『地方商品は海外で勝負が可能か？』 インスクエア ビジネスニュース Vol.924
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.924] 2015/12/08━■
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01 ┃ 本日のコラム －
┃『 地方商品は海外で勝負が可能か？ 』
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┃ ／白浜 一久 （飲食店・食品商品開発プロデューサー）
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皆様こんにちは！飲食商品開発コンサルタントの白濱です。
先週金曜日より11日までシンガポールに出張中です。
「栃木物産展inシンガポール」がメインの仕事です。販売しながら
お客様の声を聞き、街を感じ、白濱流のマーケティング調査をして
います。
私のマーケティング視点は
「地方商品が海外で勝つ方法！」一点です。
その方法は２つ。、
総論「どの国への輸出でも成功する普遍的基本戦略論」
各論「輸出する国に合わせたローカルルール対応戦略論」
そこで、本日のテーマは「地方商品は海外で勝負可能か」です。
私は、ここ10年、タイ・香港・台湾・マレーシアで
日本食レストラン立ち上げと各国輸出食品のプロデュースを行って
きました。
飲食店立ち上げも食品輸出も共通の普遍的戦略理論があります。
１、「変化を恐れるな！」
日本で成功していればいる程、自信があり
「この商品、この売り方で行く」と「思い」が強く、大事な局面
での変化をためらい失敗します。しかし、例えるならコンサートと
一緒で、シチュエーションに合わせて、衣装や曲調を変える事は
「成功=お客様の満足」を生み出し成功します。
２、「立ち上げは最終方針決定権限者が現地入り」
どんなに優秀な人間でも伝聞を基に戦略を考えるのと、
本人が現地で実際に感じる事は違います。ある程度事業が落ち着く
までは、社長でなくとも専務でも部長でも最終方針決定権限者が
現地に滞在した方が良いと思います。
３、「その現地協力者または社は、自社にとって適正か」の判断
どこの国での立ち上げも現地協力者無しには成り立ちません。
しかし、その協力者は適正かどうかの判断は非常に重要です。
４、日本での「商い」に余裕が必要
実はこれが結構大事です。
しかし、皆さん「勢い」で海外に進出してきます。
「海外進出セミナー」や「海外進出コンサルタント」の話を聞いて
舞い上がって進出し、国内の商いも危うくなった会社がたくさん
あります。海外事業が赤字でも最低でも２年は経営は大丈夫くらい
の余裕と規模が無いと進出しない方が良いと思います。
「進出させるだけで儲かる商売の方がいる」という事を認識した方
が良いと思います。
さて、今回は私にとってシンガポールは初上陸の国です。
ローカル新興住宅地での物価も日本以上です。
「ご飯にかけるギョーザ味のポテトチップス」が１袋250円で
たくさん売れます。国内では1袋150円です。「JAPANブランド」は
健在です。人口550万とマーケットは小さいですが、高くても
良いものはマーケティングとブランディング次第でマーケットイン
可能な感じがします。逆に薄利多売や廉価品は厳しいです。
アジアでは、タイ・香港・シンガポールは日本製品は充分と
言われていますが、高級品に限って言えば一番面白い国かと思いま
す。
帰国したら早速シンガポールマーケットインの商品を探索・開発し
たいと思います。現地有力小売り、飲食チェーンとのパイプもでき
ました。このコラムをご覧の飲食・食品会社の方、是非お声掛けく
ださい。
進出のサポートします。
それでは、次回各論へ、、、
本日のポイント
余裕がなければ海外進出するな！
そんな、こんなで、新商品開発の依頼も随時受け付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。
それでは、多謝・再見‼‼
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▼プロフィール：飲食店・食品プロデューサー
・氏名：白浜 一久（しらはま かずひさ）
・出身：福岡県
飲食プロデュース歴15年
国内8業態54店舗、海外4業態7店舗の実績
食品商品開発・地方ブランディング プロデュース
所属：株式会社ユーユービズサポート
インスクエアサポーター（食品飲食ビジネス・海外進出担当）
連絡先：shirahama.imagine@gmail.com
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