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『資金の潮流を読む』 インスクエア ビジネスニュース Vol.662

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.662] 2014/11/14━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

01:本日のコラム… 『 資金の潮流を読む 』
/ 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)

02:その他
  【イベント報告】連帯保証人脱出ノウハウセミナー
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01 ┃ 本日のコラム - 『 資金の潮流を読む 』
━━┃……………………………………………………………………………………
  ┃ /藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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金曜担当PDBマーケティング藤田です。
定例「30万社HP情報検索」市場開拓の進捗状況です。
来週11月19日はMA10の結果発表です。次回にはお伝えできます。

今日は好き嫌いはありますが、ビジネス領域選定に不可欠な、資金が出る潮流
についてのテーマです。

KY=空気読めないと揶揄されるように、周りとの調和は大切にされます。
これは個性をなくすことにもつながります。
周りを気にしないで、どんどん勝手に進むのが正しいというのが、私の本来の
主張ですが、サービスをどうマネタイズ=お金にするか、という課題に対して
は最適でありません。

経済背景、そのときの雰囲気、流行によってお金は流れる方向、潮流がありま
す。自分が潮流を作るという発想もあります。悪くありませんが大変です。
確かに、10年耐えれば、流れは変わります。そこまで待てるか。選択です。
世の中が関心を持っている方向に、市場が形成されていきます。

デフレで消費者の意識が縮むと、安売りが注目されます。関連ビジネスも発展
します。100円ショップ、200円台の牛丼競争。
閉塞感に耐えられなくなると、高級レストランの需要に転化します。
物が不足していた時代の代表企業、ダイエーはデパートを超える売上規模を誇
りましたが、店舗名も消えます。

先端産業といわれてきた、IT,情報通信、情報サービス、ソフトウェアなど
様々な表現ですが、内容は分化してきています。
構成員1万人を超える企業、特化した基本ソフトのベンダー、新興サービス企
業(ニュース配信のグノシーなど)、なんと言ってもゲームは稼いでいます。

それぞれに独自の工夫領域があります。
派遣中心の会社は、安定顧客の開拓と維持、利益率は低くとも安定的な収益で
す。人材が基盤ですが、低コスト管理が必須です。
ゲームは派手ですが、当たりはずれがあります。作成費もどんどん高騰です。

私の課題は、コンテンツの流通市場開拓です。
みんなが注目してくれないと、市場が拡大しません。
ビジネスコンテンツ市場は、企業与信情報、記事、株価、特許でした。
ここもフリー=無料化の流れがあります。

ソフトウェアはフリーソフトの普及は確実です。アンドロイド対抗でしょうが、
Windowsも無償版を提供です。
ハードウェアは家電に代表されるように、究極は原材料費に収斂します。
ソフトウェアは原材料費がないので、配布はフリー、保守は有償です。
コンテンツは鮮度が問題で、継続的なメンテナンスが行われると、価値が低減
しません。

さらに、情報製作=プロデューサと、流通=ディストリビューション過程でそ
れぞれが付加価値を生んでいきます。
この意味をどう市場に実感し、理解してもらえるか。
これを追求しています。

今、コンテンツには一定関心が高まっています。
グノシー、スマートニュースがそれぞれ20億の資金を未上場で獲得し、名刺
管理のsansanも10億の調達ができています。資金は動いています。

その資金はほとんどが既存メディアの広告宣伝に投下されています。テレビC
Mは、サラ金が減って、グノシー、sansan。
これが今の投資家の望む姿と認めます。
投下資本の効果を、登録会員数の増加で、計っています。
「起きていることは正しい」とまず受け入れて、マネタイズの潮流を読みます。

ひとつは圧倒的にスマホです。SNSもスマホゲームにシフトです。
手軽に、何もしなくて向こうから材料を送りつけてくるサービス。関心なけれ
ば捨てればいい。真剣に見るものでない。
実はいずれもコンテンツです。

