『香港でもハラルは話題になっている』 インスクエア ビジネスニュース Vol.68
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.68] 2012/07/31 ━━━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『 香港でもハラルは話題になっている 』
／ 濱 又喜（香港在住飲食コンサルタント）
02:イベントのお知らせ
03:その他のお知らせ
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01 ┃ 本日のコラム －『 香港でもハラルは話題になっている 』
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┃ ／濱 又喜（香港在住飲食コンサルタント）
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サッカー日本代表がモロッコを下して決勝進出を決めましたね、香港から暑い
声援を送っています。
また眠れない日が続きます。
今日は、日本でも話題になっているハラルのことを、香港からお送りします。
８月６日、最後のハラル活用セミナーには私も参加します。
（ハラル活用セミナー）⇒ http://in-sq.com/halal3.pdf
人口約18億人、市場規模約300兆円。この数字中国でも、インドでもないです
よね。外食経営者の皆様、まだ見ぬブルーオーシャンがそこにあります。少し
づつ話題になってきたハラル『HALAL』 は香港でも知られてきています。
香港のディズニーランドでは、最近ハラルを提供する料理店がオープンしたそ
うです、香港でもハラルは注目です。
ハラルの定義については、皆様、ご自分で勉強なさって下さい。
とてもこのコラムでは書ききれません。
（参照）ハラルの定義 http://www.mhalalc.jp/concept.html
このコラムでは主に『ハラル市場とその可能性』を中心に述べていきたいと思
います。
ハラル市場はその数字だけ見ると巨大で、それだけの胃袋が口を開けて待って
いるとすれば中国、インドよりも大きいのです。
しかも対中国とのビジネスで痛い目にあった方からすると、ビジネス上の約束
も守る安心感があります。支払いを平気で遅らせたりしないし、目の前で契約
書に火を付けたりしない（笑）。オイルマネーで潤う国も多い事も一因だと考
えられる。また、ヨーロッパを初め世界中にイスラム教徒の方はいらっしゃる
ので、イスラム地区に限ったビジネスではありません。
例えば、ハラル認証を受けたレストランをヨーロッパやアメリカ、日本、香港
で経営する事も可能です。世界中のイスラム教徒が顧客になるのです。
世界の人口の4分の1を超えているのだから、私は常々、中国市場ばかりが市
場じゃない『イスラム・ハラル市場だ』と述べています。中国独特の『アンダ
ー・ザテーブル』日本で言うところの『袖の下』が少ないのも理由の一つです。
しかしこの魅力的な市場も、日本から攻めるとすると、食材の問題をクリアす
る事が出来るかどうかがポイントになり、市場がある事を知りながら二の足を
踏まれてきた経営者の方も多いと思います。
実際、皆様が考えているより相当厳しい。
ハラル食材の認定を受ける為には、食品その物だけではなく、原材料、原材
料土壌、原材料保管、輸送、製品への加工、包装、食品の流通までハラル規定
をクリアしなければなりません。
またレストランとしては、食器や手のアルコール消毒もダメだし、衛生基準
を保つのにも日本人には不慣れな点が多い。つまり出店予定の業態の使用食材
の数が多ければ多いほどクリア関門が増える事になる。
これを聞くと、最初から『ブルーオーシャンは幻か』と感じられる経営者の
方も多いだろう。
しかし、考え方を変えてみよう。現地で調達可能なハラル食材のみで出店可能
な業態ならば問題ないという事になりますし、居酒屋は無理でも、豚肉を提供
しなければ、焼鳥屋は可能だろうし、焼肉もOKです。
第二の問題も難しい。『日本式醤油』の問題です。日本の醤油は製造過程で
微量のアルコールが発生するためハラル食品ではありません。日本の醤油に代
替えできる調味料で賄える業態である必要もある。これは日本の外食産業では
かなりハードルが高くなってしまうのかなと考えます。（最近やっとハラル醤
油ができたらしいです）
アルコールも全く駄目です。店舗で提供できないどころか、食品製造過程の消
毒の為のアルコール液でもアウトです。店舗の手の消毒もアルコールがあれば
アウトです。
さてさて、かなり業態が絞られてきました。
がブルーオーシャンを目の前にして諦めはたくはないですね、私も現在いくつ
かの業態で実験を進めています。一応どんな業態かは伏せておきますが、この
ような条件をクリアする業態は少ないので最終的には皆同じ様な日本式業態に
なるのではないかと考えています。
一方、イスラムの現地ではケンタッキーもピザハットもマクドナルドもハラル
マークを掲げて商売をしていますので、現地パートナーと確実に検証すれば業
態の可能性は広がるかと思います。
日本では、唯一ハラル認証を受けた牛肉に注目しています。
世界で認められた『WAGYU』 に『HALAL認証』はまさにブルーオーシャンだと
思います。
日本の食品加工技術を輸出し、各国に生産拠点を設けハラル認定日本食を製造
する。世界各国に輸出可能なので充分ビジネスになると読んでいます。
