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『競合・類似サービス対比』 インスクエア ビジネスニュース Vol.824

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.824] 2015/07/17━━■

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‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

01:本日のコラム…『 競合・類似サービス対比 』
/ 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)

02:その他
1:【新店】インスクエア プライズ渋谷オープンのお知らせ
2:イベント報告:【第1回パワーランチミーティングin関内】

【新企画】
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01 ┃ 本日のコラム -『 競合・類似サービス対比 』
━━┃………………………………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
毎週金曜は、30万社個別HP情報の市場開拓を準リアルタイムで記述していま
す。先週、「Officeストア」登録準備を紹介しました。

今日は、競合・類似サービスについてのコメントです。
どんな、ユニーク、新規サービスや商品であっても、既存もしくは同じタイミ
ングで、何らかの競合、類似サービスが存在します。

規模の評価は差異があるにしても、市場が存在するところ、複数の参入者がい
ます。30万社会社INDeXも同じです。
企業情報の老舗、帝国データバンク、東京商工リサーチなどの調査会社、ター
ゲットリスト作成など、個別課題に対応した情報会社があります。

情報サービスの場合は、まずコンテンツ、提供する情報素材の違いです。
老舗は数千人の専門調査員が、個別に企業を訪問して、社長からの聞き取り調
査です。調査レポートの精度について、一定の社会的な評価が確立しているの
で、会社側もきちんと情報を開示します。

評価点がつけられて、50点以上を取引基準とする、といった利用もされてい
ます。180万社の情報を保有しています。

対極が電話帳です。
ハローページ、タウンページとNTTが法人+個人、法人特化と区分して提供し
ています。ハローページから、法人を抽出した情報が流通しています。
500万件とか700万件といわれています。
電話帳情報ですから、登録営業所名、住所になります。

インターネットを活用したコンテンツ収集も、活性化しています。
ショッピングモール、グルメサイトなど登録企業のリスト収集です。50サイ
ト60万事業所という規模です。

IPアドレスとドメイン、企業情報の関連情報を保有している会社もあります。
地図情報も関連コンテンツです。

次は、サービスです。
基本は会社名からの検索です。電話番号サービス104と同じです。
同一社名識別には住所、業種を使います。
すべてのコンテンツベンダーが対応しています。

リスト作成には、条件検索です。対象地域、業種による絞り込みで、知らない
会社を含めて一覧表が提供されます。
このサービスは保有コンテンツに依存します。調査会社は、「売上が伸びてい
る」、「従業員200名以上」といった検索が可能ですが、社名、住所、電話番号
の電話帳では、住所による絞込み程度しかできません。

サービスは情報流通ですから、コンテンツ製作者に限定しないサービスも可能
です。
キュレーションといわれる、情報を繋いで新たな価値を生むというサービス領
域です。

企業情報の領域では、製作者兼の最大メディア日経、ランドスケイプ、ナビッ
トなどがあります。

日経は記事情報の製作者ですから、自社コンテンツといえますが、キュレーシ
ョンの不透明感は、オリジナルコンテンツとの関係です。
引用コンテンツは継続的な供給含めて、疑問があります。
そのリスクを凌ぐ、インパクトがあるサービスが求められます。

今回準備しているクレンジングサービスについては、帝国などは数千万円規模
に特化し、一般市場には参入していません。(対象市場が違う)
一番近いのがナビット、「ふるふる」サービスです。

手元リストに、属性を付加するサービスです。
以前からCSVデータの送信、処理後の返送形態であったのですが、ちょうど7
月15日から、即時付加するサービスを開始したようです。

情報付加というサービスを告知し、需要を喚起する意味で、競合・類似サービ
スは大切です。
まず市場が存在しないと、差別化の工夫も伝わりません。
ニュースリリースも積極的に出しているようですから、相乗効果を期待します。

「ふるふる」との違いが明らかなこともあります。
社名+住所/電話などによる特定は、従来から行われていますが、現実的でなく、
経験的に自動処理の範囲を超えると想定しています。

メルアドからドメイン推定も、ある率での取りこぼし、間違いが混入しますが、
ネット活用型企業では有効と想定しています。
ツール提供方式も、自社サイトからの申し込みに対してマイクロソフトストア
で告知、提供です。

さらに、基本コンテンツが30万社HP情報と500万件法人電話番号と明確なの
に対して、「ふるふる」は不明です。当社情報とは?
利用者にとって有効か、便利かで選択されます。
近い競合には勝たないといけない。

来週には、Officeストアへ指摘事項の改修版で、再エントリーです。
リリース間近です。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)64歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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