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『Watsonコーパス』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1252

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■━━━━━━[vol.1252] 2017/04/07━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 Watsonコーパス 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー活動記録を、準リアルタイムで
お伝えしています。

今日のテーマは「コーパス」。聞きなれない言葉です。
IBMの人工知能Watsonを付けました。
IBMはコグニティブと表現するのですが、以下AIと総称します。
コーパスは、AIを自然言語で利用するときに登場してきます。

まず定義です。
国立国語研究所という機関があります。
大学共同利用機関法人です。
日本で一番正しい定義ができる機関。定義は以下の通りです。
言語を分析するための基礎資料として,書き言葉や話し言葉の
資料を体系的に収集し,研究用の情報を付与したもの。

言語を研究するために、膨大な文書を集めて分析=ばらばらに
分解して、法則性を見つけて再構築。
という、気が遠くなるような作業を延々とやって作り上げるもの。

すでに、いくつかの実績も公開されています。

https://www.ninjal.ac.jp/database/type/corpora/

AIで自然言語を扱うには、辞書を内包したコーパスは必須です。
辞書が単語の対照表、コーパスは文法、文例的な位置になります。
Watsonが有名になったのは、アメリカのクイズ番組で人の
クイズ王に勝ったことです。

冷静に考えると、クイズの会話は非常に限定的です。
「リンゴの産地はどこ?」「初代の大統領は?」短文で、
文意も明らかです。
データの記憶はコンピュータは得意ですから、検索を
工夫することで、人の能力を超えました。

AIは今、現実のビジネスの領域に入ろうとしています。
ここではクイズ番組のような単純なコミュニケーションでは
対応ができません。
より強力、複雑なコミュニケーションには、対象領域に特化した
コーパスが必要となります。

新しい技術が断片的なデモの段階から、世の中を変えていく
ために超える壁です。かなりむつかしい。
IBMはコーパスをWatsonで作成することを考え、コーパス
作成ツールの提供を開始しました。

Watson Knowledge Studio(WKS)です。
あわせて、コーパス提供パートナー募集を開始。
いよいよ、コンテンツが主導する時代に入ります。

早速、2回のセミナー、Webセミナーを2回受講、
チュートリアルでの確認を行いました。
結果は?
残念ながら、作成過程が期待と異なっていました。

AIを実務適用するには、コンテンツ必須という理解は
定着したようですが、個別課題へのアプローチは異なります。
というよりもまだ技術的な深化が、そこまで至っていない。
人の判断が介在すると簡単なことでも、自動的な判断は
困難なことがたくさんあります。

今回、IBMが提供開始したツールWKSは通常文書を対象に、
会社を含む組織名、人名、商品を自動識別し、
その関係=勤務している、所有している、といったそれぞれの
関係を定義します。

そのためには「教師データ」と呼ばれるお手本をマニュアル
で入力します。
このお手本を機械学習して、モデルを作成後、膨大なデータを
自動識別する仕組みです。

会社情報への適用の壁。
1.別途辞書化が終了した情報の活用ができない。
すでに30万社の情報を名称、属性、活動として構造化した
データとして保有しています。
WKSは新規定義のみで、外部定義データを活用する仕組みがない。

2.同一社名への対応策がない
同じ文字列を、異なった対象として扱う仕組みがない。
したがって、同一社名は同じ会社として扱ってします。

コーパス構築への辞書としての提供を含めて期待したのですが、
現実的ではありませんでした。
あきらめないで、コーパスを使った領域の拡大と、より精度への
ニーズの高まりに期待します。

コンテンツの時代はもうすぐですが、いまではないのが現実です。
APIとAI適用領域開拓を焦らないで継続します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾

・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『年度末助成金申請』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1246

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■━━━━━━[vol.1246] 2017/03/31━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 年度末助成金申請 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー活動記録を、準リアルタイムで
お伝えしています。
今日は、3月31日金曜日、第2回目の完成プレミアム
フライデーでもありますが、月末かつ年度末です。

年度末は、従来あまり意識してなかったのですが、今回は
厚生労働省管轄の助成金支援を、社会保険労務士と協力した
サービスを開始したため、あわただしくなりました。

官公庁は年度=4月から翌年3月の予算で動きます。
現在2017年(平成29年)3月は、国の予算では2016年度
(平成28年度)3月となります。
17年度予算の執行期限は、本日3月31日となります。

助成金もその枠で動きます。
現在、公募がかかっている案件については、本日が締め切りです。
政策としての、連続性確保の方策はいくつかありますが、
基本は、年度で区切られる単年度予算です。

最終期日31日は不測トラブル=類不備などがあった場合の
対応が取れません。
初めてのことでもあり、リスクがあるので、昨日30日助成金
申請書を提出しました。
茨城県の会社でしたので、水戸の労働局です。

