バーチャルオフィスのinsquare|TOP > インスクエアメルマガ バックナンバー


TOP >> ;Archive by category '金曜日'

『わり算で遊ぶ』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1240

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1240] 2017/03/24━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 わり算で遊ぶ 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー活動記録を、準リアルタイムで
お伝えしています。
今日は、趣向を変えて純算数の話です。

私の友人が「数学教室」(数学教育協議会/編集:国土社)
4月号から連載記事を書いた。ということで、アマゾンで購入。
雑誌の存在も知らなかったのですが、いろいろ感動です。

タイトル「子どもも親も先生もわかって楽しい算数・数学」
今月号の特集は「親と子の心をつかむ授業が勝負」
経済=お金偏重の時代にあっても基礎学力の向上は必須です。
算数を数学を、どう教えるかを追求する教師グループが
存在しています。

友人が書いているのは、わり算の話です。
札幌市の生涯学習センターで、社会人と高校生向けの講座
テーマとしての準備です。
「数学を楽しむ講座」ということです。

日常的なビジネスの世界とは違った発想なので、ご紹介します。
利益率の計算とか、原価率の計算とは違った世界です。
数学は、実用以外に多様な領域があります。

1章:0.9999…と1の相違と同一性からわり算に注目。
 1/3=1÷3=0.333…
 両辺を共に3倍する。
 1/3 X 3 = 0.3333… x 3
 つまり 1=0.99999…
 これは正しいのですが、9が無限に続くイメージが
 一般的に受け入れられず、違和感がある。
 
 これを、1=1/1として、わり算の筆算で各桁が10で立つ
 ところを9を立てて、余りを残して連続わり算にする。
 結果は同じく、1/1=0.999…ですが、
 こちらは、計算過程を自分で操作するので、違和感が薄らぐ。
 
2章:1/9801=1÷9801の計算
  0.0001020304050607080910111213…となる。
 省略したところは、14から97までの数値が続き、
 98が飛んで99、さらに00から順位繰り返しになります。
 (私は検証していませんが)
 
2章以降は、関数を使って、組み立て除法の利用に進みます。
5章までありますが、説明省きます。
直接ビジネスとの接点はなさそうですが、数の神秘性の一端です。

もう一つの視点があります。
計算という行為の変化です。
上記の講座では、実際の計算を筆算で参加者が行います。
いま日常的には、わり算の筆算はやりません。

電卓、もしくはExcelです。
電卓は表示桁数が明らかですが、Excelは表示桁数を
任意に設定できます。
20桁と設定して、1/3の計算を行います。
0.333333333333333000000000000000
??16桁目から0となります。

同じく1/9801=0.0001020304050607080000000
09以降は出てきません。
計算精度、有効桁数の制約があること、内部演算は2進数で
行われていることから筆算=真のわり算とは異なります。

10桁以上の精度が現実のビジネス、生活に影響を与える
ことはなさそうです。
ビジネスツールの対象範囲外にある規則性、原理に
感動する時間でした。

人の生き方は多様です。
ビジネスではない世界、教育者としての追求もあります。
それぞれ異なった経過の中で、蓄積してきた諸々を
アウトプットしています。

異なる世界でも、様々な真理発見の感動を共有できる
知力・体力を、維持します。

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————-


『100社の壁、突破企画』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1235

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1235] 2017/03/17━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 100社の壁、突破企画 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー実践記録に拡大して、
活動記録を、準リアルタイムでお伝えしています。
今日は、新しい文化習慣の普及、定着を狙うに際して
最初の壁=100ユーザ獲得への奇策の企画です。

私自身は、新しい習慣、技術定着を追求してきました。
コンテンツをビジネスとして成立させる。
XMLという基本技術を普及させる。
まだ、成功体験がありません。今も追求中です。

自分が熱くなる課題から少し離れて、他人の課題実現の
最適化を図ることを考えています。
より客観的に、目的実現への過程設計ができるはずです。

宗教でも、商品でも、サービスでもまず前提は開発者の
強い思いです。これが起点です。
ここに賛同する人が数名参加する。
このときの賛同者には、関連して自分の企画を実現しようと
するパートナーも含まれます。
ここまでは、一般的に実現しています。

目的は、広く告知して賛同者、利用者を獲得、世の中の標準を
目指す。十分な収益も上げます。
ここからは、いくつかのステップに分かれます。
数字は一つの例ですから、100などに特に意味はありません。
段階の存在を示しています。

まず100人に、それが1000人、1万、100万といった感じです。
100人が最初の壁です。

ハウツー的には、1万人に告知すると30人が関心を持ち、
1人購入する。したがって、100人に売りたければ、100万人に
告知する必要がある。といった単純な計算式もあります。
実践すると、すぐ実態は異なっていることがわかります。
この数式の成立要件を満たさない、サービスを対象として
いるわけです。

現実的に、やはり100人には個別に面談などで、
告知・理解・購入を促すことが必須となります。
最近はアフィリエイトの仕組みを使って、初期利用者を買う。
ということもあるようですが、一般的ではありません。

これは時間と、それなりのお金もかかります。
告知過程で、相手のニーズとのギャップも見つかります。
商品の修正も必須です。
ここで息切れが多数あります。

この、告知過程でキャッシュを生むことはないので、
消耗戦となります。
ある時間経過とともに、資金が尽きてしまいます。
バーンアウト。燃え尽きます。

資本政策的には、この段階でセカンド資金の調達です。
実現できるケースは多くありません。
しかし外からの資金供給がないと、新しい文化の
普及ができない。思いだけでは実現できない??

