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TOP >> ;Archive: 21. 6月 2016

『専門知識と英語』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1048

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■━━━━━━[vol.1048] 2016/06/21━■

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01本日のコラム -

専門知識と英語
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松澤 和重(株式会社CNETメディアサービス)
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こんにちは。
ITサポーターの松澤です。

先週と今週は外資系企業M&Aに伴う事務所移転の対応です。先週から、オー
ストラリアからエンジニア1名が来日していますが、日本側のエンジニアは私
になるので、一緒に対応にあたっています。

正味一週間近く外国人エンジニアと一緒に仕事をしたわけです(まだ進行中で
す)が、その中で印象に残ったことを述べます。

まず大変なのはやはり英語です。挨拶やたわいのない話はあまり問題がないの
ですが、仕事の話になると流石に厳しいものがあります。ゆっくり、わかりや
すく話してくれる時はいいのですが、早口で話される英語はさっぱり聞き取れ
ません。何度も聞き返すのも辛いものですが、海外の人は英語が母国語でない
人の扱いに慣れていますので、そういうものだと思って根気よく付き合ってく
れます。その企業で英語堪能な人は何人もいますが、ITがわからないので、
通訳もできないといいます。

それにしても、その外国人(のエンジニア)は少しのことをすごくたくさん言
葉を使って説明します。それだけのことをなぜあんなに長く説明するのかよく
わかりませんが、何かすごいことを言っているかと思うと、その長い説明はな
くてもいいようなことが多いです。ですから、外国人の彼が長くしゃべって、
私が「OK、で?」という感じで答えると、その答えでは満足しないのか、ま
たたくさんしゃべります。どのようにわかったのか話さないと満足しないよう
です。まさに文化の違いというべきでしょうか。

US本社の大手外資系の企業のITなどは普段なかなか知ることができないの
で大変参考になります。使っている機材や管理の仕方、ポリシーなど、自社の
サービスを展開する中でよい基準になります。あの企業はここまでやらなくて
もいいな、とか、これは参考にした方がよさそうだ、とか、だめ出しする理由
としても参考になりそうです。

また、技術的な標準がどの辺りにあるのかも判断できますので、ノウハウ的に
は大変得るものは大きいと感じています。

日本国内では少子高齢化や景気減速など心配したらキリがありませんが、専門
知識があって英語ができたら仕事には困らないような気がします。英語はとも
かく、専門知識やノウハウは経験の浅い人には無理ですから、40歳台以上で
も英語が活用できればこれからでもまだまだ十分活躍できるのではないでしょ
うか。もっとも、日本人の場合、日本語が不十分で英語ができるということは
まずないので、日本でそれなりに実績があってアウトプットもきちんできるこ
とが大事です。10年後を目指して着実に実績をあげて、並行して英語も鍛錬
すると、10年後はそれなりに明るいのではないかと思います。

では。

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▼プロフィール:
・インスクエア公式サポーター IT担当
・氏名:松澤 和重(まつざわ かずしげ)
 http://www.cnet-media.co.jp/contact
・所属:(株)CNETメディアサービス 代表取締役
 http://www.cnet-media.co.jp
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