『今考える中国ビジネス』 インスクエア ビジネスニュース Vol.306
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.306] 2013/07/18━━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『 今考える中国ビジネス 』
／ 丑込 昇（パベルジャパン株式会社 代表取締役）
02:イベントのご案内
７、８月のハラル関連のイベント案内
03: その他お知らせ
１ インスクエアのアジアパートナーオフィスオープン
・マレーシア クアラルンプール
・インドネシア ジャカルタ
２ インスクエア上野、横浜関内オープン
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01 ┃ 本日のコラム － 『 今考える中国ビジネス 』
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┃ ／丑込 昇（パベルジャパン株式会社 代表取締役）
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皆様こんにちは。
パベルジャパン株式会社の丑込昇です。
先日、若い上海人の顧客と渋谷で食事をした時のこと。彼は「この1，2年で急に
日本人のマナーが悪くなった」と言う。頻繁に日本を訪れる彼は、電車での化粧、
飲食が確実に増えたと感じている。単なる酒席の話題ではあるが、私はこの「1，2
年の変化」という言葉が気にかかり、あれこれ考えた。
私を取り巻く環境の変化、例えば、客から寄せられる案件内容が急激に深化し、更
に専門的な知識とルート開拓の必要に迫られたこと、ベトナム、インドネシアなど
東南アジアへの出張が増えたのも概ねこの2年のことだ。
このところ、中国経済の減速に関する報道を多く目にする。
中国の実質GDP成長率は、2011年9.3％、2012年7.8％と推移し、2013年の1～6
月では7.6％と明らかに鈍化した。
日本の対中投資は、2011年に対前年比で49.6％増（東日本大震災を背景とした製
造業移転という特殊要因もある）となったが、2012年には16.3％増、2013年1～5
月では5.4％増、5月単月ではついに12.2％の減少となった。
中国を「世界の工場」と名付けた新聞は、2011年7月には「人件費の上昇から製造
業を中心にコスト上昇」、2012年7月には「欧州危機の影響で中国企業業績悪化」
などのトーンが主流だったが、2013年7月にはついに「中国工場 撤退の試練」と
報じた。
中国の経済環境はこの2年の間に大きく形を変えた事が分かる。誰もが中国経済が
ついに底割れしてきたという実感を持ち、今後は、カントリーリスクの大きさを考
慮し「チャイナプラスワン」の動きが加速することも予想される。
しかし、日本企業が中国市場から完全に撤退するという経営判断は事実上難しい。
仮に撤退してもこのアジアの中で、中国企業との関係を断つことはできない。私は、
中国と東南アジア諸国をひとつの地域としてとらえ、中国に経営資源を集中せず、
柔軟な生産・販売体制を構築することが大きなポイントになると考えている。
参考となるデータがある。
日本のアジア向け直接投資残高（JETROより）を見ると、2011年末現在で、中国（833
億ドル）、アジアNIES（785億ドル）、ASEAN４（724億ドル）となり、時系列で見
てもほぼ同じカーブを描く。アジアNIESとは、韓国、台湾、香港、シンガポール。
ASEAN４とはタイ、フィリピン、インドネシア、マレーシアである。
中国が一国家としては突出しているものの、他地域への投資も順調に推移している
ことがわかる。
日本では「今まで中国一辺倒の投資を行ってきた」という感覚で議論されることが
多いが実はそうではない。日本企業は、今までも東南アジアに対してバランスの良
い投資をしてきたのだ。このように中国、東南アジア全域を大きな面として捉え、
中国を国家レベルの「省」の集合体であると位置づけることがカギとなる。更に詳
細な分析を重ねることで次の戦略を構築することが可能となるはずだ。
さて、冒頭で紹介した彼は、「80後」（1980年代生まれ）世代。今風のスーツに
身を包みアイフォンを使う姿は、丸の内オフィス街にもすぐに溶け込む。
そんな彼だが、議論が深まると故事成語を交えて熱く語ることがある。日本人とし
ては違和感を覚えるが、このような話しぶりをする中国人は多い。子どもの時から
「兵法三十六計」などを処世術として叩きこまれているからだ。彼らと付き合う上
では、中国人の「したたかさ」の原点、発想のクセを理解したうえで対処すること
が重要で、こちらも負けずに議論する勇気が必要だ。
ところで、車内マナーについては、次回上海で彼と議論したい。
（編集長より）
今回初登場の丑込社長は、PABEL GROUP設立以来14年間、一貫して日系企業向けに
中国・東南アジア地域の各種リサーチ、進出案件を担当してこられました。本年6
月、中国・東南アジアビジネスの新プラットホームとして、㈱グロップ、㈱インド
ネシア総合研究所との3社による「ＧＩＰプロジェクト」をスタートさせました。
9月11日には第1回セミナー開催予定しております。これからも生の最新情報が頂
けること非常に楽しみです。
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▼プロフィール：
パベルジャパン株式会社(PABEL JAPAN Inc.)代表取締役
丑込 昇（うしごめのぼる）52歳
1999年パベルジャパン有限会社、PABEL北京(北京派百楽諮詢有限公司）設立
2001年PABEL上海（亜信派百楽諮詢有限公司）設立
2003年中国無錫市恵山区洛社招商部日本代表
（日本企業向け誘致説明会、現法設立・融資業務を担当）
