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『台湾を活用した中国進出という視点』 インスクエア ビジネスニュース Vol.41

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.41] 2012/06/21 ━━━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

01:本日のコラム…『台湾を活用した中国進出という視点』
/進藤 晶泰(香港貿易発展局東京事務所)

02:イベントのお知らせ
  【続】ハラル活用セミナー 『認証取得編』
  
03:その他のお知らせ
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01 ┃ 本日のコラム -『台湾を活用した中国進出という視点』
━━┃……………………………………………………………………………………
  ┃ 進藤 晶泰(香港貿易発展局東京事務所)
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皆様こんにちは。
今回から香港と台湾の事情に詳しい香港貿易発展局の進藤様に、リアルビジネ
スの視点から寄稿いただきます。日々現場を見てきた視点は貴重な情報です(編
集長)

1995年、それまで7年間銀行で中小企業への融資業務に従事していた私は中国
語の研修生として1年半、台湾と上海で過ごした。
この時、「ITの島」として国家を挙げて産業構造を転換し生き残りを図ろう
とする台湾、住民の意向は省みず都市の区画整理を推し進め24時間体制で突
貫工事行い急速に近代化を推し進める中国、それら両国の熱い息吹に触れ、思
わず「将来チャイナマネーで日本企業が買収される時が来る」と直感した事を
覚えている。

それから15年余、私の想像が現実のものとなりつつある時代が到来した。
翻って日本の中小企業を見渡すと、大企業のリストラによる系列崩壊の波をや
っとの思いで乗り切り、世界最高の、もしくはオンリーワンの技術を誇るも、
少子高齢化のあおりを受け、後継者が不在で技術を伝承する人がいない、とい
うケースが沢山あるという話を聞く。

少子高齢化社会の影響について、とくに中小企業では深刻で、中小企業社長の
平均年齢は年々高まる傾向にある。帝国データバンクの調査によると、全国123
万2372社の社長の平均年齢は59歳9カ月であることが分かった。
前年より2カ月上昇しており、1981年以来31年連続で上昇しているという。

また、他の調査によると資本金が5億円を超えるような大企業では社長の平均
年齢がほぼ横ばいで推移しているのに対して、資本金5,000万円未満の中小企
業社長の平均年齢は会社員であれば定年間近の59歳前後と、急速に高齢化が進
んでいる。

この調査では、社長が高齢化すると「以前のような積極的な経営ができなくな
る」→「守りの経営に入り新規の設備投資を躊躇・抑制する」→「海外や競合
他社との競争に負ける」→「売上や収益力が落ち赤字に転落する」→「資金繰
りが苦しくなり債務超過へ」という悪循環に陥り、結果として廃業という形で
経営を停止せざるを得ないケースも多いのではないか、という問題提起を行っ
ている。

一方、2005年以降日本の人口は減少を開始した。国立社会保障・人口問題研究
所の人口推計調査によると今後44年で毎年平均74万人、すなわち静岡市の人
口に匹敵する数の人口が減ってゆくそうだ。
これは国民1人当たりの労働生産性が変わらなければ、毎年静岡市相当のGDP
が失われてゆく勘定になる。

かつてはローコストオペレーションの地を求めて中国他アジア地域に進出し、
その地での生産物を日本に輸出していたのが日本企業の主たるビヘイビアであ
ったが、成長する中国アジア市場での販売、サービス提供を日本国内市場並み
かそれ以上に重視せねばならない時代が到来している。

買収されて消えて無くなるのか、市場に打って出て成長を遂げるかはさておき、
日本企業にとって中国および台湾香港等中華圏との関わりは避けて通れなくな
ってきている。
リーマンショック・欧州通貨危機以降の世界経済を牽引する中国、中国市場へ
の参入は日本企業にとって古くて新しい課題でもある。15年以上中華圏ビジネ
スを見てきた筆者の視点から、「台湾を活用した中国進出」のベネフィット(=
メリット)とその背景について筆を進めて行きたいと思うのでお付き合い頂け
れば幸甚である。

