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『日本で一番アフリカに近い都市 横浜』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1323

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■━━━━━━[vol.1323] 2017/07/06■

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01本日のコラム -

日本で一番アフリカに近い都市 横浜

…………………………………………………
坂口真梨奈 (株式会社スパークトレーディングジャパン 代表取締役)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆さまこんちには!
スパークトレーディングの坂口です。

2019年に開催される「第7回アフリカ
開発会議:通称TICAD」の開催地が横浜
に決定しました!

はまっことしては嬉しいニュースです。

前回は、アフリカ初の開催地として
ケニアが選ばれましたが、
横浜での開催は、何とこれで3回目。

海外では、訪れた場所や出会った人イコ
ールその国のイメージとなることも多い
ですよね。

親切に道を教えてくれたとか、美味しい
レストランを教えてくれたなど、ほん
の少し話していなくても、記憶に残っ
ているものです。

横浜では「日本で一番アフリカに近い都市」
をスローガンに、技術協力や市民交流をは
じめ、アフリカンフェスティバルなどの
イベントも定期的に開催しています。

開催の前後には、カラフルな伝統的な民族
衣装をまとったアフリカ代表団の方々が
たくさんお越しになり、様々な言語が飛
び交います。

地元企業や近隣のホテル、レストランなど
も、過去2回の開催経験を活かし、さらな
るサービス向上に努めることでしょう。

前回、前々回の代表団の方と交流した際
には、「SIMフリーのスマートフォンや
タブレットはどこで買えるの?」とか
「中古車を買って来てほしいと頼まれて
いるのだけれど、見に行けるかしら?」
など、日本のブランド力が強い電化製品
と自動車について聞かれることが多かっ
た印象があります。

しかし今回、中には横浜を訪れるのは3度目
という方も居るはずです。

前回お土産に買っていった◯◯の評判が良
かったから、またお買って帰りたい!とか
、どこどこのレストランにまた行きたい!
とか、今回こそ、あの美しい景色を見たい!
などと具体的な意見が出てくる可能性も大
いに考えられます。

また、前回は無かったのに、新しく◯◯が
できている!などと、ここ10年の横浜の進化
に気付かれる方も居るでしょう。

このような方々から得られる情報は、正に
マーケティングに役立つ生の情報だらけです。

このアフリカ開発会議に限らず、2020年の
オリンピックでも、野球やサッカーの会場
に横浜が選ばれました。

加えて、あの噂のカジノも横浜に建設され
そうな動きを見せつつあります。

ますます国際色豊になりつつある横浜には、
今色んなチャンスが転がっています。ご興味
のある方は、ぜひ下記メールアドレスまで
お問い合わせ下さいませ!

—————————————–

▼プロフィール:インスクエア サポーター

・氏名:坂口 真梨奈(さかぐち まりな)
・出身:神奈川県横浜市
・役職:㈱スパークトレーディングジャパン代表取締役
・職種:海外ビジネスコンサルティング、貿易
【会社HP】http://sparktrading.co.jp/
【メール】marina.sakaguchi@sparktrading.co.jp
【ブログ】

http://profile.ameba.jp/sparktradingjapan/?frm_id=v.mypage-profile–myname

中小企業としていち早く南アフリカ、レソトに拠点を設立。
人口拡大、経済成長が著しいアフリカ大陸への日本企業進出をバックアップ。
初めての就職で米国へ渡り、以降「外から見た日本」の姿を分析。
海外ビジネスにおいてマーケティングとローカライズを重要視している。

—————————————-


『スクレイピング』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1318

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■━━━━━━[vol.1318] 2017/06/30━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 スクレイピング 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
5月1日京都に移って、2か月です。
今日はこちらで習得に努めている、技術の話です。
タイトルにした「スクレイピング」:Wikipediaでは以下
の説明です。

ウェブスクレイピング(英: Web scraping)とは、
ウェブサイトから情報を抽出するコンピュータソフトウェア
技術のこと。 ウェブ・クローラーあるいはウェブ・
スパイダーとも呼ばれる。

インターネットには膨大な情報がありますが、個別に参照
したり、必要な箇所を都度コピペするのでは、効率的な
活用ができないことも多々あります。
たくさんのページから一気に情報を取得して、データとして
加工・編集する。

こうした時に使うのが、このスクレイピングです。
今、AIの応用として、スマホで撮影した料理画像からレシピ
を自動判定し、摂取栄養素、カロリーを算出して、栄養指導に
つなげるアプリを検討しています。