1.提出媒体:現状すべて紙、捺印です。

一部郵送受付もあるそうですが、消印が31日で可、もしくは
到着必須?明確でありません。持参が確実です。
訂正箇所があれば、その場で修正も出来ます。

2.提出場所:複数

公的助成ですから、公平性確保のために、いくつかのチェック
機構が組み込まれています。
まあこれは見方を変えると無駄の温床といわれるのですが。
労働局提出以前に、「推進者選任届」を提出し、受領印をいただきます。

届出機関は労働局と別組織です。タクシー10分ほどかかります。
その後、水戸駅反対側に戻って労働局へ。
助成金受付窓口と案内があり、迷うことなく窓口到着。
2件の申請ですが、担当が交代です。同じ場所でよかった。

3.修正点指摘、訂正

待ち行列はなく、即時確認開始。
いくつかの誤りの指摘を受け、訂正。受理。
受理後局内でより詳細なチェックが行われるので、適宜確認修正が入る。
ただし、年度内受理が事実であるので、申請は有効です。

無事当初目的達成です。
水戸到着から1.5時間でした。
2017年年度末イベントが終了です。

助成金申請過程を、本メルマガで、コメントするのは訳があります。
4月以降継続して、助成金による企業活性化を、サービスとして
拡充していきます。

今回のケースもそうですが、中小、零細企業は目の前の業務に
追われて、監督官庁が言うような、従業員キャリア形成など
には手が付かない。

そんなことはやってられない、今の仕事をこなす人で十分と
すると、小さな会社でも、今の事業も行き詰ります。
従業員は大切です。
成長してもらわないと、小さな工程変更、製造機器の交換などに
対応できない。老齢化もあります。

新市場開拓=例えばハラルのケースです。

認証を受けて、市場参入するには、何らかの製造・流通工程変革と
その遵守が要求されます。

経営者が変化を意図して行動するにあたり、従業員の意識変化は
必須です。
現実の課題に即して、キャリア育成計画と実践が必須です。

机上の理想論ではなく、小さな会社であっても現実の課題です。
厚生労働省管轄助成金は、すべての労働保険加入会社を対象とする
一般性を前提にして、支給要件が定義されるため、具体的な
会社実態への適用が困難です。

自社の課題との一致点が見つかると、規定された様式への記述が
求められます。
これもすべてのケースへの適用を想定した解説ですから、
読み解くのに多大な努力と時間がかかります。
この時点で、本業集中=中止という判断が普通です。

制度として、社会保険労務士に申請代行が認められています。
この問題を、専門家として解決することが求められています。
インターネットでも厚労省、助成金というキーワードで
社会保険労務士の紹介ページが、山のように出てきます。

これらとの差別化。
助成金が目的でなくて変革の過程、手段としての活用を訴求します。
モデルケースは、ハラル市場開拓が目的です。
認証取得はもちろん、製造工程変革に対応できる、従業員教育、
キャリア育成の実践からサポートします。

2017年年度末は、新年度の活動を予見して終了です。

今日31日は、月末の諸々入金確認、支払いなどがあります。
粛々と進めます。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『わり算で遊ぶ』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1240

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■━━━━━━[vol.1240] 2017/03/24━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 わり算で遊ぶ 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー活動記録を、準リアルタイムで
お伝えしています。
今日は、趣向を変えて純算数の話です。

私の友人が「数学教室」(数学教育協議会/編集:国土社)
4月号から連載記事を書いた。ということで、アマゾンで購入。
雑誌の存在も知らなかったのですが、いろいろ感動です。

タイトル「子どもも親も先生もわかって楽しい算数・数学」
今月号の特集は「親と子の心をつかむ授業が勝負」
経済=お金偏重の時代にあっても基礎学力の向上は必須です。
算数を数学を、どう教えるかを追求する教師グループが
存在しています。

友人が書いているのは、わり算の話です。
札幌市の生涯学習センターで、社会人と高校生向けの講座
テーマとしての準備です。
「数学を楽しむ講座」ということです。

日常的なビジネスの世界とは違った発想なので、ご紹介します。
利益率の計算とか、原価率の計算とは違った世界です。
数学は、実用以外に多様な領域があります。

1章:0.9999…と1の相違と同一性からわり算に注目。
 1/3=1÷3=0.333…
 両辺を共に3倍する。
 1/3 X 3 = 0.3333… x 3
 つまり 1=0.99999…
 これは正しいのですが、9が無限に続くイメージが
 一般的に受け入れられず、違和感がある。
 
 これを、1=1/1として、わり算の筆算で各桁が10で立つ
 ところを9を立てて、余りを残して連続わり算にする。
 結果は同じく、1/1=0.999…ですが、
 こちらは、計算過程を自分で操作するので、違和感が薄らぐ。
 
2章:1/9801=1÷9801の計算
  0.0001020304050607080910111213…となる。
 省略したところは、14から97までの数値が続き、
 98が飛んで99、さらに00から順位繰り返しになります。
 (私は検証していませんが)
 
