『人件費・原価高騰！飲食店の「利益率低下」やるか？やられるか？』 インスクエア ビジネスニュース Vol.866
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━[vol.866] 2015/09/09━■
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01 ┃ 本日のコラム
人件費・原価高騰！飲食店の「利益率低下」
やるか？やられるか？
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┃ ／白浜 一久 （飲食店・食品商品開発プロデューサー
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皆様こんにちは！飲食商品開発コンサルタントの白濱です。
お盆明けからの気温の急激な低下から、もうひと夏あるかあるか？
と構えながら過ごしてきましたが、どうやらこのまま本格的な秋の
気配かな？何となく寂しくも感じますが、「食欲の秋」を楽しむと
しましょうか。
さて、本日のお題は 人件費・原価高騰！飲食店の「利益率低下」
やるか？やられるか？です。
巷では「中国人のの爆買い」「オリンピック景気」「インバウン
ド景気」と勢いの良いトピックスが話題になっています。
しかし、ほとんどの飲食店は
１、人件費高騰
２、食材原価高騰
３、家賃高騰
この3重苦に悩まされ、利益率の低下への対抗策を必死で考え実行
しています。逆にこの対抗策を実行し利益率を上げる事が出来な
い飲食店はどんどん閉店していきます。
皆さんの家の近くや会社の近くで、まあまあの繁盛店が姿を消す
のは、この3重苦をクリアできない場合がほとんどです。
都会でも地方都市でも、飲食店の人材難は深刻です。自分で働い
ていたので言えますが、体のきつさの割にはお給料が安いのが
原因ではないでしょうか？昔からそうだったのですが、今では体
を使わない割の良い仕事がたくさんあります。
家賃高騰はここ数年の流れです。しばらく変わりそうにありませ
ん。
一番厄介なのが飲食店にとって致命的な「食材原価の高騰」です。
理由はいくつもあります。
急激な円安による輸入食材の高騰
それに伴う国内産品の高騰
安全安心指向によるトレーサビリティを気にする消費者の増加
例えば、
ラーメン店を経営する場合、10年前と比べるとそれぞれ単独で、
人件費15%
食材費20%
家賃 10% 場所による
これぐらい上がっていると思います。
売上に対する割合でみると
人件費4%アップ
食材費6%アップ
家賃１％アップ
合計11％
一般的な飲食店の利益率は１０％ですので。
何も対抗策をうたず、売上だけが同じ場合、
10年前１０％の利益があった飲食店は今では１％の赤字経営に
なってしまいます。
そこで飲食店は、仕入れルートを変更し産地直送にしたり、
多店舗との一括購入をしたりして、食材原価を下げてはいます
が、チェーン店でない限りそれも難しいのが現状です。
解決策は「値上げ」か？
いやいや私の提案は、
「一番のおススメメニューやソースを小売りする」です。
しかも、レジ横でちまちま売るのではなく、スーパーや通販で
ガッチリ売る。
通常の小売品として流通させて、利益を生み、飲食店の利益率
の低下を補う、、、いや補って余りあるかもしれません。
中小飲食店が小売業界で戦うにはノウハウが必要です。
私達は経験しています。
私達は1年で100万個の商品を販売しています。
小売品は利益率約10%です。
計算してみて下さい。
飲食店経営者の皆さん、「小売り」始めたもん勝ちです。
一緒にやってみませんか？ノウハウ教えます。
本日の結論
飲食店の利益率低下は「自慢の味の小売り」で戦え！
そんな、こんなで、新商品開発の依頼も随時受け付けております。
下記、メールアドレスまでお連絡下さい。
それでは、多謝・再見‼‼
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▼プロフィール：飲食店・食品プロデューサー
・氏名：白浜 一久（しらはま かずひさ）
・出身：福岡県
飲食プロプロデュース歴10年
国内8業態54店舗、海外4業態7店舗の実績
所属：株式会社ユーユービズサポート
インスクエアサポーター（食品飲食ビジネス・海外進出担当）
連絡先：shirahama.imagine@gmail.com
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