機械学習をさせる教師データとして、かなりの画像データが
必要です。
IBMが提供するクラウドサービスで、AIツールWatsonの
APIが提供されており、教師データとして適合する画像データ
があれば、任意の対象に自由に適用できます。

猫の識別には関心がありませんが、レシピ自動識別は有効です。
最新の技術によるエンジン開発はIBMが進めていますが、
適用する素材は、利用者の責任で準備します。

機械学習という名前の通り、Watsonは識別をルールでやる
のでなく、画像から自動的に差異を判別します。
識別カテゴリーに対して、50種類の画像が必要です。
レシピを100種類判別させたいときは、5000枚です。

この選択も判定結果に影響するので、準備すべき画像データを
20倍=10万件と設定です。
ここから選択します。

ネットではレシピは膨大に公開されているのですが個別に
コピペでは10万件は取得委出来ません。
スクレイピングの登場です。
スクレイピングにもいくつかの方式があります。

自動的にリンク先をたどって関連すると想定されるデータを
一式持ってくる。
検索キーワードに合致したページから特定の情報を抽出する。

方式は異なりますが、共通しているのは情報取得対象となる
ページの構造の分析です。HTMLというホームページを記述して
いる言語=テキスト列の解析、読みくだしです。
検索窓の設定など、ある共通パターンはありますが、基本は
すべて異なっています。

これをたどって、取得アイテムを設定します。
この労をいとわなければ、ツール、APIなどすべての解説、
説明、事例は豊富にネット上で公開されています。これらを
参考にしながら進めます。
経過時間で2週間ほどで、対象とするサイトから情報を取得し、
今回必要な画像データのダウンロードまでの方式が
理解できました。

これによって、ネット上のデータを自由に取得できそうです。
「インターネットを巨大なデータベースとして活用する」と
いうのは私の課題でした。
この実現を目指して、PDFからの情報抽出をXMLで行う技術開発
を進めてきました。

残念ながら、実用化に至らずプロジェクトは中止となりました。
PDFの情報抽出は公開情報を使って可能ですが、容易ではない。
HTMLの記述ソースコードは、だれでも右クリックからメニューを
選択するとみることができます。

これを読み取って、情報を取得するのははるかに解りやすい。
情報を取得したい人、エンジニアもたくさんの人が、それぞれに
工夫したアプローチをしています。

その経験、履歴を参照することで、新規にスクレイピングを
行うハードルが大きく下がります。
当然、技術レベルによって取得情報の精度、効率など異なり
ますが、初心者は初心者なりに、自分が必要な情報を取得
できることは素晴らしい。

PDF2XMLにはなかった要素です。
スクレイピングは様々な領域に適用できそうです。

—————————————————
▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、
 起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『経営の判断に基準』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1312

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■━━━━━━[vol.1312] 2017/06/23━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 経営の判断に基準 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
5月1日京都に移って、2か月になろうとしています。
ビジネスは、環境や年齢によってその内容は変化し、
意識的に変えるものだと考えています。

たくさんの知識を吸収しながら、偏りながら自分の
考えを形成、周りに迷惑を与えながら活動する。
失敗の連続の中、たまたまうまくいく瞬間も経験する。
そのまま継続もあるが、せっかくだからステージを
変えてみる。

先人も、色々な表現で語っています。
ニーチェはラクダ、ライオン、赤子と区分しました。
私の場合は、65年を区切りとしてライオンから赤子への
変化を準備しています。
すべてを受け入れて、新たな創造を追求します。

今週は、関西在住の知人から誘いを受けて、
大阪の経営者セミナーに参加しました。
赤子のごとくすべてを受け入れる。精神です。

講師とは従来から付き合いがあり、趣旨は何度も聞いて
いました。
今回は、非常に新鮮でした。
聞く側の、気持ちが異なっているためかと思います。

テーマは、経営の判断基準についてです。
中小企業固有の判断基準を、論理的に設定します。
シンプル&プロフィッタブル=単純に収益を上げる基準。

講師自身の成功体験と、最後の失敗をもとにした基準です。
単純とは、たくさん手掛けないでやめること。絞り込み。
収益確保は、値上げです。
その実現を具体化するために、知恵を出すのが経営だと
定義します。

経営者は一人で悩みます。
お金が十分でない、人材がいない、時間がない。。。
自分の会社ですから、自分が好きなようにやる。
ただし、その判断基準は浅い経験で勝手に決めない。
「シンプル&プロフィッタブル」を理解する。

私自身は、こうした経営コンサルティングの体系化をテーマと
していないので、周辺で迷走しそうな会社から、相談を受けた
場合は自分が中に入って解決する=ハンズオンになりました。
これは実現が限定的です。(3年間いた草加のケースです)

