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TOP >> ;Archive: 17. 10月 2013

『身近な規制シリーズ②~中古品が関わるビジネス』 インスクエア ビジネスニュース Vol.379

■[ インスクエア ビジネスニュース ]━━━━━━━━━━━━━━━━■

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.379] 2013/10/17━━━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『身近な規制シリーズ②~中古品が関わるビジネス』
/ 天川 大輔 (行政書士 イノベーション経営法務行政書士事務所)

02:イベントのご案内
  人気の首都圏物産展参加のご案内

03: その他お知らせ
1 インスクエアの最新情報
   ・サポーターに実演販売プロモーター登場
   ・インスクエア上野 交流会

2 インスクエア上野、横浜関内オープン

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01 ┃ 本日のコラム -
  ┃『身近な規制シリーズ②~中古品が関わるビジネス』
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  ┃ /天川 大輔 (行政書士 イノベーション経営法務行政書士事務所)
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イノベーション経営法務行政書士事務所、代表行政書士の天川です。

私たちの身近に存在しているけれども意外と知られていない規制をご紹介する
シリーズ。
今回は「古物の許可・届出」、いわゆる中古品を扱うビジネスで関係してくる
規制を取り上げてみたいと思います。
これは最近の金買取ブーム、エコ意識の高まりによる中古品市場の拡大に伴い、
ご相談が増えている許可の一つです。

■どうして許可等が必要?
「古物の許可・届出」は名前の通り古物、すなわち中古品を買い取り販売する
など、中古品をビジネスとして扱う場合に必要となる規制・手続です。

しかし、そもそも許認可等ビジネスに対する国の規制というのは、そのビジネ
スが野放図にされてしまうと消費者や社会の何らかの利益が危険にさらされて
しまう、侵害されてしまうからこそ予め課せられるというのが原則です。
例えば、人の生命・健康に直結するから医薬品を販売する場合には「医薬品製
造販売業許可」が、公衆衛生や人の健康に直結するから飲食店を営業する場合
には「飲食店営業許可」が要求されます。

そう考えた場合、「中古品を買い取るだけでどうして許可等が必要なの?」と
いう疑問が生じますが、当然ながら規制が必要とされる明確な理由が存在しま
す。
それは「盗品等の流通防止や早期発見」です。
要は、中古品を取り扱うお店を国で把握し、かつ本人確認・帳簿記載等の義務
を課すことによって、窃盗犯人が盗品をその店で換金等するのを水際で防いだ
り、盗品を発見しやすくするために、許可等が必要とされているのです。
そのため許可等を出すのは公安委員会であり、窓口は警視庁・警察署となって
います。
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