『人の縁がビジネスを作る』 インスクエア ビジネスニュース Vol.863
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.863] 2015/09/04━━■
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01 ┃ 本日のコラム －『 人の縁がビジネスを作る 』
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┃ ／ 藤田 幹夫（PDBマーケティング株式会社）
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PDBマーケティング藤田です。
毎週金曜は、30万社個別HP情報の市場開拓を準リアルタイムで記述していま
す。先週お知らせの通り、今週はIBM、マイクロソフトイベントでした。
今日のテーマは、そこで見つけた人の縁です。
まずはIBM、というよりBluemixなどクラウド利用者のコンソーシアムの主催
で、IBMが後援するということのようでした。きっと向こう（アメリカ）のや
り方なのでしょう。
基調講演で700名ほどの参加、伝統的なIBMユーザはいないようです。服装で
わかります。
もっぱら関心はソフトの開発環境にあるので、コンテンツへの関心は無く、3
時間の講演で、「コンテンツ」「データ」というワードも、全く出てきません。
「データベース」は出てきますが、その意味はDBMS=ソフトウェアで、入れ物
を意味しています。
APIは重要キーワードなのですが、あくまでも自社システム間のインタフェー
スの標準化で、外部への公開、もしくは外部からオンディマンドで情報を取得
するものではありません。
API登録機能があるので、「会社INDeX」を登録の質問をするのですが、現時点
第三者登録はできないそうです。
ソフトウェアは個別に開発する。個別にパッケージを導入する。という枠が確
立していそうです。連携は困難です。
夕方からマイクロソフトです。9/2はパートナー中心3.4がユーザ対象です。
今日の「テーマ人の縁」です。
改めて、セッション資料を見ると、キーノートスピーカ=基調講演者に知った
顔があります。
過去人脈DB検索です。一致しました。12年前。2003に会ったのが最後でした。
別の外資からマイクロソフトへ転職し、シアトルへ行くといっていました。
この縁は大切です。
ある局面で、ビジネスを通じて培った信頼関係は、消えません。
プロジェクトそのものは、ほとんどうまくいかないのですが、その過程でいろ
いろ工夫を尽くしてきた、仲間としての信頼関係です。
プロジェクトは、可能性が広がる期間があり、この段階では参加者も増えます。
進む過程で、いくつかの障害があり、うまくいかなくなり、後退局面に入りま
す。関係者も逃げ出します。
自己保身に走るメンバーも出ます。
当事者はその中で、対処せざるを得ない。
守るべき組織もあり、個人の生活もあります。
12年前のプロジェクトの収束後の再会です。現役マイクエロソフトの部門責
任者です。懐かしさではなく、相互のビジネス加速がテーマです。
夕方からの懇親会で見つけようとしたのですが不調。800人ほどの懇親会です
が、知った顔がない。時代の変化かと思っていると、いました。
30年前、農水省のGISをほぼ日本で最初に構築したときの職員です。
独立して、GISビジネス継続中です。
利権化。停滞した官庁GISへの挑戦を、たきつけてしまいました。
仕事を増やしてしましました。人の縁です。
翌日9/3、ユーザ対象キーノートの直後通路を歩いていると、後から声がかか
り、12年ぶりの再会でした。
立ち話ですが、話題は今のビジネスに終始です。
Office365へのコンテンツ提供を開始したこと、すでにストア登録が完了し公
開中である。
相手からは、近日提供開始予定の販促プログラム概要についての紹介です。
365責任者の紹介へと進むのですが、イベントですから不在でした。
次回ということで、3分の会話ですが、お互いのモードは相互の協力関係構築
で一致です。
IBMが全くコンテンツの関心を示さない中で、どこまでマイクロソフトが本気
になれるか、不確定要素は多々あります。
より本質的な課題は、会社INDeXがほんとに利用者の利便性を高め、効率向上、
利益向上に貢献することができるかです。
広く使ってもらうことで、その効果が検証されます。
欠けている点を補正して、さらに利用を拡大します。
利用者の拡大が成果を拡大というサイクルを作ります。
情報サービスは、この入り口＝まず使ってもらうところに壁があります。
利用者は、よほどのことがないと、今のやり方を変えません。
ある意味では、強制力に近い告知パワーが必要です。
このポジションにいるのが大手ベンダーです。
ベンチャー単独ではインパクトが大きいほど、実現が困難です。
マイクロソフトも変化の過程です。
パッケージ販売が実質終焉し、次のステップの模索、移行期です。
Google、Sales Forceも迫ってきます。
コンテンツ連携、マッシュアップに、膨大な資金の極一部の投入と、強い関心
を持つことが、次の主力商品を作ることになる。
という訴求提案を開始します。
人の縁が、お互いのビジネスを作ります。
長くやっていることのメリットです。（若くは無いことの反面です）
Office365「会社INDEX」データクレンジングは、ニュースリリースを出しま
した。2000ほどのサイト転載と、配信会社は公称しています。
以下、掲載の例です。
http://www.excite.co.jp/News/release/20150902/Dreamnews_0000118603.html
http://news.livedoor.com/article/detail/10540692/
http://markezine.jp/release/detail/530245
来週以降もご期待ください。
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▼プロフィール：インスクエアメルマガ編集委員、営業支援担当、起業塾塾長
・氏名：藤田 幹夫（ふじた・みきお）64歳
・出身：香川県丸亀市
・出身高校／大学：香川県立丸亀高校／京都大学理学部
・役職：PDBマーケティング 代表取締役
知恵と工夫で、コンテンツアグリゲーションを追求します。
・mail:fujita@p-db-m.com
・経歴：1974年 株式会社日本ビジネスコンサルタント 入社
1987年 兼（財）データベース白書編集委員2008年廃刊まで
2009年 PDBマーケティング株式会社代表就任（現在に至る）
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