経営者教育に「絞り込んで」内容整備がなされています。
コンテンツが確立すると、一般的なコンサルティングの中心は
今回のような受講生を募ってのセミナーと、個別指導です。
これも制約があります。(ここでZOOMなどもありますが)

今回は、ここにも工夫がありました。
コンサルティング商品として、英会話教材のように
「聞き流し方式」での提供です。
5時間ほどの内容を、毎日少しづつ繰り返して聞く。

なぜ、事業を絞り込まないといけないか、
値上げがどう収益向上に有効か、資金は借りられるときに
借りないと、借りたいときには貸してもらえない。

専門のナレーターが、読みます。
長時間視聴になるので、同梱する再生機はソニーウォークマン。
低価格機とは、音質が違ったそうです。

同じ講師が販売した、講義録画のDVDもありました。
1500円ほどでしたが、臨場感がなく見て疲れます。
今回100倍の価格設定で、新商品です。

会社それぞれですから、社長1人で決めることができない
会社もあります。
経営関係者が、判断基準を共有すると、議論がかみ合い、
合意形成も可能です。基準がないと議論になりません。

7月中旬発売目標で準備中です。
ナレーションの検証を、継続しています。
大阪から、経営の評価の基準教育商品が登場します。

講師=代表はエンジニアからコンサルティング、起業、IPO、
引責辞任という経験を持ち、中小企業に特化した独自の
経営基準を作り上げました。
成功、失敗経験が、今の活動ステージを作っています。

私の次のステージは、大学に設定です。
焦らず、行動計画を具体化していきます。

なお、今回ご紹介した経営評価基準についての記述は、
私の個人的評価によるものです。
事前確認は行っていませんので、不正確な部分などがあった場合は
後日訂正します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)66歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 京都からイノベーションを目指します。2017/5/1
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『大学のありかた』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1307

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■━━━━━━[vol.1307] 2017/06/16━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 大学のありかた 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
5月1日に京都へ移転して1か月半経過です。
京都での生活経験から、いま大学で何をするか、何ができるか
色々な方と意見交換することで、より課題が鮮明になります。

基本が「赤子」=相手を受け入れる。
こちらの主張を押し付けるのでなく、相手のことを理解する。
対立点の鮮明化をことさら急がない。
従来の市場開拓と異なった思考方式です。
5月はひたすら環境になじむ目的で、会話を回避してきました。
6月は、コミュニケーションを少しづつ開始しています。

先週は、本メルマガ編集長大竹さんとの会話を、ご紹介しました。
今週は、高校の同窓の仲間とも会話もありました。
いわゆる、第二の人生どう過ごすかがテーマです。

私の提案に、何名かは積極的に賛同がありました。
当然、完全一致はないので、合意、賛同できる範囲での
協力関係構築です。
まだ何かやりたい、やれると思っている同世代の層は一定います。
順次、仲間を募りながら企画を具体化していきます。
自主ゼミという形式での、学生とのコミュニケーションの想定です。

一部、学生とのコンタクトも開始しました。
あるきっかけで知り合った、中国からの留学生修士1回生です。
関西では、学部含めて1年生といわないで、1回生の呼称が普通です。
留年が普通にあるころは、5回生3学年といった表現もありました。

慣れてきたので、学内メディアの連携も検討課題です。
こちらも、方向が見えてきました。
まだ相手との接点は出来ていません。

産官学連携、起業促進は今どき大学として、公式の講義でも
設けられ、人気もあるようです。
著名コンサル会社出身者が、客員准教授ということで着任しています。
「僕は君たちに武器を配りたい」(講談社2011年)という著作も
出版されています。
これは、私の活動を促すきっかけになった書籍の1つです。

准教授という名称も慣れないのですが、従来の助教授。
助手は今、助教というそうです。
違和感なくなじむことも大切です。
公式講座とも、可能な限り連携を追求していきます。

今の課題は、大学という環境で学生に何を提供べきなのか、
主張の整理です。
自己の主張が明確になると、相手の異論、反対も素直に受け入れ
ることができます。共通点を探れます。

図書館の利用は有効で、書籍参照が容易です。
まずは、今の秩序=15回出席必須などを作った、前の総長の
著作からその改革趣旨、方法、ビジョンを理解します。
「グローバルリーダの輩出を目指す」とあります。

