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『情報リテラシー(1)』 インスクエア ビジネスニュース Vol.406

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━━━━━━━━━━━━━━━━■

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.406] 2013/11/19━━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『 情報リテラシー(1) 』
/戸田 裕子(株式会社知紡)

02:イベントのご案内
  『いよいよ日本が動き出した!! 
   ジャパン・ハラール・フード・プロジェクト始動!』セミナー情報
   
03: その他お知らせ
1 インスクエアの最新情報
   ・サポーターに実演販売プロモーター登場
   ・インスクエア上野 交流会
   ・インスクエア上野、横浜関内のご案内
━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム - 『 情報リテラシー(1) 』
━━┃……………………………………………………………………………………
 ┃ 戸田 裕子(株式会社知紡)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは、株式会社知紡の戸田です。

「情報リテラシー」とは、疑問や問題を解決するために、様々な情報源から情
報を収集し、その情報から自分の知識に組み込みながら問題を解決していく「情
報スキル」と定義されています。

リテラシーとは、「読み書き」のことです。
私自身もITの分野にいながら、今まで「情報リテラシー」とは、コンピュータ
の使い方、EXCELの使い方、WEB検索の方法、SNSの参加マナー、個人情報の扱
い方…等のスキルと単純に考えていたのですが、その言葉が出てきた背景を調
べると、「知識を付けて、不確実な時代を自己責任で生きていくスキル」とい
う奥深いものでした。

「情報リテラシー」の言葉が使われたのは、1974年の米国における図書館情報
学分野に関する報告書です。
当時、各地に普及した学校図書館において、所蔵図書からどのように必要な文
献を探し出すかという文献検索スキルの学習が中心で、教育カリキュラムとは
別の科目でした。

私も大学で「図書館学」という聞いたことがない科目を見つけ、しかも単位が
レポートで取得できるからという姑息な動機で取りました。その中で、いくつ
かの英単語のキーワードを、Webster(米)、Random House(米) Oxford(英)など
3つ以上の辞書で意味を調べよ、という課題がありました。英語の辞書と言えど
も、こんなに重くて膨大なものが何種類も在るものだと感動した記憶がありま
す。しかし今考えると、出題者の意図は、同じ英単語でも情報媒体によって記
載が異なることや、複数の情報源に当たり情報の確度や範囲を確かめるための
スキル収得だったのですね。

私のような学生が米国にも見られためか、1980年代になると、図書館の利用技
術を高める個別カリキュラムではなく、教育カリキュラム内にで、情報の探索、
分類、解釈、統合と、問題解決プロセス全体として学習することに変化しまし
た。実践で役立つための教育効果が高く、その過程の教育モデル(手法)やツ
ールも構築されていきました。

日本においても、その考え方は「総合教育」カリキュラムとして導入されてい
ます。
息子の小学校の頃、タイトルに「生きる力」と書かれた教材がありました。
個人的には総合教育に良い印象はなかったのですが、今回あらためて「生きる
力」をキーワードに教科書を調べてみると、編集者のコメントがあり、内容は
「情報リテラシー」です。

http://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasyo/syogaku/shakai/interview/ichikawa01.html

しかし、先日そのテキストで勉強した息子が、「商売の仕方って大学で教えて
くれるの?」と質問です。
もちろん「ない」と答えましたが、技術やルールの取得は出来ても、知識とし
ての学習の難しさを感じます。
(キッザニアは盛況なようです)

前回のメルマガで、『資料(データ)と情報と知識』について書きましたが、
情報と知識の関係を表した、ブルックス(B.C.Brookes英)の方程式があります。
知り得た情報を、分類、解釈、統合できると、知識構造が変わることを表して
います。

ΔI+K[S] → K[S+ΔS]

K[S]:知識構造
ΔI:情報
ΔS:情報により増えた知識
知識構造がK[S+ΔS]に変化

しかし、K[S]の知識構造は個人によって異なり、その知識構造に合った情報で
ないと変化はありません。
「馬の耳に念仏」は以下になりますね。
ΔI+ΔI+ΔI..+K[S] → K[S]

また、資料(データ)と知識構造との関係を、前回引用した高木義和氏(新潟
国際情報大学教授)は以下のように記載しています。
資料(データ)は、情報と違い、知識が増えるだけで、知識構造に変化を起こ
さない。
D + K[S] → K[S]+ΔS

D:資料(データ)
ΔS:データにより増加した知識

ここで、前述の「情報リテラシー」の学習に照らすと、学習とは知識構造の変
化K[S+ΔS]が起きることです。
式で書いてみます。

D+K[S]  → K[S]+ΔI → K[S+ΔS] 