2章以降は、関数を使って、組み立て除法の利用に進みます。
5章までありますが、説明省きます。
直接ビジネスとの接点はなさそうですが、数の神秘性の一端です。

もう一つの視点があります。
計算という行為の変化です。
上記の講座では、実際の計算を筆算で参加者が行います。
いま日常的には、わり算の筆算はやりません。

電卓、もしくはExcelです。
電卓は表示桁数が明らかですが、Excelは表示桁数を
任意に設定できます。
20桁と設定して、1/3の計算を行います。
0.333333333333333000000000000000
??16桁目から0となります。

同じく1/9801=0.0001020304050607080000000
09以降は出てきません。
計算精度、有効桁数の制約があること、内部演算は2進数で
行われていることから筆算=真のわり算とは異なります。

10桁以上の精度が現実のビジネス、生活に影響を与える
ことはなさそうです。
ビジネスツールの対象範囲外にある規則性、原理に
感動する時間でした。

人の生き方は多様です。
ビジネスではない世界、教育者としての追求もあります。
それぞれ異なった経過の中で、蓄積してきた諸々を
アウトプットしています。

異なる世界でも、様々な真理発見の感動を共有できる
知力・体力を、維持します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『100社の壁、突破企画』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1235

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■━━━━━━[vol.1235] 2017/03/17━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 100社の壁、突破企画 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー実践記録に拡大して、
活動記録を、準リアルタイムでお伝えしています。
今日は、新しい文化習慣の普及、定着を狙うに際して
最初の壁=100ユーザ獲得への奇策の企画です。

私自身は、新しい習慣、技術定着を追求してきました。
コンテンツをビジネスとして成立させる。
XMLという基本技術を普及させる。
まだ、成功体験がありません。今も追求中です。

自分が熱くなる課題から少し離れて、他人の課題実現の
最適化を図ることを考えています。
より客観的に、目的実現への過程設計ができるはずです。

宗教でも、商品でも、サービスでもまず前提は開発者の
強い思いです。これが起点です。
ここに賛同する人が数名参加する。
このときの賛同者には、関連して自分の企画を実現しようと
するパートナーも含まれます。
ここまでは、一般的に実現しています。

目的は、広く告知して賛同者、利用者を獲得、世の中の標準を
目指す。十分な収益も上げます。
ここからは、いくつかのステップに分かれます。
数字は一つの例ですから、100などに特に意味はありません。
段階の存在を示しています。

まず100人に、それが1000人、1万、100万といった感じです。
100人が最初の壁です。

ハウツー的には、1万人に告知すると30人が関心を持ち、
1人購入する。したがって、100人に売りたければ、100万人に
告知する必要がある。といった単純な計算式もあります。
実践すると、すぐ実態は異なっていることがわかります。
この数式の成立要件を満たさない、サービスを対象として
いるわけです。

現実的に、やはり100人には個別に面談などで、
告知・理解・購入を促すことが必須となります。
最近はアフィリエイトの仕組みを使って、初期利用者を買う。
ということもあるようですが、一般的ではありません。

これは時間と、それなりのお金もかかります。
告知過程で、相手のニーズとのギャップも見つかります。
商品の修正も必須です。
ここで息切れが多数あります。

この、告知過程でキャッシュを生むことはないので、
消耗戦となります。
ある時間経過とともに、資金が尽きてしまいます。
バーンアウト。燃え尽きます。

資本政策的には、この段階でセカンド資金の調達です。
実現できるケースは多くありません。
しかし外からの資金供給がないと、新しい文化の
普及ができない。思いだけでは実現できない??

ここに、制度資金=助成金の活用を企画しました。
新規の文化発信事業主体として、助成金の申請ではなく、
利用者が新しいサービスを使うことで、組織を変革、
従業員のキャリアアップ、定着率を向上させる。

利用側企業の変革に対する助成金を活用し、結果、
新しい文化を普及させる。
厚生労働省の助成金は、新規産業、サービス支援ではなく、
従業員を対象とした、就業機会拡大、キャリア形成、
職場環境改善です。

目的、適用環境も多岐にわたっています。
支給要件は具体的に定義され、応募者間での競争、選抜的な
要素はなく、要件の実現に対して、確実に支給されます。
新しい文化受け入れのコスト負担を、外部からの助成金に
転嫁できます。ハードルが一気に下がります。

中小零細企業にとって、現在の習慣を変えることは、
理念として賛同しても、変化に伴う費用負担は容易では
ありません。

人材育成と職場環境改善を目的とした厚生労働省助成金で
利用企業100社開拓の壁を越えます。

この事業モデルを準備し、新しい文化発信型のセミナー
事業者などへの適用を開始しました。

世の中に存在する既存の仕組みを活用して、自己実現を図る
サービスを提供します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
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『単純化の功罪』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1229

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■━━━━━━[vol.1229] 2017/03/10━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 単純化の功罪 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
金曜日はAPIエコノミー実践記録に拡大して、
活動記録を準リアルタイムでお伝えしています。
今日は単純化に関するコメントです。

新しいサービスが、世の中に受け入れられるには、
その技術的な斬新性、有効性、のほかにいくつかの要素が
必要です。
コンテンツ市場開拓も同じで、いつもこれを模索しています。