半数の講義は英語で、学生の履修選択不安を解消するために
的確な学習ガイダンスを徹底する。

従来の秩序の中の、生活者コメントも参照します。
代表は、数学者森毅氏です。1992年定年退職まで34年の記録。
教育と研究のバランス。60年から70年代の動き。
著名な名物数学者でした。

結局、評価基準は楽しいかどうか、わくわく感があることが
たくさんの学生が参加して、いろいろ活動したことの源泉。
と言います。
80年代は自分の年代も上がり、学生との関係も楽しさがなくなった。

過去に戻ることはあり得ないが、何が活力を生むか。
どう準備するかが課題です。いやいやでは成果は出ない。
グローバルリーダのわくわく感は、どこから生まれるかの検討も
有効かもしれない。

公式カリキュラムの変遷も、いろいろあります。
整理していくのですが、50%から80%の学生が対象です。
そこからはみ出す、1%を対象とした自主ゼミを追求します。

森氏の言うわくわく感を過ごした後、50%以上は卒業して
普通の会社員としての生活に入っています。
方向問わず、1%は違った道を選択もしくは強制されています。
その存在感が大切です。

今も大きな構成は変わりません。
起業を目指す1%の活性化は、全体へインパクトを与えます。
この輩出を促すのが私の課題です。
併せてビジネスですから収益モデルの確立も必須です。

焦らず、少しづつ行動計画を具体化します。

—————————————————————

▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾

・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『京都の1か月』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1295

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■━━━━━━[vol.1295] 2017/06/02━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 京都の1か月 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
今日はもう6月です。
5月1日京都へ転居し、新しく学生とのビジネスの模索を
開始して1か月が経過しました。
今日はここまでの活動に関するコメントです。

とにかく大学については、半世紀近いギャップがあります。
建物はもちろん、学生の日常活動パターン、関心事も変わって当然です。
就職氷河期もありました。
今は売り手市場といわれています。
昨日、6月1日は面接の解禁日で、大学構内でもリクルート
スーツが目立ちました。

学生の行動と無関係に、社会の要請も時の経済動向、政権の意向で
変化し時には強制するのですが、若い学生の活力、創意工夫が
次の時代を作っていくことはいつの時代も変わりません。
国という単位でみても、グローバルに見ても同じです。

学生の創意工夫が発揮できる環境を提供できる国、機関が栄え、
そうでない国は、相対的に影響力が低下していきます。
類としてのヒトの個体には寿命があり、ある年齢では死に、
その以前に活動力は低下していきます。
世代交代は不可欠です。
繰り返しになりますが、学生起業プロジェクトの基本コンセプトです。

本メルマガを含めていくつかの形で、上記趣旨を発信しています。
数名の方から、明確な支援、連携、対象拡大の提案をいただいています。

自主ゼミへの講師としての参加を前提として、異論を含めて
よりオープンに地域の若者への働きかけ、海外の学生との交流、
より具体的に、起業対象をIOTに絞っては、
といった提案もいただき、議論の機会もありました。

環境科学の視点から、独自に大学へのアプローチを準備する友人。
積極的な、励ましのメールも複数の方からいただきました。
理念はいいが時間がかかる。事業としては効率的でない。
当然、疑問のコメントもあります。

まだ形にならない企画で、模索中ですが励まされています。
皆さんに具体的な提案ができるように、活動を進めます。

1か月のまとめです。
当初から5月は働きかけを焦らな。ひたすら現状の学生生活を
同じ空間で過ごし、感覚でつかむこととしていました。
セキュリティの強化は大きな変化で、勝手な活動へは大きな障害です。
これは、やむを得ない事実として受け入れます。

外部者として、可能ないくつかの構内活動の認証を、取得しました。
まず生活協同組合の組合員として登録、組合員カードを取得。
本日6月2日、付属図書館の入館カードを取得しました。
卒業生カードの取得です。
今このメルマガは、図書館で作成しています。

全く物音がしません。
金曜午前ですから授業があるせいでしょう、在館数十名です。
ここでは話すことができませんね。
学生への働きかけはやはり生協食堂ですね。

当然ですが、資料は山のようにあります。
初めてなので、開架式の書籍を見ると「スタンフォード21世紀を創る大
学」
が目につきました。
スタンフォード大学の作風移転にも参考にできそうです。

来週からは、関係者アプローチを開始します。
3人の起業メンバー、15人の積極的支援者、150人のウオッチャー
3階層の組織を目指します。

「赤子」の精神で、既存秩序を尊重し、できるだけ無理がない
告知を目指します。
まずは、現在の産業連携系の一般講座関係者へのアプローチ、
学生の多様性を主張する教官とのコンタクトを進めます。

