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『最近のウェブデザインのトレン』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1066

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■━━━━━━[vol.1066] 2016/07/19━━■

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01本日のコラム -

最近のウェブデザインのトレンド
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松澤 和重(株式会社CNETメディアサービス)
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こんにちは。
ITサポーターの松澤です。

1ヶ月半ほど前に、自社のウェブサーバーが故障して以来、自社のウェブサイ
トが工事中の状態です。自社サイトがないというのは営業上、非常に都合が悪
いものです。特に新規の取引や提案活動をするときに、ウェブサイトがないこ
とは致命的です。まず信頼されません。

手元にあったバックアップを復元しようと思いましたが、記事があまりにも古
かったので、良い機会なので作り変えようと、現在は新サイトを製作中です。

新ウェブサイトを制作するにあたり、旧サイトの素材などを再利用しようと思
いましたが、これが、、、サイズが小さくて使えません(使おうと思えば使えま
すが)。

旧サイトは会社設立当時に作成しましたが、それもその前の個人事業時代のサ
イトがベースになっていますので、8年ほど前のデザインや素材がベースにな
っています。その当時と何が違うのか、何が現在のトレンドなのか考えてみま
した。

●液晶モニターの解像度が大きくなった!

まず、8年前と大きく異なるのは液晶モニターの解像度が格段に大きくなった
ことです。現在主流の解像度は横幅が1920ドット(HDサイズ)です。ノ
ートPCでもこのサイズの液晶を持つものが最近は珍しくありません。
10年前のPCでは横幅は1280ドットくらいが主流で、1024ドットと
いうPCも当たり前にありました。つまり、現在は横幅で2倍、縦で1.5倍
程度の解像度があるわけです。1024ドットで最適化したサイトでは、画面
の端に偏るか、センタリングした時には料横に大きな余白ができてしまうわけ
です。ウェブコンテンツのパーツにしても、割りと大きめだった幅500ドッ
トのバナーなどは全体の横幅の1/4でしかありません。なんとも空間が埋ま
らなくて格好が悪いわけです。

ただし、矛盾を感じるのは、皆さん、1920ドットの横幅をフルに使ってい
るわけではないということです(表現が正確ではないですが)。多くの方が12
5%とか、150%に拡大して使っていますので、HDサイズを意識して使っ
ているわけではないという現実があります。特にノートPC利用の方はそうい
う傾向があるのではないでしょう。ということは、余談ですが、モバイルノー
トPCにはHDサイズの解像度は不必要ではないでしょうか!

●スマホが登場!

次に、8年前と大きく違うことでスマホの存在があります。スマホがPC並み
に普及している今(PC以上かもしれません)、スマホでの閲覧を無視するわけ
にはいきません。現在のスマホは5.5インチ程度でHDサイズの解像度があ
ります(なんとPCと同じです!)ここに従来のPCサイトを表示したら文字
が小さくて見られたものではありません。救いは、スマホは縦長で見ることが
多いので、その場合の横幅は従来のPCの横幅と同じです。よって、なんとか
体裁は保てるものの、やはり小さくて見られないと言う点では問題があります。

では、そんな大きな環境の変化の中、ウェブデザインはどのように変化したの
でしょうか?

■指でタップしやすいフラットデザイン

デザインの主流が「フラットデザイン」(タイルデザイン)というデザインに変
化しました。これはWindows8で採用されて広がったようですが、サイトを構成
するパーツを大きくして、タイルを張るように並べて配置するデザインです。
凝った色使いや装飾もせずにシンプルなのも特徴的です。
この狙いは何かというと、スマホやタブレットで指でタップしやすいというこ
とだと思います。

■PCとスマホでレイアウトが切り替わるレスポンシブルレイアウト

PC用サイトとスマホ用サイトを二つ作るのはとても大変です。ひとつのサイ
トでデバイスによって最適なレイアウトになってくれるのが理想ですが、それ
をレスポンシブルレイアウトといいます。やり方はサイトの構成によって異な
るのですが、例えば、CMSでは一番普及しているWordPressであれば、プラグ
インをインストールするだけである程度はレスポンシブルレイアウトが可能に
なります。これでもあると無いとでは全然違います。

■やっぱり中身です!

しかし、何と言っても中身が重要です。十分な情報量(文字量)があれば検索
エンジン対応にもなります。ウェブデザインは専門家でなければ難しいですが、
中身のコンテンツ(文章です!)は人任せにはできません。昔で言えば会社案
内を作るようなものです。伝えたいこと、主張したいことをしっかり文章で表
現することが重要です。

次回のメルマガまでにはサイトのリニューアルが終わっていればいいですが。
では。

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▼プロフィール:
・インスクエア公式サポーター IT担当
・氏名:松澤 和重(まつざわ かずしげ)
 http://www.cnet-media.co.jp/contact
・所属:(株)CNETメディアサービス 代表取締役
 http://www.cnet-media.co.jp
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