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『メディア報道から』 インスクエア ビジネスニュース Vol.973

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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.973]2016/03/01]━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 メディア報道から 』
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  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
毎週金曜の担当で、30万社個別HP情報の市場開拓過程を、準リアルタイ
ムで記述しています。
今日は隔週火曜担当、ITサポートの松澤さんが多忙につき代理です。
いつもと違った視点で、昨日、今日のメディア報道から取り上げます。
結論は同じです。

昨夜、田原総一朗氏、鳥越俊太郎氏などジャーナリスト有志が高市早苗総
務相の「電波停止」発言に抗議して記者会見を開いていました。
「電波停止」とは、放送法によって政治的な偏向があると、政府が判断し
た場合は、放送を中止できる。という見解を総務相が明言したことです。

昨年9月の「安保法案」に対して、メディアとして廃案に向けて声をずっ
と上げ続けるべき、という主張をある番組でジャーナリストが行い、これ
に対し、作曲家のすぎやまこういち氏が代表呼びかけ人を務める「放送法
遵守を求める視聴者の会」が、政治的公平を定めた放送法違反の疑いがあ
るとして、産経新聞、読売新聞に意見広告を出すという動きがあったよう
です。
これは知りませんでした。異論があることは、いいことです。

今朝、IEを立ち上げるとMSNニュースが表示されます。
Windows10にアップしてから意識してないのですが、そうなっています。
何時も流して、メールに切り替えですが、トップのニュースに『「迷惑」バ
リケード解除した京大生』とあります。
今時バリケードと気になって、朝日新聞デジタルの記事へ。

こちらも現象は、同じ安保法案の関係で、バリケードによるストライキを
一部学生が実力行使したことに対して、29日(昨日のことでしょう)関係者
3名の逮捕と数か所への捜索を行ったという記事です。逮捕容疑は授業妨
害で、威力業務妨害とあります。

昨年10月、この時にバリケードを学生が撤去したということでした。
法学部学生のコメントとして「僕らの学ぶ機会を奪う権利は彼らにない。」
と憤った。と記事に掲載されています。
半年前のことです。今あえて記事書くようなことなのか。タイトルに出すか。

アメリカの大統領選挙も大詰めです。
移民は出て行け、メキシコとの国境に壁を作って、費用をメキシコに出さ
せる。という主張が一定支持されています。
一方で、社会主義を掲げる候補が、あまりにも大きな格差に反対する層に
支持されています。
中国は競争社会になり、アメリカが社会主義の大統領候補。イギリスはEU
を脱退?

イスラムと異教徒の宗教に起因した紛争は、解決策が見えません。
東シナ海をめぐる、中国人工島の軍事基地化と、アジア諸国の対立。
世界の環境は大きく変化し、より意見、利害対立が錯綜かつ先鋭化します。

こうした不安定な社会環境での、ビジネスです。
9.11アメリカワールドビジネスセンタのようなテロが、日本でもいつ起き
るかわかりません。

価値基準が多様化し、正義は一つではなく、立場によって異なります。
ビジネス基盤をどこに置くのか自分で設定し、世の中と対峙します。

具体的な行動基準として表現すると、以下になります。
 1.他人の異なる価値観の存在を認める。
 2.自分の価値観を強制しない
 3.揺るぎのいない自分の信念に絶対の自信を持つ。
 4.世の中の標準として認知されるために、ひたすら準備する。
 5.でもやっぱり無理なときは、固執しないであきらめる。

私が、コンテンツ市場開拓として行っていることです。
ほとんどのITベンダーがソフトウェアの開発、提供に注力している事実
を認め、コンテンツサービスを強要しない。ハード、ソフト、サービスへ
の転換の歴史から次は、コンテンツであると、絶対の自信をもって、ひた
すらその時代を創ることに努める。
それでも16か月で実現しなければ、あきらめる。

今日のコメントのきっかけとなった、メディアの存在と政治の介入をめぐ
る論議、大学、学生の変化については、今接点がないのでコメントできま
せんが、世の中が停滞している状況によって、起きている現象と解釈します。

インテリジャーナリズムの評価はなくなったとはいえ、朝日デジタルが法
学部学生など一方の主張のみを掲載したのは、意図があります。
ジャーナリズムとしてそれで正しいか?
老ジャーナリストが気勢を上げるが、現役は迎合が標準になっている?

ビジネスも政治も、もっと大きなうねりで変化して行きます。
「憲法を守れ」なんてなことを言っていては、何万人集まっても1960年
への回帰です。(勝手な個人的見解です)
「電気販売自由化」に競ってテレビCMを打つのでなく、電気がいらない
社会を追求する。まったく新しい発電、送電を考える。

とはいえ、大手が本気で改革者の行動基準で動かれると、起業ベンチャー
は敗北です。電力販売競争でもやってもらっているうちに、自分の市場を
開拓です。機会提供いただいていると解釈します。

今日から3月です。
Office365アドイン登録のために、新しくAPIサービスを構築します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾長
・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)64歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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