あまり先が見えない行動計画ですが、動きながら考ます。
官製ベンチャーを反面教師として、公的な評価対象にならない、
それでも、3人は真剣にビジネスを志向するプロジェクトを発掘します。

IPS細胞のような、膨大な研究開発費を必要とする事業ではなく、
IOTのような、どこにでもある課題を解決するビジネスの追求です。
クラウドは、新規サービス開発のコストを劇的に下げました。
対象をとらえる感性、ソリューションの創造力、一気にやりきる瞬発力
この勝負です。

若干の初期資金を提供し、企画の実現、事業化を同じ学生として
支えていきます。
ここでも資金調達は課題です。

京都からの活動開始の報告でした。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『IT補助金もうすぐ締め切り』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1294

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■━━━━━━[vol.1294] 2017/06/01■

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01本日のコラム -

IT補助金もうすぐ締め切り

…………………………………………………
石井 亜由美 (いしい行政書士事務所 代表)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆様こんにちは!!
インスクエアサポーターの石井です。

昨日よりCITE JAPAN に出展しております。
もう毎日相談が10件ほど・・

食品の原料だけど化粧品の原料にしたい。
INCI名取得したい。
化粧品の製造販売業を取得したい。
地方だけど対応してもらえます?
などなど・・様々な相談に対応しております。

「東京都の薬務課で聞いてもよくわからなかったけど、
わかりやすかった。ここで聞けてよかった!」

と言って頂けると、
疲れもふっとびますね。

とはいえ・・さすがに毎日立っておりますと、
足のむくみが・・

さて、私も申請しようとしておりますIT補助金。
まもなく締め切りですね。

中小企業、小規模事業者のみなさまが、
ID導入によって販促、生産性の向上等の役立つことを目指した補助金です。

私も生産性の向上を目指しています。

補助率は3分の2以内
補助上限は100万円です。

つまり150万円経費として支出した場合に、
100万円補助される可能性があるということです。

そしてご注意頂きたいのが、
ITなんでもではない・・ということです。

原則、登録されているIT事業者のツールを使うということです。

ですので、ご自身の実現したいことを
登録されているIT事業者さんに相談するところから始めた方がよさそうです。

また、金額によっては、
経営力向上計画の認定等が必要な場合もありますので、
ご注意くださいませ。

締め切りは6月30日(金) 17時まで です。
最近は電子申請ですから、郵便を気にしなくてよくなりましたね。

皆様も補助金をチャンスとして、
ご自身の事業のヒントにしていただければ幸いです。

★事務所通信のメルマガもがんばってます。

経営者の方向けにお金の情報を少しずつ提供しております。
以下のURLから登録できますので、ご興味のある方はご登録頂ければ幸いです。

http://www.reservestock.jp/subscribe/43304

お電話、メール等のご質問など大歓迎です♪(いしい)

(過去の助成金メルマガバックナンバー)

http://www.in-sq.com/mailmag/category/ishii

———————————————————–
▼プロフィール:インスクエア サポーター
・氏名:石井 亜由美(いしい あゆみ)
・いしい行政書士事務所 行政書士 
ターンアラウンドマネジャー 事業承継士
(事務所HP)http://gyousei.ayumiis.com/

大阪府立大学工学部化学工学科卒
株式会社東芝 入社
出産退職後、都内特許事務所にて明細書、意見書の作成に従事した
ときには、論理的な文章の組み立て、特許特有の文章作成を学びま
した。
薬事業務が大好きです。一番ワクワクします!
最近は、信託、事業承継のご相談を受けることが多くなってきました。

平成16年 行政書士事務所を開業
平成27年 ターンアラウンドマネジャー資格取得(企業再生実務)
      事業承継士取得
平成28年 事業承継マネジャー取得
———————————————————–


『京都へ』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1263

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01 ┃ 本日のコラム -『 京都へ 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー活動記録を、準リアルタイムで
お伝えしています。

大学卒業後、40年以上東京の会社勤務から、成行き的に起業、
エイジレス起業支援を訴求する、このメルマガ発行母体
インスクエアとは、インスクエア池袋、第一号入居者として
活動してきました。

継続して追求してきたのはコンテンツ市場の創出です。
残念ながら、その市場はいまだ顕在化できていません。
API,AIと提供方式を多様化しながら世の中への訴求を
試みています。

