バーチャルオフィスのinsquare|TOP > インスクエアメルマガ バックナンバー


TOP >> ;『2016年も解釈でなく変革を』 インスクエア ビジネスニュース Vol.936

『2016年も解釈でなく変革を』 インスクエア ビジネスニュース Vol.936

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━━━━━━━━━━━━━━■

 世代を超えて起業が日本を元気にする!
 エイジレスな起業支援のインスクエアが送る【 最新!ビジネス情報 】
 http://in-sq.com
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.936]2015/12/25]━━■

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 2016年も解釈でなく変革を 』
━━┃………………………………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
毎週金曜は、30万社個別HP情報の市場開拓を、準リアルタイムで記述し
ています。今日が2015年最後となります。
今日は、2016年に向けて自分の活動に関する価値基準の話です。

人間は考えます。ソクラテス、プラトン、孔子、アインシュタイン、湯川
秀樹などなど、考える歴史的な哲人、偉人もいますが、周辺にいる人たち
も、みんな自分なりに考え、判断して行動します。

このメルマガが対象とする、ビジネスの世界でも同じです。
そして、ビジネスではその結果が、お金で表現されるので、評価も明確で
す。
でも一方で、「金がすべてか?」という意見があると、沈黙、あるいは「儲
けてなにが悪い」と居直る現象もあります。

視点を変えます。今日のテーマ「解釈か変革か」で評価します。
これは、ドイツの哲学者フォイエルバッハが提起した「哲学者たちは世界
をいろいろに解釈してきたにすぎない。たいせつなのはそれを変革するこ
とである」に由来します。私は18歳のときにはじめて知りました。
刺激的なテーゼです。

ビジネスの世界でもいろいろな評論、解釈論が量産されています。
テレビでは一日中バラエティから報道特番まで、有識者、成功者、芸人ま
で政治から、スイーツまで解釈論で埋め尽くされています。
居酒屋、スナックのン忘年会も会社、上司のこき下ろし、経営方針への評
論で盛り上がります。

解釈は、「情勢の正しい認識」のために必要ですが、ここから変革への行
動に必ずしもつながらない。そんなに難しいのか。
そんなことはない。ドイツの偉大な哲学者には大きな発見でも、ビジネス
では日常活動です。

マーケティング論、デジタル革命論などの書籍で過去の経緯、現状、未来
予想と解釈を理解することと、具体的な商品、サービスを提供して収益を
上げることは全く異なっています。
変化を的確に捉えて、自分の創意で、変革を仕掛け、結果として収益を得
る。これが、私が考えるビジネスです。

インスクエアにおける、本メルマガを中心とした連携活動も、意識統一を
したわけでもないのですが、結果として同じ指向です。
ストックビジネスの講釈では無く実践を促す教科書。地方における新商品
の開発、イベントによる活性化、ハラル市場の新規創出、助成金、知財の
活用、法規制の存在と対応、ITインフラの実践活用など。
みんな自分で意思を持って活動することを求めます。

私はビジネスコンテンツの市場開拓です。
2015年は、サイボウズkintoneへのプラグイン開発、リードナーチャリ
ングへの適用セミナー、ECCUBE_プラグインと新興ベンダーとの連携を追
求する活動から開始でした。

新しいソフトウェアベンダーとともに、コンテンツという、従来提供して
こなかった新たな要素を追加して普及を加速する。というコンセプトです
が。。。。
クラウド進展の動きも捉えて、悪くないと思ったのですが、現実的にはい
くつかの壁がありました。

変革の実現による収益確保は、容易でない。
大手ベンダーを含めてのクラウドへのシフトはより鮮明です。
コンテンツへの注目と市場獲得。突破口を探して追求は続きます。
現在は、市場にないものを提供する苦しみです。

今年の年末から年始は、IBMクラウドへのAPI準備です。
新興ベンチャーからIBM,マイクロソフトと連携の対象を変化させました。
大きな市場では、変革にための行動もより大きく、強さが求められます。
ここではスピードも大きな要素です。
他人が休んでいるときに働く。これも当然です。変革ですから。

今週23日祝日、松戸市の知人から誘いを受けて、松戸市が後援するシャ
ンソンミニコンサートを聞きました。
近くでカラオケスナックを経営する、ママさん(60代後半)が歌います。
グランドピアノ、バイオリン、バスの生伴奏です。

50人ほどの会場ですが、満席です。中心は50歳以上です。初めてという
聴衆が半分。みんな感動しています。
これは、明らかに解釈ではなくて変革の活動です。
カラオケスナックで歌っているのは商売ですが、初めてという25名を含
めて観客を集めて、歌を聞かせ感動を与える。

いたるところ評論解釈ではなく、変革のステージはあります。

忘年会の盛り上がり、いいのですがそれが自分の会社、仲間の活動を変革
する謀議や同盟に繋がるといいのですが、酒の勢いだけでは無理がありま
す。
次は新年会で憂さ晴らしでしょう。
日常気を使っているのだと思います。ストレス発散は大切です。

自分がやりたいことをやる。
人生は有限です。しかし、成功する保証は無く、失敗はだめです。
私は、あと15ヶ月を今のビジネスの区切りとしています。
2016年も、解釈でなく変革を追求し結果を出します。

同じ年代でも65歳定年を前に、いろいろな構想があります。
蕎麦打ちやってないで、変革を呼びかけます。AI,デジタルへ取り組もう
という仲間も出てきています。
IBMのスタートアップ支援を有効に活用していきます。

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)64歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————-

関連記事

« 6月 2024 4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30