ここに、制度資金=助成金の活用を企画しました。
新規の文化発信事業主体として、助成金の申請ではなく、
利用者が新しいサービスを使うことで、組織を変革、
従業員のキャリアアップ、定着率を向上させる。

利用側企業の変革に対する助成金を活用し、結果、
新しい文化を普及させる。
厚生労働省の助成金は、新規産業、サービス支援ではなく、
従業員を対象とした、就業機会拡大、キャリア形成、
職場環境改善です。

目的、適用環境も多岐にわたっています。
支給要件は具体的に定義され、応募者間での競争、選抜的な
要素はなく、要件の実現に対して、確実に支給されます。
新しい文化受け入れのコスト負担を、外部からの助成金に
転嫁できます。ハードルが一気に下がります。

中小零細企業にとって、現在の習慣を変えることは、
理念として賛同しても、変化に伴う費用負担は容易では
ありません。

人材育成と職場環境改善を目的とした厚生労働省助成金で
利用企業100社開拓の壁を越えます。

この事業モデルを準備し、新しい文化発信型のセミナー
事業者などへの適用を開始しました。

世の中に存在する既存の仕組みを活用して、自己実現を図る
サービスを提供します。

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————-


『ベンチャーの訴訟』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1223

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1223] 2017/03/03━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 ベンチャーの訴訟 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
今週から金曜日はAPIエコノミー実践記録に拡大して、
活動記録を準リアルタイムでお伝えしてゆきます。
今日は特許侵害をめぐる訴訟がテーマです。

世の中はいろいろな考え、信条、慣習、性格を持った人で
構成されています。
日常生活の中でも金銭貸借=金の貸し借り、暴力行為、だまし、
暴言など様々なトラブルがあります。

暴力行為などいわゆる刑事罰に該当する行為は、国家機関として
警察の管轄で事実関係確認を含めて対応が進みます。
ビジネスの世界での金銭貸借、権利侵害、詐欺まがい行為などは
「民事」として当事者間での解決が求められます。

利害、権利関係も複雑化してくると双方の見解が異なり、簡単には
合意に至りません。
そこで、「出るところに出る」=訴訟となります。
最近目に付くのが、新興ベンチャー間での特許訴訟です。

フィンテック企業として注目を集める家計簿、会計ソフトの
Freeeが、同業ベンチャーマネーフォワード(以下MF)を
特許侵害で訴えました。
「勘定科目の自動仕分」について権利侵害を主張しています。

私はAPI市場創出がテーマですから、両社には関心があり、
会計機能は重複するのですが、両社のサービスを契約しています。
「口座情報の自動取得」と「自動仕分」が共通の訴求点ですが、
姿勢は微妙に異なっています。

Freeeは、最近利用者へAPIを公開しましたが、MFは公開していません。
自社と大手金融機関の閉鎖的な接続のみです。

共に、自社で何ら努力をしない大手金融機関(私見です)などが
競って出資し、それぞれ調達100億円といわれています。
未上場での資金調達金額は確実に大きくなっています。
潤沢な資金で、テレビCMも流れています。

訴訟の争点は、Freeeが特許を取得した「文字列の出現頻度
テーブルによる判別」をMFの「機械学習による判別」が
権利侵害していると主張です。

この動きは、非常に残念です。
大手金融、ファンドからの出資を受けるに際して、独自性を
要求されそのエビデンスとして訴訟に至るということも推察されます。
MF側も、同じような知恵はないが金はある金融、ファンドが
出資ですから、インパクトがありそうです。

類似サービスが競い合うことで、市場が拡大し、結果として
双方がより多くの顧客を獲得する。これが競争社会の原理です。
Freee,MFは勘定奉行、弥生、PCAといった既存パッケージベンダーが
クラウドサービスへ転換しない隙をついて、ユーザを拡大しました。

それぞれの主張はありますが、結果としてこうした訴訟は
少なくとも、市場拡大につながらない。
双方弁護士費用と、訴訟期間の機会損失が発生することとなります。
お互いに譲れないでしょうから、2年、3年かかります。
訴訟費用にも、十分な資金を調達済ということかもしれません。
これも時代の変化?

