『激変した新商品創出コスト』 インスクエア ビジネスニュース Vol.514
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.514] 2014/04/11━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『 激変した新商品創出コスト 』
/ 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
02:プレゼント企画
最新トレンドセミナー【無料ご招待】
元『日経トレンディ』編集長による、「いまどきのヒット商品・サービスのトレンドと法則」
03:その他お知らせ
1 インスクエアの最新情報
・サポーターに実演販売プロモーター登場
・インスクエア上野、横浜関内のご案内
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01 ┃ 本日のコラム -
┃『 激変した新商品創出コスト 』
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┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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金曜担当のPDBマーケティング藤田です。
今日は、先週テーマとした、新商品・サービスを提供するまでのコストの話題
です。タイトルには「激変した」と記しましたが、この変化はすさまじいもの
があります。一定の領域では、資金力に依存する要素は明らかに小さくなって
います。
決定要素は創意と工夫です。
情報を商材としたビジネスの、起業環境は激変しています。
以下、今回の「会社INDeX」商品化コストについての紹介です。
まず、対象となる商品、サービスの概要です。
隔週火曜のメルマガ担当「知紡」が提供する、26万社個別HPから収集した企業
活動の情報検索サービスです。
3年前からミロク情報が運営する会員サイトbizoceanに知紡がOEM供給し、コ
ンテンツとして一定の評価は得ています。
http://www.bizocean.jp/company-db/
B2B法人営業を対象とした、有料サービスの商品化を新規に企画しました。
商品化を進める前に、想定ユーザの関心度合いの確認。プレマーケティングです。
基本的な検索システムは、知紡が提供しました。と言っても個別開発ではなく、
オープンソースです。ドキュメントを参照し、自分で利用環境の設定が必要で
すが、開発コストはゼロです。Solrというシステムで、国会図書館でも利用
しています。
結果として4か月ほど経過しましたが、営業担当者個人を対象としたサービス、
SFA,CRMとのアプリケーション連携サービスを提供することとしました。
最初のアプリはサイボウズkintoneを選択しました。Salesforceも検討対象で
したが、アプリ登録に要する費用が実勢100万円ということで断念です。
アプリの開発です。
個別にDBを構築してシステムを開発するのではなく、アプリ間で情報連携を行
うAPI方式を採用します。構築済Solrで検索を行い、個別アプリは利用者との
やり取りだけです。
規模問わず開発は発生します。Solr側APIの開発が20万円です。
個人向けサービス要件をRFP:要件定義書として作成し、クラウドソーシング
で見積もりを収集、3日で10件の提案を受けます。10万円から35万円。
提案内容を評価し、15万円の提案者へ発注10日ほどで検証可能になります。
継続してサイボウズ用追加を4万円で発注です。6日間で完成です。
並行して決済環境構築です。
低価格でたくさんの人に使ってもらうサービスです。「今使いたい」というニー
ズに応えるため、決済時のID/PWの自動発行が必須でした。
オープンソースECCube/Paypalの組み合わせでの開発を検討しましたが、40
万円の見積でした。クレジットカード決済代行会社AXES paymentがこの仕組み
を提供していました。
初期費10万円、月額2万円、決済手数料5%(Paypalより高い)です。
完成したアプリは、サービスを提供するサーバー環境に設置します。
これもクラウドサービスです。さくらVPSのサーバーを使います。
初期費ゼロ、月額1480円のクレジットカード決済です。こちらも決済即時
利用可能です。
と言ってもドメイン設定などのいくつかの手順があり、インスクエアITサポー
ターCNETにお願いしました。
準備完という感じですが、まだあります。
AXES paymentの決済規定があり、事前告知項目を開示しないといけません。
自社HPへの追加修正です。WordPressを使って書き込みます。
併せて、自社HP上のサービス告知コンテンツを作成し、全面改訂します。
自分でやりますから、コストは発生しません。
週末2日と月曜を充てました。
クレジット決済代行会社の確認申請を行い、今日現在結果待ちです。
更に、広告です。
AD Wordsはインターネットの標準ですから、効果の実感はないのですが、継続
して8000円/月の契約で継続しています。レポートによれば250人ほどが
新規にHPを参照しています。このコピー変更です。状況を見て設定金額変更で、
来訪者は増やせそうです。
サイボウズパートナーとしての登録、アフィリエイトモデルの導入など、本格
的な販売開始準備が整いました。
今日のテーマ「激変した商品創出コスト」です。合計で初期費50万円、運用
費1480円です。これで、営業個人向けサービスと、サイボウズ向けサービ
スが提供できます。
環境が異なりますが、12年前初めてWebで情報サービスを行った時のコスト
は、開発費800万円、運用費15万円でした。運用費は1/100です。
問題は如何にユーザの獲得ができるかです。1/100であっても売り上げがな
いとただのコストです。誰かの要求、発注を受けて作ったものではありません。
誰も使ってくれないかもしれない、という不安を抱えながらのサービスです。
コスト激変の意味はここにもあります。ダメなら何が不足しているか、どこが
悪いか考えて修正していきます。全面改修もありです。設計段階からのレビュ
ーを重ねて仕様設定を行うのは、改修コストの回避です。
この常識も変わります。まず市場に出して評価を受けます。
飲食など実店舗系の事業はどうしても不動産、建物に依存します。
ここまでの激変は難しいかもしれませんが、消費者の嗜好、流通、決済、材料
など変化があります。
創意と工夫の領域は拡大しています。
最後に、前提条件のコメントです。
激変メリットを受けるためには要件があります。
コンテンツプロデューサ「知紡」はオープンソースを利用する努力を継続して
います。ITサポーター「CNET」は常に新しいサービス環境を経験して蓄積して
