『立地関係なし、方程式でUPする飲食店の売上』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1526
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■━━━━━━[vol.1526]2018/03/28━■
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01本日のコラム -
立地関係なし、方程式でUPする飲食店の売上
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白濱 一久 (飲食店・食品商品開発プロデューサー)
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こんにちは!
東京は桜が満開ですね!温度も高く、花粉症
でなければ外で仕事がしたいくらいです。
季節をしっかり感じると体が喜んでる気がし
ます。旬の食材を食べて元気を出していきた
いと思います。
さてさて、本日のお題は
「立地関係なし、方程式でUPする飲食店の売
上」
です。
一般に飲食店の売上は、
客数×客単価×来店頻度
の掛け算であると説明されます。
しかし、私は更に詳しく以下の方程式に戦略
をはめ込みます。
(認知度アップ戦略×口コミ戦略)
×
(店内販売戦略×口コミ戦略)
×
(再来店戦略×口コミ戦略)
飲食店は売上に困るとすぐに、
「値引き」系
のフェア・キャンペーンに走ってしまいます
が、利益率10%を切る事が多い飲食業では、
値引きは地獄の曲がり角を曲る様な物です。
ですから、極力「値引き」をせずに戦略を立
てたい。
その為に上記の戦略を値引きせずに駆使しま
す。
認知度UPの為に、SNSやチラシ、店頭小看板、
POP等でお店の「ウリ」を訴求しますが、値
引きをせずとも「口コミ」したくなる誘客ネ
タはたくさん提案できるはずです。
「出来立て」「揚げたて」
「限定」「先着」
「○○地域フェア」
あとは、コピーライティングの技術や見せ方
の技術です。
例えば、店頭の新メニューのPOPです。
パソコンやネットが当たり前の今では、簡単
にPOPが製作可能ですが、私はあえて手書き
のPOPとメニュー写真を使います。
敢えて手書き・アナログのほうが、今どきは
目を引くのです。
しかも、同じものを何枚も貼ります。
小さな文字で、ごちゃごちゃとフェアの説明
をPOPで宣伝しても誰も見ようとしません。
POPで「見せよう」ではなく、
「目の中に入れる」くらいの気持ちがないと、
きれいなPOPが当たり前に並ぶ街ナカでは、全
く役に立ちません。
飲食店の前に三角の所謂A看板というものがあ
ります。
良く「○○バル」の前に表裏黒板のチョーク
でメニュー等が書いてあるあれです。
あの看板そのまま使うので無く、A看板の両
端に同じ手書きPOPを何枚も貼ります。紙で
あることがポイントです。
そうです。紙は風で揺れます。
手書きの紙POPが風で揺れている。
どうしても目が行ってしまうのです。
「本日デビュー!高知地どり土佐ジローの
コリコリわら焼き」
「10食限定 鹿児島直送きびなごのお刺身」
写真付きで揺れています。
値引きする必要はないのです。
認知度UP戦略も店内販売戦略も再来店戦略も
とにかく値引きしない事です。
「生ビール1杯無料」とか絶対やってはいけ
ません。
原価140円くらいの生ビールを無料で提供す
れば、140円の損ではなく、利益10%の飲食
業では、1,400円売り上げてやっとチャラで
す。
まさに「やってはいけない」です。
1400円売り上げるのは大変な事です。
ホンの一部だけの戦略を述べましたが、
「値引き」をしない飲食戦略、これだけで
も1冊本が書けそうです。
実際に飲食店をやって、コンサルをやって、
プロデュースをやって得た経験を常にブラッ
シュアップしながら増やしているノウハウで
す。
このメルマガで包み隠さずお話しします(笑
続きはまた、、、
さてさてそんなこんなで海外視察、新商品開
発の依頼、飲食店のプロデュースも随時受け
付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。
それでは、多謝・再見
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▼プロフィール:飲食店・食品プロデューサー
・氏名:白濱 一久(しらはま かずひさ)
・出身:福岡県
フーディア株式会社 代表取締役
飲食プロデュース歴17年
国内8業態62店舗、海外4業態7店舗の実績
食品商品開発・地方ブランディング歴8年
インスクエアサポーター(食品飲食ビジネス・海外進出担当)
連絡先:shirahama.imagine@gmail.com
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