私が関係した会社の、特許侵害対応は対照的でした。
約20年前になります。
トップ化粧品メーカS堂にOEM出荷していた、入浴剤がありました。
一定の市場形成ができた時点で、OEM契約が解除となり、
少し間をおいて、別の下請け会社に製造させた類似商品が登場です。

原料を、国産米から外米に変えてコストダウンを図っています。
あまりにも露骨ですから、訴訟を検討しましたが断念しました。
製法特許を取得していましたが、相手はトップメーカです。
事前に、裁判対応を想定した抜け道を準備している。
それでも事を構えると、訴訟弁護士の着手金がX千万円。
そんなお金はない。泣き寝入りです。

日本のベンチャーも欧米並みに未上場で100億円の資金を調達。
潤沢な資金でテレビCM、競合つぶしの訴訟ができるようになった。
グローバル化が進展、ということかもしれません。

Freee、MFも弥生からの移行用に、弥生で出力するCSVデータを
取り込む機能はあります。
逆に、CSVでの出力機能はありません。
MFやFreeeから移行するときは、PDFデータから再入力となります。
フィンテック先端企業じゃなかったのか?

口座情報自動取得も、金融側がセキュリティ向上ということで、
ワンタイムパスワードなどで壁が強化されて、使い勝手は悪化です。
訴訟なんかやってないで、やるべきことはたくさんあるはず。

一方で、大切な教訓です。
特許侵害での訴訟を受けるリスクの存在は、意識しておく必要があります。
訴訟して金をとる目的でなく、防衛です。
特許申請、公開まで行うことで、自分の発案であることが証明されます。
期間限定ですが有効です。
これは、数万円の資金と特許申請を記述する努力で達成が可能です。

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————-


『リスクという幽霊!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1217

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1217] 2017/02/24━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 リスクという幽霊! 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。

今週から金曜日はAPIエコノミー実践記録に拡大して、
活動記録を準リアルタイムでお伝えしてゆきます。
今日は「リスクという幽霊」です。

今、日本のビジネス界を「リスク」が支配しています。
リスクをとる=リスクテイクではなく、リスク回避、リスク対策です。
以下、昨日から今日金曜午前まで、体験中心のお話しです。

日本でも様々な観点から、起業が政策的なテーマとなっています。
インスクエアは、エイジレス起業支援を掲げています。
その実施過程での局面です。

「食」に関する事業を推進すべく大学を定年退官した教授が、起業しまし
た。私の友人ですから、全面支援です。そそのかした側面もあります。
社名決定、実印作成、法人登記が終了し、昨日は預金口座開設の予定でし
た。
事業開始には口座は不可欠です。

数年前は、謄本、印鑑証明をもって、近くの都市銀行、地銀、信用金庫の
窓口で口座開設でした。新規取引ですから、歓迎の雰囲気でした。
口座開設記念のグッズもありました。
開設側が銀行を選ぶ感じです。

今は?
新設では、大手都銀はほぼ不可能、信用金庫の一部が何とか開設してもら
える感じです。
口座がないと事業は出来ません。
会社が事業出来なくても銀行には関係ない。
銀行側の主張は、「当行でなくても他行で開設できるでしょう。」
数年前に、三菱東京UFJの窓口で直接聞いて以来ですが、変化ないと思い
ます。

ちなみに、銀行の活動を規定する「銀行法」第一条(目的)には「国民経
済の健全な発展に資することを目的とする」と明記されています。
口座開設しないのは、明らかに国民経済に資さない行為で、違法です。
争っても変わりそうにないので、現実解を追求です。

確実な選択肢が、郵貯です。
約2週間、時間はかかるのですが、規定通りの書類を提出すれば
開設できます。
さすがに郵貯、決して使い勝手はよくないが、均質なサービスです。

こちらも、2年前と変わってきています。
まず郵貯HPで法人口座開設の実用資料を確認します。
こちらも、株主の証明書が追加となっています。
窓口で受け付けですから、実印も含めて必要書類準備、受付窓口での形式
的な確認を想定して、豊島区の近くの局は混んでいるので、中央区で打ち
合わせの合間に出かけました。

その場で改めて株主の申請書を記載するなどして、無事終了かと思うと、
法人登記所在地、申請者住所の近隣局でないと受理できない。
そんな記載はHPになかったよ。と言いつつ、豊島区へ移動。

ここでも同じ説明の後、40分経過。
「法人ナンバーの記載がない」と受理できません。
これもHPには記載してない。
別途通知が来ていたので、それをもって、再度申請これで終了?

まだまだ。代表取締役と申請者=私が別人なので、「委任状」が必要。
これは、形式的な世界では珍しいことでもないので、実印持参ですから
「今から作ります」と申し出るのですが、「本人直筆でないとダメ」かつ
「様式はこの書式で」。委任したいときは事前に書式を取りに来て、再度来
い。ということのようです。
この時点で16時ですので、あきらめて翌日へ。

今日2月24日(金)自宅近くの郵便局へ出向いて、委任状を合わせて提
出。
やっと受理となりました。やはり60分経過してです。

楽しくはない経験ですが、今を支配する幽霊が見えます。
みんなでリスクを回避する=自分では負わない、相手に渡す。
そのための社会的コスト=自分と相手の時間の無駄、には関心がない。
ただ必要な仕事として、淡々と遂行する。

口座管理は、「オレオレ詐欺」に架空口座が使われたことで、管理強化でし
た。
口座がなければ、悪用される心配がない=>作らせない。
確認書式が増えていく。
その精度向上には注力しない。
委任状が本人直筆かどうかなんて確認するすべがない。

リスクという幽霊が、日本を徘徊し、経済の活力を阻害しています。
実態を精査解決することなく、他へ転嫁、パスに注力するのが実態です。

その事実を認めて、事業の材料とすることで、新たな市場を生み出します。
金融の世界は、既存基幹がリスク回避に汲汲としている間隙をついて新た
なサービスを作れそうです。

APIエコノミーの活動領域もあります。

注:タイトル「リスクという幽霊」は18世紀の「共産主義という幽霊」
をもじったものです。共産主義は世界を席巻し、ソ連の解体、中国の資本
主義化で終焉しました。(私的な見解です)
リスクは誰が終焉させ、活力を生み出すのか?