いまだ活動途上ですが、活動の本拠を京都に移すこととしました。

以前から、いま進めているコンテンツビジネスの次の
課題として、東京を離れ、京都での活動を考えてきました。

このメルマガでも、何度か私自身の66歳までの時間制約に
ついてコメントしてきました。

リタイアではなく、活動テーマの変化です。
いまだ未実現、コンテンツ市場開拓もアプローチを変えて、
継続です。

主たる課題は、イノベーションとインキュベーションです。
学生と共に、世の中に強く、インパクトを与える活動を追求。
43年間のビジネス経験、経験知を若い学生の創意工夫と
組み合わせることで、新たな活動を生み出します。

漠としたイメージを具体的にできたのは、「日本経済企業
からの革命―大組織から小組織へ」(野口悠紀雄著2002年)です。

15年前の著作で、タイトルの通り主たる対象は企業ですが、
最後に「大学改革がなぜ重要か」という章があります。

何かの変革には必ず、人が介在します。
その人の精神構造の形成過程を変化させないと、様々な
「べき論」から変化は起きない。
日本の大学の対極として、スタンフォード大学の記述があります。

ルータのCisco、ワークステーションSun,
画像処理コンピュータSGI,そしてYahoo,Googleが
スタンフォード大学から生まれている。

優秀な学生が、いい大学へ入学し、立派な指導者から
教育を受けて、しっかり勉強したからビジネスもうまくいった・・・。
わけではない。

勝手なわがままな学生、院生がごそごそないかやり始めて、
大学管理のサーバも勝手に使って、アイデアを形にしていく。

周辺で、金儲けのネタを探している、ブローカや、投資家も
徘徊し、製品化の道筋をつける。

こうした機能が、スタンフォードには備わっているとあります。
別に公式な支援、インキュベーション組織があるわけではなく、
大学のシーズは金になることが認知されていて、
勝手に集まってくる構造です。

大学では教育と基礎研究を行い、商用利用は会社という
旧来の公式的な分担はありません。

私の経験でも、XMLの技術開発をシリコンバレーの会社
とやっていた時、ハーバードで学生が
「出会い系をやって評判になっている」という話がありました。

これはFaceBookになりました。

日本の大学も確かに変化しています。

変化が、だれにとって楽しくて、意味があるのか見極めていく
ことが必要です。

決して意見は一つである必要がない。多様性です。
「世間からの要請」に応えることも大切です。

先週の新聞では、「おもてなしのMBA」コースを京都大学に
新設することが報道されていました。
観光立国に必要ということでしょう。

日立とのAIでの提携というのありました。
日立の社員が、数名大学に常駐しているようです。
産官学連携は「世間の要請」として常態化しています。
スタンフォードのような非公式グループ・個人が学生と接触して
起業をそそのかす時代になったかもしれない。

「そうだ京都へ行こう」ということで、京都へ行きます。
4月30日現在の松戸を離れて、5月1日から京都です。
今の、現実を見ない中の勝手な思い込みです。
現地で確認しながら、軌道修正で進んでいきます。

次回4月28日はこうした意思決定を促してもらった、
ニーチェの人生3段階論をご紹介します。

今からの20年をビジネスとして生きていくか。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
2017/04/21 17:05    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『訃報・送る会』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1258

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01 ┃ 本日のコラム -『 訃報・送る会 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー活動記録を、準リアルタイムで
お伝えしています。

今日のタイトルは訃報・送る会です。
先週金曜4月7日ある社長の「送る会」に参加しました。
特定個人がテーマではないので、仮名Aとします。

起業から新興市場へIPO、そして東証1部に転換、新しい
プラットフォームとなるサービスを推進する途上です。
年齢51歳、本来ならまだ10年以上やれます。
画期的なサービスになったかもしれません。

私とは、VC=ベンチャーキャピタルが共通し、ほぼ同じ
時期に上場準備を進めたこと、当時事務所が同じ浜松町に
あったことから、交流がありました。
特別深い話、事業連携があったわけではありません。

その後、コンサルタントの紹介で、ビジネスのつながりが
でき、取引は継続中です。
実務の話ですから、担当の方との折衝はありますが、社長が
関与することではないので、特に会うこともありませんでした。

訃報は、A氏が提供を開始した新しいサービス=取引先が
ニュースリリースとして公開した最新情報を通知するサービス、
によってもたらされました。

「送る会」に参加し、2時間ほどA氏の過去映像など見ながら
考えます。人は、それぞれ持っている時間は有限です。
不老不死があっては、世代交代もなく困ります。

ただ、終了点が事前にわかることではないので、先の継続を
とりあえず信じて進む。
突然終了を宣言されても、粛々と受け入れる。
その時を迎える、心の準備をいつもしておく。