2011年株式会社アジアインフォネット（富士通ベンチャー企業）企画営業部長
2012年パベルジャパン株式会社代表取締役就任
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02 ┃イベントのお知らせ
┃７、８月のハラル関連のイベント案内
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┃インスクエア特典あります！
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★７月25日ハラルビジネス交流会のお知らせ★
19時ー21時 場所は池袋です。参加費3000円 30人限定
⇒http://halal.or.jp/event/ex/
・メイン講師：早稲田大学イスラーム地域研究機構 砂井紫里先生
「中国にいるイスラム教徒２２００万人について」（仮称）
・ハラル認証企業シリーズ
静岡茶のハラル認証など（予定）
・海外視察情報
香港のハラル、マレーシアレポート
ご参加お待ちしています。
※ハラル弁当（1000円相当）が付いています。
⇒http://halal.or.jp/event/ex/
■インスクエアの入居者は1000円割引の特典があります■
★ 7月13日予定「第７回ハラル（ムスリム）マルシェ」のご案内 ★
※今回はラマダン中の為、試食販売は夜7時までは行いません！
夜7時以降は試食販売、弁当販売などＯＫです。
是非ラマダン体験も一緒にしませんか？
在日のムスリム（イスラム教徒）向けの日本製品のテスト販売、サンプ
リングの企画です。
ハラル認証商品の販売、ハラル相当のモノ・サービスを開発中の企業様も
ご参加頂けます。
会場は栃木県小山市のアライオークション会場内です。日本の各種中古車
オークション会場であり、非常に多くのムスリムが来場します。
【「第7回ハラル（ムスリム）マルシェ」 企画概要 】
実施日：2013年7月13日（土）10時～20時 ※次回8月10日予定
場所：〒329‐0201栃木県小山市粟宮548 荒井商事株式会社
アライオークション小山会場内
出展形式：直売所スタイルで長机の半分のスペース（600×600ｍｍ程度）
商品：ムスリム対応商品であれば何でも構いません。
※冷蔵庫・冷凍庫はありません
方式：販売、サンプル配布、アンケート記載等テストマーケ方法は自由
※但しあくまでも仕事に来ている男性が中心です。ムスリム以外
の方もいます。
※商品の設定、試供品個数、テストマーケ方法などについては事
務局との商談時に決めさせて頂きます、また当協会の審査があ
りますのでご出店できない企業様もあります。ご了承下さい。
参加数：３社まで 残り1社です。
まだまだ行事がたくさんありますのでハラル・ジャパン協会のＷＥＢサイト
をお気に入りに入れて毎日チェックして下さい。 http://halal.or.jp/
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03 ┃ その他のお知らせ
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┃ 1. アジアパートナーオフィスオープン
┃ ２. インスクエア上野、横浜関内オープンのお知らせ
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≪お知らせ１≫
インスクエアのアジア進出支援の一環としてマレーシアとインドネシアに
インンスクエアのパートナーオフィスがスタートしました。
利用料金も特典ありますが。
ちょっと出張した際には、現地の利用者と同等価格にて
一日利用といった柔軟な利用形態が提供できます。
どちらのオフィスも日本語対応が可能ですのでご安心ください
ご利用にあたっては事前にインスクエア事務局までお問い合わせください。
詳しくはコチラ
http://in-sq.com/asia/index.html
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≪お知らせ２≫
横浜エリア初の『インスクエア横浜関内』が11月1日にオープンしました。
そして
第3弾 インスクエア上野が12月1日にオープン。
この二つの施設には初の試み盛りだくさん
いままでのレンタルオフィスの感覚を覆すコストパフォーマンスです。
ワンランク上の大人のデザインなのに超格安
横浜関内 http://in-sq.com/kannai/index.html
上野 http://in-sq.com/ueno/index.html
窓面が多い大型施設 抜群の明るさ
低価格ハイグレードのコストパフォーマンス
Ｗ１４００の大型デスクでゆったり執務
※ただ今オープンキャンペーンを実施しています。【無料特典】多数あります
この機会に是非見学にお越しください
お問い合わせは、０３－６８６８－４３４４ まで。
★インスクエア 関連WEBサイト★
【インスクエア池袋公式サイト】
http://in-sq.com/index.html
【オフィス探しのポ－タルサイト】
http://www.at-office.co.jp/
【レンタル会議室探すならアットビジネスセンター】
http://abc-kaigishitsu.com/
【インスクエア公式サポーター 営業支援担当（株）東京事務所】
http://www.tokyojimusyo.com/
【ビジネスコンテンツアグリゲーション（株）ＰＤＢマーケティング】
http://www.p-db-m.com/
【インスクエア公式サポーター ＩＴ担当（株）ＣＮＥＴメディアサービス】
http://www.cnet-media.co.jp/
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