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『台湾を活用した中国進出という視点』第五回 インスクエア ビジネスニュース Vol.65

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.65] 2012/07/26 ━━━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『 台湾を活用した中国進出という視点 』第5回
/ 進藤 晶泰 (香港貿易発展局)

02:イベントのお知らせ

03:その他のお知らせ
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01 ┃ 本日のコラム -『台湾を活用した中国進出という視点』第五回
━━┃……………………………………………………………………………………
  ┃ /進藤 晶泰 (香港貿易発展局)
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皆さんこんにちは、香港貿易発展局の進藤です。
私事ですが、昨年投資用にとロンドンまで行って迷った挙句、、買わ(え)な
かったロンドンのアパートがオリンピック期間の2か月ですが、通常の4倍の
家賃で貸し出されているそうです(悔しー)。
史上空前の円高時代、皆さんはどのような投資・運用もしくは消費計画をお考
えですか?
円でもらう僕の給料をせっせと台湾に里帰りする度に大人買い消費する私の家
内は超円高時代の勝ち組です。(そして搾取される僕は負け組・・・涙)

では第五回コラム発信します。
今回は日本と台湾のビジネスアライアンスの歴史を振り返ってみたいと思いま
す。

戦前・戦後を問わず、日本と台湾は緊密な関係にありました。
また日本企業の台湾進出は円高の進行とともに加速しました。戦後の日本企業
の対台湾投資は、日本政府が海外直接投資を解禁した翌年である1952年に始ま
ったとされます。

1960年代後半になると日本は高度経済成長期を迎え、労働力不足とその結果に
よる賃金上昇、地価高騰や公害規制強化などによる工場立地難など、国内投資
の阻害要因強まったことに加え、1964年には日本がOECDに加盟し一段の海外
直接投資自由化措置を打ち出したことが相まって、日本企業の対台湾投資が急
速に拡大しはじめました。

この時期がいわゆる日本企業による対アジアへの直接投資代の第一次ブームと
言われ、大手繊維素材メーカーがその主役で、タイ、マレーシア、インドネシ
アなどにて綿や合繊のプラントを展開し、現地からの輸出も含め、現地の繊維・
アパレル産業発展のための素材供給を担ってきました。大手電機メーカーの現
地生産拠点もこの時期から徐々に増えて、現地での生産と販売が始められたの
もこの時期です。

戦後、固定相場制がひかれ、まず1ドル=360円という水準からスタートした
長く続いた固定相場の時代から、円とドルの通貨の交換比率を示す外国為替レ
ートは、その後1973年2月より完全な変動相場制に移行、円高が対台湾投資の
拡大をさらに加速させました。為替レートが1ドル250円前後で安定していた
80年代前半は一旦小康状態となった日本企業の台湾進出でしたが、85年のプラ
ザ合意以降急速に進行した円高を背景に、電気・電子産業や精密機器産業など
の対中投資が増加しました。

その後1980年代末以降日台経済関係が大きく転換していきます。それは
①垂直分業から水平分業へのシフト
②日台企業のアライアンスが台湾域内から中国をはじめとしたアジア諸国へと
事業領域が拡大していったことです。

①については半導体に代表されるように日本企業の台湾からの輸入製品の高度
化に起因ており、2006年12月にエルピーダ・メモリ(日立製作所、NEC、三菱
電機のDRAM事業統合会社)が台湾の力昌半導体(Powerchip Semiconductor)と
組んで日台双方50%ずつの出資で台湾に総投資額140億ドルの大規模DRAM工場
を建設すると発表したケースが代表的です。
②については80年代中頃までの日台ビジネスアライアンスが、台湾内における
日台合弁、台湾内での生産を目的とした日本企業による対台湾技術供与を基本
的特徴としていましたが80年代末頃になると、日台双方の海外直接投資の進展
に伴い、日本企業・台湾企業間のビジネスアライアンスの舞台が、台湾のみな
らず、その他のアジア諸国・地域などにも拡大するようになっていった、とい
う流れです。

次回は台湾による中国投資の変遷をたどっていきます。
進藤でした。

・前回までの進藤さんの内容はまとめて読むことが出来ます。(編集長)

http://melmaga.in-sq.net/category/shindou

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▼プロフィール:インスクエア メルマガサポーター
氏名:進藤 晶泰(しんどう あきやす)
所属:香港貿易発展局東京事務所
<経歴>
1964年生、東京都出身。88年早大法卒、三井銀行入行、台湾師範大学での語学
研修を経て、アジア通貨危機時に広州支店の閉鎖、香港支店で中国初の破綻案
件で債権者主席委員などに従事。アコムに転じて台湾大手銀行との業務提携、
北京大学アコム金融情報研究所の立ち上げ等を行い、2007年9月より現職。中
国・香港・台湾と中華圏全般に渡る豊富なビジネス経験と幅広い人脈が強み。
2010年早大商学研究科(MBA)修了。
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02 ┃ イベントのお知らせ
━━┃……………………………………………………………………………………
  ┃第3回ハラル活用セミナー 『認証取得編』
  ┃~巨大なイスラム市場の攻略法~
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今回もマレーシアハラル認証機関日本窓口を務めるアクマル社長に講演をして
いただきます。

『第3回 ハラル活用セミナー(認証取得編)』
    ~巨大なイスラム市場の攻略法~

講師:アクマル アブ ハッサン (AKMAL ABU HASSAN) 
   マレーシア ハラル コーポレーション㈱代表取締役
   http://www.mhalalc.jp/company.html

日時:2012年8月6日(月) 19時~20時30分(開場18:30)
料金:お一人様3000円(税込み)(領収書をご用意いたします)
定員:50名 (満席になり次第受付終了)

場所:アットビジネスセンター池袋駅前
地図:http://abc-kaigishitsu.com/ikebukuro/access.html
セミナー詳しい内容はこちらhttp://in-sq.com/halal3.pdf
申込方法 : インターネット申込 ⇒ http://in-sq.com/other/schedule.html

【講演者の略歴】
1990年3月マレーシアマラヤ大学卒業
1995年3月群馬大学工学部卒業
1995年4月東京三菱銀行入行
1998年1月マレーシア国際貿易産業省 (MITI)、入省
2005年7月マレーシア貿易開発公社(MATRADE)大阪 事務所 所長補佐就任
2007年9月ジョムマレーシアジャパン株式会社 代表取締役社長就任
2010年9月マレーシア ハラル コーポレーション株式会社 代表取締役 就任

マレーシアハラル認証機関日本窓口、日本では唯一のイスラム人が経営する
ハラルコンサルティング会社として、日本初ハラル和牛の開発も行う。
ハラルの第一人者。

★セミナーの詳しい内容はこちら★ http://in-sq.com/halal3.pdf
申込方法 : インターネット申込 ⇒ http://in-sq.com/other/schedule.html

■ご不明な場合は、03-5452-3712(平日10:00~18:00)
      アットビジネスセンター セミナー事務局 担当:野田 

(編集長より)
アクマル社長は、マハティール元首相の政策で日本に留学し、帰国後はマレー
シア国際貿易産業省に入省し大阪事務所を立ち上げて以来、マハティール氏か
らも個人的に信任を得て今に至っています。イスラム人が経営するハラルコン
サルティング会社として日本で唯一の存在となり、ハラルに関する講演も多数
おこなっています。
ぜひこの機会をビジネスに活かしていただければ幸いです。 (編集長:大竹)

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03 ┃ その他のお知らせ
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  ┃ 1 インスクエア池袋 先着50社限定 特典をご用意いたしました。
  ┃ 2 バックナンバーサイト完成。
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