自分のテーマ、課題があれば、生命と、脳の活動を
維持するための備えを怠らない。
20代、30代、40代、50代、そして60、70、80体力も変化し、
テーマも異なってきます。

50歳の死を聞くと、改めて自分のテーマを確認し、60代後半
にある自分の客観的な位置を知って行動を決める。
まず、アルコールは控えめに、深酒はリスクを拡大。
なかなか実行が伴いません。

ビジネステーマは、途中のチェックポイントを短く設定し、
いつ来るかもしれない活動停止宣告に備える。

今までも、ビジネスの関係者で身近な人の訃報に接してきました。
事件性が疑われた、証券会社副社長の自殺もありました。
受け止める私の年齢、状況も変化し、感じることも変化します。

6月で私は66歳となります。
この先を20年と設定して、どう生きていくか考えます。
新しい20年の生活設計です。

一方では、個人の考えとは全く無関係に、明日にもミサイルが
飛来するリスクも現実化しています。

非公開ですが、明らかに原子力による汚染も進行しています。
こうした環境から、20年の継続は、客観的には危ういのですが、
その瞬間まで自分にできること、やるべきことを進めます。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
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・役職:PDBマーケティング 代表取締役
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『Watsonコーパス』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1252

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01 ┃ 本日のコラム -『 Watsonコーパス 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー活動記録を、準リアルタイムで
お伝えしています。

今日のテーマは「コーパス」。聞きなれない言葉です。
IBMの人工知能Watsonを付けました。
IBMはコグニティブと表現するのですが、以下AIと総称します。
コーパスは、AIを自然言語で利用するときに登場してきます。

まず定義です。
国立国語研究所という機関があります。
大学共同利用機関法人です。
日本で一番正しい定義ができる機関。定義は以下の通りです。
言語を分析するための基礎資料として,書き言葉や話し言葉の
資料を体系的に収集し,研究用の情報を付与したもの。

言語を研究するために、膨大な文書を集めて分析=ばらばらに
分解して、法則性を見つけて再構築。
という、気が遠くなるような作業を延々とやって作り上げるもの。

すでに、いくつかの実績も公開されています。

https://www.ninjal.ac.jp/database/type/corpora/

AIで自然言語を扱うには、辞書を内包したコーパスは必須です。
辞書が単語の対照表、コーパスは文法、文例的な位置になります。
Watsonが有名になったのは、アメリカのクイズ番組で人の
クイズ王に勝ったことです。

冷静に考えると、クイズの会話は非常に限定的です。
「リンゴの産地はどこ?」「初代の大統領は?」短文で、
文意も明らかです。
データの記憶はコンピュータは得意ですから、検索を
工夫することで、人の能力を超えました。

AIは今、現実のビジネスの領域に入ろうとしています。
ここではクイズ番組のような単純なコミュニケーションでは
対応ができません。
より強力、複雑なコミュニケーションには、対象領域に特化した
コーパスが必要となります。

新しい技術が断片的なデモの段階から、世の中を変えていく
ために超える壁です。かなりむつかしい。
IBMはコーパスをWatsonで作成することを考え、コーパス
作成ツールの提供を開始しました。

Watson Knowledge Studio(WKS)です。
あわせて、コーパス提供パートナー募集を開始。
いよいよ、コンテンツが主導する時代に入ります。

早速、2回のセミナー、Webセミナーを2回受講、
チュートリアルでの確認を行いました。
結果は?
残念ながら、作成過程が期待と異なっていました。

AIを実務適用するには、コンテンツ必須という理解は
定着したようですが、個別課題へのアプローチは異なります。
というよりもまだ技術的な深化が、そこまで至っていない。
人の判断が介在すると簡単なことでも、自動的な判断は
困難なことがたくさんあります。

今回、IBMが提供開始したツールWKSは通常文書を対象に、
会社を含む組織名、人名、商品を自動識別し、
その関係=勤務している、所有している、といったそれぞれの
関係を定義します。

そのためには「教師データ」と呼ばれるお手本をマニュアル
で入力します。
このお手本を機械学習して、モデルを作成後、膨大なデータを
自動識別する仕組みです。

会社情報への適用の壁。
1.別途辞書化が終了した情報の活用ができない。
すでに30万社の情報を名称、属性、活動として構造化した
データとして保有しています。
WKSは新規定義のみで、外部定義データを活用する仕組みがない。