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————-


『戦略転換?!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1211

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1211] 2017/02/17━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 戦略転換?! 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。

本メルマガ開始以来、毎週金曜日は30万社HPコンテンツ
ビジネスの市場開拓活動を、準リアルタイムでお伝えしてきました。
今日はその戦略転換のテーマです。

このメルマガでもお伝えしてきていますが、私のテーマ、ライフワークが
データベースコンテンツです。
技術的にはXML、Webサービス、API、Json、AIなどなどその時点の流行
もありますが、コンテンツで一定の市場を創出することを目指してきまし
た。

自分自身の活動時間の制約も66歳までと設定してきました。
一つの結論を出して、以降別のテーマを追求する。
より具体的には、コンテンツで500万円/月の売り上げ規模のめどをつけ
て、事業譲渡です。

当初設定では、あと5か月です。
世の中の動き、自分がやれることのバランスを追求して、常に最適解を求
めてきました。APIエコノミーへの注力、Bluemix,マイクロソフト
Office365アドインなどです。

いずれも私の、勝手な期待感通りには動きがありません。
でも、最近Red Hat、オラクル、インフォテリアが相次いでAPIセミナー
を開催。1年たって浸透してくる兆しはあります。
インテグレーションベンダーもAPIエコノミーを組織名につけるところも
出てきています。

更にコンテンツにこだわり続けるか、戦略転換か?
時間制約を設定したことの意味はここにあります。
現在の固有コンテンツで500万円の市場が5か月で作れるか?
客観的にはむつかしい。事実を受け入れます。

コンテンツへの執着を少し外して、サービスとしてのAPIに注目します。
APIを使った新しいサービスの創出です。
そのビジネス創出過程で、コンテンツ市場創出活動の弱点、活性化策を探
ります。
少し離れた視点から、見直しです。戦略転換です。

あと5ヶ月でのコンテンツ事業譲渡は断念です。
もう少し時間が必要です。
一方で、66歳からの新しいビジネスプランはなんとしても遂行します。

今週はその転換点でした。
新しいAPIビジネスの商品企画を進めてきました。
ほぼ実運用には入れる段階になりました。
規模感として同じく500万円/月の実現を5ヶ月で目指します。

コンテンツの市場開拓の壁は、実需要でした。(今もそうです)
「アフリカで靴を売る」たとえにあるように、大きな変化は簡単では起き
ない。動けば大きな市場が手に入る。(かも)
現時点で創れていない事実を正しく受け止めて、転換します。

今度の企画は、需要から出発です。
世の中へのインパクト、独自性も弱い。でもすぐ拡大しそうです。
いくつかの独自性を持っていますが、模倣、類似サービスの提供も相対的
に容易な性質を持っています。

この領域は対象化してこなかったのですが、時間制約があり、路線転換で
す。
市場啓蒙的な要素があまりないので、メルマガでの詳細説明は現時点では
控えます。
関心を持っていただければ、個別にご説明します。

以前からお付き合いをいただいている、何名かの方はこのメルマガを読ん
でいただいて、私の近況を説明しなくても理解しているよ。と言っていた
だいています。
市場を作る過程の苦しみを共有いただいています。

新企画も、私がいくつかのサービスと関わる過程で、作り上げてきたアイ
デアと、APIに代表される技術要素を組み込んでいます。
想定と現実のギャップも大きいと思います。
これを解決しながら、事業モデルを確立します。

ということで、キャッチにしてきた「コンテンツアグリゲーション」は対
象を拡大して、『APIエコノミー』に変更です。
APIエコノミー実践活動に注力します。

—————————————————————
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————


『起業支援』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1205

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1205] 2017/02/10━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 起業支援 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。

毎週金曜日30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を、
準リアルタイムでお伝えしています。
今週はAPIエコノミーに関するセミナーが連続して開催されます。
昨日インフォテリア、今日はオラクルです。
こちらのコメントは来週以降にして、今日は私が並行して行っている新規
事業の起業支援についてです。

本メルマガの発行主体である、インスクエアではエイジレスの起業支援を
コンセプトとしています。
自分が待っている何らかのノウハウ、熱意を事業として作っていく過程を、
共有します。

会社の設立登記、資金調達、事業計画とその実践、商品やサービスの設計、
顧客開拓。経験がないことは恐怖でもあり、リスクもあります。
善意、悪意のブローカによる介入もあります。
いくつかの経験から、効率的な運営を追求します。

