『秋葉原の価値』 インスクエア ビジネスニュース Vol.589
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.589] 2014/07/29━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『 秋葉原の価値 』
／ 藤田 幹夫（PDBマーケティング株式会社）
02:その他お知らせ
１ インスクエアの最新情報
「いまどきのヒット商品・サービスのトレンドと法則 報告レポート」
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01 ┃ 本日のコラム － 『 秋葉原の価値 』
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┃ ／藤田 幹夫（PDBマーケティング株式会社）
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PDBマーケティング藤田です。
火曜は1.3戸田、2.4重村担当ですが、今月は5週あるので私が担当します。
今日は金曜と異なり、秋葉原の話題です。
先週金曜7月25日久しぶりに秋葉原めぐりでした。
持込デモ用のノートPCの軽量化、起動時間短縮を狙いとしてメモリ増設、HDD
のSSD置換えを行うためのパーツ購入です。
古い機種なので、今一般的に出ている製品では対応していません。
アマゾンでも対象商品は販売していない、とありました。
何でもそろう秋葉原です。
といっても暑いですから、夕方から出かけました。
まずは、ヨドバシカメラアキバマルチメディア館。新宿淀橋が発祥で、カメラ
の安売り｢バッタ屋｣から、いまや家電量販店最大手の一社です。
ヨドバシは、伝統的な秋葉原家電量販店を結果として駆逐しました。
秋葉原を代表するテレビCMを放映していた、石丸、ラオックス、エディオン、
などありません。ソフマップは中古特化です。
私も共存時代に何度か、店舗めぐりをしましたが、価格、サービス、店員の知
識明らかに差がありました。
量販品ではない旧式メモリ、SSDの購入は初めてです。
当然ですが、ありません。最新機種対応パーツはそろっています。
ここでも勝ってしまうと、アキバはヨドバシだけになる！
そんなことは無いと妙に安心します。レアパーツはやはりアキバの店。
といっても、ラジオ館は高度な電子機器がありません。
浜田電気、テクノハウス東映老舗の販売店になります。
12年前、私がソフト流通会社ソフトウェアジャパンにいたときの取引先でし
た。
今も同じ場所、同じ規模でやっています。
メモリはありませんが、IDE対応SSDは2店舗同じ商品がありました。たぶん
流通ルートが同じです。やはりアキバは存在価値があると実感したのですが。。。
購入後、規格が違っていて、設置できないことが判明しました。
とにかくIDE対応SSDはこれしかなかった。
改めて、検索です。アキバにないものがアマゾンにあるか？
あります。
対象商品そのものは販売していないのですが、同等商品を検索するとあります。
旧式メモリもあります。在庫5個とか数値も記されています。
26日土曜にオーダー、クレジットカード決済です。
受け取りは近くのファミマを指定します。交通費、移動時間不要です。
28日（月）メモリとSSDを受領しました。
PC分解サイトの案内に従い、メモリ交換を行って1GBメモリ増設が終わりま
した。SSD換装には本格的にPCを分解する必要があり、まだ着手できていま
せんが、部品はそろっています。
以上の体験から、今日のテーマ秋葉原の価値です。
時代変遷の中、街も変わっていきます。
秋葉原はラジオ部品、家電の安売り、高級照明器具、PC、ゲーム機、自作PC、
など対象を変えながら、流通の先端でした。
人が集積するので、肉の万世など飲食も定着、サービスを先鋭化したメイド喫
茶でも話題に、AKBもあります。
しかし、伝統的な電気、電子製品、パーツ流通中心地のポジションは消滅に向
かっている？
店舗集積効果で、情報、製品、パーツ流通が効率化し、消費者にほかには無い
サービスが提供できる。強みとしてきたこの環境がなくなっています。
今回のような電子部品は消費者が直接調べて、商品名まで特定します。
多品種、少量商品でメーカー、流通ルートがどんどん拡大し、アキバの店舗の
陳列スペースを越えます。スペースの許す範囲に商品を絞ります。
販売員の知識など差別化されており、それでも一定のニーズはあります。
一方、アマゾンは掲載に物を伴わないので、無制限に対象商品を増加できます。
電子部品特有の、互換性に関する情報も利用者責任でどんどん提供します。
本来的な仕組みの差があり、アマゾンに無くアキバにあるパーツはどんどん限
定されていきます。
浜田電気もアマゾンで販売しています。
すでに、秋葉原の代表はヨドバシカメラマルチメディア館とAKB、メイド喫茶
となっているのかもしれません。
自分が変わっていかないと、周りが勝手に変化して置いてきぼりを食ってしま
す。いきなりではないので、なかなか気がつかない。
クロージングは起業の進めです。
今の生活から一歩踏み出す。若干の資金と多少の夢と、大きな可能性を信じて。
世の中は変わっています。
自分の相違を生かせるビジネスを、開始しましょう。
インスクエアは仲間を待っています。
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▼プロフィール：インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾塾長
・氏名：藤田 幹夫（ふじた・みきお）63歳
・出身：香川県丸亀市
・出身高校／大学：香川県立丸亀高校／京都大学理学部
・役職：PDBマーケティング 代表取締役
知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴：1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
1987年 兼（財）データベース白書編集委員2008年廃刊まで
2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任（現在に至る）
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02 ┃ その他のお知らせ
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┃ 1. インスクエアイベントレポート
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≪インスクエア最新情報≫
【いまどきのヒット商品・サービスのトレンドと法則】
『人間はどうしても買い物をやめられない。
だから、単純に消費が落ち込むのではなく、今まで使ってきた金額と同
じ金額で、いかに満足するにはどうするか？という方向に思考が変わる』
という北村氏の考察は、店頭で実際にリサーチもかけているという通り、
現場を見た方でないと導き出せない答えだなと、思わず唸ってしまいました。
うーむ。さすがです。
こういった消費者の実際の行動や考え方からHIT商品のトレンドが見えて
きそうです。
トレンド分析では有名な北村森 日経トレンディー元編集長のセミナーは
目から鱗の連続です。
詳しくはこちらのレポートをご覧下さい
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