こちらも香港からハラルをいくつかのプロジェクトで進めています。
私見として、やはりハラル市場は『ブルーオーシャン』だと断言します。5年、
10年後、日本の旗を挙げた飲食店がイスラム地区の人気店になっているのが想
像できます。
「ハラルの活用セミナー」が最終回を迎えると聞きました。
私の友人でもある、マレーシアハラルコーポレーションのアクマル氏の応援に
駆けつける予定です。
もし会場でお会いできましたならお声かけください。ちょっと太目の体型が目
印です（笑）
（ハラル活用セミナー最終回詳細はこちら）http://in-sq.com/halal3.pdf
最後になりましたが、是非是非、ブルーオーシャンへの第一歩を踏み出してく
ださい。このコラムがそのきっかけになる事を期待しています。
濱又喜のコラムバックナンバー http://melmaga.in-sq.net/category/hama
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▼プロフィール：香港在住飲食コンサルタント
・氏名：濱 又喜（はま またき）46歳
・出身：福岡県
・ インスクエアのアジア進出サポート香港担当として現地より最新ビジネス
情報をレポートいたします。
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02 ┃ イベントのお知らせ
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┃第３回ハラル活用セミナー 『認証取得編』
┃～巨大なイスラム市場の攻略法～
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今回もマレーシアハラル認証機関日本窓口を務めるアクマル社長に講演をして
いただきます。
『第３回 ハラル活用セミナー（認証取得編）』
～巨大なイスラム市場の攻略法～
講師：アクマル アブ ハッサン (AKMAL ABU HASSAN)
マレーシア ハラル コーポレーション㈱代表取締役
http://www.mhalalc.jp/company.html
日時：２０１２年８月６日（月） １９時～２０時３０分（開場18：30）
料金：お一人様3000円（税込み）（領収書をご用意いたします）
定員：５０名 （満席になり次第受付終了）
場所：アットビジネスセンター池袋駅前
地図：http://abc-kaigishitsu.com/ikebukuro/access.html
セミナー詳しい内容はこちらhttp://in-sq.com/halal3.pdf
申込方法 ： ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ申込 ⇒ http://in-sq.com/other/schedule.html
【講演者の略歴】
1990年3月マレーシアマラヤ大学卒業
1995年3月群馬大学工学部卒業
1995年4月東京三菱銀行入行
1998年1月マレーシア国際貿易産業省 (MITI）、入省
2005年7月マレーシア貿易開発公社（MATRADE）大阪 事務所 所長補佐就任
2007年9月ジョムマレーシアジャパン株式会社 代表取締役社長就任
2010年9月マレーシア ハラル コーポレーション株式会社 代表取締役 就任
マレーシアハラル認証機関日本窓口、日本では唯一のイスラム人が経営する
ハラルコンサルティング会社として、日本初ハラル和牛の開発も行う。
ハラルの第一人者。
★セミナーの詳しい内容はこちら★ http://in-sq.com/halal3.pdf
申込方法 ： ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ申込 ⇒ http://in-sq.com/other/schedule.html
■ご不明な場合は、０３－５４５２－３７１２（平日10：00～18：00）
アットビジネスセンター セミナー事務局 担当：野田
（編集長より）
アクマル社長は、マハティール元首相の政策で日本に留学し、帰国後はマレー
シア国際貿易産業省に入省し大阪事務所を立ち上げて以来、マハティール氏か
らも個人的に信任を得て今に至っています。イスラム人が経営するハラルコン
サルティング会社として日本で唯一の存在となり、ハラルに関する講演も多数
おこなっています。
ぜひこの機会をビジネスに活かしていただければ幸いです。 （編集長：大竹）
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03 ┃ その他のお知らせ
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┃ 1 インスクエア池袋 先着５０社限定 特典をご用意いたしました。
┃ 2 バックナンバーサイト完成。
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1.インスクエア池袋
先着５０名様特典の内容はコチラ（特典をクリック）
・入会金無料 通常１名５万円
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※先着３０名の特典は満員につき終了いたしました。
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