います。
チームワークで、新しいサービスを創出していきます。
若干の資金と、創意工夫で新しいサービスを創出していきましょう。
インスクエアは仲間を歓迎します。
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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)62歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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02 ┃ 【無料招待】最新トレンドセミナーご招待
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┃ 消費トレンドから時代を読みとる
┃「いまどきのヒット商品・サービスのトレンドと法則」
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インスクエア通信は「起業プラットフォーム」として最新ビジネス情報を
お届けしています。
20年続いたデフレの波に変化が現れ始めました。いままでの常識が通用しな
くなる、いままでの価格戦略は見直さなければならない。・・この変化の中で
起業家は新しい課題への対応を見つけなければ生き残れません。
そこで今回は、元日経トレンディ編集長北村森様をお招きして、「いまどきの
ヒット商品・サービスのトレンドと法則」というまさに今聴きたい講座をご用
意させていただきました。
インスクエア利用会員様は【無料ご招待】させていただきます。奮ってご応募
ください。
定員になり次第修了とさせていただきます。
(セミナーパンフレット)
http://in-sq.com/other/seiwakai_atoffice_kyoudoukaisaisemina-_20140514.pdf
■アットオフィス・清話会共同開催 講演セミナー
「いまどきのヒット商品・サービスのトレンドと法則」
—-消費者をどう“びっくりさせる”か
お客様が答えを持っているから聞く・・・しかし消費者に何が欲しいか聞いて
その通りに作っても正解は出ない。作り手と買い手の間にはとても深い溝がある。
消費者におもねず、見くびらず、居場所を求めすぎて迷子にならずという
3原則が大事だ。そしてカギとなるのが「消費者をびっくりさせる」という
スタンス。
「そんな馬鹿な!」「そこまでやるか!」「分かっていたのに!」と思わせて
成功した商品やサービスの発想、そしてグローバル時代を勝ち抜く日本独自の
商品開発、サービスはどこにポイントがあるのか。
消費トレンドから時代を読み取る。
■講 師 北村 森氏
(商品ジャーナリスト、サイバー大学客員教授、元『日経トレンディ』編集長)
1966年富山県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。92年日経ホーム出版社に入社。
編集者兼記者として、「ホテルや旅館、飲食店の覆面チェック」
「携帯電話の実使用チェック」をはじめとした各種商品テスト記事の制作・執
筆に長年携わる。
2005年「日経トレンディ」編集長に就任、07年同誌の発行人を兼務。
「消費者がおカネで買えるものすべてをテーマに据える」を旗印に、編集長
就任時に低落傾向にあった同誌の販売部数を大きく立て直すことに成功する。
08年日経ホーム出版社を退職。
09年幻冬舎に入社。10年フリージャーナリストとなる。編集者として活動す
る傍ら、
テレビ、ラジオへの出演も精力的に続ける。ソフトバンクなどが設立した
インターネット上の「サイバー大学」では、ITマーケティング論の講座を
担当している。
■日 時 2014年5月14日(水) 14:00~15:30
■会 場 アットビジネスセンター東京2階206号室
(JR「東京」駅八重洲口より徒歩6分)
http://abc-kaigishitsu.com/tokyo_yaesu/access.html
■参加費
・インスクエア会員、アットビジネスセンター会員・・・無料ご招待
・一般の方・・・事前予約 10,000円/当日 15,000円/学生 3,000円
■定 員 50名限定
■お申込み
http://in-sq.com/other/schedule.html
5月14日のイベントの申し込みをクリックしてください。
ご質問等ございましたら、
お気軽にご連絡ください!03-6868-4344 まで。
(セミナーパンフレット)
http://in-sq.com/other/seiwakai_atoffice_kyoudoukaisaisemina-_20140514.pdf
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03 ┃ その他のお知らせ
━━┃……………………………………………………………………………………
┃ 1. インスクエア最新情報
┃ 2. インスクエア上野、横浜関内のお知らせ
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≪インスクエア最新情報≫
□ サポーターに目利きリスト登場 □
インスクエアには、サポーターという組織があるのをご存知ですか?
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今回は「TVショッピングのプロ 目利き人」です。
「目利きリスト」ってなんだ?って思われる方どうぞこちらのレポートを
ご覧ください。
≪インスクエア上野、横浜関内のお知らせ≫
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お問い合わせは、03-6868-4344 まで。
★インスクエア 関連WEBサイト★
【インスクエア池袋公式サイト】
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【オフィス探しのポ-タルサイト】
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【インスクエア公式サポーター 営業支援担当(株)東京事務所】
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【ビジネスコンテンツアグリゲーション(株)PDBマーケティング】
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【インスクエア公式サポーター IT担当(株)CNETメディアサービス】
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