2.同一社名への対応策がない
同じ文字列を、異なった対象として扱う仕組みがない。
したがって、同一社名は同じ会社として扱ってします。

コーパス構築への辞書としての提供を含めて期待したのですが、
現実的ではありませんでした。
あきらめないで、コーパスを使った領域の拡大と、より精度への
ニーズの高まりに期待します。

コンテンツの時代はもうすぐですが、いまではないのが現実です。
APIとAI適用領域開拓を焦らないで継続します。

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・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
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『年度末助成金申請』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1246

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■━━━━━━[vol.1246] 2017/03/31━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 年度末助成金申請 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー活動記録を、準リアルタイムで
お伝えしています。
今日は、3月31日金曜日、第2回目の完成プレミアム
フライデーでもありますが、月末かつ年度末です。

年度末は、従来あまり意識してなかったのですが、今回は
厚生労働省管轄の助成金支援を、社会保険労務士と協力した
サービスを開始したため、あわただしくなりました。

官公庁は年度=4月から翌年3月の予算で動きます。
現在2017年(平成29年)3月は、国の予算では2016年度
(平成28年度)3月となります。
17年度予算の執行期限は、本日3月31日となります。

助成金もその枠で動きます。
現在、公募がかかっている案件については、本日が締め切りです。
政策としての、連続性確保の方策はいくつかありますが、
基本は、年度で区切られる単年度予算です。

最終期日31日は不測トラブル=類不備などがあった場合の
対応が取れません。
初めてのことでもあり、リスクがあるので、昨日30日助成金
申請書を提出しました。
茨城県の会社でしたので、水戸の労働局です。

1.提出媒体:現状すべて紙、捺印です。

一部郵送受付もあるそうですが、消印が31日で可、もしくは
到着必須?明確でありません。持参が確実です。
訂正箇所があれば、その場で修正も出来ます。

2.提出場所:複数

公的助成ですから、公平性確保のために、いくつかのチェック
機構が組み込まれています。
まあこれは見方を変えると無駄の温床といわれるのですが。
労働局提出以前に、「推進者選任届」を提出し、受領印をいただきます。

届出機関は労働局と別組織です。タクシー10分ほどかかります。
その後、水戸駅反対側に戻って労働局へ。
助成金受付窓口と案内があり、迷うことなく窓口到着。
2件の申請ですが、担当が交代です。同じ場所でよかった。

3.修正点指摘、訂正

待ち行列はなく、即時確認開始。
いくつかの誤りの指摘を受け、訂正。受理。
受理後局内でより詳細なチェックが行われるので、適宜確認修正が入る。
ただし、年度内受理が事実であるので、申請は有効です。

無事当初目的達成です。
水戸到着から1.5時間でした。
2017年年度末イベントが終了です。

助成金申請過程を、本メルマガで、コメントするのは訳があります。
4月以降継続して、助成金による企業活性化を、サービスとして
拡充していきます。

今回のケースもそうですが、中小、零細企業は目の前の業務に
追われて、監督官庁が言うような、従業員キャリア形成など
には手が付かない。

そんなことはやってられない、今の仕事をこなす人で十分と
すると、小さな会社でも、今の事業も行き詰ります。
従業員は大切です。
成長してもらわないと、小さな工程変更、製造機器の交換などに
対応できない。老齢化もあります。

新市場開拓=例えばハラルのケースです。

認証を受けて、市場参入するには、何らかの製造・流通工程変革と
その遵守が要求されます。

経営者が変化を意図して行動するにあたり、従業員の意識変化は
必須です。
現実の課題に即して、キャリア育成計画と実践が必須です。

机上の理想論ではなく、小さな会社であっても現実の課題です。
厚生労働省管轄助成金は、すべての労働保険加入会社を対象とする
一般性を前提にして、支給要件が定義されるため、具体的な
会社実態への適用が困難です。

自社の課題との一致点が見つかると、規定された様式への記述が
求められます。
これもすべてのケースへの適用を想定した解説ですから、
読み解くのに多大な努力と時間がかかります。
この時点で、本業集中=中止という判断が普通です。

制度として、社会保険労務士に申請代行が認められています。
この問題を、専門家として解決することが求められています。
インターネットでも厚労省、助成金というキーワードで
社会保険労務士の紹介ページが、山のように出てきます。

これらとの差別化。
助成金が目的でなくて変革の過程、手段としての活用を訴求します。
モデルケースは、ハラル市場開拓が目的です。
認証取得はもちろん、製造工程変革に対応できる、従業員教育、
キャリア育成の実践からサポートします。

2017年年度末は、新年度の活動を予見して終了です。

今日31日は、月末の諸々入金確認、支払いなどがあります。
粛々と進めます。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
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