります。
かつてこちらの記事でも書かせていただきましたが、起動に何分もかかっ
ているようなPCを使っているならば、これだけでも買い換える価値があ
ると言えます。
OSについてはWindows 7を使っているなら、2020年のサポート終了近く
までは利用出来るとは思いますが、すでに終了まで4年を切っているので、
近いうちにWindows 10へ買い換えやアップグレードの検討に入る事が推
奨されます。
Windows 7以前のOSの場合は、すぐにでも買い換えるべきです。
自分が必要な機能に対応した時点ですぐにでも買い換えていきたいところ
ですが、経済面なども考えて、おおよそ3年前後での更新を考えていただ
ければ、比較的問題はないのではないかと思います。
■これからのPC事情は?
従来はノート型、デスクトップ型、で大別されてきたPCですが、最近は
マイクロソフトのSurfaceのような、タブレットにもノートPCにもなる
キーボードが取り外せる製品が続々と登場しています。
ノートPCとしてもタブレットとしても利用出来るので、2 in 1とも言わ
れるカテゴリの製品で、特に性能・機能向上が著しい分野です。
従来は机に座って、小さな画面にキーボードとマウスを使っていたのが、
机に座って使う場合は大画面ディスプレイと接続して使い、持ち歩きでタ
ブレットとして指で操作する。
外出先ではノートPCのように使うといったことが、簡単に出来るように
なっています。
現在は性能的にはまだ足りないところもありますが、今後伸長する分野と
考えています。
個人的に注目したいと思っているのは、Windows 10 MobileをPCの本体
として利用する
Continuumという仕組みです。これはスマートフォン自体をPCとして使
える仕組みです。
PCを含めIT機器の機能はこれからも進化し続けます
数年後には現時点で最高スペックのPCの性能が普及価格帯でも利用出来
るようになるのではないかと思います。
最後になりましたが、お手持ちのPCのパワーアップや、買換のご相談は
お気軽に!
データの移行から機器の廃棄までワンストップで行わせていただきます。
——————————————————
▼プロフィール:
・氏名:高野 信彦(たかの のぶひこ)
・所属:(株)CNETメディアサービス
データ復旧事業担当
Dr.Data デー復旧富山 店長
http://www.drdata.jp/
——————————————————