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『IBMへの提案』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1114

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■━━━━━━[vol.1114]2016/09/30━━■

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01 ┃ 本日のコラム -『 IBMへの提案 』
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  ┃ / 藤田 幹夫(PDBマーケティング株式会社)
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PDBマーケティング藤田です。
毎週金曜は、30万社HPコンテンツビジネスの市場開拓活動を、準リアル
タイムでお伝えしています。

今日は、9月30日私が松戸でサービス構築に籠って、2か月です。
最短ルートなのかどうか不明ですが、WebAPI、postgresといった現在の
基本的な技術習得によって、APIを自分で構築できる段階になりました。
日本におけるAPIサービスについて、IBMへの提案原案をまとめました。
今日はその概要をお伝えします。

当然ですが、現時点相手側つまりIBMの確認、合意は何ら得ているわけで
はなく、私の独自の意見、見解によるものです。
今後の折衝を通じて、より高いレベルで合意が成立していくように働きか
けていきます。門前払いというケースもあるのですが。

こうした提案は、提案者による個性があります。
提案書の書き方といったハウツーものもたくさんありますが、基本は過去
の経験で自分に適したパターンができています。
以下、私のパターンです。

まずは、世の中の動きです。今回はクラウドベンダ4社の比較です。
IBM Bluemixのほか、最大規模のアマゾンAws,マイクロソフトAzure,多
少傾向が異なりますがセールスフォースSFを対象とします。
それぞれ小さな規模のユーザが対象ではなく、大手基幹システムがターゲ
ットです。開発パートナーの存在も差別化の大きな要素となります。

この指標として、30万社HP情報に対して、各サービスのキーワードで検
索をかけます。キーワードは”セールスフォース OR Salesforce”といっ
た感じです。
この結果は、それぞれのサービス名称を、自社HPに記載している利用企
業、販売パートナー社数となります。

SF334社/AWS213社/Azure106社/Bluemix9社となりました。
日本の30万社が対象ですが、活動実績からなるほどと理解できます。
Bluemixは、今から拡大余力十分と前向きに理解。

次に、今回の対象となるAPIをどう位置付けているかです。
これは、各サービスの説明から解釈していきます。

外部サービスとの連携においては、SFがやはり圧倒しています。
APPexchangeという独自の仕組みを提供し、3000Apps(日本295)が提供
されて、400万インスールと公表しています。
確かに、日本でもSF関連開発で250億の売り上げを上げる企業もありま
す。
ただ、APIはSF本体へのカスタマイズツールとしてのポジションで、コン
テンツへの入り口ではありません。

Data cleansing:80件/news:53件と登録されていますが、これらはアプ
リです。任意に開発者が組み込める形態ではありません。

Awsの場合は、スタートがサーバインフラですから、Aws Marketplaceに
おいての登録はaddress validation=住所整形で1件のみです。もちろ
ん日本は対象外です。

AzureとBluemixは、同じAPIエコノミーを提唱します。
AzureはOfficeをはじめとしてエンドユーザとの接点も多いので、
Marketplaceにおいて豊富なAPIをすでに提供しています。
コンテンツも定番となる、D&B企業情報が12種類、トムソン・ロイターの
ニュース、病院、ATMの所在地、email整形、地図連携APIがそろってい
ます。もっとも、こちらも日本で適用できるものは、ほとんどありません。

Bluemixは?: 「Bluemixを使用してアプリとAPIを開放する」と意気込
みが記述されていますが、APIサービスの紹介はなく、事例として2つの
個別ユーザの社内開発におけるツール適用ケースが挙げられているのみで
す。

一方で、IBMブランドクラウドAPIの優位性を確認します。
技術的にAPIベンダー=Strongloop社を買収し技術基盤を固めています。
これによって、APIの作成、実行、管理、保護を一体化しています。
そして、最大の既存顧客基盤です。他社にない優位性です。

これを生かし、APIエコノミーを創出するには、コンテンツを伴ったAPI
の提供が有効であると訴求します。
企業内部にある情報をAPI化して外部へ提供するとともに、外部コンテン
ツを活用し、開発、現場業務コストを削減する。

30万社HP情報が、そのコンテンツとして提供準備ができていることを記
述します。いつでも試供できます。
独自30万HP情報のほか、公開情報として、400万社法人ナンバー、500
万件の法人電話帳と組み合わせて任意の利用が可能です。

すべての会社で、顧客情報に法人ナンバー付加が必須となります。
個別に付加システムを構築し、データを取得して更新作業をやりますか?
APIエコノミー実践局面です。

相手があることですから、結果はわからないのですが、まずは自分の世界
で提案を組み立てます。

相手との意見交換経過は後日、進捗として記述します。

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▼プロフィール:インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾

・氏名:藤田 幹夫(ふじた・みきお)65歳
・出身:香川県丸亀市
・出身高校/大学:香川県立丸亀高校/京都大学理学部
・役職:PDBマーケティング 代表取締役
 知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴:1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
    1987年 兼(財)データベース白書編集委員2008年廃刊まで
    2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任(現在に至る)
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