大切な要素が「単純化」です。
後方では如何に複雑な理論、処理が行われていても利用者に
見えるところは単純でないといけない。

インターネットを普及させたのは「GUIのブラウザ」。
=呪文のようなコマンドライン入力をアイコンクリックに
変えました。
飲食は「早い」「安い」「うまい」単純なキーワード。
後方では店舗へのデリバリ、従業員教育など膨大な工夫が
あるがそれは見せない。

XML市場が不発だった、大きな原因と考えています。
APIをどう単純化して訴求する。いつも考えていることです。
一方で、単純化には伝えないという意図も込められています。

政治の世界では「郵政民営化」「小池対石原」、トランプ旋風も
ありました。論点のすり替えです。
ITでは「キュレーション=他人情報の配信」がDeNAの
「デマサイト」に転化しました。

「600万社の情報から営業リード獲得サービス」
「200万社のデータベースからの抽出」といった
単純コピーが氾濫しています。

直接確認できないのですが、どうもこうしたサービスは
それぞれが一定の支持を受けている。
=顧客獲得ができているようです。

600万社といったとき、情報源はNTT電話帳、電話番号と
住所、屋号情報です。
「独自の業種区分」はNTT業種の変換です。
この基本情報にネットの検索時技術を付加することで、個別の
サービスを作っています。

表面の単純なコピーを支える後方技術、ノウハウが秘匿されて
すごいのかもしれない。
しかし、すごさの片鱗を見せて、訴求しないと、利用者には
そのすごさが伝わらないのではないか?
と思うのですが、見つかりません。

そうそうたる出資者、利用実績としての著名な会社名は
開示されています。これで十分だろう。という感じです。
そんなに新規開拓は簡単かな?

「単純化」で気になっていること。
最近でもないかもしれませんが、夜のテレビでクイズ番組が
氾濫しています。安く作れて視聴率が稼げる。
出演者のセグメントに引っかかります。

東大・京大・有名大学タレントVS XX的な「ラベル」が
付きます。
クイズですから単純な答えがあります。
どうでもいい知識、記憶を競います。
差別化ですから「重箱の角をつつく」問題です。
定番化しているので、出場者は事前準備を怠りません。

時々番狂わせもあるようですが、結果は変わりません。
当然です。
個人差はありますが、5教科9科目の試験を通過してきた
事実があります。
「ガリ勉」「丸暗記」などいろいろ単純化した表現もありますが、
過去の知識蓄積の吸収過程には暗記は必須です。

18歳以降その知識をどう発展させるのかが、各個人、
大学の課題です。
これは知識、記憶によっては決定できません。
それぞれの挑戦と、成長があるはずですが、これは問わない。

知識を競わせて、やっぱりという印象付と、
真逆に、有名大学を出ても金銭的に困窮している。
という特集もあります。お金が一番。単純です。

公共の電波を使って数千万人に届ける番組ですから、その後の
争いを届けるべきなのでしょうが、単純化しないと
視聴者が喜ばない。ということでしょう。

今日のテーマは、今週読んだ「梅原猛の授業仏教」の影響です。
文中にニーチェ(ドイツ哲学者)の言葉として紹介がありました。
人生は「ラクダ」「ライオン」「赤子」の3つの段階で構成。
ラクダ:忍耐をもって重い荷物=知識を吸収する。
ライオン:教えられた知識を批判する。
赤子:批判にとどまらず無邪気な心になると創造が可能となる。

仏教は「ナムアビダブツ」と口で唱えて一気に普及した。
法然、親鸞の功績です。

赤子のような無邪気な心で創造を目指さないといけないと
いうことです。
自分に固執せず、競合が受け入れられている事実から
何かを謙虚に学ぶ。
頑張ります。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
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『ベンチャーの訴訟』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1223

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01 ┃ 本日のコラム -『 ベンチャーの訴訟 』
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PDBマーケティング藤田です。
今週から金曜日はAPIエコノミー実践記録に拡大して、
活動記録を準リアルタイムでお伝えしてゆきます。
今日は特許侵害をめぐる訴訟がテーマです。

世の中はいろいろな考え、信条、慣習、性格を持った人で
構成されています。
日常生活の中でも金銭貸借=金の貸し借り、暴力行為、だまし、
暴言など様々なトラブルがあります。

暴力行為などいわゆる刑事罰に該当する行為は、国家機関として
警察の管轄で事実関係確認を含めて対応が進みます。
ビジネスの世界での金銭貸借、権利侵害、詐欺まがい行為などは
「民事」として当事者間での解決が求められます。

利害、権利関係も複雑化してくると双方の見解が異なり、簡単には
合意に至りません。
そこで、「出るところに出る」=訴訟となります。
最近目に付くのが、新興ベンチャー間での特許訴訟です。

フィンテック企業として注目を集める家計簿、会計ソフトの
Freeeが、同業ベンチャーマネーフォワード(以下MF)を
特許侵害で訴えました。
「勘定科目の自動仕分」について権利侵害を主張しています。

