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TOP >> ;Archive: 08. 7月 2016

『移転の原理:X+8=X-Z』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1055

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■━━━━━━[vol.1055]2016/07/08━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 移転の原理:X+8=X-Z 』
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  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
毎週金曜は、30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を準リアルタ
イムでお伝えしています。

先週もお伝えしましたが、3年間私が活動拠点としてきた草加市から、今
週月曜日、池袋インスクエアに戻ってきました。
今日は、この移転に関する整理整頓、熱力学第2法則=エントロピー増大
の法則との格闘コメントです。

インスクエアは、草加拠点とした期間も、東京の活動場所として使ってき
ていました。事務所機能を維持するために、普通に荷物、備品、資料が存
在しています。
ここに、3年間で蓄積された資料、備品を運び込むことになります。
草加から、赤帽に依頼して運んだのは、段ボール8箱でした。
現在部屋に存在しているボリューム、Xに対して8箱の追加です。つまり
X+8。

部屋の空間容量は決まっていますから、そのままでは入りません。
少なくとも、快適な作業空間にはならない。
エントロピー=無秩序度が増大した状態になります。
エントロピーを減少させるためには、外部からエネルギーの供給が必須です。
つまり整理整頓という作業の投入です。

このたとえは、私が47年前最初に受けた、理論生物物理学「エネルギー
エントロピー論」の講義冒頭で話されたものです。
何度か実体験の中、記憶が呼び戻されて鮮明に覚えています。
今回も同じです。エントロピー減少のためにエネルギー投入です。
同時に空間制約があるので、外から物質を投入すると、内部からの排出も
必須です。X-Zです。

捨てるということも、むつかしいです。
断捨離(だんしゃり)という言葉もありますが、ビジネスでは一定の保管
規定もあります。でも躊躇するとどんどん増えていきます。

一番ボリュームが多いのは紙の資料です。
活動時間に比例して増加していきます。
廃棄の前に、日常的な管理方法、ルール設定が必要です。
私の資料管理は、1993年中公新書として発行された「超」整理法を実践し
ています。20年以上継続です。

テーマによる分類をしないで、発生時点で、資料を封筒に入れて日付を記
入、順番に一つの棚に、左から蓄積していく。参照、追加が発生するとそ
の封筒を一番左に戻すという方式です。
左によく使っている資料が並び、右には最近参照しなかった資料が並びま
す。
ボリュームが増えすぎると、右側の封筒を廃棄する。
利用頻度による分類が自然にできます。

著者野口悠紀雄氏が、優秀なスタッフに囲まれた通産省から離れて、自己
管理するための方策として考案したものだそうです。
「あれ」といえば、すぐスタッフが資料を持ってくる環境が、特異と思え
ないと工夫が生まれない。
動機も成果もすごいと感動して、すぐ実践しました。

チームが与えられないと、能力が発揮できない人もたくさんいます。
優秀といわれる、大多数の大企業の管理職、官僚が該当しますが、野口氏
は違っていますね。

事務用品、備品も同じ原理を適用して、3年間使わなくて済んできたもの
は、一気に廃棄です。
概ね、5箱総統は廃棄できたと思います。
残りは、多少収納方法を工夫して、収まりをつけました。

以前の会社の関係で、人事関係資料など10年保存が指定されている資料
もありました。まあ何かあるかもしれないという判断で、キングジム2冊
は継続保管です。

最終のゴミ出しが今日終了し、拠点移動完了です。
あるエネルギー投入が必要ですが、一定のサイクルで環境変化を作ってい
くことは大切だと思っています。
作業環境が変わると、発想も変化することもあります。

再度、インスクエアの構成員と日常的に顔を合わせることになります。
新たな出会いもあります。
7月21日はインスクエア「ビアガーデン交流会」です。

いくつか、次の課題も提案されています。
その中には、拠点移転が前提のものもあります。
再度移転となりますが、軽く考えます。
必要とするビジネス課題があれば、どこへでも出かける。体が動く期間は。

併せて、自分の日常生活パターンも再構築中です。
24時間の使い方について、基本形を作ります。
日常化したスイミングは、継続します。体が資本は不変です。

コンテンツ配信ビジネスも、休むことなく継続です。
マイクロソフトOffice365アドインが苦戦です。
審査部門の要求が理解できない。1週間停滞中です。打開策を探します。

インスクエア池袋からのメルマガでした。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)64歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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