問題は、この知識構造の変化がどのように起こせるかです。
そのためには、学習する主体(本人)K[S]が、変化しやすいような、動機付け
や学習環境も必要でしょう。
一方、資料(データ)Dをいかに情報ΔIに、情報ΔIをさらに知識ΔSに変化
させる「気づき」の仕組みも大切な要素です。
検索システムと呼ばれるものは、この「気づき」の仕組みとして位置づけられ
るものだと思いました。

この点が、私自身の解決課題なのですが、この掘り下げは後日の課題にすると
して、次回も「情報リテラシー」の続きで、実際の教育カリキュラム例を題材
にする予定です。

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▼プロフィール:
・氏名:戸田 裕子(とだ・ゆうこ)tod@myt.co.jp
・所属:(株)知紡 代表取締役
 http://www.ti-bou.com/
 Papatto 企業情報検索サービス http://www.papatto.info/s/index.html
・出身:東京都
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02 ┃イベントのお知らせ
  ┃『第12回ハラルビジネス交流会 11月20日(水)19時~開催!!
  ┃        http://halal.or.jp/event/ex/
━━┃…………………………………………………………………………………
  ┃インスクエア特典あります
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さて今月のテーマは「インドネシアとマレーシアがわかる」です。
 
マレーシア徹底解剖(後編)HALFESTからのレポートになります
今年も連続で、マレーシア最大のハラール製品国内展示会HALFEST
にをツアーで巡り、徹底解剖してきました。
ここからハラール製品のトレンドが見えてきます。乞うご期待です。

そしてインドネシアは12月4日に行うインドネシアセミナーの予行演習を
ワンポイントで解説致します。セミナーに参加、貿易実務、輸出知識を学
び、そして商談会を行うプログラムのメソッドをこっそりお教えします。

新商品の調査事業の提案をリリースします。
正しく学習した後は調査をしてハラル対応をどう進めるか?
または取り組まないか?・・・など経営判断できる情報収集は必要です。
「ハラール講座」は、ハラールをムスリム視点と日本人視点の両面から
分析して経営判断に活かす為の講座ですが、これはまさに
「ハラール分野の経営判断ができるシリーズ」第2弾「調査事業」に
なります。

ハラル弁当も付き、料金は一般会員2,000円、非会員3,000円
※ムスリム学生は無料招待

定員は30名です。
はじめての方も歓迎です、お早目にお申し込み下さい。

http://halal.or.jp/event/ex/form.php?n=12&y=2013&m=11&d=20

※毎度満席になってしまいますのでお申し込みはお早めに願います。
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03 ┃ その他のお知らせ
━━┃……………………………………………………………………………………
  ┃ 1. インスクエア最新情報
  ┃ 2. インスクエア上野、横浜関内のお知らせ
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≪インスクエア最新情報≫
 サポーターに実演販売プロモーター登場 □
インスクエアには、サポーターという組織があるのをご存知ですか?
めったに出会えないその道のプロに相談できる出会いを作ります。
今回は「実演販売」です。
「実演販売」ってなんだ?って思われる方どうぞこちらのレポートを
ご覧ください。

http://in-sq.com/event/?p=159

 インスクエア上野 第1回交流会 □
インスクエア上野も利用者が増えてまいりまして第1回交流会が
行われました。
業界が違っても、インスクエアのアットホームな雰囲気を気に入り、
不忍の池を見下ろすあの環境を好んで入居された方々には不思議と
思いが通じ合うものです。
そんな交流会からまた新しい刺激が始まりました。
交流会レポートご覧ください 

http://in-sq.com/event/?p=147

≪インスクエア上野、横浜関内のお知らせ≫
横浜エリアのビジネスゾーン関内に『インスクエア横浜関内』
上野駅近く不忍の池を見下ろす絶好のビジネス環境に
『インスクエア上野』がオープン。

この二つの施設には初の試み盛りだくさん
いままでのレンタルオフィスの感覚を覆すコストパフォーマンスです。

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  横浜関内 http://in-sq.com/kannai/index.html
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低価格ハイグレードのコストパフォーマンス

W1400の大型デスクでゆったり執務

※ただ今オープンキャンペーンを実施しています。【無料特典】多数あります

この機会に是非見学にお越しください
お問い合わせは、03-6868-4344 まで。

★インスクエア 関連WEBサイト★
【インスクエア池袋公式サイト】
 http://in-sq.com/index.html
【オフィス探しのポ-タルサイト】
 http://www.at-office.co.jp/
【レンタル会議室探すならアットビジネスセンター】
 http://abc-kaigishitsu.com/
【インスクエア公式サポーター 営業支援担当(株)東京事務所】
 http://www.tokyojimusyo.com/
【ビジネスコンテンツアグリゲーション(株)PDBマーケティング】
 http://www.p-db-m.com/
【インスクエア公式サポーター IT担当(株)CNETメディアサービス】
 http://www.cnet-media.co.jp/
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