『景気は良い悪い? 新聞に隠れるような記事発見』 インスクエア ビジネスニュース Vol.574
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.574] 2014/07/07━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『 景気は良い悪い? 新聞に隠れるような記事発見 』
/ 大竹 啓裕 (アットオフィス社長)
02:その他お知らせ
1 インスクエアの最新情報
「いまどきのヒット商品・サービスのトレンドと法則 報告レポート」
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01 ┃ 本日のコラム -
┃『 景気は良い悪い? 新聞に隠れるような記事発見 』
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┃ /大竹 啓裕 (アットオフィス社長)
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皆様こんにちは!
アットオフィスの大竹です。
上場企業の最高益更新のニュースが多いですが、
本当に景気はいいいのだろうか?
経営者に近況を聞くと「まあまあ」という返事がほとんど。
日本人は奥ゆかしいのでよほどのことがないと「もうかってます」
とは言わないでしょうが。
6月28日日経新聞朝刊に気になる記事が小さく小さく出ていました。
中小企業庁の4半期発表「4~6月景況感落ち込み過去最高」
上場企業の最応益は一面トップを飾りますが、日本の大半の企業である中小企
業の景況感は信じられないくらい小さく書かれます。
新聞の写真付きは⇒ http://ao-ceo.jugem.jp/?day=20140707
この根拠はこれです。
【中小企業庁の統計データ】
http://www.smrj.go.jp/keiei/dbps_data/_material_/b_0_keiei/chosa/pdf/136th_kantou.pdf
こういういいデータがあるんですね。
ちなみにDIという指標は、
「各判断項目について3個の選択肢を用意し、選択肢毎の回答社数を
単純集計し、全回答社数に対する「回答社数構成百分比」を算出した後、
次式により算出しています。」
なんかわかりにくいのですね。
つまり
(D.I.算出の例)をあげると、
企業の収益を中心とした業況について全般的な判断を問う質問では、
(1)良い、(2)さほど良くない、(3)悪い、の3つの選択肢があります。
例えば、回答が以下のような場合の業況判断D.I.は、△5%ポイントとなります。
回答社数 回答社数(構成百分比)
(1) 20社 20%
(2) 55社 55%
(3) 25社 25%
合計 100社 100%
業況判断D.I.=(20%)-(25%)=(△5%ポイント)
景気が良い ― 景気が悪い = 業況判断DI となるわけです
今の日本が一本調子で景気がよくないことは想像つきますが、
消費税の効果もあってか、ここまで悪かったとはという感じです。
新聞の見方は大事ですね、中小企業にとって使えるような
大切な情報は隅っこに小さく載っています(笑)
でも悲観するだけというのも正しくありません。
この時系列データのエクセルをダウンロードしてグラフにしてください
http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keikyo/
※自分で作るとよくわかります。
時系列データ 業況判断の前期比(季節調整比)を見ると落ちても
まだ余裕があることがわかります。
グラフの写真付きは⇒ http://ao-ceo.jugem.jp/?day=20140707
このデータちょっと気になるのはなぜかバブルで落ちた以降しかデータ
がありません。なので、全体に良くなって来ている感じにも見えます
これが意図的にそうしているのかはわかりませんが、私の年代だと
バブルのころの数字と比較したくなります。
すると、時系列データ 経常利益のところに古いデータがありました。
これでDIの数字がプラスになることも分かりました。
グラフの写真付きは⇒ http://ao-ceo.jugem.jp/?day=20140707
今回をまとめると、
今の景況感は決して悪くないということがわかります。しかし、これだけの
急激な落ち込みがあるとズルズルと落ちていく場合がほとんど、唯一改善した
のは2011年震災の直後だけのようです。
そう聞くと心配ではありますが、震災の時に比べて明らかに数字自体は上回っ
ていますので悲観というほどではないと思います。
昔に比べて変化が早すぎて会社の舵取りが難しくなっていますが、日常業務に
忙殺されながらも経営者はこういう指標も叩き込まないとと思います。
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▼プロフィール:インスクエア メルマガ編集長
・氏名:大竹 啓裕(おおたけ・たかひろ)52歳
・出身:福島県
役職:株式会社アットオフィス 社長
http://in-sq.com/contents/company.html
ブログ:http://ao-ceo.jugem.jp
(社)ハラル・ジャパン協会 副理事
インスクエアサポーター(ビジネスモデル担当)
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02 ┃ その他のお知らせ
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┃ 1. インスクエアイベントレポート
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≪インスクエア最新情報≫
【いまどきのヒット商品・サービスのトレンドと法則】
『人間はどうしても買い物をやめられない。
だから、単純に消費が落ち込むのではなく、今まで使ってきた金額と同
じ金額で、いかに満足するにはどうするか?という方向に思考が変わる』
という北村氏の考察は、店頭で実際にリサーチもかけているという通り、
現場を見た方でないと導き出せない答えだなと、思わず唸ってしまいました。
うーむ。さすがです。
こういった消費者の実際の行動や考え方からHIT商品のトレンドが見えて
きそうです。
トレンド分析では有名な北村森 日経トレンディー元編集長のセミナーは
目から鱗の連続です。
詳しくはこちらのレポートをご覧下さい
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