『虚偽表示か誤表示か、それが問題だ!?―揺らぐ「おもてなし」』 インスクエア ビジネスニュース Vol.400
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[Vol.400] 2013/11/12━━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…
『虚偽表示か誤表示か、それが問題だ!?―揺らぐ「おもてなし」』
/重村達郎(弁護士)
02:イベントのご案内
『いよいよ日本が動き出した!!
ジャパン・ハラール・フード・プロジェクト始動!』セミナー情報
03: その他お知らせ
1 インスクエアの最新情報
・サポーターに実演販売プロモーター登場
・インスクエア上野 交流会
・インスクエア上野、横浜関内のご案内
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01 ┃ 本日のコラム -
┃ 『虚偽表示か誤表示か、それが問題だ!?―揺らぐ「おもてなし」』
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┃ / 重村達郎(弁護士)
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相次ぐ食材の「偽装表示」の発覚が耳目を集めています。今や著名なホテル
のレストランや老舗の百貨店の売場にまで拡大し、モラルの低下が食に関わる
業界全体を覆っている感じで、日本が誇る「おもてなし」への信頼が揺らいで
います。
最近では、小洒落れたレストランなどにいくと、「○○産○○の○○仕立て、
○○の○○添え」などとやたら長い名前のメニューが書かれていて、ブランド
らしき食材をもとに素人ではできそうもないような調理法をウリにしていたり、
地産地消がブームですが、消費者の健康・グルメ高級志向が逆手にとられたと
いえるでしょう。
この10年近い内にも、食材の産地の偽装(比内鶏、飛騨牛など)、原材料の
偽装(牛ミンチ)、食用の偽装(事故米)、賞味期限の書換え・再利用(赤福、
白い恋人、船場吉兆)など、有名な食品メーカー・店も含めて、様々な形態の
食品偽装が明らかになっていました。
中には、雪印食品のように、取引業者である西宮冷蔵からの内部告発により
外国産を国産牛肉と偽ってBSE汚染に伴う多額の補助金を詐取したことが発
覚し、会社役員が逮捕、会社が解散にまで至るなど、広く報道されて社会的な
制裁を受けたケースもあったにもかかわらず、未だに利益第一で懲りない面々
がいることが驚きではあります。
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