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『クラウドの差別化』 インスクエア ビジネスニュース Vol.732

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.732] 2015/03/06━━■

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‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

01:本日のコラム…『 クラウドの差別化 』
/ 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)

02:その他
イベント報告:【会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法】
━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -
  ┃      『 クラウドの差別化 』
━━┃……………………………………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
「30万社HP情報検索」市場開拓についてリアルタイムでお伝えしています。
今日は、もう当たり前になった感じのクラウドについてです。

先週から今週は、現在の動向を捉える目的で、いくつかのセミナーに参加して
きました。さすがに飲食系のセミナーではなく、IT系に偏ります。
必ず出てくるのが、スマホへのシフトとクラウドです。

スマホについては、講師がいろいろな統計資料などを駆使して、情報へのアク
セスの中心がPCからスマホに移ったことを示します。
HPもスマホを意識すべしと。

事実として解るのですが、ビジネスコンテンツ利用者をどうスマホシフトする
のかアイデアが難しい。スマホから請求書発行というアプリもありますが、そ
んなソフトの利用環境が想定できません。
関係者との意見交換を進める中での発想を待ちます。

一方クラウドは激しい競合です。
アマゾン、IBM、マイクロソフト世界的なサービスベンダーが今後の主力サー
ビスといいます。国内ではパソコン通信からの延長的にNifty、さくら、更に
は通信キャリアNTTも参入です。

別途アプリケーションサービスもあります。最大といわれるセールスフォース、
当社も連携するサイボウズなどなど。

先日NTTクラウドのセミナーがあり、懇親会もあったので個別にお話をしまし
た。どこを差別化するのかが私の知りたいことです。
エバンジェリストという肩書きを持ったセミナー講師の方と、関係部署の担当
者が同席でした。

クラウド後発ですから、先行ベンダーの動きが見えています。優劣も判定でき
てからの参入です。
NTTコミュニケーションブランドでの参入。CloudNです。
価格にまず注目したそうです。業界最安値月額486円からです。
一段上のプランは3,672円になります。

ケータイの料金体系のように細かなリソース単位の従量課金です。
とても個別に見る気がしません。
IBMクラウドは、代理店も価格ではアマゾンに勝てないといいます。でどこで
差別化か?
アマゾンは規模世界最大を訴求します。しかし、自分が必要なのはほんの一部
です。最大規模が利用者にもたらす利益不明です。

従来は発電機が個別の工場にあった。今は送電線をひいて発電所からの供給が
当たり前になった。今からはコンピューティングもサービス化する。とクラウ
ドベンダーは一律にいいます。
しかし、電気の世界も震災後、太陽光発電、ガス発電など自己供給も普及して
います。

むしろ、供給方式はこれしか無い。という発想が通用しない時代と捕らえるべ
きです。多様化です。
したがって、クラウドの中でもなぜこのクラウドがいいのか、他ではだめか優
位性と弱点はどこか。

差別化しないと生き残れないということではなく、存在価値がありません。
優秀な学生がNTTにたくさん入ります。
NTTのクラウドは何か考えて欲しいですね。

同じく、私の課題としても考えます。パートナー候補です。
クラウドの差別化に30万社HP情報がどう寄与できるか?
クラウドユーザが喜ぶコンテンツサービスが何かできないか?
難しいです。

Kintoneの場合はアプリケーションですから、アプリとの連携としての
Pluginを提供しました。
クラウドに何が提供できるか、、、、
このクラウドだけが30万社の参照ができる。というサービスにしたいのです
が、それが利用者にとってどんなメリットとなるか定義できません。
このままでは売り込めません。

ビジネスコンテンツは、標準の獲得競争です。
みんなが自然に使う、という状態をどう作るかです。
コンシューマ向けコンテンツとは異なった方式です。
恐らく広告宣伝はあまり効果的ではありません。

アプリケーションを含めて、できるだけたくさんの領域からのアクセスを可能
とします。そのサービス構築コストが大きく下がったことで、小さな組織でも
標準を狙うことが可能です。
すぐに反応が無くても、利用者の増加、出現頻度の高まりを待つことも必要で
す。

Kintone_plugin,IBMへはノーツ連携、展示会関係者へのデータクレンジング、
NTTクラウドへのAPI提供、領域拡大に注力していきます。
「我慢くらべ」がしばらく続きます。

これに勝つのはコスト削減です。コストがかからなければ永遠に戦えます。
2月は決済システムの切り替えを行いました。
発生していた固定費をなくすことができました。
3月から後払い決済が可能となりました。

この話題はまたの機会にお伝えします。
3月年度末予算獲得へ活動です。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)63歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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02 ┃ その他のお知らせ
━━┃…………………………………………………………………
  ┃ 1. インスクエアイベント報告
  ┃【会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法】
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会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法【IS×天狼院】】

またやって欲しいなど、参加者から高評価のセミナーとなりま
した。
■まず前半は、インスクエアを事例にして
『起業で失敗しない為のストックビジネスとは何か?』を理解
するための講義です。
日本の起業の現状について、各種データを分析しながら
インスクエアを生み出した経緯=ストックビジネスが生まれる
過程を紐解きます。
加えて、ストックビジネスとは反対のフロービジネスについても
短期、長期、収益性を比較しながらそれぞれの長所短所を解説。

■天狼院店主三浦さんからのするどい質問に大竹が一つ一つ答
えていきます。
「なぜ、ほとんど資金をかけずに事業が立ちあげられるのか?」
「なぜ、インスクエアは今や予約待ち状態なのか?」

三浦さんが途中で「奇跡のビジネスモデル」と評したことが印象
的でしたが、その理由として「ポイントは信用は貯金です。信用
は現金です。」と大竹が答えていました。

実際に信用が貯金だという根拠はビルオーナーのストックを有効
活用して想定以上の結果を出し続けて来たことを見てきています
ので、納得できました。

それは40歳を過ぎて起業する人の会社存続率が高い理由にもつ
ながり実際にどうやって信用をお金にするかのエピソード『1億の
”えっ?”』の話に会場は大いに盛り上がっておりました(笑)

詳しくはこちらのレポートをご覧下さい

http://in-sq.com/event/?p=335

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【インスクエア池袋公式サイト】
 http://in-sq.com/index.html
【オフィス探しのポ-タルサイト】
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 http://abc-kaigishitsu.com/
【インスクエア公式サポーター 営業支援担当(株)東京事務所】
 http://www.tokyojimusyo.com/
【ビジネスコンテンツアグリゲーション(株)PDBマーケティ
ング】 http://www.p-db-m.com/
【インスクエア公式サポーター IT担当(株)CNETメディ
アサービス】 http://www.cnet-media.co.jp/
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