『専門職からストックビジネスへの転換』 インスクエア ビジネスニュース Vol.650
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.650] 2014/10/28━━■
‥‥◇◆ 目次 ◆◇‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
01:本日のコラム…
「 専門職からストックビジネスへの転換 」
/ 松澤 和重 (株式会社CNETメディアサービス)
02:イベントのお知らせ
【スペシャルイベント】
会社を潰さない「ストックビジネス」を作る方法
03:その他のお知らせ
【イベント報告】
連帯保証人脱出ノウハウセミナー
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01 ┃ 本日のコラム - 「専門職からストックビジネスへの転換」
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┃ /松澤 和重 (株式会社CNETメディアサービス)
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皆様こんにちは。
ITサポーターの松澤です。
明日、水曜日はインスクエア×天狼院書店コラボ企画「ストックビジネスの作
り方」セミナーがあります。
普段は営業向けのセミナーが多い中、今回は専門職の方にも参考になるかもし
れません。私も参加を予定しています。
イベント詳細はこちらをご覧下さい
https://www.facebook.com/events/534097306726689/
お申し込みはこちらから
http://www.in-sq.com/other/schedule.html
■はじめに
当社はIT関係のコンサルやサポートを事業の一つとしていますが、「ストッ
クビジネス」と聞いて、最初は営業向けのセミナーかなと思い、当社にはあま
り関係がなさそうだと思っていました。
しかし、先週の大竹社長のメルマガ「起業のあとに来る苦痛の話」の次の文を読
んで、これは面白そうだと思いました。
「個人で企業するかたには、コンサルタント系の方が多いのですが
こういう仕事をストックに転換するのが一番難しいと分かりました。」
これは常日頃から自分の頭から離れない大きな課題でした、このテーマが出て
来るということは、何かヒントになるものがあるかもしれないと、非常に興味
を持ちました。
士業、コンサル、技術者などの専門職で起業した方は、多かれ少なかれ持って
いる悩みだと思います。いや、成功すればするほどこの悩みは切実で死活問題
となってきます。
■商売の基本
商売の基本というのは大雑把にいうと単価、数量、コストを如何にコントロー
ルするかということで、これは今も昔も変わらないと思います。
単価を上げる工夫、数量を増やす工夫、コストを下げる工夫が、それぞの業種
で、様々なアイディアの中で、なされています。
専門職というのは専門サービスを役務行為として提供することが中心だと思い
ます。つまり、単純に考えると数量を大きくできないということです。数量が
増やせない場合は単価を大きくしますが、これは限界があります。コンサル業
で年間の報酬が何千、何億という方も中にはおられると思いますが、皆がそう
できるわけではありません。
単価、数量、コストは商売の基本ですから、いくら事業経験がない起業家でも
仕事が増えるといつかはマンパワーが不足していることくらいはわかります。
まずスタートしてみないことには、本当に事業がうまくいくかどうかもわから
ない、仕事もないのに先のことを考えても仕方がない、やりながら考えよう、
などの理由で、とにかく起業します。
そして、仕事が軌道に乗ってくると、あっという間にマンパワー不足になりま
す。この現象は不思議なもので、徐々にではなく、一気にこの状態に陥ります。
恐らく誰でも経験することではないでしょうか。(逆にこういう状態になった
ら最初のステージはクリアしたといえるかもしれません)。
この状態で無理をすると、仕事の品質が落ちる、健康を害する、と言った症状
が出始め、うまく行っていた既存の契約も危うくなります。
これらは一般的な評論ではなく、当社が置かれている状況です。私は起業する
サラリーマン時代からそのことをずっと考えていました。しかし、なかなかブ
レークスルーできません。結論を述べると、これはもう専門職からマネージメ
ント層(本当の意味での経営者)に転換しないと無理!です。
専門職から「ストックビジネス」への転換です。これもシンプルすぎるくらい
シンプルです。しかし、以下のような背景により、これは大きな壁があります。