『神風は吹くのか？ Ｎスぺから考えさせられた』 インスクエア ビジネスニュース Vol.135
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.135] 2012/11/05━━━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『 神風は吹くのか？ Ｎスぺから考えさせられた 』
／ 大竹 啓裕 （アットオフィス社長）
02: イベントのお知らせ…マハティール元首相（マレーシア第4代）来日決
定！！【ハラルフォーラム２０１２】いよいよ11月16日開催！
03:その他のお知らせ
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01 ┃ 本日のコラム －
┃『神風は吹くのか？ Ｎスぺから考えさせられた』
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┃ ／大竹 啓裕 （アットオフィス社長）
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皆さん、こんにちは。
アットオフィスの大竹です。
九州伊万里湾にて歴史的大発見といわれる元寇の船が見つかりましたが、それ
を題材にして、土曜のＮＨＫスペシャルにて元寇襲来の実像を解説していまし
た。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/1103/
１４万人の軍勢といわれていたことが事実であるということには驚きました
（第一次世界大戦のノルマンディ上陸作戦が１５万人）。
二度目の襲来では数千の船が朝鮮半島と今の中国本土からやってくるわけです。
考えただけでもぞっとしますね。鎌倉武士の勇気ある決死の戦闘が今の日本を
作ったと思います。
私が非常に考えさせられたのは、解説者が言っていたひとことでした。
実はフビライは３度目の日本侵攻を計画していたそうですが、南方侵攻でベト
ナムでのゲリラ戦に敗れ日本侵攻用の船を失い、機を逸しその７年後にフビラ
イは亡くなり、日本侵攻も幻になったそうです。
「ベトナムはこの戦いで地の利を生かしたゲリラ戦法を学び、その後は大国ア
メリカの侵略にも中国の侵略も交戦しはねのけてきました。」
「一方日本は、元寇から学ぶことなく偶然の台風を神風と崇め、窮地には神風
が吹くと信じて、あの太平洋戦争でも最後まで神風信仰をやめませんでした。」
じつは神風というのは江戸時代に水戸光圀が作った「大日本史」に出てくる言
葉だそうで、後の時代になって広まった言葉なのだそうです。つまり、事実と
いうよりも庶民受けのいい言葉ということです。
私は、今でも日本人経営者にはこの精神が宿っている気がしています。
いつか神風が吹いてこの状況を脱する日が来る。
日本経済は神風で復活する・・・
いかがでしょうか
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