そのテーマの一つが、高齢者を対象とした「歌声コンサート」です。
団塊の世代といわれる、70歳周辺以降を対象としています。
「歌声喫茶」という文化を経験し、ビジネス世代ではカラオケです。
義務教育でも音楽は3曲/年暗唱必須です。

30名から300名集めた会場で、昔のロシア民謡から古い歌謡曲をみんなで
歌います。
専任エンタティナーがキーボードを演奏しながら歌って盛り上げます。
非常に楽しいのですが、事業テーマとすると、いくつかの困難性もありま
す。

今週日曜2月5日、私の企画により笠間市で自治体の行事として、初めて
公演しました。
例年のカラオケ大会に組み込んだ形態です。
200名ほどの参加ですが、知り合いが歌うから仕方なく?聞きに来た参加
者に「歌おう」と呼びかけます。
最初は戸惑うのですが、後半は振りをつけて8割が歌っています。

翌日、2月6日(月)日経新聞首都圏版夕刊に春日部市の会場写真と共に、
紹介されています。タイトルは「中高年名曲合唱し一体感」。
マスコミ的にもテーマになりそうです。

スポットで見ると話題性もあるのですが、ビジネスとしての持続性確保が
大きな課題です。ストック化ですね。
笠間のケースは、自治体開催の先例です。
全国1500ほどの自治体のすべてで、今や高齢者福祉は共通の課題です。
行政は年間予算で動きますから、いきなりは困難ですが、定例的な行事と
して組み込むと、継続的な実施が可能です。人材育成もできます。

エンタティナーとしての活動と、事業として継続的に運営していくことは
異なった要素があり、うまく補完関係を追求します。
笠間のケースも、予算処置がなされていませんので、地元の方々の協力を
得て協賛金による開催です。

日経新聞のインパクトは大きく、すでにいくつか引き合いが来ています。
全国的な活動に拡大定着させるには、人的要素、会場移動コスト吸収策な
ど課題があります。

現状は会場での生演奏ですが、ネット歌声の企画もあります。
反響不明ですが、新しいサービスへのチャレンジも必須です。
こうした企画に、関心がありましたら連絡ください。

その2:「食」ビジネス。
このメルマガでも1部お伝えしましたが、群馬の人類学教授が定年退官し、
ビジネスを追求します。
栄養学の前線と協力して、糖尿病予防弁当、高齢者向け栄養指導などをAI
活用含めて構築です。

先進国だけでなく、もともと研究対象であった、パプアニューギニアの食
改善も対象化します。

この事業コンセプトを固める過程では、インスクエアで推奨するZOOMが
活躍です。直接の面談会議が2回、ZOOMを4回開催しています。
基本は関係者と3名での会議です。高崎、松戸、世田谷です。
面談必須は「捺印」ですね。

昨日は、会社設立登記のための委任状に、実印捺印が必要で、都内面談で
す。
元教授を代表とした法人を、新規設立します。
株式会社フードインテリ、これもZOOMミーティングで決定しました。
会社設立も新設分割で、コスト最小化を追求します。

ドメインの取得、関係者メルアド設定も、今の会社にとって必須です。
逆に、電話の申し込みは全く必要がなくなりました。
ドメインはfood-intelli.info、HPの準備も進めます。

最初の食商品企画は、「白いこんにゃく」を使ったレシピになるそうです。
「こんにゃく」ですから地場の食品メーカーに製造委託して商品化、販売、
流通ルート開拓が課題です。
ハラルとしての提供もありそうです。

歌声コンサート、フードインテリの活動、今後も紹介していきます。
今日は午後オラクルのAPIです。

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————-


『APIエコノミー再起動!?』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1199

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1199] 2017/02/03━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 APIエコノミー再起動!? 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。

毎週金曜日30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を、
準リアルタイムでお伝えしています。
2016年IBM,マイクロソフトが提唱するAPIエコノミー市場に
絞って活動してきましたが、その市場開拓が進まず、方向転換も
考えるべき状況?と悲観的なお話をしてきました。
打開策として、2017年。より利用しやすい、有用なAPIを
目指して、AIの準備に着手しました。(先週のコメント)

最近、APIをめぐっていくつかの動きがあります。
IBM,マイクロソフトは沈黙ですが。
Linux系OSベンダーRed Hat、オラクル、インフォテリアが相次いで、
APIを冠したセミナーを開催しています。

ITの世界では、バズワードといって、みんなが当たり前に使う
キーワードですが、その実態は不明で、いつの間にか消えていく言葉がた
くさんあります。
一種の軽薄な流行語ですが、いくつかは確実にインパクトを与えています。

個人的な経験では1980年を席巻したSIS=戦略的情報システム。
世界中で関係者がこのキーワードで動きました。
大きなお金は動きましたが、その成果は誰が享受したかは不明。
ベンダーが大きな受注を確保したことは確かです。

ITの基本は次代への変革ですから、変化を先取りすることは必須です。
バズワードだった、というのは結果論です。
新しい製品、サービス概念を実体化する活動は意味があります。
まずは自分の領域で、試行錯誤、世の中が一斉に動く日を待ちます。