いかがでしたでしょうか、初寄稿で少々緊張いたしますが、これからも今まで
気付いてきたことをお伝えできればと思います(進藤晶泰)
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▼プロフィール:インスクエア メルマガサポーター
氏名:進藤 晶泰(しんどう あきやす)
所属:香港貿易発展局東京事務所
<経歴>
1964年生、東京都出身。88年早大法卒、三井銀行入行、台湾師範大学での語学
研修を経て、アジア通貨危機時に広州支店の閉鎖、香港支店で中国初の破綻案
件で債権者主席委員などに従事。アコムに転じて台湾大手銀行との業務提携、
北京大学アコム金融情報研究所の立ち上げ等を行い、2007年9月より現職。中
国・香港・台湾と中華圏全般に渡る豊富なビジネス経験と幅広い人脈が強み。
2010年早大商学研究科(MBA)修了。
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02 ┃ イベントのお知らせ
━━┃……………………………………………………………………………………
  ┃ 続・ハラル活用セミナー 『認証取得編』
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前回のアンケート要望にお応えして緊急開催。

今回もマレーシアハラル認証機関日本窓口を務めるアクマル社長に講演をして
いただきます。

■ハラルは世界市場20億人への入場券■

『続・ハラル活用セミナー(認証取得編)』

講師:アクマル アブ ハッサン (AKMAL ABU HASSAN) 
   マレーシア ハラル コーポレーション(株)代表取締役
   http://www.mhalalc.jp/company.html

日時:2012年7月2日(月) 19時~20時30分(開場18:30)
料金:お一人様3000円(税込み)(領収書をご用意いたします)
定員:50名 (満席になり次第受付終了)

場所:アットビジネスセンター池袋駅前
地図:http://abc-kaigishitsu.com/ikebukuro/access.html

【講演者の略歴】
1990年3月マレーシアマラヤ大学卒業
1995年3月群馬大学工学部卒業
1995年4月東京三菱銀行入行
1998年1月マレーシア国際貿易産業省 (MITI)、入省
2005年7月マレーシア貿易開発公社(MATRADE)大阪 事務所 所長補佐就任
2007年9月ジョムマレーシアジャパン株式会社 代表取締役社長就任
2010年9月マレーシア ハラル コーポレーション株式会社 代表取締役 就任

マレーシアハラル認証機関日本窓口、日本では唯一のイスラム人が経営する
ハラルコンサルティング会社として、日本初ハラル和牛の開発も行う。
ハラルの第一人者。

★続・ハラル活用セミナーの詳しい内容はこちら★

http://in-sq.com/halal2.pdf

申込方法:インターネット申込 ⇒ http://in-sq.com/other/schedule.html

■ご不明な場合は、03-5465-5506(平日10:00~18:00)
      アットビジネスセンター セミナー事務局 担当:野田 

(編集長より)
前回のセミナーの直後には、マレーシア元首相のマハティール氏がハラル和牛
の試食もかねて、ハラルの普及応援に駆けつけてくださいました。
そのときの模様⇒ http://ao-ceo.jugem.jp/?day=20120527

アクマル社長は、マハティール元首相の政策で日本に留学し、帰国後はマレー
シア国際貿易産業省に入省し大阪事務所を立ち上げて以来、マハティール氏か
らも個人的に信任を得て今に至っています。イスラム人が経営するハラルコン
サルティング会社として日本で唯一の存在となり、ハラルに関する講演も多数
おこなっています。
(過去講演)

http://www.asean.or.jp/ja/invest/about/eventinfo/2011/2011-21.html

ぜひこの機会をビジネスに活かしていただければ幸いです。 (編集長:大竹)
★続・ハラル活用セミナーの詳しい内容はこちら★

http://in-sq.com/halal2.pdf

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03 ┃ その他のお知らせ
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  ┃ 1 インスクエア池袋 先着50社限定 特典をご用意いたしました。
  ┃ 2 バックナンバーサイト完成。
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1.インスクエア池袋
先着50名様特典の内容はコチラ(特典をクリック)

http://in-sq.com/index.html

・入会金無料 通常1名5万円
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※先着30名の特典は満員につき終了いたしました。

2.インスクエアビジネスニュースのバックナンバーが出来ました
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