私はAPI市場創出がテーマですから、両社には関心があり、
会計機能は重複するのですが、両社のサービスを契約しています。
「口座情報の自動取得」と「自動仕分」が共通の訴求点ですが、
姿勢は微妙に異なっています。

Freeeは、最近利用者へAPIを公開しましたが、MFは公開していません。
自社と大手金融機関の閉鎖的な接続のみです。

共に、自社で何ら努力をしない大手金融機関(私見です)などが
競って出資し、それぞれ調達100億円といわれています。
未上場での資金調達金額は確実に大きくなっています。
潤沢な資金で、テレビCMも流れています。

訴訟の争点は、Freeeが特許を取得した「文字列の出現頻度
テーブルによる判別」をMFの「機械学習による判別」が
権利侵害していると主張です。

この動きは、非常に残念です。
大手金融、ファンドからの出資を受けるに際して、独自性を
要求されそのエビデンスとして訴訟に至るということも推察されます。
MF側も、同じような知恵はないが金はある金融、ファンドが
出資ですから、インパクトがありそうです。

類似サービスが競い合うことで、市場が拡大し、結果として
双方がより多くの顧客を獲得する。これが競争社会の原理です。
Freee,MFは勘定奉行、弥生、PCAといった既存パッケージベンダーが
クラウドサービスへ転換しない隙をついて、ユーザを拡大しました。

それぞれの主張はありますが、結果としてこうした訴訟は
少なくとも、市場拡大につながらない。
双方弁護士費用と、訴訟期間の機会損失が発生することとなります。
お互いに譲れないでしょうから、2年、3年かかります。
訴訟費用にも、十分な資金を調達済ということかもしれません。
これも時代の変化?

私が関係した会社の、特許侵害対応は対照的でした。
約20年前になります。
トップ化粧品メーカS堂にOEM出荷していた、入浴剤がありました。
一定の市場形成ができた時点で、OEM契約が解除となり、
少し間をおいて、別の下請け会社に製造させた類似商品が登場です。

原料を、国産米から外米に変えてコストダウンを図っています。
あまりにも露骨ですから、訴訟を検討しましたが断念しました。
製法特許を取得していましたが、相手はトップメーカです。
事前に、裁判対応を想定した抜け道を準備している。
それでも事を構えると、訴訟弁護士の着手金がX千万円。
そんなお金はない。泣き寝入りです。

日本のベンチャーも欧米並みに未上場で100億円の資金を調達。
潤沢な資金でテレビCM、競合つぶしの訴訟ができるようになった。
グローバル化が進展、ということかもしれません。

Freee、MFも弥生からの移行用に、弥生で出力するCSVデータを
取り込む機能はあります。
逆に、CSVでの出力機能はありません。
MFやFreeeから移行するときは、PDFデータから再入力となります。
フィンテック先端企業じゃなかったのか?

口座情報自動取得も、金融側がセキュリティ向上ということで、
ワンタイムパスワードなどで壁が強化されて、使い勝手は悪化です。
訴訟なんかやってないで、やるべきことはたくさんあるはず。

一方で、大切な教訓です。
特許侵害での訴訟を受けるリスクの存在は、意識しておく必要があります。
訴訟して金をとる目的でなく、防衛です。
特許申請、公開まで行うことで、自分の発案であることが証明されます。
期間限定ですが有効です。
これは、数万円の資金と特許申請を記述する努力で達成が可能です。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『リスクという幽霊!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1217

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01 ┃ 本日のコラム -『 リスクという幽霊! 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
PDBマーケティング藤田です。

今週から金曜日はAPIエコノミー実践記録に拡大して、
活動記録を準リアルタイムでお伝えしてゆきます。
今日は「リスクという幽霊」です。

今、日本のビジネス界を「リスク」が支配しています。
リスクをとる=リスクテイクではなく、リスク回避、リスク対策です。
以下、昨日から今日金曜午前まで、体験中心のお話しです。

日本でも様々な観点から、起業が政策的なテーマとなっています。
インスクエアは、エイジレス起業支援を掲げています。
その実施過程での局面です。

「食」に関する事業を推進すべく大学を定年退官した教授が、起業しまし
た。私の友人ですから、全面支援です。そそのかした側面もあります。
社名決定、実印作成、法人登記が終了し、昨日は預金口座開設の予定でし
た。
事業開始には口座は不可欠です。

数年前は、謄本、印鑑証明をもって、近くの都市銀行、地銀、信用金庫の
窓口で口座開設でした。新規取引ですから、歓迎の雰囲気でした。
口座開設記念のグッズもありました。
開設側が銀行を選ぶ感じです。

今は?
新設では、大手都銀はほぼ不可能、信用金庫の一部が何とか開設してもら
える感じです。
口座がないと事業は出来ません。
会社が事業出来なくても銀行には関係ない。
銀行側の主張は、「当行でなくても他行で開設できるでしょう。」
数年前に、三菱東京UFJの窓口で直接聞いて以来ですが、変化ないと思い
ます。