APIはIBM,マイクロソフトの旗振りで一気に加速を想定したのですが、
1年以上鳴かず飛ばず、言葉だけは勇ましく。
迷いも入ってくるところでした。

Red Hatのような、OSを中心としたソフトベンダーがAPIエコノミーを戦
略に掲げるとき、やはりソフトウェアプロダクトが中心となります。
製品コンセプトではIBMと同じです。
絶対的に資本力が違うベンダー間の競合、セグメント化がどう成立するの
か不明ですが、市場が活性化することは明らかです。

物販の世界が、アマゾンに一本化することはないように、セグメント化さ
れた市場は必ず存在します。

インフォテリアの参入も興味深い。
データをノンプログラムで、つなぐことに特化した事業を行ってきた会社
です。今、APIを提唱です。

私の考えでは、ノンプログラムのデータ連携と、APIは競合概念です。
製品コンセプトは理解ができないところもありますが、異なった概念での
参入も大歓迎。
何が正しいかは、市場=結果が判断です。

オラクルはDaaS=データベースアズアサービスを3年前最初に提唱したの
ですが、半年で消滅させました。
おそらく何らかの経営戦略上の混乱かと思いますが、最近影響力が、大き
く低下しています。
中心となるDBMSではマイクロソフトの浸食が継続です。

今回のオラクルの切り口は、APIセキュリティです。
他社への差別化は、「基幹システムのデータはやはりオラクルでないと不
安。」という製品ポジションを意識しています。
「軽率にデータ公開すると危ない」という警告から入りそうです。

こうした動きが、顕著になることはいいことです。
まだ、実体がない市場ですから、いろいろなアプローチがないと忘れられ
ていきます。
IoT、ビックデータ、AI、データサイエンティスト、キュレーション、こ
れらはバズワード候補です。

SEOとセットで広告市場を確立した「キュレーション」はDeNAの無責任記
事によって、大きな負の実態が明確となりました。様々です。

APIは、30万社会社情報の提供手段として、kintone APIから2年追求し
てきています。
より一層、創意工夫、広範な連携を追求して、市場開拓を目指します。
消えていくバズワードとしない。

ITでは珍しく2年のタイムラグで、各社からの動きです。
いよいよ再起動!?
私の、期待を込めた希望的観測です。

APIプロバイダーとしてAPIエコノミー開拓を進めます。

—————————————————————
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————


『教本:初めてのWatson終了』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1193

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1193] 2017/01/27━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 教本:初めてのWatson終了 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。

毎週金曜日30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を、
準リアルタイムでお伝えしています。
私が年始から進めてきた、IBMのコグニティブコンピューティング
「初めてのWatson」(リックテレコム社刊)教本自己研修が終了しました。

1月1日開始でしたから25日かかりました。
受験参考書の学習体験を思い出しながらです。
当初目論見では10日の連休明け終了でしたが、技術習得ですからそれほ
ど甘くはない。
今回の、教本研修でできるようになったことを以下まとめます。

IBMクラウドBluemix環境で、全文検索データベースSolrへのデータ投
入とAPIによる検索。
複数の検索結果を外生で与えた優先度からWatsonが自動学習し、独自の
関連付アルゴリズムで評価する。
この機能は、30万社HP情報に何らかの形で適用したかった機能です。
新規開拓に際して、既存顧客と似ている会社の参照、といった用途です。

翻訳、音声からテキスト、テキストの読み上げは現時点、私には直接の適
用領域がなさそうです。iPhoneやボイスレコーダでの会話録音からテキス
ト化できると用途はあるのですが、そのレベルでの利用は無理でした。
同じ人が、しゃべった内容の記録が現状です。

前回紹介した、personality insightもあります。
文章から性格判断、HP記述情報の評価も会社属性として使えるかもしれま
せん。Watsonは開発過程で、日本の研究所の参画があったと聞いています。
日本語への適合性も意外と高い。

最後に画像認識です。
世間で話題となった、犬、猫識別には全く関心がなかったのですが、今回
は料理の栄養素、カロリー試算への応用という課題が出てきました。

こちらは現時点で実用的な範囲を特定することで、実践的なサービスがで
きそうです。
カレー、ハンバーグ、パスタ、唐揚げ、それぞれ60種類ほどの教師デー
タ=識別されている画像データを投入し、学習させて、判定対象画像を投
入しました。精度議論の段階ではありませんが、実データを参照すること
で、提供すべきサービス仕様が決まってきます。

どんなに大量データを投入しても、人の目で判別できないような料理の識
別は無理です。
不特定多数を対象とした、豆腐ハンバーグと肉のハンバーグの識別は不可
能です。
利用方法に工夫が必要です。

画像認識では、利用者の入力方式が課題となります。
すでに全世界でスマホが普及し、だれもが十分な通信機能を有したカメラ
を常時持っています。
スマホから、いつでも任意の場所へ画像入力、送信が可能です。
そのためには、スマホのカメラ撮影機能、転送との連携機能の使いこなし
が必要です。

