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『IBM イベント参加』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1031

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■━━━━━━[vol.1031]2016/05/27━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 IBM イベント参加 』
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  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
毎週金曜は、30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を準リアルタ
イムでお伝えしています。
今日は、昨日まで開催されていたIBM Watson Summit2016参加のコメン
トです。

事業活動の拡大には、日常的な活動、商品サービスの構築、営業、アフタ
ーフォローとともにあるサイクルで、既存顧客、新規予定顧客に対する自
社の独自性を訴求する場は大切です。
今回は、IBMの年間最大規模のイベントでした。

規模事業内容、対象顧客によって形態は異なるのですがイベントは有効で
す。インスクエアのビジネスにおいてもハラルジャパン協会は数多くのセ
ミナー、展示会出展を行っています。毎週何かやっています。
ストックビジネスの教祖大竹社長も「実践会」を継続開催です。

世の中の人にどれだけ関心を持ってもらっているのか、受け入れられてい
るか、検証の場でもあります。
まずは、どれだけの人を集められるか。動員力です。
次にどんな層を集客し、密度を高めるかです。

今回IBMの場合、24日はビジネスパートナーを対象として、25日、2
6日はユーザ中心という構成です。
各300名規模の会議室14会場を使いますから、4000名が常時参加して
います。
IT関連業務の、従事人口が多いことを実感します。

何度かお伝えしてきていますが、IBMはハイブリッドクラウド、人工知能
Watson、APIエコノミーを主力サービスとして訴求してきています。
世界戦略ですから、日本へは若干のタイムラグもあります。
翻訳とビジネス環境の違いです。
今回のイベントはその結果としての日本での動きを知る意味で重要と考え
て、フルに参加です。私の課題はAPIエコノミーです。

APIはデータを取得する入口、というのが私の主張です。
個別開発、ツール、仕組み提供から、必要なコンテンツ提供への転換です。
いくつかのセミナーテーマで、コンテンツへの注目が始まっています。
これはAPIエコノミーを主張すると、論理的帰結です。
問題は伝なデータを提供するのか、その環境をどう提供するのかです。

1年前、オラクルはData Base as a Serviceとして、企業情報のD&B、
SNSはFace Bookなどとの連携を発表しました。アメリカでの動きとして
紹介され、日本でも順次、ということでしたが、6か月経過後、日本では
DBMS as a service に変形し、コンテンツは対象から消えました。

きれいな戦略は、その裏付けとなる個別の活動の積み重ねによって実現さ
れます。
APIエコノミーというきれいな戦略を推進する、個別活動の提供が私の課
題となります。

神頼みのようなキーワードもあります。「キラーコンテンツ」一気に市場が
転換するコンテンツを探す、というミッションです。
エンターテイメントの世界では、いつも追求されています。
AKB、スパイダーマン、などなど。ビジネスコンテンツは違う。

書棚に2005年発行のデータベース白書20周年記念号があります。
1985年から、ビジネスコンテンツ普及をテーマとして出版され、私も当初
から参加しています。
当時は、株価/会社情報/記事情報が3大コンテンツでした。
30年大きな変化はありません。

昨年話題となった、グノシーも記事キュレーションでした。
32年目の今、突如キラーコンテンツが出現する可能性がゼロではないです
がこれは私の課題ではない。
APIエコノミーの実践活動として、会社INDeXの普及に努めます。

IBMは、コンテンツについて蓄積がない事実から、「戦略的提携」という言
葉が出てきます。実績として気象情報の会社を買収したことも発表されて
います。Face bookとtwitterのSNS連携もあります。

個人的好みですが、SNSについては、ビジネスコンテンツとしての適切性
には疑問を持っています。「裸の王様」に近いのではないか。
みんなわかっているが、自分にとって都合よく切り取って利用する。
ビックデータ素材、ネガポジ判定、NHKのtwitterテロップ表示など。

新しいキーワード発見もありました。
「データガバナンス」:データの信ぴょう性、妥当性を検証する機能です。
データのクレンジング、名寄せはここに該当するようです。
さすがに論理的整合性が追求されています。

3日間を通して、戦略として合致することは確認できました。
次は、具体的な活動としてどう連携するかです。
私は、4か月ほどIBMクラウドBluemixと格闘しています。
特にAPI connectを使いこなすことで、APIエコノミーの先行事例として
の参画を追求しています。

実態は、提供される仕組みが大きいので、大変です。
自分が使わない機能が膨大にあり、適用環境も幅が広く、習得すべき課題
を見失います。すぐ迷路に入ります。
王道を求めず、失敗を繰り返しながら進んでいます。

Office365wordアドインは、もう少しで審査終了です。
PCソフトのAPIは、相対的にシンプルです。 

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)64歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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