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『円安を考える-投票へ行こう!-』 インスクエア ビジネスニュース Vol.678

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.678] 2014/12/09━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

01:本日のコラム…
「円安を考える-投票へ行こう!-」
/ 松澤 和重 (株式会社CNETメディアサービス)

02:その他 
イベント報告:【会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法】
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01 ┃ 本日のコラム - 「 円安を考える-投票へ行こう!- 」
━━┃……………………………………………………………………………………
  ┃ / 松澤 和重 (株式会社CNETメディアサービス)
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こんにちは、ITサポーターの松澤です。

 今週末は衆院議員総選挙です。当社はIT技術関連事業ですが、IT技術関
連に限って言えば、当社のように法人向け事業で事業規模が小さければ、政治
経済一般の影響はほとんど受けません。政権が大きく変っても、リーマンショ
ックのような出来事があっても、大きな影響はありませんでした。しかし、こ
こ1年ほどの経済情勢は、当社のような小規模事業者でも注意をしなければな
らないなと思わせるものがあります。それは円安です。

 当社は台湾のデータセンターも利用しています。このメルマガも台湾のデー
タセンターから配信しています。データセンターの支払いはドル送金なので、
支払い額が2年前と比較して1.6倍になりました。1.6倍というと、感覚
的にはほぼ2倍です。金額によっては一桁上がる場合もあるほど大きい変化で
す。

 台湾の設備はもともと別の目的があって契約した設備で、どうしても維持し
なくてはいけないということもありませんが、コストが安いのでそのまま維持
してメールの大量配信などに利用していました。

 ちょっと横道にそれますが、メールの運営というのは一般の方が思っている
以上に大変なのです。最近は10分メールが使えないとすぐに連絡がきますし、
不着の問題もあります。迷惑メール対策も必要です。また、メルマガのような
大量配信をする場合は、迷惑メールに見なされないしくみを構築したり、そう
なった時の代替措置を用意したりと、想像以上に手間がかかるものなのです。

 台湾のデータセンターのサービス内容は日本と同じで、回線(IPアドレ
ス)、スペース、電力(無停電)がセットになったものですが、日本よりは安
いと思います。ここ数年は、スペースに関してはサーバーの仮想化が進みメリ
ットがなくなりました。電力はほぼ同じだと思われます。変更にあたり、一番
ネックになるのはIPアドレスです。特にメールの大量配信は、へたをすると
ブラックリストに載ってしまい、自分どころか、周辺のIPアドレスを使う全
くの他社のサーバーをも被害に巻き込んでしまうことがあります(ひどいのは
国単位ですが、中国からのメールは拒否するというサーバーもあります)。
 
 アマゾンに代表されるクラウドサーバー(AWS)などを使えばいいじゃな
いかと思われる方もいらっしゃると思いますが、ことメールの大量配信につい
ては可能かどうか検証が必要です。また、AWSはサーバーを動かすだけであ
れば低価格ですが、通信料に従量して課金されるので、以前試算したときには、
あまりコストメリットはなかった記憶があります。とにかく、メールの大量配
信については、たくさんのIPアドレスを利用して分散してサービスを行うこ
とが必要なので、なかなか設備の移転が簡単にできないという理由があります。

 本題ですが、当社のような小規模事業者でも円安の影響をうけるのですから、
今の円安は、世間的には影響は本当に大きいだろうなと思います。事業環境は
前提条件ですから、頻繁に変わっては困ります(変わることがだめということ
ではありません)。米国での量的緩和が話題になっていた数年前に、皆が気に
することは、それがいつまで続くかということだ、と聞いたことがあります。
その時はなんとなく聞いていましたが、いざその状況におかれると、その意味
がよくわかります。

 現在の政権では物価が上がることがよいとされていますが、本当にそうでし
ょうか?物価が上がって賃金が上がってお金が回っていく云々という説明がな
されますが、本当にそうでしょうか?

 仕入れのコストは転化できると思いますが、単純に国の政策が物価上昇なの
で当社も値上げします、というのは理解されないと思います。また、お客様の
業績がよくお客様の給料も上がったようなので、当社のサービスも値上げして
くだい、ということが理解されますか?
 
 どんな状況においても、企業の管理部門はコスト削減が至上命題ではないし
ょうか?だとすると、資材はよくても、サービスについては理想どおりには進
まないと思います。

 ここ20年ほどの物価の下落は、諸外国との価格差の調整だと私は思います
ので、無理に何かしなくても、いつかは均衡して止まると思います。ですから、
それを待つか、同じサービスやマーケットで勝負しないで、新商品とそのマー
ケットを作り出していくことが必要だと思います。これは売る立場、買う立場
両方に言えることだと思います。変化できないことが一番のリスクではないで
しょうか(自戒をこめてですが)。

 そう考えると悪いことばかりではありません。今回の円安のおかげで、当社
としては、台湾のデータセンターは最適かという検討のきっかけになります。
その中には、今後の市場の動向や技術の動向、最適なメルマガ配信の設備は何
か、そもそもサービスは意味(収益)があるか、など、様々な要素の検討が含
まれます。
 
 よく言われますが、危機はチャンスでもあります。何もしないのが一番いけ
ません。今週末は選挙です。このメルマガをご購読されている方には釈迦に説
法だと思いますが、ぜひ投票に行きましょう。もしかしたら投票所で会った誰
かとビジネスが始まるかもしれません。投票に行く道すがらでたまたま見かけ
たことがビジネスのヒントになるかもしれません。せっかくのチャンスですか
ら、広い視野で有効に生かしたいものです。

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▼プロフィール:
・インスクエア公式サポーター IT担当
・氏名:松澤 和重(まつざわ かずしげ)
 http://www.cnet-media.co.jp/contact
・所属:(株)CNETメディアサービス 代表取締役
 http://www.cnet-media.co.jp
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02 ┃ その他のお知らせ
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  ┃ 1. インスクエアイベント報告
  ┃【会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法】
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会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法【IS×天狼院】】

またやって欲しいなど、参加者から高評価のセミナーとなりました。
■まず前半は、インスクエアを事例にして
『起業で失敗しない為のストックビジネスとは何か?』を理解
するための講義です。
日本の起業の現状について、各種データを分析しながら
インスクエアを生み出した経緯=ストックビジネスが生まれる
過程を紐解きます。
加えて、ストックビジネスとは反対のフロービジネスについても
短期、長期、収益性を比較しながらそれぞれの長所短所を解説。

■天狼院店主三浦さんからのするどい質問に大竹が一つ一つ答
えていきます。
「なぜ、ほとんど資金をかけずに事業が立ちあげられるのか?」
「なぜ、インスクエアは今や予約待ち状態なのか?」

三浦さんが途中で「奇跡のビジネスモデル」と評したことが印象的でしたが、
その理由として「ポイントは信用は貯金です。信用は現金です。」と大竹が
答えていました。

実際に信用が貯金だという根拠はビルオーナーのストックを有効活用して
想定以上の結果を出し続けて来たことを見てきていますので、納得できました。

それは40歳を過ぎて起業する人の会社存続率が高い理由にもつながり
実際にどうやって信用をお金にするかのエピソード『1億の”えっ?”』の話

会場は大いに盛り上がっておりました(笑)

詳しくはこちらのレポートをご覧下さい

http://in-sq.com/event/?p=335

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【インスクエア池袋公式サイト】
 http://in-sq.com/index.html
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【ビジネスコンテンツアグリゲーション(株)PDBマーケティング】
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【インスクエア公式サポーター IT担当(株)CNETメディアサービス】
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