ちなみに、銀行の活動を規定する「銀行法」第一条(目的)には「国民経
済の健全な発展に資することを目的とする」と明記されています。
口座開設しないのは、明らかに国民経済に資さない行為で、違法です。
争っても変わりそうにないので、現実解を追求です。

確実な選択肢が、郵貯です。
約2週間、時間はかかるのですが、規定通りの書類を提出すれば
開設できます。
さすがに郵貯、決して使い勝手はよくないが、均質なサービスです。

こちらも、2年前と変わってきています。
まず郵貯HPで法人口座開設の実用資料を確認します。
こちらも、株主の証明書が追加となっています。
窓口で受け付けですから、実印も含めて必要書類準備、受付窓口での形式
的な確認を想定して、豊島区の近くの局は混んでいるので、中央区で打ち
合わせの合間に出かけました。

その場で改めて株主の申請書を記載するなどして、無事終了かと思うと、
法人登記所在地、申請者住所の近隣局でないと受理できない。
そんな記載はHPになかったよ。と言いつつ、豊島区へ移動。

ここでも同じ説明の後、40分経過。
「法人ナンバーの記載がない」と受理できません。
これもHPには記載してない。
別途通知が来ていたので、それをもって、再度申請これで終了?

まだまだ。代表取締役と申請者=私が別人なので、「委任状」が必要。
これは、形式的な世界では珍しいことでもないので、実印持参ですから
「今から作ります」と申し出るのですが、「本人直筆でないとダメ」かつ
「様式はこの書式で」。委任したいときは事前に書式を取りに来て、再度来
い。ということのようです。
この時点で16時ですので、あきらめて翌日へ。

今日2月24日(金)自宅近くの郵便局へ出向いて、委任状を合わせて提
出。
やっと受理となりました。やはり60分経過してです。

楽しくはない経験ですが、今を支配する幽霊が見えます。
みんなでリスクを回避する=自分では負わない、相手に渡す。
そのための社会的コスト=自分と相手の時間の無駄、には関心がない。
ただ必要な仕事として、淡々と遂行する。

口座管理は、「オレオレ詐欺」に架空口座が使われたことで、管理強化でし
た。
口座がなければ、悪用される心配がない=>作らせない。
確認書式が増えていく。
その精度向上には注力しない。
委任状が本人直筆かどうかなんて確認するすべがない。

リスクという幽霊が、日本を徘徊し、経済の活力を阻害しています。
実態を精査解決することなく、他へ転嫁、パスに注力するのが実態です。

その事実を認めて、事業の材料とすることで、新たな市場を生み出します。
金融の世界は、既存基幹がリスク回避に汲汲としている間隙をついて新た
なサービスを作れそうです。

APIエコノミーの活動領域もあります。

注:タイトル「リスクという幽霊」は18世紀の「共産主義という幽霊」
をもじったものです。共産主義は世界を席巻し、ソ連の解体、中国の資本
主義化で終焉しました。(私的な見解です)
リスクは誰が終焉させ、活力を生み出すのか?

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『戦略転換?!』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1211

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01 ┃ 本日のコラム -『 戦略転換?! 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。

本メルマガ開始以来、毎週金曜日は30万社HPコンテンツ
ビジネスの市場開拓活動を、準リアルタイムでお伝えしてきました。
今日はその戦略転換のテーマです。

このメルマガでもお伝えしてきていますが、私のテーマ、ライフワークが
データベースコンテンツです。
技術的にはXML、Webサービス、API、Json、AIなどなどその時点の流行
もありますが、コンテンツで一定の市場を創出することを目指してきまし
た。

自分自身の活動時間の制約も66歳までと設定してきました。
一つの結論を出して、以降別のテーマを追求する。
より具体的には、コンテンツで500万円/月の売り上げ規模のめどをつけ
て、事業譲渡です。

当初設定では、あと5か月です。
世の中の動き、自分がやれることのバランスを追求して、常に最適解を求
めてきました。APIエコノミーへの注力、Bluemix,マイクロソフト
Office365アドインなどです。

いずれも私の、勝手な期待感通りには動きがありません。
でも、最近Red Hat、オラクル、インフォテリアが相次いでAPIセミナー
を開催。1年たって浸透してくる兆しはあります。
インテグレーションベンダーもAPIエコノミーを組織名につけるところも
出てきています。

更にコンテンツにこだわり続けるか、戦略転換か?
時間制約を設定したことの意味はここにあります。
現在の固有コンテンツで500万円の市場が5か月で作れるか?
客観的にはむつかしい。事実を受け入れます。

コンテンツへの執着を少し外して、サービスとしてのAPIに注目します。
APIを使った新しいサービスの創出です。
そのビジネス創出過程で、コンテンツ市場創出活動の弱点、活性化策を探
ります。
少し離れた視点から、見直しです。戦略転換です。

