『「残り物には福がある」搾りかすの商品開発』 インスクエア ビジネスニュース Vol.1112
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■━━━━━━[vol.1112] 2016/09/28━■
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01本日のコラム -
「残り物には福がある」搾りかすの商品開発
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白濱 一久 (飲食店・食品商品開発プロデューサー)
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シルバーウィークも終わり、秋そして師走とあっと言う間に進んで
行く事と思います。しかし「実りの秋」しっかり利益という果実を
つかみたいと思います。会社の利益も果実と同じで、雨の日も風の
日も身がなるまでせっせとせっせと準備します。収穫を脅かす天変
地異、自然災害も同様に起こります。
農業も会社経営も、
「まさかの坂」に対して最大限の準備をするしかありません、、、
さてさて本日のお題は、
「残り物には福がある」搾りかすの商品開発
です。
私の生業は食品の商品開発ですが、
プロデュースした「ご飯にかける餃子」のメイン食材は日光の湯波
を製造した際の「搾りかす」の「おから」であります。もともとゆ
ばの製造会社はそのおからをほぼ「ゴミ」として有料で引き取って
もらっていました。「ゴミ」といっても家畜の飼料になるので、厳
密にはゴミではないのですが、、、その「搾りかす」であるおから
をメイン食材にした商品が爆発的ヒットをしたから、そこからが大
変、色々な「搾りかす」の商品依頼が来るようになりました。
ざっと上げても、
醤油の搾りかす
酒粕
果実ジュースの搾りかす
チーズを作った際の上澄み
(なんと牛乳でチーズをつくったら90%はこの上澄み液)
中には、
タマネギの皮(笑)
ニラの根っこ(大笑い)
梅干しの種(えっ?)
いちごのヘタ(はぁ??)
しかし、しかし、このうちのいくつかはアッと驚く商品になって、
販売が予定されています。
搾りかすや販売されない野菜の一部分は、本来捨てるもの。
これらが加工されて商品になるのなら、
捨てる費用が必要な生産者やメーカーにとっては、
「思わぬ収益」
加工食品の材料として安く購入し使用できる食品業者にとっては
「原価を安く抑える手段として有効な手段」
となります。
ただ、長年加工食品の材料として使用されなかったのには、それ
なりの理由があります。
しかし、「今までになかった加工食品の材料」になれば、話は別
です。立派な食材に返信します。
「なんでもかんでも、粉にしてサプリ」では、
文字通り「味がない」、、、、、、
そこは、私の腕の見せ所になります。
ちなみに現段階で一つだけお話しできるネタとして、
ある果物のジュースの搾りかすで、
皆様にもなじみの深い「アノ発酵食品」を作ろうとしています。
これも「今までには無かった商品」です。
この領域も前回のコラムに引き続き、
私は、ブルーオーシャンだと感じています!
今から、「搾りかすの商品開発キング」を目指します!
搾りかすや使用できないと思っている食材がありましたらお声掛
け下さいませ。
そんな、こんなで、新商品開発の依頼、飲食店のプロデュースも
随時受け付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。
それでは、多謝・再見
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▼プロフィール:飲食店・食品プロデューサー
・氏名:白浜 一久(しらはま かずひさ)
・出身:福岡県
飲食プロデュース歴15年
国内8業態56店舗、海外4業態7店舗の実績
食品商品開発・地方ブランディング歴7年
所属:株式会社ユーユービズサポート
インスクエアサポーター(食品飲食ビジネス・海外進出担当)
連絡先:shirahama.imagine@gmail.com
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