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『台湾を活用した中国進出という視点』第二回 インスクエア ビジネスニュース Vol.46

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.46] 2012/06/28 ━━━━■
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01 ┃ 本日のコラム -『 台湾を活用した中国進出という視点 』第二回
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  ┃ 進藤 晶泰 (香港貿易発展局)
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皆さんこんにちは、香港貿易発展局の進藤です

前回に引き続き第二回目です

まずは1980年台以降の中国市場の変化と日本企業について俯瞰して見たいと思
います。
文化大革命の混乱を収拾させた周恩来のあとを引き継ぎ、「4人組」を打倒し、
権力を確立した鄧小平は「4つの現代化(工業、農業、国防、科学技術)」を推
し進め、さらに「経済改革・対外開放政策」を打ち出し、

華南地域に「経済特区」を設置し、香港等海外華僑や外資系企業を誘致して資
本主義的の導入を行う一方で、中国国内では民営企業や郷鎮企業(中国の郷(=
村)と鎮(=町)おける中小企業)の設立を容認して「外国資本と技術の受け
皿」の役割を担わせました。

日本企業の中国進出第1次ブームはこの時期、1985年から1987年ぐらいであり、
円高が進行する一方で、中国の外資優遇策により安価な労働力を求めて食品や
繊維の軽工業分野が進出しました。

その後1989年の天安門事件によって、改革開放の流れが一時頓挫し、この政治
的混乱によって、改革開放路線がスローダウンするのではないかという恐れが
生じたが、鄧小平は1992年には華南地域の経済特区を視察しながら有名な「南
巡講話」を行い、「改革・開放」政策を一層推し進めようとした。

天安門事件後、上海市の党書記から鄧小平によって抜擢された江沢民は、当初
の脆弱な権力基盤を鄧小平の庇護のもとに強化し、後に上海閥と呼ばれるまで
に上海出身者を登用し、改革開放政策を推し進めました。

その中心となったのは朱鎔基で、彼は李鵬首相の下で副首相を務めながら実質
的に政策立案を担い、
さらに首相になってからは一層強力に「社会主義市場経済」や国有企業改革を
さらに加速させ、税制や会計改革、住宅改革、年金や社会保険など様々な改革
を進め、WTOに加盟し国際経済の枠組みへの参加を実現させるにいたったのです。

ちなみに中国の次期最高指導者に内定している習近平国家副主席はこの上海閥
の系譜にいて、現在の胡 錦濤国家主席がいる“共産党青年団(共青団)閥”と
の2大派閥が権力闘争を繰り広げていて、あたかも昔の自民党と(スケールに
差こそあれ)同じく感じられます。

話は横道にそれましたが、
日本企業の中国進出第2次ブームはこの1991年ぐらいから95年頃までで、中
国への進出件数が急激に増えた時期になります。
この時期は円高に苦しむ電気や機械メーカーが日本はじめ欧米に商品を輸出す
べくローコストの生産拠点を中国に求めるものでした。
(つづく)

【いかがでしたでしょうか、「中国ビジネスのおさらい」として目を通して頂
けると嬉しいです。進藤でした】

『 台湾を活用した中国進出という視点 』第一回目はコチラでご覧いただけ
ます。http://melmaga.in-sq.net/businessnews/20120621

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▼プロフィール:インスクエア メルマガサポーター
氏名:進藤 晶泰(しんどう あきやす)
所属:香港貿易発展局東京事務所
<経歴>
1964年生、東京都出身。88年早大法卒、三井銀行入行、台湾師範大学での語学
研修を経て、アジア通貨危機時に広州支店の閉鎖、香港支店で中国初の破綻案
件で債権者主席委員などに従事。アコムに転じて台湾大手銀行との業務提携、
北京大学アコム金融情報研究所の立ち上げ等を行い、2007年9月より現職。中
国・香港・台湾と中華圏全般に渡る豊富なビジネス経験と幅広い人脈が強み。
2010年早大商学研究科(MBA)修了。
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02 ┃ イベントのお知らせ
━━┃……………………………………………………………………………………
  ┃ 続・ハラル活用セミナー 『認証取得編』
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前回のアンケート要望にお応えして緊急開催。

今回もマレーシアハラル認証機関日本窓口を務めるアクマル社長に講演をして
いただきます。

■ハラルは世界市場20億人への入場券■

『続・ハラル活用セミナー(認証取得編)』

講師:アクマル アブ ハッサン (AKMAL ABU HASSAN) 
   マレーシア ハラル コーポレーション(株)代表取締役
   http://www.mhalalc.jp/company.html

日時:2012年7月2日(月) 19時~20時30分(開場18:30)
料金:お一人様3000円(税込み)(領収書をご用意いたします)
定員:50名 (満席になり次第受付終了)

場所:アットビジネスセンター池袋駅前
地図:http://abc-kaigishitsu.com/ikebukuro/access.html

【講演者の略歴】
1990年3月マレーシアマラヤ大学卒業
1995年3月群馬大学工学部卒業
1995年4月東京三菱銀行入行
1998年1月マレーシア国際貿易産業省 (MITI)、入省
2005年7月マレーシア貿易開発公社(MATRADE)大阪 事務所 所長補佐就任
2007年9月ジョムマレーシアジャパン株式会社 代表取締役社長就任
2010年9月マレーシア ハラル コーポレーション株式会社 代表取締役 就任

マレーシアハラル認証機関日本窓口、日本では唯一のイスラム人が経営する
ハラルコンサルティング会社として、日本初ハラル和牛の開発も行う。
ハラルの第一人者。

★続・ハラル活用セミナーの詳しい内容はこちら★

http://in-sq.com/halal2.pdf

申込方法:インターネット申込 ⇒ http://in-sq.com/other/schedule.html

■ご不明な場合は、03-5452-3712(平日10:00~18:00)
      アットビジネスセンター セミナー事務局 担当:野田 

(編集長より)
前回のセミナーの直後には、マレーシア元首相のマハティール氏がハラル和牛
の試食もかねて、ハラルの普及応援に駆けつけてくださいました。
そのときの模様⇒ http://ao-ceo.jugem.jp/?day=20120527

アクマル社長は、マハティール元首相の政策で日本に留学し、帰国後はマレー
シア国際貿易産業省に入省し大阪事務所を立ち上げて以来、マハティール氏か
らも個人的に信任を得て今に至っています。イスラム人が経営するハラルコン
サルティング会社として日本で唯一の存在となり、ハラルに関する講演も多数
おこなっています。
(過去講演)

http://www.asean.or.jp/ja/invest/about/eventinfo/2011/2011-21.html

ぜひこの機会をビジネスに活かしていただければ幸いです。 (編集長:大竹)
★続・ハラル活用セミナーの詳しい内容はこちら★

http://in-sq.com/halal2.pdf

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03 ┃ その他のお知らせ
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  ┃ 2 バックナンバーサイト完成。
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・入会金無料 通常1名5万円
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