コンテンツの存在感は、資金潮流としても大きくなっています。
ただ、これをビジネスコンテンツに絞ると怪しくなります。
先に挙げた、会社情報はTDB,TSR、記事は日経朝日で固定化し、株価はネット
普及で実質フリーに、特許情報は特許庁がフリー化しています。

ベンチャーが競って革新的サービスを提供する感じがありません。
これはコンテンツの原点、いかにして質の高い情報を収集するかという課題で
す。数千人のスキルを持った調査員の訪問調査、毎日発行する新聞、新規参入
余地が限定されています。

30万社HP検索は、インターネットの普及と、HPによる情報開示の進展を
背景としてコンテンツの蓄積を確立しました。最初の壁は突破です。
適切な告知による認知、普及を目指します。
コンテンツに関心が移っている、資金潮流にも合致しています。

「適切な告知とは何か」日々考え、試行錯誤です。
リードネーチャリングではサイボウズとのセミナーも企画します。
広く使ってもらえる環境は、word/excelで準備します。
やはり潮流は引き寄せないと来ない。

明日は京都で「鴨川で飲む会」です。
「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみ浮ぶ
 うたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまる事なし。世の中に
 ある人とすみかと、またかくの如し。」(鴨長明「方丈記」)
40年ぶりの参加者もいます。時間は有限です。
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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)63歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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02 ┃ その他のお知らせ
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  ┃ 1. インスクエアイベント報告【連帯保証人脱出ノウハウセミナー】
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【連帯保証人脱出ノウハウセミナー】 
またやって欲しいなど、参加者から高評価のセミナーとなりました。

■参加者の声から
・同業から何でそこまで書類を作るのか、といわれることも多かったが
 方針が間違っていなかったと確信した。 (税理士)
・実例・実際のインタビュー交えての内容だったので理解が進みました。 
(コンサル業)
・銀行側の視点がとてもよくわかりました。
 経営ポイントUPに通ずるものがあると思ったので顧問先にご案内します。
(行政書士)
・起業したばかりで良く理解できたとは言えませんが、
 自社の格付けのことを考えて行動しようと思った(製造業)
・お客様と仲間の経営者に伝えます。次回は経営者仲間を呼ぶ予定。 (コン
サル業)
**************************

ご存知でしたか??
経営者保証を無くすガイドラインができたことを。。
経営者の間では多少話題にはなっていますが、積極的に銀行に動いた
という話は聞こえてきません。

インスクエアは元金融機関出身の望月氏という力強い味方を得て、
プロジェクトを立ち上げ、具体的に動き、ぎりぎりまで情報を収集し、
セミナーの日には貴重な実例が集まっていました。

前半は、金融機関は貸付先のどんな資料を望んでいるのかという具体的
な講義です。
「相手との交渉のためにも、具体的にこういった書類を作成しましょう!」
現場の第一線で活躍していたプロフェッショナルだからこそ話せる対策
ノウハウを惜しみなく公開です。

1つ具体例をご紹介しますと、
決算書を提出しているから銀行は社の業況をわかっているはず、と思い
きや、『銀行は貴方の業種のプロではないので、決算書だけではヒト・
モノ・カネの流れは100%伝わっていない』

『わからないから担保や連帯保証人を付けるもしくは付けたがる傾向
にある。』のだそうです。
やみくもに担当者に熱弁を振るっても効果は期待できません。

相手に合った対策が重要ということですね。

セミナー後半 詳しくはこちらのレポートをご覧下さい

http://in-sq.com/event/?p=311

★インスクエア 関連WEBサイト★
【インスクエア池袋公式サイト】
 http://in-sq.com/index.html
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 http://www.tokyojimusyo.com/
【ビジネスコンテンツアグリゲーション(株)PDBマーケティング】
 http://www.p-db-m.com/
【インスクエア公式サポーター IT担当(株)CNETメディアサービス】
 http://www.cnet-media.co.jp/
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