あと5ヶ月でのコンテンツ事業譲渡は断念です。
もう少し時間が必要です。
一方で、66歳からの新しいビジネスプランはなんとしても遂行します。

今週はその転換点でした。
新しいAPIビジネスの商品企画を進めてきました。
ほぼ実運用には入れる段階になりました。
規模感として同じく500万円/月の実現を5ヶ月で目指します。

コンテンツの市場開拓の壁は、実需要でした。(今もそうです)
「アフリカで靴を売る」たとえにあるように、大きな変化は簡単では起き
ない。動けば大きな市場が手に入る。(かも)
現時点で創れていない事実を正しく受け止めて、転換します。

今度の企画は、需要から出発です。
世の中へのインパクト、独自性も弱い。でもすぐ拡大しそうです。
いくつかの独自性を持っていますが、模倣、類似サービスの提供も相対的
に容易な性質を持っています。

この領域は対象化してこなかったのですが、時間制約があり、路線転換で
す。
市場啓蒙的な要素があまりないので、メルマガでの詳細説明は現時点では
控えます。
関心を持っていただければ、個別にご説明します。

以前からお付き合いをいただいている、何名かの方はこのメルマガを読ん
でいただいて、私の近況を説明しなくても理解しているよ。と言っていた
だいています。
市場を作る過程の苦しみを共有いただいています。

新企画も、私がいくつかのサービスと関わる過程で、作り上げてきたアイ
デアと、APIに代表される技術要素を組み込んでいます。
想定と現実のギャップも大きいと思います。
これを解決しながら、事業モデルを確立します。

ということで、キャッチにしてきた「コンテンツアグリゲーション」は対
象を拡大して、『APIエコノミー』に変更です。
APIエコノミー実践活動に注力します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、『APIエコノミー』を追求します。
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・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
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『起業支援』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1205

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01 ┃ 本日のコラム -『 起業支援 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。

毎週金曜日30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を、
準リアルタイムでお伝えしています。
今週はAPIエコノミーに関するセミナーが連続して開催されます。
昨日インフォテリア、今日はオラクルです。
こちらのコメントは来週以降にして、今日は私が並行して行っている新規
事業の起業支援についてです。

本メルマガの発行主体である、インスクエアではエイジレスの起業支援を
コンセプトとしています。
自分が待っている何らかのノウハウ、熱意を事業として作っていく過程を、
共有します。

会社の設立登記、資金調達、事業計画とその実践、商品やサービスの設計、
顧客開拓。経験がないことは恐怖でもあり、リスクもあります。
善意、悪意のブローカによる介入もあります。
いくつかの経験から、効率的な運営を追求します。

そのテーマの一つが、高齢者を対象とした「歌声コンサート」です。
団塊の世代といわれる、70歳周辺以降を対象としています。
「歌声喫茶」という文化を経験し、ビジネス世代ではカラオケです。
義務教育でも音楽は3曲/年暗唱必須です。

30名から300名集めた会場で、昔のロシア民謡から古い歌謡曲をみんなで
歌います。
専任エンタティナーがキーボードを演奏しながら歌って盛り上げます。
非常に楽しいのですが、事業テーマとすると、いくつかの困難性もありま
す。

今週日曜2月5日、私の企画により笠間市で自治体の行事として、初めて
公演しました。
例年のカラオケ大会に組み込んだ形態です。
200名ほどの参加ですが、知り合いが歌うから仕方なく?聞きに来た参加
者に「歌おう」と呼びかけます。
最初は戸惑うのですが、後半は振りをつけて8割が歌っています。

翌日、2月6日(月)日経新聞首都圏版夕刊に春日部市の会場写真と共に、
紹介されています。タイトルは「中高年名曲合唱し一体感」。
マスコミ的にもテーマになりそうです。

スポットで見ると話題性もあるのですが、ビジネスとしての持続性確保が
大きな課題です。ストック化ですね。
笠間のケースは、自治体開催の先例です。
全国1500ほどの自治体のすべてで、今や高齢者福祉は共通の課題です。
行政は年間予算で動きますから、いきなりは困難ですが、定例的な行事と
して組み込むと、継続的な実施が可能です。人材育成もできます。

エンタティナーとしての活動と、事業として継続的に運営していくことは
異なった要素があり、うまく補完関係を追求します。
笠間のケースも、予算処置がなされていませんので、地元の方々の協力を
得て協賛金による開催です。

日経新聞のインパクトは大きく、すでにいくつか引き合いが来ています。
全国的な活動に拡大定着させるには、人的要素、会場移動コスト吸収策な
ど課題があります。

現状は会場での生演奏ですが、ネット歌声の企画もあります。
反響不明ですが、新しいサービスへのチャレンジも必須です。
こうした企画に、関心がありましたら連絡ください。

その2:「食」ビジネス。
このメルマガでも1部お伝えしましたが、群馬の人類学教授が定年退官し、
ビジネスを追求します。
栄養学の前線と協力して、糖尿病予防弁当、高齢者向け栄養指導などをAI
活用含めて構築です。

