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『焼酎の逆襲!「関税と酒税の壁」2』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1244

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■━━━━━━[vol.1244] 2017/03/29━■

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01本日のコラム -

焼酎の逆襲!「関税と酒税の壁」2
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白濱 一久 (飲食店・食品商品開発プロデューサー)
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週明けは各地で雪や低温で、咲いた桜もびっくりしたのではないで
しょうか?マレーシアや台湾、鹿児島と2月から3月にかけて、暖か
い地方への出張が多く流石に火曜日の宇都宮出張はしびれる寒さで
したね。早く本格的な春が訪れてほしいものです。

さて、本題です。

前回から引き続き「焼酎の逆襲!関税と酒税の壁」についてお話し
ます。

前回、台湾では関税と酒税で日本で4合瓶で1000円の焼酎が、

小売店で3千円、飲食店で6千円~7千円になってしまう事をお伝え
しました。

しかも、ほとんどの飲食店がボトル売り!

しかし、台湾で飲食店に営業回りしてみましたが、日本人オーナー
でなくても、和食店では焼酎は普通に売れています。良いマーケッ
トです。

今回は、法規制で数年間芋焼酎が販売されていなかった台湾で、今
年の1月1日から法改正で販売が可能になった為の営業でした。

つまり、一斉に芋焼酎が台湾に流入します。そして、現地ではいろ
いろな情報を入手できました。

大手焼酎メーカーが大量に安価の芋焼酎を台湾に輸出した件や、日
本のビールメーカー傘下の焼酎の安価な抱き合わせ販売等です。

そこで、現地輸入商社の方と今回の営業に行った焼酎蔵の社長と
マーケティング会議をしました。

「高価格焼酎マーケットの可能性」

を徹底的に話し合いました。

結果、、、、、

高価格、最高品質の焼酎マーケットを奪いに行くことにしました。

1、台湾では、やはり本格的和食は高級食の部類になります。

そこに、来ている方は日本人赴任者や富裕層台湾華僑の方がほと
んどです。

この客層の方々は、日本食のおいしさや、本質をよく理解されて
います。そして、よりおいしいものを探求されている。

2、また、海外での和酒の普及の段階では、安価で広くマーケッ
トが浸透していくのですが、台湾では販売の再開でありでもあり
、既に芋焼酎マーケットは充分にある。

3、国内でも、高級焼酎マーケットを奪いに行く戦略を取ってい
る事もあり新たに開発する必要がない。

4、試飲会で華僑の方々の飲食店オーナーから高評価を頂いた。

以上の観点から

「高額で売れるマーケットに絞った販売」

答えは見えました。手ごたえもあります。

次は、タイも視野に入れます。

しっかり、焼酎の海外戦略を進めていきたいと思います。

そんな、こんなで、新商品開発の依頼、飲食店のプロデュースも
随時受け付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。

それでは、多謝・再見

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▼プロフィール:飲食店・食品プロデューサー
・氏名:白浜 一久(しらはま かずひさ)
・出身:福岡県
飲食プロデュース歴17年
国内8業態56店舗、海外4業態7店舗の実績
食品商品開発・地方ブランディング歴8年 
インスクエアサポーター(食品飲食ビジネス・海外進出担当)
連絡先:shirahama.imagine@gmail.com
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