今回の教本で紹介する、Monacaを使うとこれも一気にクリアーでした。
スマホ側に個別アプリをインストールするのではなく、スマホのブラウザ
ーを使うという仕組みです。
この辺りは詳細が理解できていません。

指示に従って、htmlとJavaScriptのコードを記述します。
3ページほどのボリュームがあると、スペルミスが数カ所発生します。
当然ですが、ミスタイプがあると動きません。
40年ぶりで電車に乗ってコードをデバックです。

自分のiPhoneが、アプリ端末としてカメラを起動します。
撮影した画像が、APIを経由してWatsonへ送られて、判定結果がiPhone
に表示されます。この間数秒です。

5年前iPhone登場時点で、Apple storeに会社情報参照アプリを登録しま
した。専用の開発環境で、開発は外部委託、アプリはストアからのダウン
ロードです。ストア登録には3週間かかりました。(慣れてないせいです
が)

ここまでが教本「初めてのWatson」の内容でした。

私が応用したかった機能は、全文検索との連携、スマホカメラを端末とし
ての画像入力です。
事例コードのコピーですが、自分の手で稼働させることができました。
途中では、json様式、文字コード問題、改行コード処理といった基本的な
テクニックの障害もありましたが、何とか回避できました。

APIを広く使ってもらえるように、もっと賢くしていく過程に入ります。
企業情報のほんとの市場は「リスト」でない。
APIプロバイダーとしてAPIエコノミー開拓を進めます。

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————


『技術の習得と市場開拓』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1188

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1188] 2017/01/20━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 技術の習得と市場開拓 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。

30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を、
準リアルタイムでお伝えしていきます。
1月も後半です。
私が年始から進めている、IBMのコグニティブコンピューティング
Watsonの技術習得について、進捗とコメントです。

一般論として、ビジネスチャンスはすでに確立した領域よりも、新しく開
拓できる領域が、新規参入による大きな成果が期待できます。

ITでは、IBMのコンピュータが本格稼働してから約50年=半世紀です。
こんなに高速な計算ができるなら、世界に3台あればすべての計算需要が
満たされる、という見方もありましたが、その変革は著しく、IoTになる
と億を超え、兆のオーダーのチップが稼働します。

「ITビジネス」というとき、その更に細分化されたセグメントを自分で定
義、追求することになります。
日本の実態は、ITを対象とした人材サービスが中心です。
技術者派遣です。

この領域では、商材が人ですから、人材確保が最大課題です。そのために
経営者は創意工夫を凝らします。最大手旧CSKの創業者大川氏は、社員と
の一体感を作るために、「お風呂に入って背中を流しあう」といっていまし
た。
トップになるには、並みでない努力です。人それぞれ異なります。

最新技術で勝負しようとすると、努力の対象が異なってきます。
私の場合は、ビジネス素材がコンテンツです。
どうやって顧客にその存在、有用性を理解してもらって、使ってもらえる
かを探り、適切なサービスとして組立てる必要があります。
「AI技術者を2名お願い」という需要には対応できません。

APIエコノミーという世界的な潮流に乗ろうと、IBM,マイクロソフト環境
でのサービスを2016年は作ってきましたが、APIエコノミーがまだ不発で
す。
1月1日からIBMコグニティブコンピューティングWatsonに注力してい
ます。まずは技術習得です。そこから市場開拓を追求します。

Watson解説本は1日で読めますが、その記述内容を自分で再現できるとこ
ととは大きな違いがあります。Watson及び周辺ツールを使うには関連した
知識が必須です。

現在その習得、蓄積に努めています。CMD=コマンドラインからの入力、プ
ログラム言語Python、NLC=自然言語分類、機械学習を行わせるための
CSVデータ作成、この効率化にはVBAのマクロ構築も必須、全文検索Solr、
WindowsPCから操作すると、文字コード標準sjisとUTF8 BOM無のハンド
リングもあります。

更に、対象とするコンテンツの準備です。
個別の技術的な習得は、慣れないと遅々としていることもありますが、確
実に前に進みます。蓄積型です。
評価対象とするコンテンツが存在していないと、検証への動機が萎えます。

先週(1月13日)ご紹介した、本メルマガ執筆者のpersonality
insightsはいくつかの発見があり、Watsonの有効性を感じさせてくれま
した。
一方で、音声認識は、日本語についてWatsonでは実用的でないというこ
とを、自分で持っているデータを投入して検証です。

現在は、画像認識に入っています。
世間で話題となっていた、犬か猫かには全く関心がないので、料理の識別
を対象としています。
2000種類の判別は、原理的に難しそうですが、200種類ほどのレシピから
候補抽出は出来そうです。4種類では検証しました。

次のステップは、スマホカメラからの映像取得判定です。
また、新しいツールを習得します。
ここまでで、Watson入門終了予定です。
APIエコノミー活性化へ、コグニティブコンピューティングで利用価値を
高めたサービスの準備に入ります。