先進国だけでなく、もともと研究対象であった、パプアニューギニアの食
改善も対象化します。

この事業コンセプトを固める過程では、インスクエアで推奨するZOOMが
活躍です。直接の面談会議が2回、ZOOMを4回開催しています。
基本は関係者と3名での会議です。高崎、松戸、世田谷です。
面談必須は「捺印」ですね。

昨日は、会社設立登記のための委任状に、実印捺印が必要で、都内面談で
す。
元教授を代表とした法人を、新規設立します。
株式会社フードインテリ、これもZOOMミーティングで決定しました。
会社設立も新設分割で、コスト最小化を追求します。

ドメインの取得、関係者メルアド設定も、今の会社にとって必須です。
逆に、電話の申し込みは全く必要がなくなりました。
ドメインはfood-intelli.info、HPの準備も進めます。

最初の食商品企画は、「白いこんにゃく」を使ったレシピになるそうです。
「こんにゃく」ですから地場の食品メーカーに製造委託して商品化、販売、
流通ルート開拓が課題です。
ハラルとしての提供もありそうです。

歌声コンサート、フードインテリの活動、今後も紹介していきます。
今日は午後オラクルのAPIです。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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『APIエコノミー再起動!?』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1199

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■━━━━━━[vol.1199] 2017/02/03━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 APIエコノミー再起動!? 』
━━┃…………………………………………………………
  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。

毎週金曜日30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を、
準リアルタイムでお伝えしています。
2016年IBM,マイクロソフトが提唱するAPIエコノミー市場に
絞って活動してきましたが、その市場開拓が進まず、方向転換も
考えるべき状況?と悲観的なお話をしてきました。
打開策として、2017年。より利用しやすい、有用なAPIを
目指して、AIの準備に着手しました。(先週のコメント)

最近、APIをめぐっていくつかの動きがあります。
IBM,マイクロソフトは沈黙ですが。
Linux系OSベンダーRed Hat、オラクル、インフォテリアが相次いで、
APIを冠したセミナーを開催しています。

ITの世界では、バズワードといって、みんなが当たり前に使う
キーワードですが、その実態は不明で、いつの間にか消えていく言葉がた
くさんあります。
一種の軽薄な流行語ですが、いくつかは確実にインパクトを与えています。

個人的な経験では1980年を席巻したSIS=戦略的情報システム。
世界中で関係者がこのキーワードで動きました。
大きなお金は動きましたが、その成果は誰が享受したかは不明。
ベンダーが大きな受注を確保したことは確かです。

ITの基本は次代への変革ですから、変化を先取りすることは必須です。
バズワードだった、というのは結果論です。
新しい製品、サービス概念を実体化する活動は意味があります。
まずは自分の領域で、試行錯誤、世の中が一斉に動く日を待ちます。

APIはIBM,マイクロソフトの旗振りで一気に加速を想定したのですが、
1年以上鳴かず飛ばず、言葉だけは勇ましく。
迷いも入ってくるところでした。

Red Hatのような、OSを中心としたソフトベンダーがAPIエコノミーを戦
略に掲げるとき、やはりソフトウェアプロダクトが中心となります。
製品コンセプトではIBMと同じです。
絶対的に資本力が違うベンダー間の競合、セグメント化がどう成立するの
か不明ですが、市場が活性化することは明らかです。

物販の世界が、アマゾンに一本化することはないように、セグメント化さ
れた市場は必ず存在します。

インフォテリアの参入も興味深い。
データをノンプログラムで、つなぐことに特化した事業を行ってきた会社
です。今、APIを提唱です。

私の考えでは、ノンプログラムのデータ連携と、APIは競合概念です。
製品コンセプトは理解ができないところもありますが、異なった概念での
参入も大歓迎。
何が正しいかは、市場=結果が判断です。

オラクルはDaaS=データベースアズアサービスを3年前最初に提唱したの
ですが、半年で消滅させました。
おそらく何らかの経営戦略上の混乱かと思いますが、最近影響力が、大き
く低下しています。
中心となるDBMSではマイクロソフトの浸食が継続です。

今回のオラクルの切り口は、APIセキュリティです。
他社への差別化は、「基幹システムのデータはやはりオラクルでないと不
安。」という製品ポジションを意識しています。
「軽率にデータ公開すると危ない」という警告から入りそうです。

こうした動きが、顕著になることはいいことです。
まだ、実体がない市場ですから、いろいろなアプローチがないと忘れられ
ていきます。
IoT、ビックデータ、AI、データサイエンティスト、キュレーション、こ
れらはバズワード候補です。

SEOとセットで広告市場を確立した「キュレーション」はDeNAの無責任記
事によって、大きな負の実態が明確となりました。様々です。

APIは、30万社会社情報の提供手段として、kintone APIから2年追求し
てきています。
より一層、創意工夫、広範な連携を追求して、市場開拓を目指します。
消えていくバズワードとしない。

ITでは珍しく2年のタイムラグで、各社からの動きです。
いよいよ再起動!?
私の、期待を込めた希望的観測です。

APIプロバイダーとしてAPIエコノミー開拓を進めます。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
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