『ビジネスマッチング』 インスクエア ビジネスニュース Vol.387
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.387] 2013/10/26━━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『ビジネスマッチング』
/ 松澤 和重 (株式会社CNETメディアサービス)
02:イベントのご案内
人気の首都圏物産展参加のご案内
03: その他お知らせ
1 インスクエアの最新情報
・サポーターに実演販売プロモーター登場
・インスクエア上野 交流会
2 インスクエア上野、横浜関内オープン
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01 ┃ 本日のコラム -『 ビジネスマッチング 』
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┃ / 松澤 和重 (株式会社CNETメディアサービス)
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ITサポーターの松澤です。こんにちは。
今日は土曜日版です。「ビジネスマッチング」がテーマです。
物やサービスには必ず価格がありますので、商談には見積もりが不可欠です。
見積もりは、単純に考えると商品名、単価、数量、金額を積み上げたものです
から、見積書というとこれらのリストに税や値引き、簡単な諸条件が追加され
たものが想定されます。
しかし、世の中には価格のリストだけでは内容がわからないものがたくさんあ
ります。商品として完成されていて、事前に作成されている商品パンフレット
などがあればそれらを見積書に添付して前提条件の一つとみなします。
そして、既成の商品ではない特注品という物もあります。特注品となると、見
積もり金額が簡単にわかりませんから、見積もるためにラフ図面を起こしたり、
サンプルを作ったりといった作業が伴い(要件定義です)、それらは見積もり
の前提条件になります。
わかりにくい商品の最たるものがコンピューターシステム開発ではないでしょ
うか。とにかく目に見える部分が少なく、使ってみて初めてわかる要件も多い
からです。コンピューターが民間で活用されるようになり、設立から30年以
上経過するIT企業も存在しますが、システム開発の見積もりは未だに解決が
難しい課題ではないでしょうか。発注者も受注者も大きなストレスがあります。
システム開発の見積もりを依頼すると、冒頭に述べたような価格リストを1枚
提出する企業があります。「見積もりをください」と言われるのでそうするの
だと思いますが、それだけでは根拠があいまいです。たとえ概算であっても、
簡単な要件定義書やシステム構成や業務フローなどを一緒に添付すべきです。
言われなくてもそのような資料を金額と一緒に提出する事業者かどうかという
ことは重要なことだと思います。
概算ではないシステム開発の見積もりを作成するためには、更に仕事の進め方
や保守など、考えることがたくさんありますから、それらは提案書や開発計画
書が必要で、紙一枚の見積書では済みません。
よって、システム開発の見積もりは時間がかかり、簡単にはできない、という
のが前半の結論です。
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