更に、数値的な要素を扱うには、現在のNLP=自然言語処理系ではなく統計
処理が必要となります。
ここではSASやRといった技術要素があります。

技術の蓄積を追求するとどんどん深く、際限がありません。
自己満足に陥りがちです。
本来の目的=市場開拓とのバランスを追求しながら進めます。

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————-


『AIによる性格診断事例』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1182

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━■

 エイジレスな起業支援
 インスクエアが送る【最新!ビジネス情報】
 http://in-sq.com
■━━━━━━[vol.1182] 2017/01/13━━■

メルマガ無料購読申込はこちら

━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
01 ┃ 本日のコラム -『 AIによる性格診断事例 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。

2017年も毎週金曜、30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を、
準リアルタイムでお伝えしていきます。
今日のテーマは、私が年始から進めている、IBMのコグニティブコンピュ
ーティングWatson=AIの適用事例です。

「初めてのWatson」(リックテレコム社)も後半に進み、文章から性格診断
を行う、personality insightsに進みました。最近のツイッター、
FacebookなどSNS系の文章が氾濫しているので、これをもとに記述者の
内面を覗こうという試みです。日本語対応もしていました。

インスクエアメルマガの投稿文書を事例として、投入してみました。
共通性と個人的な差異を、Watsonがどう判定するのか興味があります。
メルマガという公開される形態で、自分の主張、経験を伝えようとしてい
ますから、おそらく何らかの共通性があります。勝手なつぶやきとは、違
いがあると想定です。

メルマガ以外の分析を行っていないので、断定はできませんが、傾向はあ
ります。
大まかな共通性として、「生活を楽しむことと、伝統にこだわらない」「最
高の成果が得られるように自分自身で目標を設定する傾向」のようです。
以下、分析対象者個別に特徴を記します。

編集長大竹:一番の特徴は「お祭り騒ぎを意識して意思決定する」。以下、
「表現に富む」、「粘り強い」、「哲学的」、「自分に自信がある」、「新しいア
イデアに興味をそそられ進んで受け入れ探求することを好む」。

ハラルジャパン佐久間:「現代性を意識して意思決定するタイプ」。「分析的」
「冒険的」「冷静で自信がある」。新しいアイデアの受け入れなどは共通で
す。

ITサポーター松澤:今回対象者では、唯一のキーワードがいくつかありま
す。「節度があり、内部指向的」「安定を意識して意思決定」「他人への支援
にこだわらない」。アイデアなどへの取り組み、自分自身での目標設定など
は共通です。

助成金の石井:唯一の診断。「他人への支援があなたの行動に大きな影響を
与えています。自分のまわりの人々の世話をすることは重要であると考え
る」
自分勝手な執筆者の中で、他人への支援は異色です。

弁護士重村:唯一「組織への帰属につながる体験を好む」。「几帳面」「興奮
しやすい」「哲学的」となり、「人が通った道よりも我が道を行く」。
弁護士は組織的でないと思いますが、法律はそもそも組織前提ですか。

アフリカ紹介坂口:唯一「喜びにあふれる人で、その喜びを周囲と分かち
合う」。「活発で自分に自信がある」「現代性を重視して意思決定」
喜びが特徴的です。

税理士工藤:唯一「安定性を意識して意思決定」。「表現に富む」「粘り強い」
「自主性があなたの行動に大きな影響を与えている」。
安定性の登場はただ一人でした。

Dr.data高野:唯一「鋭敏、多少批判的」「感情に流されない」「効率を重
視して意思決定する」。新しいアイデア受け入れは同じです。
批判的、効率という表現登場です。

最後に私の診断結果です。
文章ボリュームによる診断結果に変化を確認しようと、1月6日配信分の
みとその後、過去6回分をまとめて投入しました。多少変化しました。

「表現に富む、熱くなりやすい」から「愛想がよく、情にもろい」へ、「発
見を意識して意思決定」から「現代性を意識して意思決定」へと変わりま
す。
文章表現による診断とは別に、いくつかの要素について、定量的な指標が
表示されます。
快楽主義、現状維持傾向はいずれもゼロに近く、変化受容性は90%以上で
す。自己認識と一致しています。

以上の事例から、WatsonなどのAIへの私的な結論。
性格を何らかの要素で分類することは、従来から行われています。
典型は、血液型と星座です。
ある層の支持を得られていますが、生まれた時点で性格などすべてが決定
されることの非合理性を議論すると破たんします。

今回、本人が記述した文章が素材です。生まれつきの個性、資質が存在す
るとしても、過去の経験・学習による蓄積が反映されます。
アルゴリズムの正確性への疑問は残りますが、はるかに優位にあると思い
ます。

自然言語解析の技術進化を反映して、文章、言語による分類、診断の適用
領域は拡大が想定されます。
きっとWatsonも進化します。

私はビジネスへの適用を追求します。
主たる関心は、個人=personalityではなく、会社情報や、献立、レシピ、
材料を対象として、自然言語表現からの分類、評価の領域が開拓します。

私たちは投稿者は共通で、「人が通った道よりもわが道を行くことを大切に
する」と診断されています。
「初めてのWatson」もう少しです。
今週も研修継続です。

—————————————————————-
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾

・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
—————————————————————-


« 前のページ次のページ »

« 6月 2024 5月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31