『理美容界のジレンマ~理容と美容の間で』 インスクエア ビジネスニュース Vol.682
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.682] 2014/12/15━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…『理美容界のジレンマ~理容と美容の間で』
/ 天川 大輔(行政書士 イノベーション経営法務行政書士事務所)
02:その他
イベント報告:【会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法】
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01 ┃ 本日のコラム -
┃『理美容界のジレンマ~理容と美容の間で』
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┃ 天川 大輔(行政書士 イノベーション経営法務行政書士事務所)
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イノベーション経営法務行政書士事務所の天川です。
先週のインスクエアメルマガで時間を作る方法について触れられていましたが、
私のような士業にとっても時間作りは頭の痛い問題です。
特に士業の場合、どこの事務所に依頼しても同じ結果となるような定型的な手
続・業務対応ですと値段のファクターが大きくなってしまい価格競争に巻き込
まれてしまうリスクがあります。
そこで、価格競争のリスクを回避し、また客単価を上げようとするならば、コ
ンサルティング要素を盛り込み、自分の事務所でしか実現できない、対応でき
ないという付加価値をいかにコンテンツに盛り込むか、という話になります。
ただこれは同時に、属人的要素が大きくなってしまうことも意味します。
つまり、その「事務所」に依頼するというよりはその「人」に依頼する、とい
うことになってしまい、組織化や拡張が困難という課題に直面することに。
1人の人間だけで対応するには時間自体は有限ですので、通常はいずれ実現す
る売上にも限界が来ます。
その限界を超えるには、複数の人間が適正な役割分担を果たし、相乗効果を発
揮する必要があるのですが、そのためには内部的には業務の標準化を進め、外
部的にはできるだけ負担を減らしつつ売れ続ける仕組みを作り上げる必要があ
ると思います。
と、頭では分かっているのですが、実現するにはこれにもまた相応の時間が必
要なのも事実。
結局、時間を作るためにはそのための時間作りも必要なのかもしれません。
■美容と理容
お客様と行政機関の間に立って交渉等していると、ビジネスの実際の現場と法
律・行政との間と間における温度差、ギャップを感じることがよくあります。
最近も美容室・理容室の開業についてこれを感じる機会がありました。
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